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一般質問まとめ(2025年6月)|武蔵野市議会レポート

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。2025年第2回定例会での一般質問が3日間にわたり行われ、無事に終了しました。 今回の一般質問は、幅広いテーマが扱われ、重なるものも少ない印象でした。どのような内容があったかを、複数名が取り上げたものなどざっと振り返ってみます。 ▼熱中症対策時期的にやはり注目度が高く、一番取り上げられたテーマだったかなと思います。クーリングシェルターであるむさしのいっとき避暑地へのウォーターサーバーの設置や、エアコン設置助成制度への要望がありました。エアコンについてはただ設置するのではなく、どうすれば使ってもらえるのかまで含めて考えなくてはならないという指摘もありました。 ▼水道事業について今夏4ヶ月分の基本料金が東京都負担で無償化されることになり、都営水道一元化と含めた議論が展開されました。ちなみに今回これにより徴収されなくなるのは武蔵野市で4.4億円ほどの予定です。 ▼保育や介護現場での人材不足について毎回のように人材不足についての内容が出てくるようになりました。待遇改善が叫ばれますが、武蔵野市だけでどうにかなるような話ではなく、わかりやすく奪い合いの構図になってしまい、困難を極めています。事業者の実態把握も含めて丁寧な対応が求められました。 ▼学校と通学路の安全について立川市の小学校へ2人の大人が侵入した事件を受けて、学校のセキュリティについての質問が複数出されました。この事件を受けて、現在警察が全ての学校の安全チェックを行っているとのこと。その指摘を待って、具体的な取り組みを実施することになっているそうです。 ▼米問題について連日報道がとまらない米問題ですが、市としては学校給食事業について特に心配の声が出ました。これまで生産者と顔の見える関係づくりに力を入れてきており、それにより仕入れが成り立っているとのこと。現状としては米が足りないといったことはなく、週3回米飯、1回パン、1回麺類のままで行くそうです。とはいえ全体的な単価は上がっているため、今後の課題がないわけではありません。 ▼市立公園でのボール遊びや花火についてボール遊びについては中学生以上が禁止となっているのがほとんどで、花火については禁止されていることから、都立公園の利用を促されるようになっています。もう少し環境を整えることはできないのかと質疑されましたが、近隣の理解について大きな課題があるとの答弁。ルールを定めてもその通りに守ってもらうのは難しく、大きなトラブルが懸念されるとのことで、昨今の情勢を考えると致し方ないのかなとも思いつつ、歯痒さを感じるテーマです。 その他にもこのような内容が取り上げられました。キーワードを掲載しておきます。・文化政策とまちづくり・吉祥寺のまちづくり・組織ガバナンスと内部統制・長期計画策定と検証体制・財政力指数と都への課税権移転問題・行革甲子園・基金管理運用の検証体制・マイナンバーカード更新対応・保険証とマイナ保険証 ・会計年度任用職員の待遇改善・氷河期世代への対応・保健センター複合施設整備への懸念・地域防災計画・トイレトレーラー・ムーバス減便の影響・グリーンインフラ・境山野緑地とナラ枯れ・葬祭場の設置運営に関する指導事務要綱・石神井川上流地下調節池の工事 ・日常生活用具給付等事業の拡充・放課後等デイサービスでの医療的ケア児受け入れ・がん患者のアピアランスケア・高齢者への弁当配食サービス廃止への懸念・流産死産をした方への支援拡充・生理の貧困・性被害・プレコンセプションケア・HPVワクチン・男性へのDV・自殺総合対策 ・子どもの権利条例・若者限定アンケートの結果・五小通りの拡張計画・市立小中学校の校庭整備・学習者用コンピュータの活用・ジャンボリー対応・武蔵野東学園の問題 各議員の質問テーマはこちら インターネット中継録画はこちら

