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厚生委員会で福祉分野の質疑(2026/9)

今日は厚生委員会でした。高齢者福祉サービスの利用料改定、障害者福祉センターの改築工事、物価高騰への支援などについて審査しました。 ■高齢者福祉サービスの利用料改定介護保険法の改正に合わせ、居住費・食事費を見直すものです。 武蔵野市の緊急短期入所事業では、事業者に2床を確保してもらい、介護保険による対応を尽くしてもなお支援が必要な方を受け入れています。2025年度の利用者は年間7名で、数日から数か月にわたる多様な利用がありました。 市に裁量のある制度だからこそ、金額の変更には丁寧な根拠と説明が必要です。今回は、2024年度と今回の法改正を合わせて反映するとの説明がありました。 ■障害者福祉センター改築工事入札不調が続いていましたが、複数回の事業者へのサウンディング調査を経て、ようやく契約議案が提出されました。 地下掘削の工法や工期を見直し、事業費も増加。計画全体も当初から約2年弱遅れる見込みです。 今後は、2026年11月頃から解体、2027年10月頃から建物の工事を行い、2029年10月頃の利用開始を目指します。周辺ではほかの工事も重なるため、工事車両の管理や近隣への丁寧な説明が求められました。 なお、現在仮設施設のある中町自転車保管所跡地の利用については未定です。 ■物価高騰への臨時支援金障害福祉・介護サービス事業所に対し、物価高騰への臨時支援金を支給する補正予算です。国や東京都の財源ではなく、武蔵野市独自の施策となります。 一方、今回の対象には「日中一時支援」と「移動支援」の事業者が含まれていませんでした。質疑の結果、要綱による対応を検討するとの答弁があり、補正予算には賛成しました。 討論では、次のように要望しました。 「昨年度に気づけなかったことは私自身の反省でもありますが、これらの事業者は、これまでも国や東京都の支援策から抜け落ちてきた可能性があります。 制度をつくるときには、対象から漏れている人や事業者がいないか、そして「漏れた側はどう感じるか」という視点を、もっと強く持たなければなりません。 制度の形式から考えるのではなく、事業の趣旨に立ち返り、本当に必要なところへ支援が届く仕組みにしてほしい」と重ねて求めました。 ■愛の手帳3度・4度の医療費負担軽減を求める陳情愛の手帳3度・4度の方も医療費助成の対象とするよう、東京都に意見書を提出してほしいという陳情について審査しました。 障害があることで個室を勧められ、差額ベッド代が生じるケースや、就労・所得、親亡き後の暮らしにおける医療アクセスなど、制度の対象外に置かれている方々の切実な課題が示されました。 全会一致で採択という結果になりました。 ■吉祥寺地域の医療体制新病院の開設予定は調整会実施のため、約2か月後ろ倒しとなり、2029年12月の見込みです。工事期間中の駐車場確保などのため、新たな市有地の貸し付けや、市が借り受ける南町コミセン隣地の拡張も報告されました。 今日の議論を通じて改めて感じたのは、制度の対象になっている人だけを見るのではなく、その外側に誰が取り残されているのかを考えることの大切さです。 「制度上は対象外」で終わらせず、必要な支援が必要な人に届いているのか。これからも丁寧に確認していきます。

