文教委員会8/20まとめ|武蔵野市議会レポート
こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。2024年8月、閉会中の委員会が開催されています。
8月20日にひらかれた文教委員会(こども・教育分野)に委員として出席したので、まとめをお送りします。
今回は議案や陳情なく、行政からの報告に対する質疑を行いました。
資料は下記にあります。
https://www.city.musashino.lg.jp/shigikai/kaigi/1045731/1045733/1046293/1046301.html
▼財政援助出資団体の運営状況ヒアリング
・武蔵野市子ども協会と一般財団法人給食・食育振興財団について、市がヒアリングした要旨が報告されました。
・保育園DXについて、子育て関係のアプリやツールの乱立が課題ではと指摘しました。最初はよくあることだと思うので、今後の工夫を求めました。
・学童のニーズ調査、実態把握を行なって体制を整え、また育休退園などの課題にも取り組んでほしいことも要望しました。本件は予算要望でもお願いしています。
・給食の知識やノウハウ、AI活用をし将来的に価値を販売するなどで規模の維持できないか提案しました。少子化にともない、給食事業は今後の事業拡大に課題があります。武蔵野市の質の高さだからこその提案です。
・協会や財団の採用において、公務員採用との連携を行えば効果高まるのではと提案しました。コスト削減にも繋がるはずです。
・若手採用におけるキャリアプランと待遇の明示が大切ではと提案しました。石の上にも3年の時代ではないので、少し先の未来をしっかりと伝えていくことがモチベーションに繋がると思います。
▼子どもの権利擁護機関(相談室)の設置について
・10月から権利擁護センターを市役所7階に設置するとのこと。
・相談対応や救済の調整、啓発などを行うセンターになります。
・開設記念イベントミミワンのおねがいを開催中!
・ミミワン以外のキャラクターはどうしたのか、せっかくのデザインなのにもったいないと指摘しました。当初デザインは3つあり、お気に入り投票は行われましたが、多様性の意味でも登場させては?と伝えました。
・規模と方向性として、どこを指標にしていくのか問いました。寝屋川市のいじめ対策である監察課の取り組みを例に、精力的な活動に向けて体制を整えてほしいと要望しました。
▼第50回むさしのジャンボリー開催中止について
・7月20日から各校順番に開催予定だったがツキノワグマの頻回出没を受け中止したとのこと。
・6月の予行では今年度の出没情報なく、その後からトレイルカメラや清掃中の職員が目撃するなど出没情報あり。
・野外活動センターの職員も現地に入り、18日に開催直前ではあるが苦渋の決断をしたとのこと。
・パトロールや忌避剤の設置など対策中。
・今年度は施設を閉鎖し、来年度に向けて対策を行う予定。
▼第四期武蔵野市学校教育計画中間まとめについて
・8月15日〜9月30日に意見募集実施!
・市民説明会、子ども向けワークショップなども開催あり。
・オンラインディスカッション広場も新規導入。
・子ども用フォームのわかりにくいところを指摘、修正を求めました。
・先日の子ども議会でも出た具体的な意見のように、実際に感じていることを反映していく必要があると伝えました。
→ALTの固定化、土曜や長期休みの学校開放、他校との交流、荷物重い、ICT活用小学校と中学校に差など
・第三期の振り返りをするのに、教育を受けた子どもの声必要ではないかと今後に向けた提案をしました。
意見募集については下記からぜひご覧ください。
https://www.city.musashino.lg.jp/shiseijoho/ikenboshu_enquete/public_comment/1048195.html