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市議会レポート発行(商店会活動・公共施設工事)

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。 今回は商店会の活動についてや、公共施設の大更新時代などをテーマにまとめました。ぜひご覧ください。 商店会が支える武蔵野市!経済から防災・防犯まで 武蔵野市は、他の自治体と比べて町会が少ないこともあり、各地域の商店会が経済活性化だけでなく、防災や防犯といった市民生活の安全にも深く関わっています。例えば、街灯・防犯カメラの設置や維持、パトロール、災害時の避難誘導や物資提供など、行政と連携しながら地域を支える重要な存在です。 2025年度は、市議会総務委員会と武蔵野市商店会連合会の皆さんとの意見交換会や、武蔵野市中央地区商店連合会に所属する複数の商店会関係者が集まる会合「むチューラウンジ」を通じて、お話をうかがいました。商店会の煩雑な事務や担い手不足、運営資金の確保、防災・防犯活動の継続など、幅広い課題が共有されました。特に「経済活動と地域安全の両立」というテーマは、今後のまちづくりにおいて避けて通れない課題です。 現場の声をもとに議会でも提案を行い、市の取り組みを強化しています。 イベント運営や安全活動の負担軽減策 若い世代や新規事業者の参画促進 防犯設備や防災備蓄への支援拡充 補助制度の活用強化 産業振興分野における公共施設の利活用 地域への商店会活動の発信 商店会は、武蔵野市の「顔」であり「守り手」です。これからも、経済と安全の両面から地域を支える商店会の活動を後押しし、市民が安心して暮らせるまち・さらに魅力あふれる武蔵野市をつくっていきたいと思います。市内商店会については「武蔵野市商店会連合会」のホームページをぜひご覧ください。 各地域の公共施設が順次工事に入っています ▼物価高騰のあおりを受ける公共施設の更新工事 学校改築についてが大きな話題となる中、市内のいたるところで、いろいろな公共施設のリニューアル工事が行われています。 数年前から「公共施設の大更新時代に入る」という話題が市議会では多く取り沙汰されており、一時は市の基金という貯金がそれによりゼロとなるといった財政シミュレーションも出たほど。現在の新しい試算においてはそういった事態は免れているように見えますが、実際は物価や人件費の高騰を受け、楽観視できない、非常に難しい時代となっていることは市民の方々から見ても感じられていることかと思います。 ▼活動をとめない「工夫」の必要性 この春から、井之頭小学校は第一中学校内にある仮設校舎へと移り、解体・新設工事が始まりましたが、それにより地域の市民活動が縮小、こどもたちの活動にも影響が出ています。 本来、こうした公共工事による影響は最小限にとどめるべきですが、一中すぐそばの中央コミュニティセンターもなんと同じタイミングでリニューアル工事に入り、約1年間の休館へ。スポーツ活動についても代替施設になりそうな総合体育館も2026年度後半から大規模改修が始まり、約1年半ほどの休館が予定されています。 同じ中央エリアでこれだけの工事が一気に行われると、活動のための場が得られず、どうしても身動きが取れなくなってしまいます。活動がとまるということは「コミュニティ」がとまる可能性があるということ。これだけ活動の存続が難しいと言われる中で、コミュニティへの追い打ちをかけることにもなりかねません。 以前から「公共サービス機能の地域偏在」を課題として発信していますが、こうした「更新工事」においても、広い視野で工夫を行う必要があります。今後の施設リニューアル、再編の検討に際しては、こうした具体的な部分へのアプローチまで考えながら、議論を進めていきたいところです。 ギフトカードはなぜ5,000円に? 国発信の物価高騰対策 むさしの食と暮らし応援事業 2025年12月、国からの「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」についての予算化を求められたことから、市議会の会期が延長され、議案の審議が行われました。当初「お米券の配布」とで全国的に話題となった案件です。 近隣では、現金、ギフトカードなどさまざま。現金給付については、コロナ禍の際に知見を得たが、委託や事務量の負担がかなり大きいとの分析で、クレジットタイプのカードを選択したとのこと。残高管理をしなくてはいけないことも今回は課題だったようです。 国の予算では1人3,000円でしたが、それではお米も買えないと市が上乗せし、5,000円になりました。

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市議会レポート発行(武蔵野市の取り組み紹介)