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9月一般質問と議案などのまとめ|武蔵野市議会レポート

武蔵野市議会定例会、最初の3日間が終了しました。 ​​一般質問と提出議案の概要​​9月1日から3日まで、武蔵野市議会定例会の一般質問が行われ、20人の議員が登壇しました。​​防災や浸水対策、PFAS、公共施設の整備、子ども・福祉施策、生成AIや自治体DXなど、現在の市政が抱える幅広い課題について議論が交わされました。3日目には一般質問に続いて、条例改正や工事契約、補正予算などの議案も上程されています。 ​​最初の3日間に取り上げられた主な内容を、まとめて報告します。 ​​9月1日(火)一般質問1日目 ​​▼吉祥寺パークエリアのまちづくり​​三鷹駅北口で行われた「オープンテラス」や、吉祥寺ストリートピクニックなどの取り組みを踏まえ、今後の吉祥寺パークエリアのまちづくりや、まちの文化をどのように育てていくのかが問われました。 ​​▼孤独・孤立支援とウェルビーイング​​社会保障制度やコミュニティ政策をセーフティーネットとして捉え、「承認の保障」と「包摂の重視」を核心に据えながら、市民のウェルビーイングをどのように高めていくのかについて質問がありました。 ​​▼行財政改革、中学生からの提案、税制など​​全国の自治体による行財政改革の事例を競う「行革甲子園」や、中学生議会から生まれた提案に対する市の取り組みが取り上げられました。あわせて、多文化共生や地域プロモーションへの提案、給付付き税額控除が自治体に与える影響についても確認がありました。 ​​▼武蔵野公会堂、防災、障害福祉、屋外プール​​リニューアル工事の入札が中止となった武蔵野公会堂について、今後の改築の方向性が問われました。また、避難所設備の改善、障害者向けグループホームや居場所の拡充を求める質問、市営屋外プールの廃止に反対する立場からの意見もありました。 ​​▼大規模災害被災地支援条例とジャンボリーのクマ対策​​阪神・淡路大震災を契機につくられた「武蔵野市大規模災害被災地支援に関する条例」について、今回の熊本地震との関係や、市長の考えが問われました。あわせて、ジャンボリーにおけるクマ対策についても確認がありました。 ▼​​生成AI、保存樹木、財政援助出資団体への再就職​​生成AIを行政サービスの向上にどう生かしていくのか、保存樹木への支援をどのように拡充していくのかが取り上げられました。また、市職員OBによる財政援助出資団体への再就職について、いわゆる「天下り」ではないかという観点から、そのあり方が問われました。 ​​▼子どもの権利と安全対策​​武蔵野市子どもの権利条例や、子どもの権利を伝えるマスコットキャラクターについて質問がありました。また、喫煙トレーラーハウスを含む、今後の受動喫煙対策も取り上げられました。 ​​▼ごみ削減と子どもの「食」の支援​​生ごみ削減による環境負荷の低減や、フードシェアリングサービスの活用、夏休み中の子どもたちの食を支える取り組みが求められました。武蔵野アール・ブリュットについての質問もありました。 ​​9月2日(水)一般質問2日目 ​​▼豪雨対策、PFAS、子どもたちとの合意形成​​災害時を見据えた排水設備や電力供給体制、PFASの状況と市の見解について質問がありました。また、中学生議会を契機とした提案や、学校裁量予算の考え方も取り上げられました。 ​​▼防災の取り組みの変革と、一人ひとりが選択できる状態づくり​​私からは、自助・共助・公助を固定的に切り分けるのではなく、それぞれが緩やかにつながる仕組みへの見直しを提案しました。​​避難所への集中を避けながら、在宅避難を選ぶ人にも必要な支援が届く体制をどうつくるのか。集合住宅での生活継続や、火山噴火による降灰への備えなども含め、防災の実効性を高めるための「変革」を求めました。​​あわせて、働き方、子育て、教育などの分野で、制度が用意されているだけではなく、一人ひとりが情報や支援に実際に手を伸ばし、自分に合った選択ができる状態をつくることについて、市の考えを問いました。 ▼​​集中豪雨による浸水対策と子育て施設​​集中豪雨による浸水へのさらなる対策を求めるとともに、「0123」や子育てひろばの利用ニーズについて質問がありました。共働き世帯の増加など、時代や生活の変化に子育て施設がどう対応していくのかが問われました。 ​​▼地震災害、障害のある方の生活、学校改築計画​​災害時要援護者対策事業や避難所体制、障害のある方の18歳以降の居場所、日常生活用具の給付拡充などが取り上げられました。また、学校改築に関する審議会のスケジュールや、議論の進め方の見直しを求める質問もありました。 ​​▼ふるさと住民登録制度、友好都市交流、審議会、市制施行80周年​​地域に継続して関わる人を「第2の住民」として捉える制度や、友好都市との交流について提案がありました。また、自治基本条例を踏まえた審議会の位置づけ、市制施行80周年に向けた市の考え方、市民参加による記念事業についても問われました。 ▼​​武蔵野公会堂、熊本地震への対応、市立中学校の魅力​​武蔵野公会堂の入札中止判断に至った経過や、熊本地震発生後の市の初動対応が取り上げられました。また、市立中学校の満足度が高いという実態を踏まえ、その魅力発信や、学校改築、拠点校方式による部活動の課題について質問と提案がありました。 ​​▼短時間豪雨、バス停の蚊、国旗損壊罪、公園での手持ち花火​​8月の豪雨に対する水防体制や対応状況について質問がありました。また、ムーバスのバス停周辺における害虫対策、市立公園での手持ち花火の試行運用について、過去の質疑を受けた取り組みが確認されました。国旗損壊罪の施行に伴う市の対応についても取り上げられました。 ▼​​民泊、交通DX、生成AIと教育、災害対策​​民泊に関する法令見直しを受けた市の対応や、吉祥寺で発生した民泊火災のその後について質問がありました。自動運転や見守りセンサーなどの交通DX、教育分野での生成AI活用、地域防災計画の検討経過や浸水対応についても提案・確認が行われました。 ​​9月3日(木)一般質問3日目 ​​▼自治体DXと生成AI、入退院・没後サポート、防災計画​​自治体システム標準化の進捗や、行政における生成AIの位置づけについて質問がありました。また、入退院時の支援や没後サポートをさらに発展させるための課題、地域防災計画を継続的にアップデートする必要性について提案がありました。 ▼​​核兵器廃絶、平和施策、修学旅行、玉川上水沿いの安全対策​​非核三原則の堅持など、さらなる平和施策を求める質問がありました。また、平和について学ぶ機会にもなる修学旅行費の無償化や、桜堤2丁目の玉川上水沿い道路について、道路が狭く信号もない現状を踏まえた新たな安全対策が求められました。 ​​▼大規模災害被災地支援条例、都市型水害、公共施設整備​​大規模災害被災地支援条例の適用基準や、他自治体との広域連携について質問がありました。また、武蔵野公会堂のリニューアル案を絞り込む際の基準、今後の公共施設整備、一人当たりの公共施設保有量を判断基準とすることの妥当性についても確認がありました。 ​​▼災害に強いまちづくり、PFAS、市営プール​​上下水道の耐震化や避難所環境の改善を求める質問がありました。PFASについては、実態把握のための健康調査を求める意見が出されました。また、市営プール改築の議論で用いられている利用人数の想定に疑問を示し、検証を求める指摘もありました。 【​​3日目には提出議案も上程】​​一般質問終了後には、今定例会で審議される条例改正、工事契約、補正予算などの議案が上程されました。 ​​▼法改正に対応する条例改正​​国などの法令改正を受け、次の条例改正案が提出されています。​​・武蔵野市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例​​・武蔵野市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例​​・武蔵野市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例​​・武蔵野市乳児等通園支援事業の設備及び運営に関する基準を定める条例​​・武蔵野市下水道事業の設置等に関する条例 ​​▼制度や運用内容の変更​​高齢者福祉サービスの利用料見直しに関する条例改正、名称変更に伴う東京都市公平委員会共同設置規約の変更、一般質問の通告日変更に対応する市議会会議規則の改正が提案されています。 ▼​​工事契約​​武蔵野市障害者福祉センターの改築に伴う建築・電気設備・機械設備の各工事契約をはじめ、次の契約議案が提出されました。・​​市庁舎非常用発電機更新工事・​​北町調理場調理室空調設備設置工事・​​境南ふれあい広場公園改修工事 ​​▼物品の購入​​学校給食などで使用する「コンテナイン消毒保管機」の買い入れが提案されています。​​▼補正予算​​一般会計補正予算(第3回)は、物価高騰対策が中心です。​​主な事業として、「むさしの食と暮らし応援事業」のギフトカード配布第2弾が提案されています。現在のギフトカードは10月末までが利用期限となっていますが、今回はその後の11月から使えるものとして実施する予定です。前回は一人当たり5,000円でしたが、今回は原則として一人当たり3,000円が予定されています。物価高騰が長期化する中、市民生活をどのように支えるのか、事業費や配布方法、効果などを含めて確認していく必要があります。 ​​このほか、介護保険事業会計補正予算(第1回)と、水道事業会計補正予算(第2回)も提出されています。 ​​▼陳情​​「愛の手帳」3度・4度の方の医療費負担を軽減するよう、東京都に意見書を提出することを求める陳情が提出されました。​​なお、前回から継続審議となっていた「中東情勢に伴う石油関連製品の価格高騰・不足等に対する対応」を求める陳情については、総務委員会にて趣旨に添うように善処をといった意見付き採択となり、本会議でもそのまま可決されました。 ​​​​またその他、議案として上程された人権擁護委員の候補者につき意見を求めることについての諮問(再任3件)は、委員会付託を省略し、この場で異議なしと可決されました。委員候補の方々は、このまま法務大臣へ推薦されます。​​【これから委員会審査へ】​​今回の一般質問では、防災や豪雨対策、PFAS、公共施設の再整備、子どもや障害のある方への支援、生成AI・自治体DXなど、これからの武蔵野市を考えるうえで重要な論点が数多く取り上げられました。​​特に防災については、近年の地震や集中豪雨を受け、施設や設備を整えるだけでなく、市民への情報提供、在宅避難者への支援、行政と地域の連携など、実際に機能する仕組みへ変えていく必要性が、さまざまな角度から示された3日間だったと感じます。 ​​上程された議案や陳情は、今後、各委員会などで詳しく審査されます。物価高騰対策のギフトカード事業をはじめ、市民生活に直接関わる内容も多く含まれています。 ​​引き続き、一つひとつの議案を確認しながら、議会での議論や審査の状況を報告していきます。