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質問の読み原稿(2025年6月)|武蔵野市議会レポート

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。6月6日に市に対する「一般質問」を行いました。この記事ではその際の読み原稿を掲載します。 実際のやり取りについては録画が数日内にアップされますので合わせてぜひご覧ください。 それでは以下、読み原稿と自分用のメモをそのまま掲載します。 会派ワクワクはたらくの本多夏帆です。プライベートで今年度は井之頭小学校のPTA活動に取り組んでいます。井之頭小学校は今年70周年、そして来年から仮設校舎に移りますので、特徴的なブーメラン校舎も最後ということで、いろいろな記念行事が行われたりしています。 実務的なところで、とにかくどこからでも、学校改築のことについて聞かれます。その中でなるほどなと思ったエピソードがあり紹介します。というのも実際にPTAの予算組みをするにあたって、引越し費用はどうなるの?という話が出ました。 確かに、それは予算として計上しないといけないのだろうかと疑問に思い、市の担当者へ伺い、前例である第五小学校の事例を調べていただいて、学校の予算に含まれるので大丈夫ということがわかりました。おそらくこうした問い合わせ、疑問質問が、学校関連の団体などから多数寄せられているのではないかと思います。 細かいことなので後で、とされていることが多いのかなと感じますが、当事者たちからすればいったいこれはどうすればいいんだろう…ということがすでに多発しているわけです。イレギュラーな年にあたっているのはわかりますが、こうした細かい対応こそが地域から求められていることで、そのためのコミュニケーションが大切であると思います。 これから学校改築は各校でどんどんと同じ流れを辿ることになります。ぜひ市は待ちの体制ではなく、スピーディーかつきめ細やかな情報共有をお願いしたいと思います。 前段が長くなりましたが、他校にも影響することと思いここでお話させていただきました。さて今回は長期計画の進捗確認やこどもにまつわる課題への対応等についてということで質問いたします。 1. 武蔵野市第六期長期計画・調整計画・第二次調整計画の進捗等について(1) 調整計画及び第二次調整計画の進捗状況について伺う。私たち市民はその状況をどのようにして知ることができるか、公表する予定やその手法があればあわせて伺う。 こちらの質問は、私たち自身がちょうど4年の任期の折り返しを迎え、そうするともうすぐ市長の任期折り返しも見えてきたなと思ったことから、進捗確認をしたいと思ったのがきっかけです。この進捗確認というのが、とてもやりにくいのが現状の市政だと思っており、何か手はないのだろうかと考えたことから、今回取り上げることにしました。 事業がどのように進んできているのかを調べるにあたっては、ちょうど武蔵野市のホームページで更新されていたよくある質問、市では行政評価について具体的にどのように取り組んでいるのですかという記事がまず参考になりました。 ここには、市が事務事業評価と、行財政改革に取り組んでいることが記載されており、全体感としてはそうした動きがあることがわかります。 それぞれ、冊子がpdfで掲載されているので、じっくり見る方には便利かと思いますが、この2つの取り組み自体は視点が異なるものです。事務事業評価はどちらかというと経費削減、業務効率化の視点、行財政改革は事業の目的や課題、そこから見えてくる取り組みということで整理がなされているかと思います。 まずそのことをこちらが読み取らないといけないこと、そしてさらには、両方に同じ事業があったりなかったりするので、気になる事業がピックアップされていなければ、進捗を伺うのは難しい状況です。 また、個別事業については、個別計画において定められている検証方法があるということもあります。が、これについても相当興味を持って調べないと、たどり着くことは難しいだろうと思われます。 全てを単純化してくれとは言わないのですが、せっかく長期計画を作り、おおよその事業について記載をしているのですから、その進捗が長期計画ベースで追えるようにするのが良いのではないかと考えますがいかがでしょうか。前回にも質問しております、計画の抽象度をどこまでに設定するのかということにも関連しますが、今回このことを質問しているのは、次期長期計画策定において、これまでのやり方から大きく変えることを検討してほしいからです。ということで、次の質問です。 ▼メモ・市HPよくある質問 市では行政評価について、具体的にどのように取り組んでいるのですかhttps://www.city.musashino.lg.jp/faq/shiseijoho/shiyakusho_gyosei_ippan/1004432.html事務事業評価実施結果集→経費削減、業務効率化の視点行財政改革を推進するための基本方針及び武蔵野市行財政改革アクションプラン(第七次 令和7-11年度)→目的、現状と成果、課題、取組事項 自分用のメモ (2) 第七期長期計画の策定準備について前回の一般質問でも取り上げたが、準備の状況や検討している新たな視点等について伺う。また、(1)のように計画内容の実施状況や効果検証についても長期計画策定時点で検討する必要があると考えるが見解を伺う。 例えば、今はちょうど選挙前ということで、よく政党の公約実現についてのPRを目にします。何%が実現!というもので、どこまでそのような設定ができているのかは中の人間ではないので詳しくはわかりませんが、それでも並べた項目に対してできたかどうなのか、進捗が一目でわかるのはいいなと感じます。 