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お知らせ

オンライントークイベント開催します|お知らせ

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。今回はYouTubeのライブ配信を活用してお話会をしてみたいと思います。 チャット機能を活用していただいた質問などにお答えしていく予定です。通信に問題などあった場合にはTwitter(@natsuhonda8)で速報します。 ▼11/12(土)15時半〜を予定申込不要・途中参加/離脱OK配信は下記リンク先にて「武蔵野市議会議員本多夏帆の働くチャンネル」https://youtu.be/fTG7nTqIKg0

活動報告

総務委員会での視察に参加しました|武蔵野市議会レポート

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。 武蔵野市議会では、毎年10月に常任委員会(総務・文教・厚生・建設)それぞれが他自治体を視察に行くという恒例イベントがあります。 この2年はコロナ禍で中止でしたが、今年は受け入れ先も無事に見つかり、視察に行けることになりました。当選して初めての視察以来、2度目の委員会視察に参加することができましたので、そのレポートです。 視察先はどうやって決まるの? 年度や委員会ごとにまちまちだとは思いますが、基本的にはまず委員会メンバーに希望のテーマなどが図られ、それに議会事務局がさまざま工夫しつつ視察先へ依頼、旅程を組んでいくことになります。 今年私が所属する総務委員会は他の委員会よりも所掌分野がかなり広いため、どのような内容になるかなぁと思いつつ、ほとんど事務局任せにはなってしまいましたが、何度も断られながらも事務局の皆さんが視察先との調整をしてくださいました。 旅程が決まり、事前に質問事項を送付して、いざ出発です。 今回の視察の中身 2泊3日の旅程の中で、4つの自治体を伺うことができました。 ①芦屋市:芦屋リジューム事業(主に女性活躍)について②西宮市:危機管理センター・防災事業について③堺市:さかいSDGsプラットフォームについて④尼崎市:あまラブ指数などを活用したシティプロモーションについて 宿泊は甲子園・大阪梅田でした。過去の例として2日目にまた新幹線移動などある広範囲な視察工程もあるので、今回はまとまったエリアでの視察で、無理のない旅程に感謝です。 それでは1つずつ内容と気づきを書いていきたいと思います。 ①芦屋市:芦屋リジューム事業(主に女性活躍)について まずは女性活躍をテーマとした芦屋市の芦屋リジューム事業について。リジュームは再生・リスタートの意味。 女性が活躍するまち芦屋を目指し、『ASHIYARESUME(アシヤリジューム)』事業を実施しています。『ASHIYARESUME』事業は、第1歩を踏み出したいと考えている女性を対象に、ライフスタイルの見直し、キャリアの棚卸、多様な働き方の提案などから、自分らしい生き方や働き方に向けた支援や就労や起業に向けたスキルアップのための支援などを行ないます。 芦屋市ホームページ さまざまなイベント、講座などを行っていて、まさに私の行っていることとも繋がりがあり、食い気味にお話を伺いました。 特徴的と感じたのは、女性活躍と男女共同参画は切り分け、また具体的な創業支援フェーズも切り分け、とにかく一番最初の一歩を踏み出すためのきっかけづくりにとことん焦点を当てた事業だという点。 働き方や生き方を知る、そのためのサロンやマルシェ、施設見学、ミーティングなどを開催されているとのことです。コロナ禍はもちろんオンライン活用にて。 女性向けというのが押し出されることに敏感な私としては、女性以外からの反応はどうかといったことや、男性育休などの施策との絡みなども伺いましたが、その辺りは他の市の事業で整えている印象。 上記の通りこの事業はあらゆる角度から女性のきっかけづくりに集中していて、その統一感のようなものが事業効果に表れていると感じました。 