代表質問での市長とのやり取り|活動レポート
すべての基盤である「人」を大切にする市政運営へ
会派ワクワクはたらくとしての今回の代表質問では、「すべての基盤である『人』を大切にする市政運営へ」というテーマで、市政のさまざまな課題について取り上げました。
まちづくりや公共施設整備、福祉や地域活動の支援など、市政には幅広い分野がありますが、その一つひとつは、最終的には市民一人ひとりの暮らしにつながっています。だからこそ、制度や計画そのものではなく、そこで生活する「人」を中心に据えて考えることが大切だと改めて感じています。
今回の質問では、命を守るまちづくり、地域の担い手不足、学校改築の進め方、障害福祉、とりわけ移動支援の充実、そして都市農地を守るための支援について取り上げました。
まず、市長の残りの任期の中で特に成し遂げたいことについて尋ねたところ、14万市民の命を守ることが大きなテーマであり、駅周辺のまちづくりや吉祥寺地域の医療体制整備など、時間のかかる課題についても確かな道筋をつけて前に進めたい、との答弁がありました。
市民の安心・安全に直結するこうした課題は、スピード感と同時に、着実さも求められるものです。今後の進捗をしっかり見ていきたいと思います。
また、地域全体における担い手不足についても質問しました。コミュニティや地域活動、市民活動など、地域を支える現場では担い手不足や世代交代が大きな課題になっています。市もその認識を持っており、市民活動のPRやボランティア体験の機会提供、事務負担軽減のサポートなどに取り組んでいるとのことでした。
地域の力は、行政だけで支えられるものではありません。現場で活動する市民の声を受け止めながら、無理なく関われる仕組みづくりを進めていく必要があります。
学校改築については、議論の過程で現場が振り回されている状況があるのではないかという問題意識から、なぜこのような状況になっているのか、一度振り返りが必要ではないかと問いかけました。これに対して市は、学校改築事業は多岐にわたる調整が必要であり、調整がまとまった段階で情報共有を行ってきたとしたうえで、その指摘を真摯に受け止め、第二期学校施設整備基本計画の策定の中で十分に検討したいと答弁しました。
学校は子どもたちの学びの場であると同時に、教職員や地域にとっても大切な場所です。だからこそ、計画の進め方そのものに丁寧さと納得感が求められます。
障害福祉では、特に移動支援について取り上げました。こどもや若い世代が学びや活動の機会を広げていくためには、移動の支えがとても重要です。しかし現実には、必要な支援が十分とは言えない場面もあります。そこで、移動支援のさらなる拡充を求めました。市からは、「移動支援は本当に大切」と考えており、市として何ができるか研究したいとの答弁がありました。
この言葉を前向きな一歩として受け止め、実際の支援拡充につながるよう、引き続き取り組んでいきます。
さらに、防災の観点からも都市農地を守ることの重要性を踏まえ、相続に関わる部分での支援を検討するタイミングに来ているのではないかと質問しました。市からは、副市長レベルでも3市で議論し、国への文書をまとめていること、そして武蔵野の農業を守りたいとの答弁がありました。
都市農地は、農業の場としてだけでなく、防災や環境、地域の景観という意味でも大きな役割を果たしています。こうした価値を次の世代につないでいくためにも、実情に合った支援が必要です。
今回の代表質問を通して改めて感じたのは、どの分野の課題も、結局は「人」をどう支えるかに行き着くということです。大きな政策も、制度の見直しも、現場で暮らす人、学ぶ人、支え合う人たちのためにあるべきです。
これからも、一人ひとりの暮らしに目を向けながら、すべての基盤である「人」を大切にする市政運営を求めていきます。
(当日の原稿はひとつ前の記事に掲載しています)

