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活動報告

厚生委員会で福祉分野の質疑(2026/9)

今日は厚生委員会でした。高齢者福祉サービスの利用料改定、障害者福祉センターの改築工事、物価高騰への支援などについて審査しました。 ■高齢者福祉サービスの利用料改定介護保険法の改正に合わせ、居住費・食事費を見直すものです。 武蔵野市の緊急短期入所事業では、事業者に2床を確保してもらい、介護保険による対応を尽くしてもなお支援が必要な方を受け入れています。2025年度の利用者は年間7名で、数日から数か月にわたる多様な利用がありました。 市に裁量のある制度だからこそ、金額の変更には丁寧な根拠と説明が必要です。今回は、2024年度と今回の法改正を合わせて反映するとの説明がありました。 ■障害者福祉センター改築工事入札不調が続いていましたが、複数回の事業者へのサウンディング調査を経て、ようやく契約議案が提出されました。 地下掘削の工法や工期を見直し、事業費も増加。計画全体も当初から約2年弱遅れる見込みです。 今後は、2026年11月頃から解体、2027年10月頃から建物の工事を行い、2029年10月頃の利用開始を目指します。周辺ではほかの工事も重なるため、工事車両の管理や近隣への丁寧な説明が求められました。 なお、現在仮設施設のある中町自転車保管所跡地の利用については未定です。 ■物価高騰への臨時支援金障害福祉・介護サービス事業所に対し、物価高騰への臨時支援金を支給する補正予算です。国や東京都の財源ではなく、武蔵野市独自の施策となります。 一方、今回の対象には「日中一時支援」と「移動支援」の事業者が含まれていませんでした。質疑の結果、要綱による対応を検討するとの答弁があり、補正予算には賛成しました。 討論では、次のように要望しました。 「昨年度に気づけなかったことは私自身の反省でもありますが、これらの事業者は、これまでも国や東京都の支援策から抜け落ちてきた可能性があります。 制度をつくるときには、対象から漏れている人や事業者がいないか、そして「漏れた側はどう感じるか」という視点を、もっと強く持たなければなりません。 制度の形式から考えるのではなく、事業の趣旨に立ち返り、本当に必要なところへ支援が届く仕組みにしてほしい」と重ねて求めました。 ■愛の手帳3度・4度の医療費負担軽減を求める陳情愛の手帳3度・4度の方も医療費助成の対象とするよう、東京都に意見書を提出してほしいという陳情について審査しました。 障害があることで個室を勧められ、差額ベッド代が生じるケースや、就労・所得、親亡き後の暮らしにおける医療アクセスなど、制度の対象外に置かれている方々の切実な課題が示されました。 全会一致で採択という結果になりました。 ■吉祥寺地域の医療体制新病院の開設予定は調整会実施のため、約2か月後ろ倒しとなり、2029年12月の見込みです。工事期間中の駐車場確保などのため、新たな市有地の貸し付けや、市が借り受ける南町コミセン隣地の拡張も報告されました。 今日の議論を通じて改めて感じたのは、制度の対象になっている人だけを見るのではなく、その外側に誰が取り残されているのかを考えることの大切さです。 「制度上は対象外」で終わらせず、必要な支援が必要な人に届いているのか。これからも丁寧に確認していきます。

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9月一般質問と議案などのまとめ|武蔵野市議会レポート

武蔵野市議会定例会、最初の3日間が終了しました。 ​​一般質問と提出議案の概要​​9月1日から3日まで、武蔵野市議会定例会の一般質問が行われ、20人の議員が登壇しました。​​防災や浸水対策、PFAS、公共施設の整備、子ども・福祉施策、生成AIや自治体DXなど、現在の市政が抱える幅広い課題について議論が交わされました。3日目には一般質問に続いて、条例改正や工事契約、補正予算などの議案も上程されています。 ​​最初の3日間に取り上げられた主な内容を、まとめて報告します。 ​​9月1日(火)一般質問1日目 ​​▼吉祥寺パークエリアのまちづくり​​三鷹駅北口で行われた「オープンテラス」や、吉祥寺ストリートピクニックなどの取り組みを踏まえ、今後の吉祥寺パークエリアのまちづくりや、まちの文化をどのように育てていくのかが問われました。 ​​▼孤独・孤立支援とウェルビーイング​​社会保障制度やコミュニティ政策をセーフティーネットとして捉え、「承認の保障」と「包摂の重視」を核心に据えながら、市民のウェルビーイングをどのように高めていくのかについて質問がありました。 ​​▼行財政改革、中学生からの提案、税制など​​全国の自治体による行財政改革の事例を競う「行革甲子園」や、中学生議会から生まれた提案に対する市の取り組みが取り上げられました。あわせて、多文化共生や地域プロモーションへの提案、給付付き税額控除が自治体に与える影響についても確認がありました。 ​​▼武蔵野公会堂、防災、障害福祉、屋外プール​​リニューアル工事の入札が中止となった武蔵野公会堂について、今後の改築の方向性が問われました。また、避難所設備の改善、障害者向けグループホームや居場所の拡充を求める質問、市営屋外プールの廃止に反対する立場からの意見もありました。 ​​▼大規模災害被災地支援条例とジャンボリーのクマ対策​​阪神・淡路大震災を契機につくられた「武蔵野市大規模災害被災地支援に関する条例」について、今回の熊本地震との関係や、市長の考えが問われました。あわせて、ジャンボリーにおけるクマ対策についても確認がありました。 ▼​​生成AI、保存樹木、財政援助出資団体への再就職​​生成AIを行政サービスの向上にどう生かしていくのか、保存樹木への支援をどのように拡充していくのかが取り上げられました。また、市職員OBによる財政援助出資団体への再就職について、いわゆる「天下り」ではないかという観点から、そのあり方が問われました。 ​​▼子どもの権利と安全対策​​武蔵野市子どもの権利条例や、子どもの権利を伝えるマスコットキャラクターについて質問がありました。また、喫煙トレーラーハウスを含む、今後の受動喫煙対策も取り上げられました。 ​​▼ごみ削減と子どもの「食」の支援​​生ごみ削減による環境負荷の低減や、フードシェアリングサービスの活用、夏休み中の子どもたちの食を支える取り組みが求められました。武蔵野アール・ブリュットについての質問もありました。 ​​9月2日(水)一般質問2日目 ​​▼豪雨対策、PFAS、子どもたちとの合意形成​​災害時を見据えた排水設備や電力供給体制、PFASの状況と市の見解について質問がありました。また、中学生議会を契機とした提案や、学校裁量予算の考え方も取り上げられました。 ​​▼防災の取り組みの変革と、一人ひとりが選択できる状態づくり​​私からは、自助・共助・公助を固定的に切り分けるのではなく、それぞれが緩やかにつながる仕組みへの見直しを提案しました。​​避難所への集中を避けながら、在宅避難を選ぶ人にも必要な支援が届く体制をどうつくるのか。集合住宅での生活継続や、火山噴火による降灰への備えなども含め、防災の実効性を高めるための「変革」を求めました。​​あわせて、働き方、子育て、教育などの分野で、制度が用意されているだけではなく、一人ひとりが情報や支援に実際に手を伸ばし、自分に合った選択ができる状態をつくることについて、市の考えを問いました。 ▼​​集中豪雨による浸水対策と子育て施設​​集中豪雨による浸水へのさらなる対策を求めるとともに、「0123」や子育てひろばの利用ニーズについて質問がありました。共働き世帯の増加など、時代や生活の変化に子育て施設がどう対応していくのかが問われました。 ​​▼地震災害、障害のある方の生活、学校改築計画​​災害時要援護者対策事業や避難所体制、障害のある方の18歳以降の居場所、日常生活用具の給付拡充などが取り上げられました。また、学校改築に関する審議会のスケジュールや、議論の進め方の見直しを求める質問もありました。 ​​▼ふるさと住民登録制度、友好都市交流、審議会、市制施行80周年​​地域に継続して関わる人を「第2の住民」として捉える制度や、友好都市との交流について提案がありました。また、自治基本条例を踏まえた審議会の位置づけ、市制施行80周年に向けた市の考え方、市民参加による記念事業についても問われました。 ▼​​武蔵野公会堂、熊本地震への対応、市立中学校の魅力​​武蔵野公会堂の入札中止判断に至った経過や、熊本地震発生後の市の初動対応が取り上げられました。また、市立中学校の満足度が高いという実態を踏まえ、その魅力発信や、学校改築、拠点校方式による部活動の課題について質問と提案がありました。 ​​▼短時間豪雨、バス停の蚊、国旗損壊罪、公園での手持ち花火​​8月の豪雨に対する水防体制や対応状況について質問がありました。また、ムーバスのバス停周辺における害虫対策、市立公園での手持ち花火の試行運用について、過去の質疑を受けた取り組みが確認されました。国旗損壊罪の施行に伴う市の対応についても取り上げられました。 ▼​​民泊、交通DX、生成AIと教育、災害対策​​民泊に関する法令見直しを受けた市の対応や、吉祥寺で発生した民泊火災のその後について質問がありました。