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こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。

1月末、むさしの男女平等推進市民協議会の方々による、議員懇談会に参加しました。ちょうど3歳のこどもが昼寝をしたところで、子連れで参加させていただき大変ありがたかったです。

総会、議員懇談会と年に2回ほど交流の機会がありますが、今回は懇談会ということでそれぞれの問題意識や課題認識を共有する場となり、私も勉強になりました。

特に、会の方々からは活動拠点である市民会館の大規模改修に際し、施設の課題や市とのコミュニケーションに対する懸念が共有されました。

議員についてもそれぞれ今関心のあることをということで、私からは「くるみんマーク」の話をさせていただきました。このマークは出産や育児に理解のある企業が認定を受けることができるものですが、産休や育休制度のさまざまな要件が設定されている中で、制度設計上、男女での数値を比較することでクリアできるようになっており、例えば女性だけの会社、男性だけの会社では申請すらできない運用になっています。

私自身が経営する会社においてこのトラップにはまったことがあり、東京都に問い合わせ、厚労省へと言われ厚労省にまで電話をしましたが、なんら手立てはありませんでした。そのとき言われたのは、これまでの条件で認められた会社がいる以上、ルールを変えることはできないということです。価値観も変わるのに、時代遅れも甚だしいと思いました。

私の会社は当時たまたま産休が3人出て、たまたま男性社員がやめたばかりでちょうど女性しか所属をしていませんでした。10数名の小さな会社ですが、それでも産休がたくさん出ていることもあってこの制度に申請してみよう!と思ったにもかかわらず、申請すらできないという出鼻を挫かれたことを思い出します。

こうした謎のしくみが実は他にもあり、このときに行政側から、女性活躍のなでしこ認定なども同じしくみになっていると教えられました。女性だけが所属する会社で女性活躍について申請ができないのですから、本末転倒です。

男女を比較しようとするからこのような訳のわからない制度運用になってしまうわけで、私としてはこうしたことにも自分が政治を志す・志し続けるきっかけがあったのだなぁと思わざるを得ません。

男女平等がテーマになったとき、よくこの話をしているのですが、今回も初めて聞きましたと言っていただくことができ、お話しして良かったなと思っています。ただ数字で比べるのではなく、実質的な平等を目指すにはどうすればいいのか、制度を考える際にはよくよく検討しなくてはなりません。そうしないと、こうして趣旨から外れる結果を生み出すことになりかねません。

武蔵野市においても、男女平等をテーマとしたとき、何を施策として取り組むのがよいのか、転換期が訪れているとも感じています。これまで平等推進に取り組んでくださった方々のおかげで今があることに感謝し、変化の中で新たな平等推進に取り組んでいきたいと思っています。