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。 今回は2025年度にnoteで紹介した、武蔵野市の取り組みをレポートにしました。リチウムイオン電池の収集、むさしのどこでもミーティング、ゼロパートナー制度についてです。ぜひご覧ください。 その電池、どう捨てる?火災を防ぐために今できること ▼その電池、燃えるかも リチウムイオン電池の捨て方、知っていますか?スマホ、ワイヤレスイヤホン、モバイルバッテリー…便利な暮らしの裏で清掃工場が「燃えて」います。 原因は、リチウムイオン電池の誤った廃棄。一般ゴミに混ざると、圧縮や破損で発火することも。全国で年間数百件の火災。「知らなかった」では済まされない現実です。 ▼武蔵野市でも、回収の工夫を重ねています 市内の清掃工場でも、電池混入による発煙・発火のリスクが常にあります。市では回収ボックスの設置や分別啓発を進めていますが、「電池が入っているとは思わなかった」ということも。 ▼武蔵野市の取り組み 武蔵野市では、こうした火災を防ぐために、具体策を進めています。 危険・有害ごみとして隔週収集。専用袋(赤)で排出 清掃工場に散水設備を導入し、発火時に即消火 不燃ごみはすべて袋を破って中身を確認 市報やSNSで分別方法を周知 小型家電の回収拠点を15か所に拡充 これらの対策により、市のクリーンセンターでの発火件数は2022年度の164件から、2023年度には73件に減少しました。 ▼今すぐできること 電池入り製品は、自治体の回収ルールを確認 回収ボックスや家電量販店を活用 「電池=危険物」という意識を持つ 小さな分別が、清掃員の命を守ります。あなたの一手が、街の安全につながります。詳しくはぜひ武蔵野市のごみカレンダーやホームページへ。 行政があなたの地域に来る!「むさしのどこでもミーティング」の使い方 「行政のことをもっと知りたいけど、市役所に行くのはハードルが高い」 そんな時に使えるのが、武蔵野市のむさしのどこでもミーティングです。 これは、市民グループ(10人以上)が申し込むと、市の職員が希望する場所に出向いて、市政の説明や対話をしてくれる制度です。 会場は市内の集会施設、カフェ、学校、Zoomなど柔軟に対応可能。費用は無料(※有料施設の場合は会場費のみ自己負担)。 \活用事例をご紹介/ PTA活動の一環で、子ども向け防災講座を企画。市職員から企画づくりのアドバイスを受けた。 市内企業で「認知症について学ぶ研修」として、福祉系の職員を招いた。 これらはいずれも私自身の実体験です。実は正確には出前講座など、むさしのどこでもミーティングとしての実施ではなかったところもありますが、この事業をきっかけに関連して実現。ぜひ実際にやってみた!という方は事例を教えてくださいね。 テーマは市政全般から生活の身近なことまで幅広く、一覧から選べるほか、内容の相談もOK。「ちょっと聞いてみたい」「制度を知りたい」というライトな関心でも利用できます。 \制度のポイント/ 市内在住・在勤・在学の10人以上のグループで申し込み 開催希望日の1カ月前までに申請 実施時間はおおむね60分(説明+対話) 公共施設、カフェ、自宅、オンラインなど、どこでも柔軟に対応 「市役所に行く」のではなく、「市役所が来てくれる」。行政との距離がぐっと縮まる、そんな選択肢があることをご存じでしたか?むさしのどこでもミーティングは、市民と行政がつながる、新しい「対話のかたち」です。 認定を受ける事業者を募集中 「2050ゼロパートナー」に参加しませんか? この事業は、環境配慮や脱炭素の取り組みを進める事業者を市が後押しする仕組みです。参加いただくことで、自社の取り組みを広く発信できるほか、企業価値の向上や新たなビジネス機会の創出にもつながります。 特別な設備投資がなくても、例えば食品ロスの防止やペーパーレス化、リサイクルの推進など、できることから始められます。日々の業務の中での省エネや廃棄物削減など、小さな一歩が大きな変化を生みます。 詳しくは武蔵野市ホームページへ。持続可能なまちづくりに、ぜひ一緒に取り組みましょう!

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中継動画のアーカイブ|武蔵野市議会レポート

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。 ほとんどの会議でインターネット中継が行われている武蔵野市議会。アーカイブ動画があるのはご存知ですか? 議員名から選ぶとして本多夏帆を選んでいただくと、このように最新のものから過去まで遡ってチェックすることができます。 基本的にこちらにあるものは待ち時間が30分なので、自分の発言30分と、執行部側の発言が別途何分かというところで、掛け合い時間が1時間近くになることが一般的です。 ラジオのように聴きながら、どのようなことが話し合われているか知っていただければ嬉しいです。ぜひこちらからご覧ください。