1社が継続して事業を行っているとのことだったので、この部分が固定化せずに多様な事業者が主体になり市と協働していくことが今後の課題ではないかとも思いました。 ◆芦屋市ホームページはこちら ②西宮市:危機管理センター・防災事業について 西宮市では、市役所の第二庁舎として2年前に建てられたばかりの危機管理センターを見学し、その他防災情報システムの中身なども見せていただきました。 阪神淡路大震災の経験を振り返り、あの時はやはり市庁舎が大破して使うことができず、災害時にもきちんと活用ができる拠点が求められていたとのこと。 市内に点在する公共施設の統合や移設などを総合的に勘案して、市役所の目の前、元は教育委員会の施設だったところに今回のセンターが出来上がったとのことです。 整備の目的○庁舎機能の集約化老朽化や耐震性に課題を抱え、かつ本庁舎周辺に点在している庁舎機能を集約するとともに、各部門の効率的な再配置を行うことで、日常の市役所の業務効率化と連携強化を図ります。 ○危機管理体制の強化近年、頻発している地震や台風・豪雨などの自然災害をはじめ、様々な危機事案に対応する、防災・危機管理の中枢拠点となります。これまでは、災害発生後に中心的な役割を果たす対策本部機能や消防本部機能が複数の庁舎に分散していましたが、同庁舎の整備により庁舎を集約することで連携して迅速な対応することができます。 西宮市ホームページ 屋上にはヘリポートがあり、救急対応なども行われるとのこと。免震構造や発電施設なども見せていただきました。 運用はまだまだこれからというところで、実際に稼働することがないのが一番ではありますが、大きな施設ということでメンテナンスなども大変そうです。 地理的に山も河川も海もあるということで、武蔵野市とはまた全然違う課題が多くあるのだなという印象。最近は県や自衛隊、警察などと合同で大規模な訓練などもされたそうで、報道に取り上げられた様子をビデオで拝聴しました。 また、ハードだけではなくシステムについても大変興味深く、防災情報システムから市ホームページ、SNS、防災ポータルサイトへと一気に広報ができること、避難所開設時は現地で職員がタブレットから発信ができるなど、システム活用もとても充実していました。 何よりUIが魅力的で、簡単な操作画面、仕組みになっていて、有事の際もスピーディーに対応できそうな印象。 課題としてはやはりアクセス集中がどれくらい影響するか実際把握するのが難しいことや、個人情報の関係で要配慮者リストなどは別システムになっており直接的にはまだ連携ができていないこと、災害時のメディア対応などに触れられていました。 過去の経験からの本気度が伝わってくる内容で、近年の災害についての変化などを踏まえた非常に先進的な取り組みと感じました。 ◆西宮市危機管理センターの整備についてはこちら◆西宮市防災ポータルはこちら ③堺市:さかいSDGs推進プラットフォームについて 堺市では、さかいSDGs推進プラットフォームについてたくさんの事例を紹介いただきました。 市長の強い想いで行われている事業とのことで、市長公室という市長直下の組織にて事業を行うことで、全庁的に取り組みが繋がっている様子が伝わってきました。  SDGs未来都市とは、SDGsの理念に沿った基本的・統合的取組を推進しようとする都市・地域の中から、特に、経済・社会・環境の三側面における新しい価値創出を通して持続可能な開発を実現するポテンシャルが高い地域として、国から選定されるものです。  堺市は、平成30年(2018年)6月、SDGs未来都市に大阪府内の自治体で初めて選定されました。 堺市ホームページ 堺市では、企業・団体・地域の人たちと連携し、SDGs達成に向けた取組を推進するため、さかいSDGs推進プラットフォームを開設しました。 堺市ホームページ 実はホームページにはそれほどプラットフォームにおける事例が載っていなかったので、これからなのかなと思っていたのですが、1年半で数十件のプロジェクトがこのプラットフォームにおける出会いの中ですでに実現していることが分かり、市のサイトということで掲載量を絞っているとのことでした。 プラットフォームでは企業や団体、学校といったところが会員となり、市はマッチングを主に担っているようです。