
2024年を振り返って|活動レポート
こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。 今年もまた大晦日がやってきました。毎年のコメントですが、1年はあっという間ですね。 武蔵野市政は新しい市長となり、またその煽りを受けるような大きな選挙が続いたことからも、政治的に激動の年となりました。 大きな変化としては、保健センターの増改築議論が動いたことでしょうか。 当初40億の試算が70億近くまで膨れ上がり、立ち止まっての深い議論を要してさまざまな変更を行い、60億ほどまで圧縮しています。 何度も全員協議会をひらき、市と議会で議論を重ねる中で、小美濃市長の「削るための提案でなく、その中でできるさらなるブラッシュアップを盛り込むのが設計の醍醐味」という趣旨の発言には、市長が会社員時代に設計に携わってこられた経験の意義を実感しました。 おそらくはこのままの方向性で、検討が進められていくものと思います。保健センターにはこども子育て支援施設も複合化される予定であることから、待ったなしの状況です。 そして、市長選の公約からも進められてきた給食費の無償化については、慎重な議論を求めてきましたが、東京都の補助金が大きく入ることとなり、今年度から適用されることとなりました。 当事者として嬉しいところではありますが、補助金ありきというのは今後も注視をしていかなくてはなりません。 ムーバスのEV車両導入についても補助金ありきの提案となっており、何のためなのか、本当にそれが最善なのかという議論はなかなかできていないと感じます。 秋以降は特に人件費について議論されることが増え、さまざまな視点から質疑が重ねられました。民間同様、他との比較がさらに激化しているのを感じます。 これを機により良くできるところはしっかりと整備し、働きやすい環境、働きたいと思える組織を構築していただきたいと切望します。時代の流れからしてこれも急務です。 そして、闇バイト、催眠商法など、心配なニュースも増えました。地域の力が試されているとも感じます。声を掛け合って、抑止していきましょう。 今年も何件か反対姿勢を取ることとなりましたが、市長が変わっても是々非々の姿勢で、来年も常に前向きな議論を行っていきたいと思います。 市内各所でのお声がけ、SNSでの応援も本当にありがとうございました。とてもとても、励みになっています。 皆さまもどうぞよいお年をお迎えください。