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こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。

2月は閉会中の委員会がひらかれています。委員として文教委員会に出席しました。

行政からの「武蔵野市立南保育園・武蔵野市子ども協会立東保育園の整備方針の見直しについて」報告がありました。

これは2021年度に今後の方針として、仮設園舎をつくり、順次2園を建て替えると決めたものを、今回見直すことになったという内容でした。

経緯が書かれた文教委員会の資料はこちら

以下、質疑の中でのメモを掲載します。

・劣化調査は行っており、その都度対応している。しかし老朽化はしていることから、職員からの声は上がっているのが実情。

・コンクリートの中性化自体は進んでいる。アルカリ性を戻していく手法や打ち直しなどの方法があり、保守対応として検討実施する。アスベストは解体工事検討の際に調査する。

・数年程度延期とはどれくらいなのか。今後の見通しはまだ立てていない。今回は見直しをするという情報共有。

・仮設園舎を建築予定だった南町苗木畑公園については、現状何も手を入れていない。敷地の調査を行ったのみで、想定していた遊具撤去なども行っていない。

・公園の敷地調査や機能の検討など今年度やってきた。仮設園舎の費用について見積もり取得、事務を着実に進めてきたが、昨夏頃から確認をする中で比較検討し、今回の見直しに至った。

・来年度予算を組む中で、事業者と話し、人手不足や資材高騰など、相当厳しいという意見があった。予算確定をするにあたり、スキームとして現状では難しいと判断した。

・仮設園舎の費用と新園舎の費用、ほぼ同じような金額になる見込み(1園つくるのに一般的には4-5億円程度かかる)。

・1月15日経営会議においてこの方針決定。すべての事業のローラーというよりは、事業ごとに精査している。手法の見直しがメイン。

・市立の意義、医療的ケア児など受け入れを考えた新園舎を想定している(ストレッチャーの入るエレベーターなど)。市立4園の方針は変わらない。

・市保連に対しても、近日中にお伝えをする予定。

(本多意見)決めたことを見直すのは悪いことではないが、スピードは重要。公立の意義を考えつつ、保健センター改築見直し同様に前向きな見直しとして取り組んでもらいたい。利用者や職員に対しても、方針を早く打ち出し、小出しに情報を提供してほしい。それが市民理解に繋がると考える。