また、全庁的に課題や要望が出てきたときにそれを民間や学校などに繋ぐという、行政と民とのマッチングにも貢献しているよう。 行政の信頼性を活かした立ち位置で、実際の事業は会員同士で行うというのが主流になっており、市としては人件費くらいしかかかっていないそうです。これにはびっくり。 SDGsとは?という時代は終わり、いかに実践をしていくかというフェーズに早くから取り組んでいることで、この実績に繋がっているのだなと思いました。 行政課題というのはたいていの場合SDGsとも関連するので、非常に親和性が高く、そのうえで市民参加もしやすい流れができていることにこの事業の魅力が詰まっています。 ◆堺市ホームページはこちら ④尼崎市:あまラブ指数などを活用したシティプロモーションについて 最後は尼崎市のシティプロモーションです。 シティプロモーションの取り組みが3つの賞を受賞ということで、とても期待値高く伺いました。動画にもまとめられているのでぜひ。 「あまがさきを好きな人(=あまらぶな人)があふれるまち」を目指して 「そのまちを好きな人と出会うことが、そのまちを好きな人を増やすことにつながる。」そんな思いから、本指針は「あまらぶ大作戦」と名付けました。今後、本市の全部局で、本指針を踏まえ、個々の事業を展開していきます。まずは職員一人ひとりが、尼崎のプロモーター(尼崎のまちを知り、好きになり、良さを伝えていく人) となること。そして、尼崎に関わるすべての人や市内で活動する様々な団体とも連携していきながら、取組を進めていきます。 尼崎市ホームページ なぜこの事業を行うことになったかという点において、尼崎市は過去からネガティブイメージが強いエリアであるというのに驚きました。私はそういう事情をあまり知らなかったのですが、昔から工場地帯として公害が問題になったり、犯罪が多かったりして、関西圏における印象があまり良くなかったとのこと。 その頃のことを今も引きずっていて、テレビ番組などでも「いじり」の対象となっていたのだとか。そういう現実があることにまずびっくりしました。 そうした背景があり、尼崎市を好きな人を増やしたい、好循環を生み出していきたいという想いを持って、シティプロモーションに早くから取り組みだしたとのことです。 印象的だったのは、説明してくださる職員の方が巧みに数字を扱っていたこと。データに基づいて事業を行っていること、進める中での目標設定や振り返りにおいてきちんとデータを取り、それを活用していることが感じられました。 政策評価の手法は多岐に渡りますが、事業の成果を分析し、しっかりと振り返りを行って次に向かうことの意義を改めて感じたところです。 特にこの広報分野については武蔵野市でも現在大きな課題となっていることからも、尼崎市では各課に広報担当を置き、どのように広報をすれば事業効果を高められるかまで考えたうえで事業を進めているといったことは、姿勢としてとても大切なことだと思いました。 ◆尼崎市ホームページはこちら 視察のまとめ 以上、簡単ではありますが視察の内容レポートでした。総じて多岐に渡るテーマ、かつ今の武蔵野市にとっても関心度の高い内容が多く、調整していただいた事務局の皆さまに感謝です。 また改めて、臨月前とはいえもうかなりお腹も大きい中で、公務としての責任を果たせるようサポートしていただいた方々に心から感謝いたします。休むという選択肢もあるものの、やはりいち議員として、経験させてもらえることはしたい、学びを市政に活かしたいという想いで取り組んでいます。 当然危険が及んだり、周囲に迷惑をかけたりするような場合は自分の想いだけでなくぐっとこらえなくてはならないこともありますが、今回は健康状態やタイミングも鑑み参加を決断、無事に行って帰ることができ、本当にありがたく思っています。 行く先々でもあたたかいお言葉を頂戴し、ありがとうございました。コロナ禍での視察受け入れということで、さまざまご調整いただきました。もう少し落ち着いてきたらもっともっと外へ出ていきたいなぁと思わされる久々の視察となりました。 堺市役所の展望ロビーにて、ハニワ部長と(古墳のまち!)