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厚生委員会で福祉分野の質疑(2026/8)|武蔵野市議会レポート

8⽉19⽇に⾏われた厚⽣委員会に委員として出席しました。議案等はないため、⾏政からの報告1件への質疑となりました。 【財政援助出資団体の運営状況等のヒアリングについて】 市が団体に対し、毎年この時期に⾏っているヒアリングの報告がありました。経営状況や事業運営、⼈材育成等について、課題や改善案が⽰されました。 私からは、全体的に共通している担い⼿不⾜について、⺠間とのすみ分けや連携、事業の抜本的な整理統合を含めた経営⽅針の⾒直し等について質疑・提案し、また昨今の障害分野のニーズの⾼まりを受けてコーディネート的役割の強化をお願いしました。 ▼対象団体(厚⽣委員会所掌分野)(公財)武蔵野市福祉公社(公財)武蔵野健康づくり事業団(公社)武蔵野市シルバー⼈材センター(社福)武蔵野市⺠社会福祉協議会(社福)武蔵野 ▼主に出た課題・担い⼿の不⾜・セーフティーネットとしての機能・デイサービス⼈件費上昇による⾚字拡⼤・訪問介護対応しきれず介護報酬による売上増えない・⺠間事業者との連携・介護障害分野のコーディネート的役割求められている・若い世代の健康施策・保健センターの進捗

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2026年武蔵野市中学生議会レポート|中学生ならではの視点から、武蔵野市の未来を考える

