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活動報告

臨時会開催(2026年5月)|武蔵野市議会レポート

武蔵野市では6月の定例会を控える時期ではありますが、急ぎ必要性があるということで5月に臨時会を開催することとなりました。コロナ禍では緊急対応のためによくあった臨時会ですが、今回久しぶりの開催です。 臨時会での主な案件は3つです。①吉祥寺南町コミュニティセンターの解体工事請負契約②障害者福祉センターの入札不調への対応(債務負担行為の設定・6億円の予算増)③水道基本料金無償化対応(都施策での夏期4ヶ月分=4.5億円の予算追加) これらを審議するために、以下の会議を開催しました。5月11日:本会議(上程・説明)→総務委員会(①②③審議)資料5月12日:建設委員会(③審議)→本会議(議決)資料 審議内容のポイントをそれぞれ説明していきます。 ①吉祥寺南町コミュニティセンターの解体工事請負契約 吉祥寺南病院から事業承継した医療法人が新たに病院建設を進める中で、吉祥寺南町コミセンの施設を解体して敷地を使用させるにあたり、病院の解体を行う事業者にコミセンの解体もお願いをするための随意契約を行いたいという議案(株式会社ナカノフドー建設・約2.7億円)。 市が病院側に対し、特に工期を優先するためにこの案を提示し、そのうえで病院側が自分たちの敷地分と合わせて対応ができる解体事業者を選定したということで、その契約内容の妥当性が問われることとなりました。 一体で解体することのメリットは、工期が短縮されることや騒音対応、搬入出含めた近隣への配慮、またコスト面でも3,000万円ほど浮かせることができるのではないかという試算があったということです。そもそも市側だけで行うとすると入札対応に5ヶ月を要することや、隣接の防災広場を利用することとなり、防火水槽の補強あるいは撤去といった手間があることから、余計な工事が発生してしまうとのこと。今回の案でここはカットできるそうです。 このようなメリットが説明される中で、市側が事業者選定には関与していないことから、事業者の技術面含めた妥当性や、価格の妥当性が主に質疑され、特にこのような事例はウルトラC的な対応であり、当たり前のことではないことからそういう視点を持って今後に活かしてほしいということを私からも要望しました。 つい数日前に横浜市で道路陥没が発生し、隣地での地下工事が影響しているのではないかと見られています。2021年には吉祥寺でも似たような事故が発生し、地下工事については昨今老朽化を踏まえて、特に高い技術の求められる分野になっていると感じています。 今回の現場のすぐ目の前には歩道橋もあり、古い構造物であることからも心配の声が出ています。今後の解体工事にあたり、細心の注意を払っていただくことはもちろんですが、市がそこに対してどこまで目配りできるのかも問われていますので、工事が着実に安全に進むよう、強いフォローをお願いしたいところです。 ②障害者福祉センターの入札不調への対応(債務負担行為の設定・6億円の予算増) 建築工事の入札不調による再入札を2月に実施したものの、続いての入札不調となり、今回改めて予算を増額しての再入札を行うということでその対応を行いました(電気設備工事、機械設備工事は先に落札しており、仮契約という形で待ってもらっています)。 武蔵野公会堂のリニューアルに向けた入札を中止した件も含めて、公共施設の計画ががたがたと崩れかけていることを実感します。5月13日にもまた総務委員会がひらかれる予定のため、そこでもこの大きなテーマが議論されることになりそうです。 ③水道基本料金無償化対応(都施策での夏期4ヶ月分=4.5億円の予算追加) 昨夏と同様、東京都が交付金を出し、夏期4ヶ月分の基本料金が無料になることに決まりました。今回はその対応で、システム改修費を含めた約4.5億円の予算が追加されることとなりました。 補正予算での対応となったことから、国が示し始めている補正予算からの脱却といったことも話題に。 以上3件、全員が賛成する形で可決され、臨時会は閉会しました。 明日13日からは閉会中の委員会として常任委員会が開催されます。