お知らせ

学校づくりの意見募集(4/4まで)|武蔵野市からのお知らせ

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。 現在武蔵野市では、審議会において、今後の学校づくりの議論が進められています。 こどもの学びを第一に、を合言葉にしつつ、学校の規模や数について議論が行われていることから、なかなか地域への影響の大きな内容へ発展してきています。特に二中と六中の統廃合は、特出しされています。 今回は計画案の中間まとめに対する意見募集ですので、できればこのタイミングで多様な意見を提出しておきたいところです。 また、意見募集に際し、説明会が行われました。そこでの説明動画、出た意見は公開されているので、こちらもぜひ参考に。 計画についての審議会でどのような話がなされているかは、各回の会議録や資料をご覧ください。 意見募集はこちらから。フォームでも簡単に提出できます。お子さんからの意見も大募集されているので、率直な意見をぜひ市まで届けてください。周りの方へのお声がけもよろしくお願いいたします。 *審議会:第二期武蔵野市学校施設整備基本計画策定審議会 *計画:第二期武蔵野市学校施設整備基本計画

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市議会レポート発行(相談の方法紹介)

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。 今回のレポートは保存版!市や議員に対しての相談方法についてまとめてみました。こんなやり方があるのか、とまず知っていただけたらなと思っています。 どこに相談したらいいの?と思ったら 困っていることがある、こんなことが不安…など、生活の中での課題は多々あると思います。そんなとき、武蔵野市や議会・議員にはどのように相談したらいいのか?またどんな手立てがあるのか?今回はいくつかの方法について紹介します。各所へ気兼ねなく相談を。 ▼市担当者に相談 まずは市の担当者に相談してみましょう。どこに相談すればいいかわからない場合は、市の総合窓口があります。福祉関連であれば「福祉総合相談窓口」というところもあるので、一括して相談ができ便利です。武蔵野市ホームページでの相談一覧はこちら。 できるだけ詳しく相談した方が解決に結びつく可能性も高まるため、お持ちの書類や過去の経緯のわかるものなど、用意できるものは一緒に情報として出せるようにすることをおすすめします。また、相談に対しどのような説明を受けたか、メモしておくこともその後の対応に向けて重要です。 ▼議員に相談 議員の連絡先は市ホームページで公開されているので、気軽に相談するといいでしょう。各自がSNSなどで相談を受け付けている場合もあります。すでに市とやりとりをしている場合は、その内容がわかると議員側も状況を理解しやすいです。議員は課題の抽出や担当との調整などを行い、問題の解決に向かっていきます。それぞれに立場や価値観、人脈、経験も異なるため、何名かの議員に相談してみることも違うアプローチに繋がるかもしれません。 市長への手紙や議会への陳情などのアプローチも ▼市長への手紙・市民目安箱の活用 市長に対して、意見を書いた手紙(フォームからも可)を出すこともできます。こちらは記名式になっていますが、匿名で出せるのが市民目安箱common(コモン)です。デジタルプラットフォームアプリということで、この数年で活用に至りました。他者からも書き込みが見えるため、個人情報を含むような内容というよりも、市に対する提案やアイデアを伝えるのに向いています。市長への手紙はこちら、commonはこちらから。 ▼議会に陳情を提出 市内外からの要望や希望を陳情書という形でまとめて、議会にかけることができるのが陳情です。陳情は書面で提出されると議会運営委員会で取り扱いが協議され、そこから進むと常任委員会で審議がなされます。個人的なことや人権侵害になるようなものなどは審議に至りませんが、これまでにも多数の陳情が議会で取り上げられてきました。過去の陳情は市ホームページに掲載されているので、結果も含めてまず見てから参考にされることをおすすめします。手続きについてはこちら。 ▼市に要望書を提出 団体などで取りまとめた要望書を市長宛に提出することが多いです。市長への手紙もそうですが、こうしたものは市長から市議会には共有されないため、同じものを議員宛にも送付すると議員活動に反映されることがあります(議会事務局に依頼し議員ポストへ投函、議員のメールアドレスに送付など)。 このように、市長と議会は二元代表制といって対等な関係性の別組織であり、上司と部下のような上下関係にはないため、それぞれにコンタクトを取っていただく必要があります。 市が意見を募集することもあります パブリックコメント・アンケートなどで、市が作成した計画や方針案について、意見が募集されることがあります。市ホームページにてお知らせされるため、ぜひご注目ください。また、無作為抽出でのアンケートが実施される際は、ご自宅に資料が突然届くことがあります。少々時間を要すると思いますが、ぜひ率直な回答をお願いできればと思います。 新たな技術を活用しよう! 道路の破損や陥没、街路灯の不具合、カーブミラーのことなど、お気づきの際はぜひ武蔵野市公式LINEの通報システムをご活用ください。 こちらは写真や位置情報が付くため便利です。基本的には通報から数時間以内に市の職員が現場に急行し、修繕など対応しています。 市の管轄ではないものもありますが、その場合は関係機関に連携することとなるため、まずは通報するということで良いと思います。 通報後どのように処理がなされたかについては、市のホームページに公開されています。