2026年8月16日に開催された武蔵野市議会主催の「中学生議会」では、市内6校の中学生議員がそれぞれのテーマについて調査・議論を行い、市政への提案を発表しました。通学環境や交通安全、公園整備、防災、学校施設の活用など、日頃の生活の中で感じている課題をもとに、多くの建設的な意見が示されました。 今回の議論を通じて印象的だったのは、「自分たちだけではなく、周囲の人も含めてより良いまちにしたい」という視点です。中学生らしい柔軟な発想と、現実的な課題認識の両方を感じることができました。 ▼第四中学校中学校同士の交流と交通施策について 第四中学校からは、市内中学校同士の交流機会が少ないという課題が提起されました。現在は部活動に所属していなければ他校生と関わる機会が限られるため、学校対抗で盛り上がれるイベントの開催を提案。武蔵野陸上競技場などの市内施設を活用し、学校間の交流や健全なライバル関係を育むことで、学校生活をより充実させたいという意見でした。 また、赤字運営が課題となっているムーバスについては、利用者増加を目的に小中学生の運賃を半額にすることや、長期休暇中の無料化といったアイデアも発表されました。 交通安全の分野では、自転車に関する法改正など社会状況の変化を踏まえ、自転車レーンや自転車歩行者専用道路の整備をさらに進めるべきとの提案がありました。加えて、信号機や標識が街路樹で見えにくくなっている箇所について、街路樹の適切な管理と整備の必要性も指摘されました。 ▼第五中学校学校遠足、防災宿泊、学校開放について 第五中学校は、学校生活をより豊かなものにする提案を行いました。 まず、学校全体での遠足や校外活動の機会を増やすことで、学年を超えた交流や他校との交流を促進できると提案。市内には中学生が魅力を感じる大型公園が少ないことから、そうした居場所づくりの必要性にも言及しました。 また、防災宿泊体験の実施も提案されました。避難所生活を実際に体験しながら防災意識を高めるとともに、学校で宿泊するからこそできる活動を取り入れることで、楽しく学べる機会になるのではないかとの意見が出されました。 さらに、新校舎完成後も土日に利用できない現状を踏まえ、自習室や校庭の開放を求める声もありました。学習環境の充実だけでなく、運動機会の確保やデジタルデトックスにもつながるという視点が印象的でした。 このほか、猛暑や重い荷物への対応としてムーバス通学の検討、自転車通学の導入可能性についても提案があり、安全講習や運用面での工夫の必要性について議論されました。 ▼第一中学校五日市街道の安全対策と給食時間について 第一中学校は、五日市街道の道路環境改善について提案しました。 五日市街道は道幅が狭く、自転車が安全に通行しづらい箇所があることから、道路拡幅や自転車専用レーンの整備を求める意見が発表されました。通学路として利用する生徒も多く、事故防止の観点からも重要な課題です。 また、給食時間についても問題提起がありました。小学校より給食量が増える一方で、実際に食事に充てられる時間は短い状況にあり、ゆとりある給食時間の確保を提案。残食削減や健康的な食習慣の形成にもつながるとの視点が示されました。一方で、給食センターの配送スケジュールなど、一校だけでは解決できない課題もあることを踏まえた調査結果が報告されました。 ▼第三中学校校庭照明、公園整備、歩道拡張について 第三中学校からは、放課後の活動環境と通学路の安全に関する提案がありました。 部活動の時間帯に暗くなり、安全な活動が難しくなることから、校庭への照明設置を要望。また、中学生以上がボール遊びをできる公園が少ない現状を踏まえ、市内各地への整備を提案しました。その際には、騒音や事故防止など周辺環境への配慮も必要であると述べられました。 さらに、通学路となっている女子大通りについて、歩道の狭さやガードレール未設置区間の危険性を指摘。特に雨天時の利用実態も踏まえながら、歩道拡張を求める提案が行われました。 ▼第二中学校通学路の安全対策と暑さ対策 第二中学校は、身近な危険箇所の改善について具体的な提案を行いました。 第二小近く交差点では、歩行者用信号に注意を向けた車両の動きに危険を感じた経験があることから、反射カバーの設置や安全対策の強化を提案。また、大人とは異なる小学生の視点から危険箇所を把握するためのヒアリングや、地域独自の交通ハザードマップ作成の必要性も訴えました。 スポーツ環境の充実では、バスケットコートの設置を提案。大会やイベント開催による地域活性化の可能性に触れる一方で、騒音対策などの課題も整理されていました。 さらに、近年深刻化する暑さへの対応として、校庭やテニスコートへの日よけシェード設置、グリーンカーテンの活用、ドライミスト導入など、多角的な暑熱対策が提案されました。 ▼第六中学校自転車通学と学校のバリアフリー化 第六中学校は、自転車通学とバリアフリーについて発表しました。 部活動拠点校方式の導入によって移動機会が増え、徒歩30分以上かけて登校している生徒もいることから、自転車通学の必要性について提案がありました。 また、校内で松葉杖を使用する教職員の事例を紹介しながら、学校施設のバリアフリー化について提言。バリアフリーは一部の人だけの問題ではなく、けがをした人や重い荷物を運ぶ人など、誰もが関わる身近な課題であると訴えました。学校改築時にスロープなどの整備を進め、困っている人が特別な思いをしなくて済む環境づくりを目指すべきだという発表は、大変印象に残りました。 ▼おわりに今回の中学生議会では、交通安全や通学環境、公園やスポーツ施設、学校施設の活用、防災、バリアフリーなど、幅広いテーマについて活発な議論が行われました。 日常生活の中で感じている違和感や不便さを出発点としながら、地域全体の利益や将来のまちづくりまで視野を広げた提案が多く、中学生の高い問題意識と柔軟な発想に大いに刺激を受けました。 いただいた提案の一つひとつを大切に受け止め、今後の市政運営やまちづくりの参考としていきたいと思います。中学生議員の皆さん、サポートいただいた各校の先生方、本当にありがとうございました。

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市議会見学ツアーを開催しました(2026年8月)

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。 今回、初めての企画となる市議会見学ツアーを、8月3日・5日と2回にわたり開催しました。 当日は本会議場、委員会室、全員協議会室と議会まわりを見学いただいたあと、お子さんたちには子どもの権利擁護センター「まもルーム」にて啓発品をいただき、後半はクリーンセンターと環境啓発施設エコreゾートをまわってごみ処理やエコの取り組みについてご覧いただきました。 コロナ禍を挟み、ようやく実現した公共施設見学企画ですが、予想以上の反響をいただき、30名を超える方々にご参加いただくことができました。 引き続き、リアルイベントも開催をしていきたいと思いますので、ぜひふるってご参加ください。 ご協力いただいた市役所職員の皆さま、重ねてありがとうございました。

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次年度予算への要望を行いました|武蔵野市議会レポート

会派ワクワクはたらくで予算要望を行いました。これはこれから本格化する来年度の予算編成の前に、議員からも改めて要望をするものです。1人20分で、会派ごとに時間が設けられています。 以下、要望事項の箇条書きです。◎は新規で、それ以外は昨年も要望したものになります。 1.こども・子育て ・学校や保育施設等への盗撮防止対策(防犯カメラの設置や不定期点検)◎学校行事におけるクマ対策(備品購入と各校でのシェアなど)◎災害時のオンライン授業等の機動的な実施体制の強化・グラウンドの整備(積極的な点検更新)・学校や公園における遊具の点検◎未払い養育費に対する支援(立て替え払い・取り立て代行)◎子育て施策におけるあらゆる所得制限の撤廃(就労促進)◎手続きの電子化やハンコレス(特にベビーシッター利用助成、保育無償化対応関連)◎移動支援や保育所等訪問支援等、障害児者の学びや活動の支援体制強化・学校でのプール暑さ対策(授業が安定的にできるようにする)・保育における午睡時間の多様性に対応するための支援(寝ない選択ができるようにするための人員強化)・若年性認知症や起立性調節障害等、若い世代の病気や障害の周知啓発強化・交通公園の整備・乳幼児用ヘルメット配布 2.防災安全・都市整備・環境◎感震ブレーカーのさらなる普及啓発(分電盤一体型の工事補助等支援)◎火山噴火対策と啓発(正確な情報の発信・備蓄品の強化)◎老朽化した防災備品への更新対応◎シェルターの今後の見通しを明らかにすること(国民保護計画等からの要請と各駅におけるまちづくりの連動)◎防災士資格取得・スキルアップ補助◎市内全域における冷水器の設置と周知(熱中症対策・環境啓発)・民泊の実態調査と対応・駅前や公園へのミストスポット設置◎商店会や町会への支援強化(公的役割への費用弁償、持続可能な組織づくりへの支援)◎創業支援の経済補助メニュー拡充(対象者が増えるようにすること) 3.行財政・その他◎市民を含めた会議体の整理統合の議論を行うこと・三鷹駅前エリアへの期日前投票所設置・公共の機能再配置と施設整備の検討◎議会分野におけるベンダーロックインの調査研究(中継・議事録システム)