自動運転や見守りセンサーなどの交通DX、教育分野での生成AI活用、地域防災計画の検討経過や浸水対応についても提案・確認が行われました。 ​​9月3日(木)一般質問3日目 ​​▼自治体DXと生成AI、入退院・没後サポート、防災計画​​自治体システム標準化の進捗や、行政における生成AIの位置づけについて質問がありました。また、入退院時の支援や没後サポートをさらに発展させるための課題、地域防災計画を継続的にアップデートする必要性について提案がありました。 ▼​​核兵器廃絶、平和施策、修学旅行、玉川上水沿いの安全対策​​非核三原則の堅持など、さらなる平和施策を求める質問がありました。また、平和について学ぶ機会にもなる修学旅行費の無償化や、桜堤2丁目の玉川上水沿い道路について、道路が狭く信号もない現状を踏まえた新たな安全対策が求められました。 ​​▼大規模災害被災地支援条例、都市型水害、公共施設整備​​大規模災害被災地支援条例の適用基準や、他自治体との広域連携について質問がありました。また、武蔵野公会堂のリニューアル案を絞り込む際の基準、今後の公共施設整備、一人当たりの公共施設保有量を判断基準とすることの妥当性についても確認がありました。 ​​▼災害に強いまちづくり、PFAS、市営プール​​上下水道の耐震化や避難所環境の改善を求める質問がありました。PFASについては、実態把握のための健康調査を求める意見が出されました。また、市営プール改築の議論で用いられている利用人数の想定に疑問を示し、検証を求める指摘もありました。 【​​3日目には提出議案も上程】​​一般質問終了後には、今定例会で審議される条例改正、工事契約、補正予算などの議案が上程されました。 ​​▼法改正に対応する条例改正​​国などの法令改正を受け、次の条例改正案が提出されています。​​・武蔵野市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例​​・武蔵野市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例​​・武蔵野市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例​​・武蔵野市乳児等通園支援事業の設備及び運営に関する基準を定める条例​​・武蔵野市下水道事業の設置等に関する条例 ​​▼制度や運用内容の変更​​高齢者福祉サービスの利用料見直しに関する条例改正、名称変更に伴う東京都市公平委員会共同設置規約の変更、一般質問の通告日変更に対応する市議会会議規則の改正が提案されています。 ▼​​工事契約​​武蔵野市障害者福祉センターの改築に伴う建築・電気設備・機械設備の各工事契約をはじめ、次の契約議案が提出されました。・​​市庁舎非常用発電機更新工事・​​北町調理場調理室空調設備設置工事・​​境南ふれあい広場公園改修工事 ​​▼物品の購入​​学校給食などで使用する「コンテナイン消毒保管機」の買い入れが提案されています。​​▼補正予算​​一般会計補正予算(第3回)は、物価高騰対策が中心です。​​主な事業として、「むさしの食と暮らし応援事業」のギフトカード配布第2弾が提案されています。現在のギフトカードは10月末までが利用期限となっていますが、今回はその後の11月から使えるものとして実施する予定です。前回は一人当たり5,000円でしたが、今回は原則として一人当たり3,000円が予定されています。物価高騰が長期化する中、市民生活をどのように支えるのか、事業費や配布方法、効果などを含めて確認していく必要があります。 ​​このほか、介護保険事業会計補正予算(第1回)と、水道事業会計補正予算(第2回)も提出されています。 ​​▼陳情​​「愛の手帳」3度・4度の方の医療費負担を軽減するよう、東京都に意見書を提出することを求める陳情が提出されました。​​なお、前回から継続審議となっていた「中東情勢に伴う石油関連製品の価格高騰・不足等に対する対応」を求める陳情については、総務委員会にて趣旨に添うように善処をといった意見付き採択となり、本会議でもそのまま可決されました。 ​​​​またその他、議案として上程された人権擁護委員の候補者につき意見を求めることについての諮問(再任3件)は、委員会付託を省略し、この場で異議なしと可決されました。委員候補の方々は、このまま法務大臣へ推薦されます。​​【これから委員会審査へ】​​今回の一般質問では、防災や豪雨対策、PFAS、公共施設の再整備、子どもや障害のある方への支援、生成AI・自治体DXなど、これからの武蔵野市を考えるうえで重要な論点が数多く取り上げられました。​​特に防災については、近年の地震や集中豪雨を受け、施設や設備を整えるだけでなく、市民への情報提供、在宅避難者への支援、行政と地域の連携など、実際に機能する仕組みへ変えていく必要性が、さまざまな角度から示された3日間だったと感じます。 ​​上程された議案や陳情は、今後、各委員会などで詳しく審査されます。物価高騰対策のギフトカード事業をはじめ、市民生活に直接関わる内容も多く含まれています。 ​​引き続き、一つひとつの議案を確認しながら、議会での議論や審査の状況を報告していきます。

