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Radio / Podcast

ラジオ「むさしのみたかだより」開始

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。 この度、stand.fmで「本多夏帆のむさしのみたかだより」という音声メディアをスタートさせることにしました。 きっかけは「このラジオを始めようと思った理由」でもお話しましたが、なるべく手軽に情報を取れるようにし、そこからまず地域のことに興味を持ってもらえるようにすること、さらには考えていることを伝えようと思っていただけたらなという想いにあります。 武蔵野市議会では30代は私だけ、乳幼児がいる子育て中の議員も私1人です。20代の議員もいません。 世代間抗争ということではなく、異なる時代背景を生き価値観を育ててきた人たちが議会という場でディスカッションをする。そう考えると、1人でこの世代を背負うのは結構荒業です。 私自身が多様な意見を知りたい、ディスカッションする中で議会での審議にアウトプットしていきたいという想いがあり、まずこの音声メディアでは発信を、そして受信とディスカッションの場は不定期ながらもイベントでというスタイルに繋げていけたらと思います。 不定期を定期にしなくてはと思いながらも、いろんなことを言い訳にしているところがあるので、ここは意志を強く持って変えていきたいと思っています。 さらっと情報を手に入れていただけるよう、また考えるきっかけになるような投げかけをしていきたいと思うので、音声メディアもぜひご活用いただければ幸いです。以前行っていた各地の議員さんとのコラボにも取り組んでいけたらと思います。 stand.fm「本多夏帆のむさしのみたかだより」

活動報告

2021年6月一般質問でのメッセージ

今回も一般質問が終わりました。正式な議事録は後日お待ちいただければと思いますが、原稿部分をここに公開しておきたいと思います。 ということで下記は当日の読み原稿より… ワクワクはたらくの本多夏帆です。また6月になりました。昨年の今頃は何をしていたかと思い振り返ってみると、保育園が登園自粛で家庭での保育となり、仕事や子育てを両立するのにてんやわんや、公園は人で溢れ、音やゴミなどの問題が言われたり、図書館がしまってご意見をいただくなどいろんなことがありました。 そこからすると今年に入ってからの緊急事態宣言下においては、市の方針もかなり柔軟に変化をしてきたと感じており、1年前の何がなんだかわからないような状況を脱し、データや論理的な考えをもって感染症への対応を進めていると思っています。 今回も健康や産業など、以前からに引き続いての質疑を中心に行わせていただきますが、まずは健康第一、市役所で働く皆さんも、そして中継を聞いていらっしゃる市民の皆さんも、ご自身のケアをしっかりしていただき、日々の仕事や活動に取り組んでいただきたいとエールを送ります。質問に入ります。 ~中略:自殺対策についての質問~ 質問の背景について少しお話させてください。以前から取り上げている通り、約2万人の方が毎年自殺に至っている状況ですが、自傷行為での救急搬送人数は年間約3万5千人と消防白書にあります。そのまま全員が植物状態になるということではありませんが、自傷行為によって命を落とさないにしても、大きな傷を残したり、障害を生じることになったり、自分で意思表示をすることができない状態になってしまうこともあるということです。昨秋からの自殺者数の増加に対する危惧は、実はその数には表れないこうした方々にも及んでいると再確認をしました。 平成26年の労働安全衛生法改正によって、規模の大きな事業所では「ストレスチェック」が行われるようになりました。ちょうど今市役所でも健康診断が行われているので、ストレスチェックを受けましたかという張り紙を目にしますね。このストレスチェックにおいては、高いストレスを抱えている人を抽出し、メンタル不調に至る前に予防的措置を行うというのが大きな目的とされています。また、自身の「ストレス耐性」を知ることで、どのようなものにストレスを感じやすいか、そういった傾向を認識し、物事に対する取り組み方、構え方を変えていくという自分自身での予防も考えられるでしょう。こうした自分自身の状態や傾向を知るという取り組みも、感染症影響下の心身の健康づくりに繋がると考えます。 また、ストレス耐性という観点から視野を広げると、「レジリエンス」という概念もあります。レジリエンスとは外的な衝撃にも折れることなく立ち直ることのできる、しなやかな強さを指すそうです。去年からもうずっと、ストレスのある状態を皆が強いられています。長期戦になってしまったからこそ、このレジリエンスという考え方を知っていく必要があるのではないでしょうか。 以前、幸せの4因子という考え方を用いてここでお話をしたことがあります。自己実現をしたい、人を喜ばせたい、いつも楽しく笑顔で、そして人と比較せずマイペースでいるということ。こうした考え方を自分の心に持ち、外的な衝撃に対してもこうした心持ちで取り組むことができれば、自然とレジリエンスが高まってくるのではないかと思います。 実際私自身も日々の生活の中でこの心持ちを保つことは簡単なことではありません。特に子育てにおいては思うようにいかないことが多く、いつも自分の行動を省みては、どうすればいいのかなと考えています。ただ、今年は子どもの権利条例の議論も活発に行われますし、私たち子育て世代がどのように考え、子どもと接していけばいいのか、ともに勉強をしながら実践していきたいです。 ~以下ほとんど質問のみのため省略~ 毎回何を扱うか悩む一般質問ですが、タイムリーなことだけでなく、過去から何度か質問を重ねているものなど、多様な内容になります。今だからこそという想いを割と大事にしていて、この時にこの内容を聞いた方に、少しでもきっかけになるような、そんなイメージをしながら毎回原稿を書いています。 一般質問の内容は前の記事をご覧ください。