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武蔵野公会堂について全員協議会が開催されました

武蔵野公会堂の当面の方向性の検討状況をテーマにした、武蔵野市議会全員協議会が開催されました。議員全員が参加し、定められたテーマについて市と議論をする場です。今回は1人6分の会派持ち時間制で実施(我が会派ワクワクはたらくは2人なので12分)。 武蔵野公会堂については、会議棟を中心にバリアフリー対応などを行うリニューアルを行う予定になっていましたが、物資の調達困難や工期遅延への懸念から、小美濃市長が入札中止を判断しました。大きな政治判断だと思います。 先日の総務委員会で報告をされたとき、私は一言目に「悔しい」と言いましたが、この計画に携わってきた方々からすれば、本当に厳しい結果が突きつけられてしまったと感じています。 本来であれば多少高くなっても補正予算でやるというのが、これまでの武蔵野市のスタンスだったと思いますが、今回はホール棟の寿命80年を考えると、会議棟リニューアル工事を行っても利用できる期間が20年をすでに切っていること(工期遅延するとさらに短くなる)、当初予算35億円程度となっていたのが、おそらくは1.5倍ほどになってくることが想定されたことなどが要因となり、また市長も他市が入札中止を行った事例などを見聞きしたことも材料となったようです。 今回はこの状況を踏まえ、武蔵野公会堂をどうしていくのかについて、市側から10の案が示され、それをベースに議論と言いますか、意見交換が行われるような形になりました。 市側から示された10の案は、・原案をグレードダウンするもの(耐震対応あり)・建物はいじらず空調や給排水などに対応するもの(耐震対応なし)・解体し芝生や暫定施設を整備するものというように、大きく3つのパターンに整理されるものです。 それぞれ費用や休館期間、対応内容などが表にまとめられています。◆武蔵野市資料 費用感を見た議員たちからは、解体して暫定施設をという声が多かったようには感じましたが、今日は結論を出す場ではないので、意見としては皆さん控えめな感じです。ここは今日の声を受けて、市がまた庁内で大議論をすることになります。 また、今回大きなポイントになったなと私的に感じているのは、吉祥寺パークエリアの面的整備において、この武蔵野公会堂の「敷地」を利用する可能性があることがはっきりと書面に記載されたことだと考えています。 当然今までにも、長期計画などにおいてずっとこのことは記載されてきたわけですが、実ははっきりとは言語化されていなかったと思っています。武蔵野公会堂の今後含めて議論する、というような、ふわっとした表現にまとめられてきたなと。 それを踏まえると、上記のリンク先にある資料になりますが、検討の前提の部分にはっきりと「敷地の新たな利用」として記載されたのは、ようやく明文化されたのだなと実感をしました。大きな一歩だと思います。確認の質疑したところ文化施設としての継承という話ではありましたが、移転を含めてあらゆる可能性があることはこの場で示されました。 今回の状況を踏まえると、どの案になるにせよ、場所を利用できない空白の期間が長らく生まれることになりました。吉祥寺ならではですが、他の民間施設などもさまざまありますから、利用の補助を出すなどして、文化・コミュニティ活動を止めない施策をお願いしました。 なお、武蔵野公会堂は帰宅困難者のための一時避難施設でしたが、その代替もまだ準備できていないとのことで、備蓄品もそのままになっているので、早急な対応を要望しました。 以上が今日のまとめです。途中途中にも、武蔵野公会堂ができた経緯、その歴史の紹介もあり、それを受け止めながら議論をしていかなくてはならないことを改めて実感する時間になりました。長期計画などとの整合もあり、たくさんの調整が必要になります。 今後の流れとしては、12月議会に向けて案を精査し、予算化を検討するとのことです。13時から会を行い、18時頃に閉会しました。

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2026年6月定例会 一般質問のご報告|武蔵野市議会レポート