細かな数値目標などはこれまでの取り組みのような形で取り組んでいくにしても、長期計画で掲げたテーマ・事業がどうなっているか、これを一目でわかるようにはできないのでしょうか。また、策定段階ではよく市民参加の取り組みがなされるわけですが、進捗している段階ではどうでしょうか。個別計画のほうで市民委員などが参加したり、パブリックコメントなどが行われたりしていることはわかります。が、長期計画という視点で、全体を見ていくというフローにおいて、市民参加を行うというのはできないものでしょうか。そこで次の質問です。 ▼メモ・2025年第1回定例会 一般質問 答弁第七期長期計画の今後の策定スケジュールですが、令和10年から令和11年の2年間を策定期間とし、令和12年度から令和21年度までの10年間を計画期間とすることを予定しております。公共施設等総合管理計画については、前の答弁で申し上げた課題もございますので、できれば同じ時期に策定をするのが望ましいと考えておりまして、将来的に第七期長期計画と第3期公共施設等総合管理計画を同時に改定することとし、ただ現行の第2期公共施設等総合管理計画は令和8年度までですので、第3期公共施設等総合管理計画を改定するまで、現行の第2期計画の大枠を維持しながら計画期間を延長してまいりたいと考えております。 大変大切な指摘だなと思っています。それと、これは今までの武蔵野市の長く行ってきた計画行政全体にも関わることかなというふうに思っているのです。大きな転換があったのかなと思うのは、やはり長期計画条例ができた第五期長期計画のときだったかなというふうに思っています。このときに条例をつくって、今まで基本構想のみを議会が議決していたものを、長期計画全体を──施策の大綱と基本理念ですけど、しかし長期計画の中身を議会が議決をするということを、これは議会が決めたことですから、いいとか悪いとかという話ではないのですが、それを決めたことによって、長期計画にのっとった事業以外は、何となくできない、やってはいけないような雰囲気になってしまったということがまず背景にあります。そうなるとどういうことが起きるかというと、何とかしてそれに書き込もうというエネルギーが働きまして、より長期計画の中身が具体化していくのですよね。これは、先ほど御指摘ありました、どれぐらい抽象度が必要なのかというものと関係が出てくることなのですが、あまり具体化してしまうと、今までも議会の中でも、この質問の中でも随分出ましたけども、物すごい速さで今時代が動いている中で、個別事業を長期計画の中で固定してしまうということに対する、何というのですか、危険度というのでしょうか、そこが非常にこれから課題になってくるかなというふうに思っております。そういう意味では、おっしゃるとおり、七期長期計画をどのようにつくっていくのか。もう現状、実際には条例上にもちょっと瑕疵が出てきておりますので、条例の改正はしなければなりません。なので条例改正と併せて、これは議会の皆さんともじっくりと議論させていただきながら、第七期長期計画というのはどういう形にしていくのかというのは考えていかなければいけないなというふうに思っています。これは一番重要なのが、やはり議決をどうするのかということと、抽象度についてどうするのかということが2つ、大きなものになるかなと。議決するにしても、何を議決するのか。今のように施策の大綱まで議決するのか、もしくは当時行っていた基本構想のような、ある意味方向性に対して議決をしていくのか等、今から議論していかなければ間に合わない、それこそ3年後、4年後には間に合わない課題がたくさんございますので、これは御指摘のとおりだと思いますので、そういった意味では、まず庁内で一定のものを議論させていただいて、それを基に議会の皆様ともしっかりと議論させていただきたいなというふうに思っています。 武蔵野市議会議事録 (3) 「むさしのどこでもミーティング」について新規事業で行われていたむさしのどこでもミーティング事業について、実績や事例を伺う。呼ばれたら行くというスタンスの事業と思うが、長期計画の各事業の検証や事業推進のためのコミュニケーション等に活用できないか、見解を伺う。 ▼メモ・むさしのどこでもミーティングhttps://www.city.musashino.lg.jp/heiwa_bunka_sports/shiminkatsudo/1044110/index.html 自分用のメモ 2. 武蔵野市のこどもたちにまつわる諸課題と対応について(1) 出産にまつわる費用負担について国政においては「出産費用の無償化」の議論が進んでいるようだが、制度設計によっては産婦人科の経営がさらに厳しくなることも懸念されている。これについての見解を伺う。また、武蔵野市では出産に至るまでの健診費用についても市の補助チケットだけでは費用が不足しており、毎回のように 5000 円以上が持ち出しになっている現状があるが、その実情と費用補助の考え方、今後の方針についても伺う。 これについてはどこでクリニックにかかるかなどいろいろと個人差はあると思いますが、私自身も市内の産婦人科において3人の出産をし、5000円、1万円持ってきてくださいと言われることは何度もありました。 そもそも母子手帳の交付に繋がらないケースなども問題視してきましたが、繋がったとしても健診においてこのような費用がかかることについて、人によっては相当な負担になっている現状があると感じます。武蔵野市はこのことをどのように受け止めているのか、今回の質疑で伺いたいと思い質問しました。 (2) 保育園における午睡について実際に保護者からも相談があった。現在の取組状況を伺う。認識している課題(安全面・年長児の対応等)と対応を伺う。 こちらは報道などにおいてはよく安全面のことが言われますが、実際にご相談があったのは認可園における年長児への対応についてです。年長児は、どこかのタイミングから午睡をやめ、小学校での生活に備えることになっていると思います。