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資料公開用フォルダを作成しました|お知らせ

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。 ホームページなどだと少々読みにくかった議会レポート画像やそのほか公開できるような資料をDropboxにて共有させていただくことにしました。 こちらからフォルダに飛ぶことができます。ぜひお役立ていただけたらと思います。資料の共有にも力を入れていきます。

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Youtubeチャンネルを開設しました|お知らせ

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。 この度、遅ればせながらという感じもしますが、Youtubeチャンネルを開設しました。その名も武蔵野市議会議員本多夏帆の「働く」チャンネルです。 まずは3コーナー・武蔵野市議会議員本多夏帆のいろは・武蔵野市議会のいろは・武蔵野市政のいろはをシリーズで収録していきたいと思います。資料なども紹介しながら、有益な情報を発信していきたいと考えています。 インターネットラジオstand.fmも引き続き活用していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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「市政を話そう」オンラインイベントを開催しました|活動レポート

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。気持ちのいい秋晴れの日が続いていますね。 さて、10月1日に90分ほど、オンラインイベントとして「市政を話そう」という会を行いました。途中入退室自由にしておりましたが、10名ほどの方にご参加いただくことができました。 お話した内容 まず、久しぶりのお話し会だったので、最初の30分ほどは自己紹介がてら、私が議員になった経緯や選挙の振り返りなどを簡単に行いました。 そこから申込フォームでいただいていた質問やテーマについて優先的にお話しつつ、チャットでいただいた質問にも適宜答える形で進めさせていただきました。 そこでのお話は主に「自治基本条例と住民投票条例案の検討過程と今後」と「子どもの権利条例案の検討過程と最近の武蔵野市の教育関連」にまとまったかなと思います。 イベントスタイルと感想 特徴的だったのは、皆さん顔出し無し・ほとんどの方がニックネーム参加で、ラジオあるいはインターネット番組のように私がお話する中、それぞれが思い思いにチャットに書き込むというスタイルに落ち着いたことでした。 私は主にSNS上で発信することが多く、ネットでの繋がりのようなものがとても多い活動の仕方をしてきたので、俗に言う「個人情報のリストづくり」のようなこともしておらず、自分の支持者が誰なのか、個別具体的には分かりません。 それが良いか悪いかは別として、私の活動スタイルとしてはこのくらいの気軽さが良いのかな、今流行りかななどと考えながら、会の中身を構成することができました。 オンラインで行うことのメリットはどこからでも気軽に参加できることですが、それだけでなく今回のスタイルは私が一方的に話し続けることでラジオのように聴いていただくこともできるし、お話をしたい方はチャットに書き込んで発言することもできる、そこから双方向の会話も生まれるということで、聴きたい・話したいの両方にお応えすることが今後もできそうです。 参加者の皆さんに順にお話していただいたりするような会も必要な場面があると思いますが、気軽なおしゃべり会としては今回のスタイルをブラッシュアップしつつ、定期的に開催していきたいと思います。 予定が定まらず数日前の決定・告知となってしまうことが予想されますが、適宜発信していきますのでご理解のほどよろしくお願いいたします。土曜午後のひとときにご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。 ▼お知らせが届くようにぜひ公式LINEの友達追加をお願いします

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オンライントークイベント開催します|お知らせ

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。 9月の定例会が終了したので、オンラインにて報告を兼ねたお話する会を開催します。 開催はオンラインにて、Zoomを使用します。途中入退室自由、耳だけ参加も歓迎しますが、参加者同士の個人情報については必ずお守りください。 開催日時:2022/10/1(土)15:00-16:30場所:オンライン(Zoom)お申込み後ご案内します。問合せ先メールアドレス:nh@office-breath.com┗公式LINEもOK:@740ouxev(https://lin.ee/E8Ah56Q)申込期限:10/1(土)12:00 お申込みはこちらのGoogleフォームからお願いいたします。