[こどもと学校教育の「現場」を大切にするために] 6月定例会において、武蔵野市の子ども・学校教育環境に関する課題を中心に一般質問を行いました。 この記事では、市民の皆さまに関係の深い内容を中心に、主な質疑と市の答弁をまとめてご報告します。 1.学校整備計画の進め方について 小中一貫教育や一度すでにあった第二・第六中学校の統廃合議論など、これまでの経緯を丁寧に振り返り、今回の整備計画に生かすべきと質問しました。 議会でも多くの議員が同様の問題意識を共有しており、市民への情報伝達が十分でないことによる不安や混乱が課題となっています。私は、武蔵野市が大切にしてきた「市民参加による丁寧なプロセス」を改めて重視すべきと提起しました。 教育委員会からは、 • 過去の議論を整理し審議会資料として提示していること• 説明会や動画配信など周知の強化に努めていることが答弁されました。 2.仮設校舎での生活と教育活動の支援について 第五小学校・井之頭小学校では仮設校舎での生活が続いており、今後も市内で改築が進むことから、今回の経験を市として蓄積し改善につなげる必要があります。 ▼校地が狭くなることによる影響 運動・部活動・安全面など、子どもたちの活動に制限が生じています。教育委員会からは「負担をかけて申し訳ない」との認識が示されました。 ▼体験機会の損失 井之頭小では、例えばですが、自転車交通安全教室が乗車体験から座学に変更されました。地域による実施方法の差も課題です。私は、体験機会を失わせないための代替機会の創出を求めました。 ▼保護者の駐輪スペース不足 仮設校舎では駐輪スペースが限られ、遠方の保護者ほど学校に行きづらい状況です。保護者会だけでなく、ボランティア活動や学童のお迎えにも影響があります。 教育委員会からは、安全確保を前提に、状況に応じたスペース確保を検討するとの答弁がありました。 ▼スクールバスの暑さ対策 バス停に屋根がなく、夏場の熱中症リスクが懸念されます。市は運行間隔を短縮し、待ち時間を減らす対応を行っていますが、引き続き改善を求めました。 ▼引っ越し時のマンパワー不足 井之頭小の移転では、スケジュールの不透明さや地域団体との連携不足、保護者の過度な負担など、多くの課題がありました。私は、次の学校移転に向けた改善策の整理を求めました。 3.非常変災時の休校判断について 台風接近時、武蔵野市は「当日朝7時まで判断」となり、学校・学童・保護者に大きな負担が生じました。 特に学童は、休校決定と同時に朝から開所が必要となるため、早朝から待機せざるを得ません。 私は、判断の早期化、現場負担の軽減、オンライン授業の可能性などについて検証を求めました。 4.市民からの身近な相談事項への対応 ▼蚊・ボウフラ・毛虫対策 市は6月の強化月間に合わせて周知を行い、必要に応じて専門業者を紹介しています。 ▼給水機の設置 クーリングシェルターの拡充に合わせ、市内15か所にボトル対応冷水機を新設予定です。環境負荷の観点から紙コップは設置しない方針です。私は、給水機の設置場所が分かりやすい情報提供を求めました。 ▼ムーバスのベビーカー案内 車内アナウンスが長く、利用者が肩身の狭さを感じるとの声があります。市は「表現の工夫を検討する」と答弁しました。 ▼若者との対話の場づくり 大学生からは「道路の狭さ」「銭湯の減少」「家賃の高さ」などの声が寄せられました。私は、若者と市が定期的に意見交換できる仕組みの必要性を提案しました。 5.国の制度改正への対応 ▼防災気象情報の改善 5月から警報・注意報の表記が変更され、市もJアラート等の設定変更を完了しています。 ▼日本版DBS(性犯罪歴確認制度) 12月の本格運用に向け、対象施設の整理、システム登録、保護者向け資料の準備などを進めているとの答弁がありました。 おわりに 今回の一般質問では、「現場の声を市の仕組みにどう反映させるか」を軸に、子ども・保護者・地域の皆さまの負担を少しでも軽減するための改善を求めました。 今後も、現場の実情を丁寧に伺いながら、より良い教育環境づくりに取り組んでいきます。

活動報告

成蹊大学にて講義「プレゼンテーション」をテーマに、政治の提案力と主権者教育を考える

2026年5月、成蹊大学において、議員・事業者としてお話をする機会をいただきました。授業のテーマは「プレゼンテーション」です。市議会議員として行う市への「一般質問」は、問いかけをしながら政策提言を行うのがメインです。その手法をお伝えすることで、プレゼンテーションの多様性や、政治家が行っていることは未来への「提案」であるということを知っていただけたのではないかと思います。 ▼ワーク1:実際の質問通告書から課題を読み取る講義では、実際に私が市に提出している「通告書」の現物を共有し、そこから課題と対策を読み取ってもらうワークを行いました。グループディスカッションでは、学生たちが真剣に課題を探し、勇気を持って発表する姿が印象的でした。 今回取り上げたテーマは「投票所における撮影の禁止と投票の秘密を守ることについて」です。自分たちの身近な行動がどういった社会課題に繋がっているのか、「なぜ?」と掘り下げることで、より深い理解に結びつけられたと感じています。 ▼ワーク2:身近な学校への疑問から行動の重要性を知るそのうえで、今度は「学校に対して思っていること」について具体的に考えて発表してもらいました。 様々な意見が出たところで、私から「その声を学校に伝えたことがあるか? 伝える手法を考えたことがあるか?」と問いかけてみました。学生たちからは「確かに何も行動したことがなかった」「アンケートの存在に気づいていなかった」といった気づきが生まれました。 何かを変えたければ、まずは自分が行動し、声を発することが大切である。 この主権者としての基本の姿勢を、肌で感じてもらうことができた瞬間でした。 ▼ワーク3:武蔵野市の地域課題をテーマにディスカッション最後に、これまでの内容を踏まえ、武蔵野市の地域課題についてプレゼンテーションを行うためのテーマ決めを行いました。 学生からは、以下のようなリアルな視点が多く挙がりました。 ・身近な道路問題や信号の時間の長さ・地域に銭湯が少ないこと・家賃が高いこと これに対し、私からは事実ベースでのフィードバックを行いました。 ・なぜ道路問題の解決には時間がかかるのか(個人の財産権との関係)・なぜ銭湯が減ってしまったのか(歴史的な背景)・家賃問題に対して、他自治体が行っている家賃補助と定住条件の政策例 課題に気づくだけでなく、なぜそれが簡単に進まないのかという現実の難しさ、その中で何ができるのかを継続して要望していく重要性など、多角的な気づきを得てもらえたのではないでしょうか。 ▼政治の「提案力」と、教育現場への期待私自身、地域の課題と対応を「提案」という形で組み立てることの重要性を再認識するとともに、教育現場における主権者教育の可能性に強い期待感を持ちました。 この大学での経験をもとに、直後の市議会定例会でも一般質問を行い、大学生と市との関係構築・交流の重要性を提言しました。 市外から市内の大学に通う学生であっても、武蔵野市への愛着やモチベーションを高めてもらうことは、市の未来にとっても大きなチャンスです。住民ではないからと線を引くのではなく、市が積極的に関わることが大切です。 市側からも、市内にある5大学との連携の中でも考えていきたいとの前向きな答弁がありました。今後の具体的な取り組みに、しっかりと期待し、注視していきます。