実際に私のこどもも年長になってから、2学期くらいからでしょうか、午睡はせずに別の遊びをして過ごすようになっていました。 今回ご相談いただいたのは、午睡をやめるタイミングがその園では年明けからということで、それは遅いのではないかということ、また年長児はからだの発達もあり、眠る必要のないお子さんもいて、眠くないのに寝かされる、起きているのに布団でじっとしていなくてはならないといった、非常に苦しい状態が想像できる状況にあるということもわかりました。 ここから想定されるのは、人員配置の難しさだと思います。こどもたちが別の行動をするためにはスタッフが必要です。その配置が足りないがために、こうした状況が起きているのではないか、また安全性においても人が必要というのは同じ課題があるのではないかと思い、まとめて質問することとしました。 ▼メモ・宜野湾市https://www.city.ginowan.lg.jp/soshiki/kikaku/4/2/1/5_5/12765.html ・東京都 通知https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/hoiku/ninkagai/ninkagai-jigyousha/anzenkanri 自分用のメモ (3) ファミリースポーツフェア等での表現について先日も盛大に開催されたが、ファミリースポーツフェアの説明にある「年齢や障害の有無にかかわらず楽しめる」という表現について、そんなはずはないというお言葉を障害児の保護者からいただいた。何の気なしに私たちはそうした言葉を使ってはいないか、見解を伺う。 これは非常に難しい問いかけだと思います。今回コメントをいただいたのは、重度の障害のあるお子さんと暮らす保護者の方です。おそらくは、障害の有無にかかわらずと言われても、参加するのが難しい人もいるんだよということで、自分たちの存在は?という、率直な気持ちだったと思います。だからイベントをやるなとか、おかしいとか、そういうことをおっしゃっているのではなく、こうした表現について、私たちは根本から考える必要があるのではないかという問いかけだと思っています。 (4) 調理場での給食提供について不登校児を対象に給食提供している取組につき、利用者数の推移と課題、今後の対応を伺う。 こちらはちょこちょこと質疑で出ている内容なので、都度状況を伺っているところですが、まずは現状を教えていただければと思います。良い取り組みだと思ってはいますが、以前から私自身が課題として挙げている、サービスの地域偏在のひとつになってしまっていると思っているので、今後どうしていくのかを議論したいと思い質問します。 ▼メモ・町田市 国内初のカフェ・プレイルーム、こども広場併設の学校給食センターhttps://www.shidax.co.jp/corporate/press-release/2025/0401/ 自分用のメモ (5) 給食費無償化のメリットを享受できていないこどもへの対応について費用の補助がされているケースとそうでないケースが存在している。食べたくても食べられない場合は補助があり、学校に行きたくても行けないために食べられない場合には補助がない認識である。この考え方について、今一度整理する必要性はないか、見解を伺う。 こちらについても、12月の文教委員会などさまざま質疑をさせていただいているものですが、ルールが固定化される前にどうにかしたいのでまた聞きます。庁内での議論はなされているでしょうか。また、次の質問も関連するのですが、 (6) 国立や私立等市立以外の学校に通うこどもへの支援についてすでに実施されたデジタルギフト事業は一度きりとなっている。給食費無償化の流れと物価高騰対応としての流れが整理されていないと感じており、この取組の効果、課題と対応について改めて伺う。 ということで、こちらについても給食費無償化の話と連動しながら出てきたと思っており、いま一度考えなくてはならないと思っています。こちらについては先の予算特別委員会においても質疑がありました。 ▼メモ・他の議員への小美濃市長答弁給食費無償化のときにも御答弁させていただきましたが、これは給食費をそのまま支援するというわけではありません。物価高騰の分を私学に通っていらっしゃる方々にも還元しようということで、るる御説明させていただきましたが、物価高騰分を割り出して、1万円分のデジタルギフトをやらせていただいたと。令和7年度につきましては、物価高騰の推移を見て判断をしたいというふうに思っています。 武蔵野市議会議事録 私自身はこの事業に別に反対するわけではないのですが、目的の読み取りが難しいのと、先ほど質問した、不登校児への支援との兼ね合いがきちんとなされていないのではないかと思っているのです。すべてのこどもたちへの支援とするためにはどうすればいいのかということをきちんと議論する必要があると思っています。 以上が今回の質問の内容です。なお、こちらを提出後にも、市内保育園の給食仕入れ事業者が突如倒産したというニュースが入ってきました。西東京市の給食提供事業がストップし弁当配布を行っているというのもこの1学期の話であり、食というものを扱う責任、そして大変な時代であることの強い実感を持っています。 悪循環からどう脱するのか、そもそもそうした状態に陥らないようにどう備えるのか、自治体運営の厳しさはますます増すことだろうと思います。私たちも一層気を引き締めて、議論、まちばでの情報収集、市との情報共有にも努めていかなくてはならないなと考える次第です。都議選、参院選と選挙も続きますから、これからのまちづくり、政治について自分ごととして考え、まずは投票へ行くことを呼びかけたいと思います。今回選管には質問しませんでしたが、新たな取り組みを応援し、壇上での質問を終わります。

