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活動報告

武蔵野公会堂入札中止・本町コミセン複合化施設計画の今(2026年5月総務委員会)

2026年5月13日、武蔵野市議会では総務委員会がひらかれ、①武蔵野公会堂のリニューアルに向けた入札中止についてと、②本町コミュニティセンターの複合化施設計画の現状報告が行政から行われました。 ①武蔵野公会堂のリニューアルに向けた入札中止について まず、武蔵野公会堂の改修工事について、これまで長らく8年ほどをかけて議論してきたわけですが、今回工事の入札手続きを中止するという発表がなされ、それについて議会への報告が行われました。以下が委員会で示された資料です。 市長からの説明でポイントであったと感じたのは以下です。 中止を提案したのは市長である 物価高騰もあるが、まず考えたのは物資調達の困難性から来る「工期の延伸」の可能性である 残存使用期間がもともと17年間と限定的であることから、工事の延伸が大きな影響を及ぼし、また費用もずるずると上がってしまうと考えた リスク管理の観点での判断である 他の公共施設整備については今後の検討となる 3月の予算では、35億円を限度額とする債務負担行為の設定がなされており、市長としてはこれを金額としては限度と考えていて、それ以上の投資は市民理解を得られないと判断したとのこと。 直近で国立市でも入札中止をした事例があったり、また国からもこうした状況の中においてかかったお金はすべてきちんと事業者に支払いをといった通知が来ていたりしたことも、判断に繋がったとの市長コメントがありました。 今後の武蔵野公会堂をどうするかについては未定で、まず開館を考えるにしても老朽化した設備の安全性の確認、その保守のための費用試算などが必要で、すぐにまた開けるということにはならないということでした(耐震診断自体は前回国基準で問題はなかったものの、帰宅困難者一時避難所としての市の基準は満たしていない)。まずはあらゆる可能性を検討することになっているそうです。 総務委員会では、今回の判断に至るまでの経緯や入札中止の影響、吉祥寺パークエリアの面的整備との関係性などが質疑されました。今日のところはまず入札中止の報告という時点で、これからの他の公共施設整備を含めた検討はまた報告する流れとのこと。 市議会は6月に定例会を控えています。ひと月後の状況ですら不確実であるという、非常に難しい社会情勢ですが、市全体では学校改築や他の施設整備も多く抱えているタイミングのため、ここでも大きな議論を呼ぶことになりそうです。 ②本町コミュニティセンターの複合化施設計画について 本町コミセンと中高生世代の居場所、ブルーキャップ詰所を複合化する施設の基本設計案(資料)が示されました。 武蔵野市吉祥寺本町1-23、地下1階地上5階建て(建築面積265㎡) 1階は両側道路から入れるラウンジ・コミュニティサロン、2~3階含めてコミセンエリア(事務室・会議室・和室・プレイルームなど) 4~5階に中高生世代の居場所(学習室・音楽室・図書室・遊戯室) 地下にブルーキャップ詰所・倉庫 工事は2027年10月から、施設オープンは2029年4月頃想定 本町コミセン跡地利用は未定 概算工事費が税込16億円の記載あり、公会堂の件などを踏まえると本当にこの金額でできるのかという疑問があります。今後、実施設計の中で詳細な積算を行うとのこと。 運営について、コミセンエリアはコミュニティ協議会で決まっているが、他は公募あるいは武蔵野文化生涯学習事業団といった市と連携を密にできるところが想定されているとのコメントあり。初めてのことなので、おそらくこのまま非公募で事業団にとなるのではないかなと思います。 今回の案について、5月31日に説明会とオープンハウスが本町コミセン会議室にてひらかれます。ぜひご参加ください。①説明会:10時~12時②オープンハウス:13時~16時

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臨時会開催(2026年5月)|武蔵野市議会レポート

武蔵野市では6月の定例会を控える時期ではありますが、急ぎ必要性があるということで5月に臨時会を開催することとなりました。コロナ禍では緊急対応のためによくあった臨時会ですが、今回久しぶりの開催です。 臨時会での主な案件は3つです。①吉祥寺南町コミュニティセンターの解体工事請負契約②障害者福祉センターの入札不調への対応(債務負担行為の設定・6億円の予算増)③水道基本料金無償化対応(都施策での夏期4ヶ月分=4.5億円の予算追加) これらを審議するために、以下の会議を開催しました。5月11日:本会議(上程・説明)→総務委員会(①②③審議)資料5月12日:建設委員会(③審議)→本会議(議決)資料 審議内容のポイントをそれぞれ説明していきます。 ①吉祥寺南町コミュニティセンターの解体工事請負契約 吉祥寺南病院から事業承継した医療法人が新たに病院建設を進める中で、吉祥寺南町コミセンの施設を解体して敷地を使用させるにあたり、病院の解体を行う事業者にコミセンの解体もお願いをするための随意契約を行いたいという議案(株式会社ナカノフドー建設・約2.7億円)。 市が病院側に対し、特に工期を優先するためにこの案を提示し、そのうえで病院側が自分たちの敷地分と合わせて対応ができる解体事業者を選定したということで、その契約内容の妥当性が問われることとなりました。 一体で解体することのメリットは、工期が短縮されることや騒音対応、搬入出含めた近隣への配慮、またコスト面でも3,000万円ほど浮かせることができるのではないかという試算があったということです。そもそも市側だけで行うとすると入札対応に5ヶ月を要することや、隣接の防災広場を利用することとなり、防火水槽の補強あるいは撤去といった手間があることから、余計な工事が発生してしまうとのこと。今回の案でここはカットできるそうです。 このようなメリットが説明される中で、市側が事業者選定には関与していないことから、事業者の技術面含めた妥当性や、価格の妥当性が主に質疑され、特にこのような事例はウルトラC的な対応であり、当たり前のことではないことからそういう視点を持って今後に活かしてほしいということを私からも要望しました。 つい数日前に横浜市で道路陥没が発生し、隣地での地下工事が影響しているのではないかと見られています。2021年には吉祥寺でも似たような事故が発生し、地下工事については昨今老朽化を踏まえて、特に高い技術の求められる分野になっていると感じています。 今回の現場のすぐ目の前には歩道橋もあり、古い構造物であることからも心配の声が出ています。今後の解体工事にあたり、細心の注意を払っていただくことはもちろんですが、市がそこに対してどこまで目配りできるのかも問われていますので、工事が着実に安全に進むよう、強いフォローをお願いしたいところです。 ②障害者福祉センターの入札不調への対応(債務負担行為の設定・6億円の予算増) 建築工事の入札不調による再入札を2月に実施したものの、続いての入札不調となり、今回改めて予算を増額しての再入札を行うということでその対応を行いました(電気設備工事、機械設備工事は先に落札しており、仮契約という形で待ってもらっています)。 武蔵野公会堂のリニューアルに向けた入札を中止した件も含めて、公共施設の計画ががたがたと崩れかけていることを実感します。5月13日にもまた総務委員会がひらかれる予定のため、そこでもこの大きなテーマが議論されることになりそうです。 ③水道基本料金無償化対応(都施策での夏期4ヶ月分=4.5億円の予算追加) 昨夏と同様、東京都が交付金を出し、夏期4ヶ月分の基本料金が無料になることに決まりました。今回はその対応で、システム改修費を含めた約4.5億円の予算が追加されることとなりました。 補正予算での対応となったことから、国が示し始めている補正予算からの脱却といったことも話題に。 以上3件、全員が賛成する形で可決され、臨時会は閉会しました。 明日13日からは閉会中の委員会として常任委員会が開催されます。