活動報告

2026年6月一般質問の読み原稿(速報版)|武蔵野市議会レポート

会派ワクワクはたらくの本多夏帆です。まず午前中は子の体調不良で遅参となり失礼をいたしました。いつも皆さまのご理解をありがとうございます。さて連日、物価高騰や資材不足等のニュースが続いています。グローバル化が進み、その影響を大きく受ける時代です。私が小学生の頃はグローバル化という言葉がテストに出るような時代でしたが、今やもうこれは当たり前のことですから、習うような言葉ではないのかもしれません。今回商工関係の質問は3月にしたことから入れておりませんが、歯を食いしばってこらえている事業者の方々も多く市内にいらっしゃると思います。例えば市で新たな制度融資をと言っても銀行が貸してくれなければ成立しませんから、机上の空論にならない施策が必要です。市の産業振興に対する取り組みは武蔵野市の未来への投資です。事業者に寄り添い、協働いただくように、予算要望の時期に向けたお願いをここでしまして、今回はこども関連を多く質問したいと思います。 こどもと学校教育の「現場」を大切にすること等について 1.こどもと学校教育の「現場」を大切にすることについて(1)小中学校の整備計画の進め方小中一貫の議論、二中と六中の統廃合についての議論といった大きな議論について振り返りを行い、今回の整備計画の議論に活かすべきだと 2025 年 12 月の市議会定例会にて一般質問をしました。その点についての検討や実施の状況を伺います。 今回の市議会定例会においても、多くの議員が質問テーマとしています。我々市民代表である議員がこうも納得できていない以上、まちばでの機運醸成に繋げることはとても大変なことです。来年には市議会議員選挙、また市長選挙もあります。争点として単純化されてしまえば、大きな混乱、特にその地域に住まわれる方々は強い憤りや悲しみに見舞われる可能性もあり、そこからまた状況の回復をしていくには相当な時間を要することになります。丁寧に市民参加で進めるとしてきた武蔵野市の、矜持を今一度見せるときだと思います。 (2)仮設校舎でのこどもたちの生活と教育活動の支援第五小学校・井之頭小学校においては、現在仮設校舎を学び舎としており、またその影響を第五中学校と第一中学校が受けています。先生や職員の方々もこどもたちも、また保護者もこの状況を前向きに捉えようと創意工夫を行っており、本当に頭の下がる思いです。一方、今後もまだその生活が続くことや、これから学校改築が市内全域で進むことを考えると、同じように仮設校舎での生活を行うことになるであろうこどもたちが市内には多数存在していることから、経験をここに残し、そして活かすために以下質問します。 ①敷地面積が狭くなることによる影響についてア 小中学校どちらも校地が狭くなることにより、活動に支障が生じています。具体的には、特に運動への課題や安全性、部活動への制限等がある。これらについてどのように受け止めているのか伺います。 イ また、実際に井之頭小では自転車の 3 年次の交通安全教室についてこれまでのような自転車乗り入れができないことから、ビデオでの座学に変更がされました。これはほんの一例に過ぎませんが、移転による機会の損失を実感しているところです。一方、武蔵境自動車教習所に赴き実施される 2 年次の交通安全教室については、市内東部はそもそも行くことができずに座学であるとも聞いており、市内でもこうした違いがあることについて納得感を得られないでいることも申し添えておきます。移転により一時的に活動が制限されることは致し方ないとは思いますが、生の体験、経験の機会がなるべく失われないように新たな機会を創出する等、市側にも積極的に協力をしてほしいがいかがか伺います。 ウ さらに、保護者においては駐輪スペースが取れないとして学校へ行くのに自転車利用が制限され、特に井之頭小学区においては御殿山エリア、場所によっては中町からも移動が非常に大変な状況にあります。実際に保護者が学校へ行くのは保護者会程度と思われるかもしれないが、日々の送迎のみならず、こどもたちのためのボランティア活動等にも参加しにくいという、軽視できないネガティブな影響も生じています。学童では夜のお迎えもあります。地域活動団体の方々も同様ではないでしょうか。周辺の公共施設用駐輪場を使用するのは難しいと思いますが、例えばスクールバスの停車場の一部を使用すること等はできないのか伺います。3年間ずっとこのままというのは保護者活動の縮小という意味でも本当に苦しいところなので、何らかの手立てを考えていただきたいです。 また、これは質問ではありませんが、この移転のタイミングで吉祥寺西コミセンも中央コミセンも工事のために休館という絶望的な状況にあり、井之頭小学区のコミュニティ活動が非常にしにくい状況です。こどもたちの放課後の居場所としても重要な施設です。こうしたことは今後の改築計画の中で、もう少し視野を広げて考えていただきたいと切に要望します。 ②仮設校舎の設備における課題ア 中学校が使用してからの小学校利用となっており、さまざまなところでガタが来ているとも聞きます。すでに補修をしてくださっているところが多数あることも認識していますが、このように仮設校舎を流用していくことについて、やってみてわかったこと、安全性や機能面における課題について、どのような認識か伺います。 イ スクールバスでの通学において、トラブルや対策について伺います。また、夏に向けて暑さが心配されますが、バス停には屋根も日陰もありません。これは井之頭でそういう声が出ていましたが、5小のほうも聞いたところ屋根はないとのことでした。ピークタイムに何分も待つことになる際、倒れる児童も出るのではないでしょうか。対応を伺います。 ③移転時の引っ越し対応についての課題実際に井之頭小の引っ越しを体験し感じたことは、とにかくマンパワー不足であるということです。直前期までわからないスケジュール・対応のルール等、作業する側の待ちの状態が多く、結局のところあまり準備もできないまま引っ越しの時期に突入してしまったと感じました。それにより、地域団体同士のコミュニケーションにも不足があり、処分するかしないかのトラブルや、連日のように学校に行って保護者が対応することが発生する等、困難を極めました。 さらには移転先の仮設校舎での準備にも追われ、教職員の方々は放課後に移動して作業にあたる等、本当に大変な数週間を過ごされたと思う。学童スタッフの方々は春休みのこどもたちを終日預かる中での引っ越しで、お休みも無いほどだったのではないでしょうか。引っ越しの物も片付かない中押し寄せる新年度の準備。情報共有や人の手配等、もっとできることはあったのではないかと考えていますが、市はどのように考えているのか見解を伺います。 (3)学校における非常変災時の臨時休業等の判断基準ちょうどこの一般質問を通告する期限の日に、台風が直撃する見込みとなり、実際に大きな影響を受けることとなりました。まずは対応にあたられた皆さま、お疲れさまでした。武蔵野市の市立小中学校においては、その前日に休業の判断基準についての書面がアプリで保護者に展開され、今回は当日朝 7 時まで判断を待つということになる中、報道においては都内でも多くの自治体で学校等が休業となることが知らされました。その判断がなされた時間は自治体によりさまざまですが、当日の朝7 時まで待つということについては学校現場も保護者も、大きな混乱まではいかずとも、かなりの労力を要したのではないかと思います。 先生方はもちろん、また学童クラブについては、玉突きで休校の対応を迫られます。朝に休校が決まった場合学童クラブを開所しなくてはならないため、早朝から待機を余儀なくされたのではないでしょうか。イレギュラーな対応とはいえ、こうしたことが現場への大きな負荷、精神的な負担にも繋がるのではないかと考えています。また足立区では原則オンライン授業を行うともあり、注目を集めました。まだ6月の頭だというのに今回のような台風の大きな影響があったことを踏まえて、今夏に向けての備えが重要であると考えます。今回の武蔵野市の判断についての検証、今後の対応を伺います。 2.防虫対策や給水機の設置等、市民からの身近な相談事項等について(1)市内では、ねずみや害虫等、さまざまなものに悩まされている現状があります。自然との共生という視点もありつつ、一方で治療が必要になることやアレルギー等、人体に大きな影響を及ぼす可能性も拭えません。実際に、昨年や一昨年に市役所付近で大量のケムシに悩まされたという声も届きました。夏を前にして、蚊やボウフラ、また秋口のケムシ等について、今からの対策が必要と考えることから、今年度の市の具体的な対策について伺います。 (2)クーリングシェルター(むさしのいっとき避暑地)が活躍する季節に入ってきました。今年はこの取り組みも強化され、民間施設の登録も増えているように思います。とてもいいことです。一方、先日も給水機についてが議会で話題になりましたが、このシェルター一覧のページにも給水機の有無が掲載されていますが、体感としては非常にわかりにくいなと感じています。というのも、例えば図書館やコミセンにおいて一律に設置されているわけではないので、ここはある、ここはないというのを1つずつ確認しないといけません。図書館には必ずありますといったような状態になれば、安心して出かけられるのではないかとも思います。シェルター以外にも設置場所があるとは思いますが、給水機について、まずないところに増やす、またマイボトルで汲むことができるスタイルのものなのか、冷水器にしてほしいといった要望等、市の対応状況について伺います。 この件は政策として、熱中症対策、福祉としての取り組みでもあるだけでなく、ゴミの分野において、収集頻度の減少によりペットボトルの回収量が減らないことからすると、行動変容を促す施策を徹底して打ち出す必要があるとも考えていることから、必要な取り組みであると思います。香川県高松市では、たかまつオアシスマップとして給水マップを公開していますが、こちらもゴミ減・マイボトル促進の取り組みだということがページの最初に明記されています。見解を伺います。 (3)ムーバス車内において、ベビーカー利用者向けの音声アナウンスがなされていますが、内容が長く、肩身の狭さを感じることがあります。ここ数年で運用が全国的に変わったと思っており、原則は畳まずに利用可能なはずですが、例外時の案内が多いため、そのように感じるのかもしれません。注意喚起などはもちろん必要と思いますが、もう少しメッセージの出し方を工夫できないでしょうか。見解を伺います。 (4)地域の大学生の方々と、地域課題について話す機会がありました。身近な課題として、道路が狭く自転車で通りにくいことや、銭湯が少ないこと、家賃が高いこと等が学生から挙げられました。道路問題がなぜなかなか解決しないのか、少し前は銭湯がもっとあったこと、他自治体の家賃補助制度と定住施策等説明すると、新たな気づきや学びを得たようでした。私はこのことから、こうした若い世代と地域課題について定期的に考え、また実情を正確に認識してもらうことも含めて、市と交流する取り組みを行っていくことが重要であると考えています。「むさしのどこでもミーティング」の施策拡大、学校への積極的な派遣等、こちらからのアプローチを期待したいと思いますが、見解を伺います。 3.防災気象情報や日本版 DBS 等の国の動きと市の対応について(1)この 5 月から、防災気象情報の改善がなされたと気象庁の発表がありました。具体的には、警報・注意報の情報名にレベルが付記されたことや、河川の氾濫の危険度の伝え方の変更などです。避難の判断をしやすくすることが大きなねらいであるとされています。変わったばかりなのでまだちょっと直感的に理解できるようにするというところに至っていないと感じているところではありますが、一方、市区町村のシステム対応等がギリギリで大変であるといったことも SNS 上で散見されました。そのうえ、おそらく各所で準備がされているちょうどこのスタートのタイミングで、台風が直撃するという事態になったわけですが、本件について市の対応状況を伺います。 (2)今年 12 月から正式に運用が開始となる予定の「日本版 DBS」こども性暴力防止法(学校設置者等及び民間教育保育等事業者による児童対象性暴力等の防止等のための措置に関する法律)について、過去から取り組みを伺っているが現状はどうでしょうか。2年前のちょうど6月に一般質問で取り上げており、その際はまだ国会審議中でしたので、運用に向けてこれからガイドラインなどチェックしていくといった状況でしたが、いよいよその施行も迫り、市民向けの啓発等も今後必要と考えますが、見解と対応状況について伺います。細かいことはちょうど次の議員が質問してくださるようなので、まず私は頭出しだけと思います。以上、よろしくお願いいたします。 ・高松市「たかまつオアシスマップ」https://oasismap.archipelago.or.jp ・気象庁「防災気象情報」https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/bosai/keiho-update2026/index.html ・こども家庭庁「こども性暴力防止法」https://www.cfa.go.jp/policies/child-safety/efforts/koseibouhou