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6月定例会スタート|武蔵野市議会レポート

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。 2025年第2回定例会が始まりました。前半は議員からの一般質問、後半は議案や陳情などの委員会審議という構成で、6月6日〜7月2日を期間としています。間が都議選のためにお休みとなり、ちょっと緩やかなスケジュールです。 今日は初日で、事前に提出した質問書に基づいて、私も質疑を行いました。今回は計画策定と検証といった行財政改革分野と、こども子育て関係の多様な課題について取り上げました。 ・事前に提出した質問はこちら 概ね前向きな答弁をいただいたと思います。毎回そうなのですが、すぐに解決できることは多くはなく、問題提起のつもりで質疑しているところもあるので、これにより庁内での議論が活発化するようにと考えています。またYouTubeでもレポートします。 今日は8人目まで終わったので、残り2日で12名が質疑する予定です。 ・各議員の質問テーマはこちら 議案については今回は数が少ない印象。東京都による水道基本料金無償化の対応や、法改正への対応が主です。また、小中学校のタブレットがちょうど買い替えにあたり、こちらについては前回の調達時と異なり、東京都の共同調達スキームに乗ることとなったため、それを受けての購入議案が出ています。 ・議案一覧はこちら また、陳情は新たに3件が提出されました。それぞれ支援措置制度の運用、再審法の改正、手話言語条例がテーマとなっています。支援措置制度と再審法は総務委員会、手話言語は厚生委員会で審議される予定です。継続審議されている東町マンション建設については建設委員会です。 ・陳情の文書はこちら 毎回インターネット中継もありますので、ぜひご覧いただければと思います(陳情審議のうち提出者の陳述時は休憩扱いのため中継なし・現地では傍聴可能)。 ・インターネット中継はこちら

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2025年6月の登壇予定(一般質問)|お知らせ

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。 6月は市議会定例会が開催されます。各議員がフリーテーマで質疑する「一般質問」、今回も事前に提出を行いましたので登壇いたします。 6番目のため、6月6日(金)夕方頃の予定です。これから当日に向けて、読み原稿など準備していきます。 事前に提出した質問内容は以下です。大きなテーマを2つ取り上げます。当日は中継もありますのでぜひご覧ください。 件名 長期計画の進捗確認やこどもにまつわる課題への対応等について (要 旨) 1.武蔵野市第六期長期計画・調整計画・第二次調整計画の進捗等について (1)調整計画及び第二次調整計画の進捗状況について伺う。私たち市民はその状況をどのようにして知ることができるか、公表する予定やその手法があればあわせて伺う。 (2)第七期長期計画の策定準備について前回の一般質問でも取り上げたが、準備の状況や検討している新たな視点等について伺う。また、(1)のように計画内容の実施状況や効果検証についても長期計画策定時点で検討する必要があると考えるが見解を伺う。 (3)「むさしのどこでもミーティング」について新規事業で行われていたむさしのどこでもミーティング事業について、実績や事例を伺う。呼ばれたら行くというスタンスの事業と思うが、長期計画の各事業の検証や事業推進のためのコミュニケーション等に活用できないか、見解を伺う。 2.武蔵野市のこどもたちにまつわる諸課題と対応について (1)出産にまつわる費用負担について国政においては「出産費用の無償化」の議論が進んでいるようだが、制度設計によっては産婦人科の経営がさらに厳しくなることも懸念されている。これについての見解を伺う。また、武蔵野市では出産に至るまでの健診費用についても市の補助チケットだけでは費用が不足しており、毎回のように5000円以上が持ち出しになっている現状があるが、その実情と費用補助の考え方、今後の方針についても伺う。 (2)保育園における午睡について実際に保護者からも相談があった。現在の取組状況を伺う。認識している課題(安全面・年長児の対応等)と対応を伺う。 (3)ファミリースポーツフェア等での表現について先日も盛大に開催されたが、ファミリースポーツフェアの説明にある「年齢や障害の有無にかかわらず楽しめる」という表現について、そんなはずはないというお言葉を障害児の保護者からいただいた。何の気なしに私たちはそうした言葉を使ってはいないか、見解を伺う。 (4)調理場での給食提供について不登校児を対象に給食提供している取組につき、利用者数の推移と課題、今後の対応を伺う。 (5)給食費無償化のメリットを享受できていないこどもへの対応について費用の補助がされているケースとそうでないケースが存在している。食べたくても食べられない場合は補助があり、学校に行きたくても行けないために食べられない場合には補助がない認識である。この考え方について、いま一度整理する必要性はないか、見解を伺う。 (6)国立や私立等市立以外の学校に通うこどもへの支援についてすでに実施されたデジタルギフト事業は一度きりとなっている。給食費無償化の流れと物価高騰対応としての流れが整理されていないと感じており、この取組の効果、課題と対応について改めて伺う。 武蔵野市議会議員 本多夏帆の「働く」チャンネル(YouTube) 公式LINE:友達追加のうえ、トークでご連絡ください。個別にやり取りが可能です。 応援・サポートのお願い|個人献金のご案内

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臨時会がひらかれ人事が決まりました|武蔵野市議会レポート