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定例会が終わりました|武蔵野市議会レポート

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。 9月28日の本会議をもって、約1ヶ月に渡る定例会が終了しました。今回は決算があったので、長めの会期でした。 今日の本会議では、よろず橋架け替え工事の契約変更にともなう議案(先日総務委員会と建設委員会ですでに議論されたもの)、国から来ている緊急支援給付金の補正予算の議決を終え、決算の認定、議員からの提出議案についての審議がなされました。 議員からの提出議案は①郵便投票についての拡充を国に求めるもの、②旧統一教会等の被害者救済と実態解明を国に求めるもので、会派としては両方とも賛同し、2つとも可決されています。 前回の記事で決算特別委員会についてはだいたいまとめていますが、今日の本会議では改めて会派の意見を討論として述べましたので改めて掲載します。 本会議での決算討論 会派ワクワクはたらくを代表し、令和3年度武蔵野市すべての決算認定に賛成の立場で討論します。個別の事業については委員会質疑で行いましたので、全体的なことについて述べます。 令和3年度は、コロナ禍の制限を受ける中で、「実効性」というのがキーワードになった年度だと感じます。日々刻々と変化する状況によりさまざまな選択肢を考える中で、どうするのが最も事業効果に繋げられるのか、そこを追求する、突き詰めていく、そんな内容が共通していました。この姿勢は、今後の事業展開においても非常に大きな意味があることで、事業目的の達成に向けてさまざまなアプローチの仕方、多様な取り組み方や効率性を考えること、そういった改善・改革に繋がるきっかけとなったのではないかと思います。 一方で情報共有という面においては、さまざまな事業において市民とのすれ違いやスピード感のずれ、これもまたコロナ禍での制限を受ける中での課題に直面し、これまでのやり方が通用しない、新たな手法や考え方、より一層の改善が求められる事態が多数表出したと考えています。 感染症がさまざまな社会問題を見える化したと評されることも増えていますが、武蔵野市が抱える課題、そして日本社会が抱える課題というものも、この数年ではっきりと顕在化してきたのではないでしょうか。市民に対し情報共有を行うことも、事業の目的を達成するためには非常に重要な部分です。事業が進む・進まないということだけではなくて、その事業の理念的な部分、そこを理解いただくことによって、協力や応援、そして協働といった事業の実質的な効果に寄与するものと考えます。 このように、令和3年度は困難な中でも多くの学びがあった1年だと改めて感じる委員会でした。私はこの年度のことを一生忘れることはないと思っています。事業を前に進めていくことの大変さもよくよく実感する年でしたが、今後ともぜひこの「実効性」を追求する姿勢で各事業に取り組んでいただきますようお願いをいたします。 総括として、昨今の武蔵野市を取り巻く状況を鑑み、シティプロモーションという切り口から、ポジティブな発信と市民参加の好循環をという視点で質疑をさせていただきました。本定例会の一般質問においても市と市民の関係性について議論をいたしましたが、市と市民が協働において対等な関係であるとするならば、どんな繋がりを互いに構築していくのか、そのためにこの今の社会において具体的にどうするのかという部分が次のテーマであると思考しています。 改めてこれまで脈々と築かれてきた武蔵野市の文化、いいところを繋いでいきながら、新たにそこへ参加をしようとする人たちとの関係性をも大切にしていただきたい、していきたいと考えています。それが自治体としての、まちの持続可能性を高めることに寄与するはずです。 以上、令和3年度武蔵野市各種決算についての賛成討論とさせていただきます。事業をしっかりと振り返り、気づきを経て、そして前に進むことが大切だと考えて私自身は4年間決算の委員をやらせていただきました。この社会が抱える課題は多岐に渡りますが、1つひとつの議論を大切に、ぜひ今後の市政運営に反映していただきますよう重ねてお願いをいたします。ありがとうございました。以上 約1ヶ月集中して議会に向かうとなると、仕事や家庭などいろいろとしわ寄せが行くのが現実なのですが、ようやくホッとひと息という気持ちです。 連日SNSでも発信してきましたが、リアクションをいただいたり、オンラインなどで傍聴しながら疑問を投げかけていただいたりと、皆さまもお疲れさまでした&ありがとうございました。タイムリーに意見を交わしながら議会に臨めることは、独りよがりにならないためにもとても大切であると思っています。 10月は視察の多い月間です。コロナ禍で数年中止となっていたものも今年は催行予定、私も健康に留意しながら取り組んでいきます。 季節の変わり目、皆さまもどうぞご自愛ください。