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市議会レポート発行(こどもの声を市政へ)

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。 年度末ということで一気に市議会レポートを発行しています。 今回はこどもたちからもらった声を反映した質疑についてまとめました。 こどもたちの声からも質問をしています! 武蔵野市議会ではこの数年、「中学生議会」として市立中学校から数名ずつが参加する体験型のワークショップを実施しており、そこでの提案を多くの議員が質疑に反映しています。また日頃、自分自身がこどもたちと関わる中で聞く話からも、質疑・提案を行なっています。生の声は非常に貴重で、何をどのように感じているのかを少しばかり、知ることができています。今回のレポートはそんなこどもたちからの質問・提案をテーマにお届けします。 ▼給食を食べる時間が少ない とにかく時間がない!という声をよく聞きます。教育委員会としてはそもそもの時間を変えるにはカリキュラム全体の議論が必要という大きな話になってしまうことから、各学校では給食を配る時間を縮める努力をし、なんとかやりくりをしているとのこと。 残食の話もありますが、ゆとりを持って食事をするということは、ただ食べるということでなく食育や精神的な満足にも繋がると思います。時間がなく、歯磨きができないという声もあります。次期指導要領では、こうした「こどもたちの時間」について考えることが重要といったコラムも最近目にしました。給食や休憩時間の考え方について、より検討していくことが重要です。 *「武蔵野市議会 中学生議会」とネット検索していただくと、議会側の報告だけでなく各学校での記事などが出てくるためおすすめです。 こどもたちの声が続々 ▼通学の荷物が重い 置き勉などによる工夫もありますが、やはり荷物が重いというのは長年の課題です。実際に中学生がリュックを持ってきて、それを持たせてもらったこともありますが、とにかく重いの一言。小学生についてもタブレットの持ち帰りが3年生から始まり、なかなか厳しいところです。 教科書が減らないのは電子版にならないからだというのもありますが、一方でデジタル教科書への課題も叫ばれており、教育先進国とされる北欧でも紙への回帰が起きているとも聞きます。毎日のことですから、こどもたちの健康のためにも、ぜひ各学校での日々の確認、より一層の工夫を求めたいところです。 ▼道路にいつもゴミが散らばっている 通学路において、可燃ごみの日にいつも同じところでごみの散乱があるとの声がありました。市ではそういったところに対して緊急対応をしたり、指導をしたりする部門があるそうで、対処自体は行われていることがわかりましたが、どうしても日常的な慣習の部分ですから、変えることが難しい分野でもあるなと感じています。 リチウムイオン電池を危険ごみで出しましょうという呼びかけも、火災の多発からずいぶんと増えましたが、ごみの出し方、分別の仕方というのは、それぞれがどうルールを守れるか、行動変容を促す地道な努力が必要です。近隣でごみの問題がある場合には、ぜひ武蔵野市ごみ対策課までお知らせをいただき、対応をお願いしていただければと思います。ごみ関連のページはこちら。 学童での配食弁当事業は市の事業として本格稼働へ 長らく学童父母会の手で行われてきた、長期休みの配食弁当事業。市で予算がつき、試行を経て、ようやく保護者の手を離れての本格稼働となりました。推進を担ってこられた保護者の皆さま、本当にお疲れさまでした。 各校・各学童などそれぞれの動きをしていることから、市全体で何か動きを取ろうとするとうまくいかないことが多々あります。問題提起をし、共有をし、足並みを揃えていくこと。ぜひ議会の力も活かしながら、こどもたちのためにさらなる環境改善へと繋げていけたらと思います。 武蔵野市政の動き 2026年4月から副市長などが交代します 伊藤副市長が任期満了により、現総務部長の一関氏が新たな副市長に、清水教育委員が任期満了により、新たな教育委員が任命されることとなりました。伊藤副市長は松下市長から小美濃市長への市政の転換の中で、大きな役割を果たされました。清水教育委員は、教育長不在の1年間、職務代理者として多くのご苦労があったことと思っています。御二方のこれまでの市政へのご尽力に感謝申し上げます。 新たな人口推計と財政シミュレーションが公開に 2025年度版として資料が市ホームページに掲載されました。これをもとにさらなる議論を展開します。人口推計はこちら、財政シミュレーションはこちら。