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。 5月22日から23日、武蔵野市議会では臨時会がひらかれ、議会人事と呼ばれる、さまざまな役職を決めるための調整が行われました。 実際に決めるところは本会議など表で行いますが、そのための調整をひたすら裏で続けることになるため、見えるところは少ないです。 今年映画でも話題になった、教皇選挙(コンクラーベ)のようなイメージもありつつ、決まるまで何度も何度も調整を続けます。 具体的には議長や副議長、監査委員、各委員会の委員長…というように、いろいろな役職があり、それらを順に決めていきます。 パワーバランスと言いますか、各会派(議会内でのグループ)にて思惑があるため、それらを少しずつ小出しにしながら意向を踏まえて調整していくのです。そのためにとにかく時間がかかります。 昔は日をまたぐまでやっていた時もあったそうですが、私が経験しているこの6年でさすがにそういったことはなく、数日かけて決まるという感じです。今回は2日目のお昼で終了とかなりスムーズ。 今年からはさらなる改革がなされ、臨時会という形でこの議会人事を議題とするのを通常の定例会から切り離し、集中的に話ができるようになりました。 それでは以下、今回の臨時会で決まった人事の内容です。 議長:木﨑剛議員(自由民主・市民クラブ) 副議長:西園寺みきこ議員(立憲民主ネット) 監査委員:大野あつ子議員(市議会公明党) 総務委員会:与座委員長(自由民主・市民クラブ)・副委員長 本多(ワクワクはたらく) 文教委員会:橋本委員長(日本共産党市議団)・藪原副委員長(立憲民主ネット) 厚生委員会:山本委員長(無所属むさしの)・山崎副委員長(自由民主・市民クラブ) 建設委員会:道場委員長(自由民主・市民クラブ)・三島副委員長(日本共産党武蔵野市議団) 外環道路特別委員会:深田委員長(日本維新の会武蔵野市議団)・深沢副委員長(立憲民主ネット) 議会運営委員会:川名委員長(立憲民主ネット)・宮代副委員長(ワクワクはたらく) 議会広報委員会:管委員長(立憲民主ネット)・きくち副委員長(自由民主・市民クラブ) 私は総務委員会で副委員長を拝命しました。1年間こちらの役割も頑張ります。所属は他に議会広報委員会です、よろしくお願いいたします。 裏話的なエピソードはYouTubeでお話していますのでぜひこちらもご覧くださいね。

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文教委員会(2025年5月)|武蔵野市議会レポート

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。 5月15日、文教委員会がひらかれ、保健センター&子育て支援施設の増改築に関する行政報告がありました。 ▼主な報告内容・昨年2024年10月に全員協議会にて報告・議論なされたところからの変化・資材高騰や労務単価などによる概算費用の増額、図面での変更点・今後のスケジュール 全員協議会でリクエストした、ミニキッチンを作るなら飲食業許可が取れるようにというのがクリアされていてとても良かったです。また、その多目的スペースと外空間を一体的に利用できる可能性も見られ、入りやすい施設づくりに寄与できると感じました。 細かな予算増が今後も続くと考えられますが、優先順位をつけながら丁寧に進めてほしいとしつつ、運用面を今後議論するにあたって生涯学習や図書館など、協議できるところとはきちんと協議しさらなる可能性を検討してほしいと要望しました。 その他、チャレンジルームの遊び場に日除けや落下防止フェンスの設置、公園側との出入り口検討も進められており、議会側のリクエストが反映されていていることに安堵するとともに、雨水貯留槽の容量アップや近隣住民へのさらなる丁寧な説明、工事における配慮なども要望がなされました。 今後、近隣向けの住民説明会がひらかれ、土壌汚染調査を実施、来年2026年の3月予算審議にて、工事費が計上され議論することになるとのことです。工事を経て増築棟の利用開始は2028年7月、既存棟大規模改修後の一体利用開始は2029年12月を予定しています。 資料はこちらの武蔵野市ホームページをご覧ください。

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2024年度まとめ(pdf)|活動報告

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。 今回は1年分まとめてのレポート作成を行いました。毎回の定例会詳細はブログを多数アップしておりますので、こちらの資料はざっとまとめて読みたい方にぴったりです。 Dropboxにて公開しております。紙媒体のポスティングも行いますので、もしほしいという方がいらっしゃいましたらLINEやメールなどでご連絡ください。 https://www.dropbox.com/scl/fi/98lbndim2djifwzdzlgwh/2024-1-ver2.pdf?rlkey=5dl3dbboni6vmmq7ighhi6vk5&st=dlnjjwf2&dl=0

