BLOG

ブログ

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。

11月3日は市民文化会館にて開かれた、武蔵野市の75周年記念式典に行ってきました。子どもたちによる合唱や吹奏楽あり、素晴らしかったです。

そのあとには自治基本条例のシンポジウム。こちらはようやく開催できたものでひとまずはホッとしましたが、やはり中身についてはいろいろと考えさせられるなと。これからの課題を再認識した時間でした。

シンポジウムでのパネルディスカッションでは、以下の内容が出ました。簡単なメモになりますが掲載します。

・自治基本条例ができたことの意義は?
・これからそれによりどうなる?
・自治基本条例は行政の透明性を高める
・情報なければ参加なし
・武蔵野市で活動するようになったきっかけは?
・活動してよかったことは?

・住民同士の協働と住民と行政の協働
・やってきたことを条文に落とし込んだ
・平和が入っているのは特徴的
・市民としてこの条例をどう受け止めているか? →難しい、かたい印象、やってきたことを言語化されると乗せられているような?個人で参加できる権利がある実感、シンプルで論理的

・若い世代どう関わるか
・やってくれないと先に線を引きがち
・町田で団地の役員に中学生が手を挙げた事例
・市報の改善?
・この条例は市と市議会を縛るもの
・制定は目的でなくツールに
・いざというときの住民投票

以上が聴きながらメモした内容です。全体として条例の作り手からの視点、市民として活動している方々からの視点、そして市長とがさまざま発言するという流れでした。

最後にちらっと住民投票制度について市長が発言したことで、報道により再上程が近いという印象を持たれた方も多いかと思います。現状として議員のところにはなんら説明や調整など来ておりません(少なくともうちの会派にはありません)。

一方で再上程が今後行われないということではないため、それについても疑問視する意見をいただきます。これは今後市も議会も、そして市民の皆さんとも皆で議論していくべきことであり、突然急にどうこうなるということではなく、1つひとつ段階を経ながらどうなるか進めていくものです。

前回案が議会に上程されるに至るまでも、庁内検討が済みその状況が私たち議員や市民の皆さんに向けて明らかにされてから、実際の上程まで約1年がかかっています。

住民投票制度にそもそも反対というお考えもあれば、制度内容によるというご意見など、現在は市内外からさまざまな意見が飛び交っている状況です。市がどのように検討を進め、次の案を練っているかは現段階では分かりませんが、情報が出て来次第また適宜展開していきたいと思います。