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2026年第1回定例会が終了|武蔵野市議会レポート

2026年第1回武蔵野市議会定例会が終わりました。最終日は予算の議決に加えて、人事案件として副市長の選任の同意、教育委員会委員の任命の同意について、また議員提出議案としての意見書の審議がありました。 伊藤副市長が任期満了により、現総務部長が新たな副市長に、清水教育委員が任期満了により、新たな教育委員が任命されることとなりました。 伊藤副市長は松下市長から小美濃市長への市政の転換の中で、大きな役割を果たされました。清水教育委員は、教育長不在の1年間、職務代理者として多くのご苦労があったことと思っています。御二方のこれまでの市政へのご尽力に感謝申し上げます。 予算の議決については、一般会計、国民健康保険事業会計、後期高齢者医療会計、介護保険事業会計、水道事業会計、下水道事業会計がそれぞれ可決されました。特に最も意見の割れた一般会計における反対は7名で、賛成多数での可決となりました。 [一般会計予算](敬称略) ・賛成16:立憲民主ネット(深沢、川名、藪原、蔵野、菅)、自由民主市民クラブ(与座、道場、きくち、山崎)、公明(落合、浜田、大野)、さこう、小林、ワクワクはたらく(宮代、本多) ・反対7:日本維新(深田、東山)、日本共産(本間、橋本、三島)、山本、下田 ・退席1:西園寺 *木﨑議長は採決に加わらない 昨今、周辺自治体でも予算が通らない、あるいは組み換え動議により内容を変更しての可決といったことが起きており、予算審議の難しさが露呈しています。大きくは物価高騰などの影響が表れていると考えます。 武蔵野市議会においては、もともと与党・野党的なムーブは少ないと思ってはいますが、否決のような大きな動きを取ろうとすると実際取れてしまう会派構成であることから、市の慎重な提案や説明が求められると常日頃感じています。 今回は賛成多数となりましたが、割と戦々恐々な状況であると思っているところです。来春には市議会議員選挙、同年に市長選挙もあることから、このバランスがどのように変化するのか、よくよく注目していく必要があります。 また、今回は一般会計予算に対して、付帯決議というものが全会一致で付きました。土木費の審議中に、誤った情報を前提に答弁が行われ(あるものをないとした)、質疑が正確に行われなくなったということから、そういったことが今後ないように求める内容です。 毎年審議の中で何かしらトラブルがありますが、今回のことはなかなかないトラブルであったように思います。正確な答弁に努めていただきたいです。 予算審議のあとは、議員提出議案として国に対する意見書が2件提案されました。1つ目は「米国とイスラエルの軍事行動の即時中止とそれに伴う報復の連鎖に対し、外交努力による即時停戦を求める意見書」、2つ目は「日本政府に非核三原則の堅持を求める意見書」です。 こうした議員提出議案というものは、提出者が原文を作成し、各会派を回って事前にさまざま調整を行い、文言を修正するなどの対応を行なったうえで最終案が提出されるといったことが武蔵野市議会では通例となっています。俗に言う根回しが行われているわけです。 ここをこう書くなら乗れないとか、こうしてくれれば賛成するといったことが提出前に議論されます。もちろんそこで提出者が折れない場合もありますが、可決に持っていきたいことを考えれば、細かな調整が行われるのは当然とも言えます。 今回の2件の意見書はどちらも賛成多数で可決されました。なお、2件目については会派ワクワクはたらくで賛否が分かれましたが(本多は賛成)、内容というより意見書の位置付けについての見解の相違であり、分かれることを互いに容認しました。 これで約1ヶ月行われた定例会が終了しました。次は4月に議会運営委員会や議会広報委員会が行われ、5月常任委員会等の審議があります。定例会は6月の予定です。

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市議会レポート発行(2025年度まとめ)