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予算審議2025まとめ④|武蔵野市議会レポート

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。 武蔵野市議会では、予算特別委員会が開かれています。6日目「教育費・水道、下水道、国保などの特別会計」において質疑したことをまとめました。 ・レポート①はこちら・レポート②はこちら・レポート③はこちら [学校施設整備の費用は教育費だけではないという考え方]学校の改築に膨大なお金がかかるわけですが、教育費としてすべて計上されているために、誤解を招くのではないかという指摘をしました。というのも、学校は災害時避難所であり、地域の文化スポーツの場であり、地域の核になる場所だからです。 行政の費目では教育費として計上されてしまうために、例えば今後少子化の中で、なぜこんなに教育費が高いんだ?といった議論が出てきてしまったら、と考えました。予算は「配分」するものなので、正確な捉え方をしなければ他との比較が難しくなります。そもそも複合化されている役割について、発信の仕方を考えてほしいと問題提起しました。 [スクールロイヤー導入]現場からもようやくという声あり。先生方などが法律的な見解に困ったときなど、有効活用されることが期待されます。 [給食無償化と単価の考え方]東京都の補助金により無償化が決まった学校給食。各自治体で1食の単価は異なりますが、それは今後どうなっていくのか伺いました。補助金にも上限はあるそうなので、それがまずは目安となること、栄養などの基準を守るメニューとなるためものすごくオーバーになるようなものが出るというわけではないという説明がありました。 西東京市では給食事業者が辞退し、4月からの提供が困難になっている学校が発生しています。また、連日ノロウイルスによる食中毒の報道も絶えず、行事などでの飲食についても不安な声が保護者から出ています。まずは給食の安定供給を重ねてお願いしました。 [校庭の釘は大丈夫か?グラウンド整備の重要性]グラウンドの大規模陥没、釘によるこどもの大けがなど、ニュースが絶えません。杉並区では1.5万本、江戸川区では2.8万本も釘などが見つかったとのこと。 武蔵野市も昨年金属探知機を使用しての調査を行い、釘を撤去。整備方針を定めて対応しているとのことです。学校改築のスケジュールをにらみながらの対応だと、保守整備が不足することも考えられます。今利用しているこどもたちを守るためにも、丁寧な整備を求めました。 [武蔵野東学園からの転学相談など状況は]連日報道されている市内私立学校について、教職員の大量退職も取り沙汰されています。この学校からの市立学校への転学や、多様な相談についての状況を聞いたところ、やはり市役所にも来ているとのこと。そもそもで言えば公共における受け皿についての課題もあり、より丁寧な対応を要望しました。 本件については報道が出始めた頃から常に市議会において話題となっていますが、なかなか現実的な課題解決に結びつかず、困難を極めています。こどもの権利が守られ、安心して学び過ごせる環境となるよう、私たちも取り組みを続けます。 [ワンポイント予算質疑]・図書館の複本の状況は?以前は30冊もあるものがあったが、基準を定めて15冊までとした。今後整理がなされ減少傾向になる見込み。 ・水道、下水道事業における市民意識調査で満足割合が下がっており、重要割合が上がっているが分析は能登半島地震の後に調査した結果なのでそれも影響していると思う。臭気対策も継続的に取り組む。 ・水道、下水道事業についてのさらなる啓発を確かにインフラとしてもっとやらないといけない。浄水場見学などは小学生にもやっているが、広く啓発を行いたいとのこと。 ▼討論予算特別委員会の最後に、議決の姿勢を示す討論をしました。詳細は本会議で行うというのが通例のため、簡単なものになりますが以下読み原稿です。 「会派ワクワクはたらくを代表し、全ての予算に賛成の立場で討論いたします。今回、冒頭に市民意識調査報告書を紹介し、武蔵野市のポテンシャルを感じながら質疑を展開させていただきました。入り口でがっかりさせない、関わりやすいスタイルを追求していくことが、地域活動でも、防災でも、民間事業者の参加においても大切だと思います。 大きな目玉や新規事業を多数立てるということではなく、地に足のついた、細やかな施策の展開というのが、市政においては非常に重要だと思っています。実効性のある施策展開を期待していますので、引き続きよろしくお願いいたします。」 ▼今後のスケジュール次回は3月27日の本会議にて、予算の議決が行われます。2月から始まった定例会もいよいよ最終日です。ぜひご注目ください。

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予算審議2025まとめ③|武蔵野市議会レポート

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。 武蔵野市議会では、予算特別委員会が開かれています。5日目「労働費・農業費・商工費・土木費・消防費」において質疑したことをまとめました。 ・レポート①はこちら・レポート②はこちら [闇バイトや催眠商法など、新たな取り組みが必要では?]若い世代への取り組み強化を改めてお願いしました。闇バイトもそうですが、雇用や委託契約についても啓発が必要です。 また、催眠商法は高齢者が被害に遭いやすいとされますが、家族が気づいてとめるというパターンが多くあり、そのためにも若い世代へ発信する必要があるとされています。紙媒体での発信だけではなかなか届かないので、SNSなど積極活用し、被害拡大を防いでほしいと思います。 [共創のプラットフォームづくりで事業者の公平性担保を]いつも同じ事業者ばかりと思われないようにするためにも、広く募るしくみが必要と提案しました。以前視察した堺市のSDGs推進プラットフォームや、府中市の協働・共創の窓口など、事業者と課題解決に取り組むスキームを検討してほしいと思います。 また、「麦わら帽子」についても市の2050ゼロパートナー制度に参画していないなど、庁内での連携も不足していると感じており、率先して取り組んでほしいとお願いしました。 [商店会の地域における役割が増大、市の対応は?]町会がほぼない武蔵野市において、商店会の役割はとても大きいものです。防災や防犯の取り組み、また街路灯についても商店会のものが多くあります。これらはあまり市民からも知られていないのではないかという課題感を持っています。 市が商店会の事務の効率化や補助などもしているが、商店会の役割について広報していくことも大切なのではないか、発災時のことを考えても、商店会の活動をお知らせしていく必要があると提案しました。 [実効性のある防災訓練の実現に向けて]これまでと異なるやり方で先日行われた帰宅困難者訓練のように、実際の流れをきちんとたどるような取り組みが増えています。 コロナ禍から推奨されるようになった在宅避難について考えると、これまでの訓練とはまた別のスタイルの訓練・啓発が必要と考え、新たな取り組みを要望しました。 [ワンポイント予算質疑]・商店会出店活性支援金のスキームに変更はないか?変更なしで継続するとのこと。市内から市内への移転は対象外だが、拡大移転なども対象として検討してほしいと要望。 ・吉祥寺駅前広場整備、電源工事だけなのか?帰宅困難者訓練を経て、備品の設置場所など課題が見えている。一緒にできる工事はまとめて行えるよう課題整理を要望。 ・住まいのなんでも相談室、稼働率2割前後だが見直しは?木曜しか設定されていないことも影響しているのではないかとして問題提起。委託先が5団体あるが報酬がバラバラなことも含め、再検討を要望。 次回は3月24日、教育費・特別会計・水道&下水道事業会計などの審議が行われます。最終日、ぜひご注目ください。

