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調整計画リリースにともなう全員協議会を開催|武蔵野市議会レポート

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆(ほんだなつほ)です。第6期長期計画調整計画がリリースされたことから、その報告のための全員協議会が1月29日に開催されました。 この調整計画は10年の長期計画の途中で見直しをし、実行計画として後半戦に臨むためのもの。 会では計画案から確定版での変更点の説明があり、そのあと1人6分の制限時間制で質疑がありました。 多くの議員が質問したことは、この計画と市長交代との関係性がどうなっているかということです。 今回説明のあった案からの変更点では、新市長の意向で変更したというものはありませんでした。策定委員会からの答申をもって完成していたものをそのまま確定させたということです。 それでは新市長の公約はどこで実現されるのか、公約と矛盾するような内容はどうなるのか。 武蔵野市は市民参加のもとでできた長期計画を重視する、では選挙は市民参加の最たるものではないのか?という意見もありました。 また、計画に書いていないことはやらないのか?という議論もあるかと思います。 武蔵野市の市民参加を重視した計画策定プロセスを約2年間踏んできた中で、その答申が終わってから市長が交代となり、確かにタイミングは計画と全く合っていなかったと言えるでしょう。 議員にもそれぞれに考えるアイデアがあり、例えば調整計画の二次をすぐに作った方がいいのではないかとか、過去にも例がある長期計画の前倒し議論をやるだとか、そもそも長期計画が10年は長すぎるのではないかなど… 調整計画自体の議論というよりは、計画行政と民意の反映のバランスについて、多くの議論がなされる事態となりました(まぁ計画の中身について今議論するというのもタイミングとしては違うと思うので結果としては良かったのかもしれませんが)。 私自身は財政シミュレーションへの影響、全分野に共通する担い手不足の記述について、同じ会派の宮代議員はゼロカーボンシティについての考え方、インクルーシブ教育とインクルーシブ教育システムについての質疑をしました。1人6分は一瞬です。。 2月下旬に始まる定例会では予算審議があるため、ここで一度新市長の見解をさらうことができたのは良かったと思います。おそらく市長の施政方針演説の準備も、相当に庁内で大変なことになっているのではと推察しています。 トップが変わる大変さはあれど、組織にとって変化はチャンスでもあります。見直し、立ち止まってみること、ブラッシュアップ、新たなチャレンジ、さまざまな機会をプラスに働かせてほしいと願いつつ、2月の質問原稿提出に向けて準備を進めます。 第6期長期計画調整計画の策定に携われた皆さま、改めてありがとうございました。 計画はこちら