市議会のレポートを3号まとめて発行しました。紙媒体でもポスティングなどで少しですが配布します。配布していただけるボランティアさんも大募集中です。 どうなる?学校改築…中学校の数で大議論中 五中・一中・五小・井之頭小と順に進んできた学校改築ですが、この数年の議論の中で「中学校の規模と数」を改めて議論する状況になっています。現在、審議会において話し合われていますが、大規模校・小規模校はそれぞれにメリット・デメリットがあり、一筋縄にはいきません。そして数について、具体的には二中・六中の統廃合が再びテーマに。学校の再編は地域にも大きな影響を及ぼすため(コミュニティ・防災防犯など)、地域を巻き込んでの議論が重要ですが、審議会のもともとは教育の面から話をスタートさせていることから、その議論の交わりが難しいと見ていて感じます。 今後、審議会から市へ見解が示され、それをベースに教育委員会が議論するということになっていますが、次期市議会議員選挙・市長選挙も2027年と目前に迫っていることから、また大きな論点になりそうです。学校改築全般についてはこちら。 information ・4月から井之頭小の改築のため、避難所が一中に変更となります。 ・中央コミセン、市民会館は4月から、武蔵野公会堂は5月から、工事でお休みです(市民会館内の男女平等推進センターも休館)。 ・国からの予算に上乗せした5,000円のギフトカード事業は、4月から順次配布、使用期限は10月末です。世帯ごとにまとめて1枚となるため、配慮が必要な場合は市にご相談ください。詳細はこちら。 吉祥寺南病院の後継が決定 2024年に診療が休止された吉祥寺南病院。救急車の受け入れをする二次救急や災害時の役割を担ってくださっていたことからも、地域に大きな衝撃が走りました。経営法人による交渉のもと、後継先の法人が決定し、老朽化した病院を新たに建設する準備が進められています。それにともない、吉祥寺南町コミセンの仮設移転も急遽決定し、地域の活動をとめない対策が取られました。 現在、地域医療を支えてくださっている他の医療機関への負荷もあり、なるべく早い医療体制の確保やさらなる拡充等を求めて、武蔵野市議会からは認可権者である東京都へ全会一致で意見書を送付しました。今後は建設工事等が順調に進むよう、市としても連携していくことになります。詳細はこちら。 進む、保健センターの増改築 病院の建設に加えて、地域医療を支える要となる事業が保健センターの増改築です。これまでの保健センターを大規模改修するのと、現在空き地の隣地(旧中央図書館跡地)を使ってこども子育て支援施設を増築します。この事業は物価高騰の煽りを大きく受け、どんどん予算が膨張し見直しが行われたことから、当初の予定より遅れながらもなんとかコストカットをしながら進んできています(写真は子どもの権利条例マスコットキャラクター”ミミワン”)。 利用まではまだ3年ほどかかりますが、法律では必要のない土壌汚染調査を自主的に行うなど丁寧な対応がなされており(調査結果はクリア)、工事に向けた議論をしながら事業の進捗を見守ります。詳細はこちら。 市役所食堂は新たな交流空間へ 市役所8階の食堂さくらごはんが3月末で閉店となりました。市が数件事業者へ問い合わせたようですが、飲食事業としては採算が合わないとして誘致も難しいことから、会議室・オープンスペースとしての活用が予定されています。 議会中は党派を超えて一緒にお昼をいただき、自然と情報交換をする貴重な場でもありました。大変お世話になり、ありがとうございました…! 市民相談から質問しました 保育園での午睡を個々に合わせた形へ 特に年長児において、小学校への準備含めて一律にするのはやめ、個人の状態に合わせて対応してほしいという内容。市においても実態を把握し、園と連携していきたいとの答弁あり。園ごとに対応状況や課題も異なると考えられるため、ぜひ声を上げていただければと思います。 三鷹駅北口エリアへの授乳室設置とセキュリティ 長らくこのエリアにと要望してきた授乳室が武蔵野芸能劇場に設置され、とても嬉しく思っています。セキュリティについて不安な声をいただき、市には丁寧な対応を求めました。 自転車の関わる事故を減らそう! 2026年4月から、自転車での交通違反でも反則金制度が導入されます(青切符)。例えば、ながらスマホでは12,000円、右側通行で6,000円、一時不停止や傘差し運転で5,000円などです。武蔵野市内では、交通事故のうち自転車がどれくらい関係しているかという「自転車関与率」がここ数年ずっと60%を超えており、高い水準にあります。昨年8月に武蔵野市議会で開催した中学生議会でも、事故防止対策の強い要望がありました。 専門家の方によれば、一時停止で私たち自転車がきちんと止まれば相当数の事故が防げるとのこと。反則金がどれだけの抑止力になるかはわかりませんが、ぜひこの機会に改めて自転車の安全運転への意識を高めていただき、またお子さんなどいらっしゃる方は注意喚起をお願いいたします。 ATTENTION! 昨年度に引き続き、市内でも主に高齢者を対象とした催眠商法が行われているのではないかという相談が届いています。催眠商法とは、無料や低価格なものを買うのに通っている間に、高価な物を買わされたり契約させられたりしてしまうというものです。 市にも相談対応や啓発をお願いしていますが、周囲の人が気づいてとめるというのが効果的とされているので、ぜひ注意喚起にご協力ください。 変わった!武蔵野市の訓練 市では職員向けや対外的なものも含めて多数の訓練を毎年行っています。私たち市議会議員も視察をすることが多いのですが、例年同じような流れ・同じような内容だった訓練が大きく変わってきています。例えば開会式をカットするといった形式的なものもそうですし、台本がないもの、マイクを使わないとしたものなど、なるべく現実的な、実態に即した形での訓練が増えています。 残りの任期中に特に成し遂げたいことはと市長に議会で質問したところ「14万人の命を守る取り組み」との答弁をいただきました。訓練の変化はその表れであると受け止めています。 