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予算審議2025まとめ②|武蔵野市議会レポート

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。 武蔵野市議会では、予算特別委員会が開かれています。4日目「民生費・衛生費」において質疑したことをまとめました。(初日は説明のみ、2日目と3日目のレポートはこちら) [保育園などでの事故の状況は?]武蔵野市でも連続して起きている置き去り事故、また報道にあるようなりんごのすりおろしで窒息といった件など、心配は尽きません。専門員の巡回や園長会議などでチェック、啓発を行っているとのこと。 これまで市内で大事に至っていないだけであることから、とにかくでき得ることを全てやってほしいと思います。 [産後ケア施設での安全対策は?]国のガイドラインができたため共有、また安全講習会を年に2回行っているとのこと。産後ケア施設が増えてきたことから、事故を起こさないためにも対策の徹底が必要です。 [父親の育児うつへの対応は?]母親に限らず、父親や祖父母などの育児体制支援が必要として、武蔵野市でも取り組みが広がっています。最近はこうのとり学級を2日とし、これまで通りの保健センターでの1日目に加えて、0123や桜堤児童館でグループワークなどを行う2日目を実施しているとのこと。生まれてから入館するハードルを下げる取り組みとのことでとてもいいと思いました。 [学童クラブでの配食弁当事業の進め方]昨年立ち合い予算をつけ、シルバー人材センターやアルバイトの時間延長などで対応してみたところ、知らない人がどんどん来るような状況よりも現場のアルバイト延長がいいということになり、その方針で進めているとのこと。 また、事業者の固定化を懸念していましたが、参入障壁はなるべく下げつつも、こどもたちに向けた弁当の内容であるかなども踏まえて判断していく必要があるという話が出ました。 [学童クラブの育休退所問題]調べてもらったところすべてのクラブで年間20名程度が育休退所しているかというところで、4年生以上の受け入れ検討の中で難しいのもわかるがなんとかならないのか要望しました。 難しいという答えではありましたが、産後うつや看護できない状況というのがあれば相談可能とのこと。そのことがきちんと伝わる入会案内など検討してほしいとお願いしています。 [若年性認知症への取り組み強化は?]福祉総合相談窓口など活用していただいており、個々により幅広く異なる悩みに応えているとのこと。 ホームページにはどうしても高齢者支援の枠組みに掲載されており、迷いが出るのではないか、ピアサポート的な取り組みなど推奨されているため昨年の質疑に引き続いてお願いしています。 [ワンポイント予算質疑]・居宅介護支援事業所事務支援事業はなぜケアマネだけなのか?東京都の補助事業に乗るため今回はこの施策。採用が懸念であることは認識しており、合同就職説明会など企画中。 ・事業者向けの情報掲載を進めてほしい。特に許認可関係における申請書など全然掲載されていない。お互いに手間では。確かにあまり掲載していないので、これから検討したい。 ・生活保護受給者の方が身寄りがないために救急車からおろされたという話があったが実態は?現状そのようなことは聞いていないが、医療費の支払いができるかというのを病院側は確かに気にするところがある。 ・高齢者なんでも電話相談はなぜ24時間365日か、利用は1日2件ほどの状況。深夜や早朝に不安な気持ちが強まりかかってくる。1時間ほど話す方もいる。 ・高齢者安心コール事業、実績が37人で人数としては横ばいだが、昨今の特殊詐欺などによる電話への影響大きいのでは。武蔵野市はマンションが多いことから行っている事業。家族と話すような会話を15分程度する。→高齢者以外にも対応できるように考えてほしい。 ・害虫等駆除対策で、吉祥寺だけねずみ対策となっているが三鷹や境は?まちぐるみで行うのは初めてのこと、まず吉祥寺をモデル事業にして広げたい。 ・むさしのエコポイントやエコリゾートに来ているキッチンカーなどかかわる事業者の公平性は?なかなか広げられていない、リニューアル予定。 ・2050ゼロカーボン制度の参加事業者広がっていない苦慮している、メリットを押し出していきたい。 次回は3月21日、労働費・農業費・商工費・土木費・消防費、最終日24日は教育費・特別会計・水道&下水道事業会計などの審議が行われます。ご注目ください。