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令和3年度決算特別委員会まとめ|武蔵野市議会レポート

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。令和3年度(2021年度)の決算特別委員会が終わりました。計4日間に渡り集中的に審議を行いました。 上記画像の内容と同じですが、以下書き起こしです。 ▼令和3年度の決算は1,100億円規模で、そのうち一般会計は800億円ほど、その他は特別会計(国民健康保険・後期高齢者医療・介護保険)と水道・上下水道の公営企業会計です。 一般会計の中で多いものは、福祉や子育てなどを扱う民生費、学校や図書館、スポーツ分野の教育費、企画や財務、文化などの総務費となっています。ちなみに1人あたりの歳出決算額にすると約52万円(人口14万3,800万人)。 この数年、国からの給付金の関係で全体の規模は大きくなりました。市報(令和4年8月15日号)に分かりやすい図などがあるのでぜひご覧ください。 ▼私が注目する令和3年度の事業キーワードは…ワクチン/給付金/くらし地域応援券/住民投票/子どもの権利/旧赤星邸/学校改築/桜堤調理場/福祉総合相談 ▼ふるさと納税の影響市への寄附は約2,000万円、一方で流出した市民税は約9億円となりました。前年の7億円からさらにアップしています。 しくみとして評価されている面もありますが、武蔵野市が市民のために使える税は減ってしまう…都市部には厳しいしくみです。 ▼まとめとして・コロナ化で歳入が心配されたがなんとか持ちこたえることができた・ふるさと納税で流出増・何度も補正予算が組まれ、国や都からの事業などにも即時的に対応した1年だった・優先順位をつけながら各事業に取り組んだ、まだまだイレギュラー対応も多かった ▼私の感想・実効性がより求められる年だった・情報共有についての課題が表出した 以上がざっとですが内容のまとめです。 委員会での討論 委員会では最後に討論と言って、会派の意見を述べる時間があります。その際の原稿をそのまま載せておきます。以下読み上げた内容です(読みながら多少アレンジしているので正確なものは議事録をお待ちください)。 会派ワクワクはたらくを代表し、令和3年度すべての決算に賛成の立場で討論します。 令和3年度は、コロナ禍の制限を受ける中で、「実効性」というのがキーワードになった年度だったのではないかなと感じます。日々変化する状況によりさまざまな選択肢を考える中で、どうするのが最も事業効果に繋げられるのか、そこを追求する、突き詰めていく、そんな内容が共通していたなと。 この姿勢は、今後の事業展開においても非常に大きな意味があることで、事業目的の達成に向けてさまざまなアプローチの仕方、多様な取り組み方や効率性を考えること、そういった改善・改革に繋がったのではないかと思います。 一方で情報共有という面においては、さまざまな事業において市民とのすれ違いやスピード感のずれ、これもまたコロナ禍での制限を受ける中での課題に直面し、これまでのやり方が通用しない、新たな手法や考え方、より一層の改善が求められる事態が多数表出したと考えています。 感染症がさまざまな問題を見える化したと評されることも増えていますが、武蔵野市が抱える課題、ひいては日本社会が抱える課題というものも、この数年ではっきりと顕在化してきたのではないでしょうか。 市民に対し情報共有を行うことも、事業の目的を達成するためには非常に重要な部分です。事業が進む・進まないということだけではなくて、その事業の理念的な部分、そこを理解いただくことによって、協力や応援、そして協働といった事業の実質的な効果に寄与するものと考えます。 以上、困難な中でも多くの学びがあった1年だと改めて感じる委員会でした。私はこの令和3年度のことを一生忘れることはないと思っています。事業を前に進めていくことの大変さもよくよく実感する年でしたが、今後ともぜひこの「実効性」を追求する姿勢で各事業に取り組んでいただきますようお願いをいたします。 任期最後の決算特別委員会、私は事業をしっかりと振り返り前に進むことが大切だと考えて4年間決算の委員をやらせていただきました、今回も充実した議論をありがとうございました。 ▼関連リンク・予算や決算の資料(市HP)・決算特別委員会について(市議会HP)・今回の定例会について(市議会HP)

Radio / Podcast

ラジオ「総務委員会9/7の振り返り~補正予算でのやりとり」を更新しました

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。 コンスタントにと思いながらちょこちょこと取り組んでいるstandfmラジオ、定例会に入り更新を進めています。 ブログの文面だけだと分かりにくいことも、口頭で説明するとやはり分かりやすくなると思うところ、資料を見ながら…というのも目指して、Youtubeチャンネルも開設しました(動画はまだですが…) ぜひ耳からの情報もキャッチしていただけたらと思います。 standfm「本多夏帆のむさしのみたかだより」 武蔵野市議会議員 本多夏帆 – YouTube