繁華街の見守り体制や路上喫煙対策なども少しずつ増強されています。課題は山積、いたちごっこなところもありますが、小さな変化の積み重ねを大切にしていきたいです。 [コラム]災害用トイレトラック購入議案に反対した理由 武蔵野市が災害用トイレトラックを購入しましたが、私たちの会派ワクワクはたらくはその議案に反対をしました。災害用トイレトラックを購入すること自体は賛成としていますが、その購入スキームに問題があると考えたためです。今回このトラックは特定の団体から随意契約で買い入れるというもの。 競争入札が原則であるにもかかわらずなぜ随意契約になったかという理由において、その団体が運営しているネットワークに入りたいからということが挙げられていました。これは災害時に加入自治体でトラックを貸し合う連携を行うといったネットワークで、そこだけ聞くとわからなくもないですが、このようなやり方をOKとすると、本来の物品購入の価格比較が行われにくくなり、随意契約が多用される懸念もあります。 価格競争の中でトラックを入手し、このネットワークに加入するというのなら理解できますが、ネットワークに入るにはこの団体から購入しなければならないというルールになっているのが、行政の契約原則から外れていると感じたものです。 ネットワークに加入したからといって必ずトラックを借りられるかは不確実であり、またネットワークの運営経費なども現状なく、どのようにしてこのネットワーク組織が作られているのかも不透明な状況にあります。自治体同士の災害時連携というのであれば、友好都市との体制を作るほうが、エリアも分かれているために現実的ではないかという提案もしました。 「他がやっているからうちもやらないと」というのは、自治体の特性を捉えることなく施策を実施することになり、必要性を充足しない可能性が高いです。今後の物品購入、随意契約のあり方については改めて検討してほしいと要望しました。 市民相談から質問しました こども子育てにおける所得制限の撤廃 国のほうでも議論されていますが、子育て関連、また特に障害児へのサービス提供において所得制限がかけられることにより利用控えなどが起きているのではないかということについても、問題があると考えています。経済の状況を見ても所得制限により働き控えが起きることも避けなくてはならず、市でも設定を見直すよう要望しました。 都市農地を守るべく武蔵野市は大胆な挑戦を 重い相続税により武蔵野市の農地はどんどん減っています。食だけでなく、防災面からも都市農地は貴重な存在。全国と異なる環境から、独自施策を打ち出すことが重要と要望しました。 コミュニティ交通ムーバスの減便・ダイヤ改正へ 全国的な課題でもある慢性的な乗務員不足により、ムーバスも減便などが行われることになりました。2025年度にムーバス30周年を迎え、その価値が地域で再確認されたタイミングでもあり残念ではありますが、ムーバス以外の民間バス運転手に対応を依頼していることもあり、地域のバス事業全体への影響も出てきています。 前回の緊急対応では三鷹−吉祥寺循環だけが減便となり不公平という声もあったことから、今回は改めて全市的な検討を行ったとのことです。今後も市としては人員確保などに繋がる施策を、事業者と連携して実施します。2026年4月からダイヤ改正など行われますので、事前にチェックのうえご乗車を(2026年3月市報ムーバス特集号がおすすめです)。 information 身近な法改正についてお知らせです。 ・共同親権の法律が施行されるため、4月から市でも関連する手続きなどが変わります。対応についてのご相談はお気軽に武蔵野市まで。 ・こども性暴力防止法(日本版DBS)は2026年12月のスタート予定です。 市営プールは屋内一本化へ 老朽化にともない市営プールをどうするかについて、数年かけて議論が行われてきました。特に屋外プールについて残してほしいという意見がある中ではありますが、外には水が地面から噴き出すような親水ひろばやテラスが設けられ、プールは屋内に一本化されることが計画として示されました。 これによりこれまで夏季に利用が集中していたのを、年間通じて安定した利用状況を図るといったねらいもあるようです。衛生的で、バリアフリーなどもクリアした新施設を目指して、これから詳細な設計や工事が行われていくことになります。市ホームページはこちら。 反対した主な陳情(市内外から提出された要望) 陳情は書面審査と言って、書かれた文言を細かく審査します。市議会だよりなどの見出しだけでは反対理由がわからないことから、説明もあわせてチェックいただければ幸いです。 ・選択的夫婦別姓制度について国に意見書を出してほしいという陳情制度に反対はしていないが、急なパラダイムシフトで最も影響を受けるのはこどもなので、きちんと国で議論をしてほしいという趣旨により反対。 ・手話言語条例を策定してほしいという陳情都条例もできており、市としては他の事業と同様に、長期計画や個別計画などに基づいて議論すべきものとして反対(賛成多数で可決)。 ・全ての公務員に国籍条項を求める意見書を国に出してほしいという陳情全てのというのは難しく、またすでに公務員の中でも線引きが行われていることから反対。 ・外国人による日本の土地購入を制限する意見書を出してほしいという陳情国で議論が進んでいる段階だが、陳情の内容がその動きとリンクしていないことから反対。 ・小中学校でのいじめ対策についての陳情すでに市が取り組んでいる内容であったことから反対。 アップデートが進んでいます 伝わる広報へ!広報戦略アドバイザー活躍 「市報むさしの、なんだか変わった?」と感じている方も増えているのでは。2024年8月から武蔵野市には広報戦略アドバイザーが設置され、2025年度には市報が東京都広報コンクールで最優秀賞を受賞するなど、目に見える形で広報が変わってきています。 ペットボトル収集が毎週に戻ります(7月~) ペットボトルごみを減らすことを目的に隔週となっていましたが、排出量は減らず収集コストもかかっていることから、取り組みの見直しが行われ、2026年7月から収集頻度が毎週に戻ることとなりました。

活動報告

代表質問での市長とのやり取り|活動レポート

すべての基盤である「人」を大切にする市政運営へ 会派ワクワクはたらくとしての今回の代表質問では、「すべての基盤である『人』を大切にする市政運営へ」というテーマで、市政のさまざまな課題について取り上げました。 まちづくりや公共施設整備、福祉や地域活動の支援など、市政には幅広い分野がありますが、その一つひとつは、最終的には市民一人ひとりの暮らしにつながっています。だからこそ、制度や計画そのものではなく、そこで生活する「人」を中心に据えて考えることが大切だと改めて感じています。 今回の質問では、命を守るまちづくり、地域の担い手不足、学校改築の進め方、障害福祉、とりわけ移動支援の充実、そして都市農地を守るための支援について取り上げました。 まず、市長の残りの任期の中で特に成し遂げたいことについて尋ねたところ、14万市民の命を守ることが大きなテーマであり、駅周辺のまちづくりや吉祥寺地域の医療体制整備など、時間のかかる課題についても確かな道筋をつけて前に進めたい、との答弁がありました。 市民の安心・安全に直結するこうした課題は、スピード感と同時に、着実さも求められるものです。今後の進捗をしっかり見ていきたいと思います。 また、地域全体における担い手不足についても質問しました。コミュニティや地域活動、市民活動など、地域を支える現場では担い手不足や世代交代が大きな課題になっています。市もその認識を持っており、市民活動のPRやボランティア体験の機会提供、事務負担軽減のサポートなどに取り組んでいるとのことでした。 地域の力は、行政だけで支えられるものではありません。現場で活動する市民の声を受け止めながら、無理なく関われる仕組みづくりを進めていく必要があります。 学校改築については、議論の過程で現場が振り回されている状況があるのではないかという問題意識から、なぜこのような状況になっているのか、一度振り返りが必要ではないかと問いかけました。これに対して市は、学校改築事業は多岐にわたる調整が必要であり、調整がまとまった段階で情報共有を行ってきたとしたうえで、その指摘を真摯に受け止め、第二期学校施設整備基本計画の策定の中で十分に検討したいと答弁しました。 学校は子どもたちの学びの場であると同時に、教職員や地域にとっても大切な場所です。だからこそ、計画の進め方そのものに丁寧さと納得感が求められます。 障害福祉では、特に移動支援について取り上げました。こどもや若い世代が学びや活動の機会を広げていくためには、移動の支えがとても重要です。しかし現実には、必要な支援が十分とは言えない場面もあります。そこで、移動支援のさらなる拡充を求めました。市からは、「移動支援は本当に大切」と考えており、市として何ができるか研究したいとの答弁がありました。 この言葉を前向きな一歩として受け止め、実際の支援拡充につながるよう、引き続き取り組んでいきます。 さらに、防災の観点からも都市農地を守ることの重要性を踏まえ、相続に関わる部分での支援を検討するタイミングに来ているのではないかと質問しました。市からは、副市長レベルでも3市で議論し、国への文書をまとめていること、そして武蔵野の農業を守りたいとの答弁がありました。 都市農地は、農業の場としてだけでなく、防災や環境、地域の景観という意味でも大きな役割を果たしています。こうした価値を次の世代につないでいくためにも、実情に合った支援が必要です。 今回の代表質問を通して改めて感じたのは、どの分野の課題も、結局は「人」をどう支えるかに行き着くということです。大きな政策も、制度の見直しも、現場で暮らす人、学ぶ人、支え合う人たちのためにあるべきです。 これからも、一人ひとりの暮らしに目を向けながら、すべての基盤である「人」を大切にする市政運営を求めていきます。 (当日の原稿はひとつ前の記事に掲載しています)