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2026年6月定例会 一般質問のご報告|武蔵野市議会レポート

[こどもと学校教育の「現場」を大切にするために] 6月定例会において、武蔵野市の子ども・学校教育環境に関する課題を中心に一般質問を行いました。 この記事では、市民の皆さまに関係の深い内容を中心に、主な質疑と市の答弁をまとめてご報告します。 1.学校整備計画の進め方について 小中一貫教育や一度すでにあった第二・第六中学校の統廃合議論など、これまでの経緯を丁寧に振り返り、今回の整備計画に生かすべきと質問しました。 議会でも多くの議員が同様の問題意識を共有しており、市民への情報伝達が十分でないことによる不安や混乱が課題となっています。私は、武蔵野市が大切にしてきた「市民参加による丁寧なプロセス」を改めて重視すべきと提起しました。 教育委員会からは、 • 過去の議論を整理し審議会資料として提示していること• 説明会や動画配信など周知の強化に努めていることが答弁されました。 2.仮設校舎での生活と教育活動の支援について 第五小学校・井之頭小学校では仮設校舎での生活が続いており、今後も市内で改築が進むことから、今回の経験を市として蓄積し改善につなげる必要があります。 ▼校地が狭くなることによる影響 運動・部活動・安全面など、子どもたちの活動に制限が生じています。教育委員会からは「負担をかけて申し訳ない」との認識が示されました。 ▼体験機会の損失 井之頭小では、例えばですが、自転車交通安全教室が乗車体験から座学に変更されました。地域による実施方法の差も課題です。私は、体験機会を失わせないための代替機会の創出を求めました。 ▼保護者の駐輪スペース不足 仮設校舎では駐輪スペースが限られ、遠方の保護者ほど学校に行きづらい状況です。保護者会だけでなく、ボランティア活動や学童のお迎えにも影響があります。 教育委員会からは、安全確保を前提に、状況に応じたスペース確保を検討するとの答弁がありました。 ▼スクールバスの暑さ対策 バス停に屋根がなく、夏場の熱中症リスクが懸念されます。市は運行間隔を短縮し、待ち時間を減らす対応を行っていますが、引き続き改善を求めました。 ▼引っ越し時のマンパワー不足 井之頭小の移転では、スケジュールの不透明さや地域団体との連携不足、保護者の過度な負担など、多くの課題がありました。私は、次の学校移転に向けた改善策の整理を求めました。 3.非常変災時の休校判断について 台風接近時、武蔵野市は「当日朝7時まで判断」となり、学校・学童・保護者に大きな負担が生じました。 特に学童は、休校決定と同時に朝から開所が必要となるため、早朝から待機せざるを得ません。 私は、判断の早期化、現場負担の軽減、オンライン授業の可能性などについて検証を求めました。 4.市民からの身近な相談事項への対応 ▼蚊・ボウフラ・毛虫対策 市は6月の強化月間に合わせて周知を行い、必要に応じて専門業者を紹介しています。 ▼給水機の設置 クーリングシェルターの拡充に合わせ、市内15か所にボトル対応冷水機を新設予定です。環境負荷の観点から紙コップは設置しない方針です。私は、給水機の設置場所が分かりやすい情報提供を求めました。 ▼ムーバスのベビーカー案内 車内アナウンスが長く、利用者が肩身の狭さを感じるとの声があります。市は「表現の工夫を検討する」と答弁しました。 ▼若者との対話の場づくり 大学生からは「道路の狭さ」「銭湯の減少」「家賃の高さ」などの声が寄せられました。私は、若者と市が定期的に意見交換できる仕組みの必要性を提案しました。 5.国の制度改正への対応 ▼防災気象情報の改善 5月から警報・注意報の表記が変更され、市もJアラート等の設定変更を完了しています。 ▼日本版DBS(性犯罪歴確認制度) 12月の本格運用に向け、対象施設の整理、システム登録、保護者向け資料の準備などを進めているとの答弁がありました。 おわりに 今回の一般質問では、「現場の声を市の仕組みにどう反映させるか」を軸に、子ども・保護者・地域の皆さまの負担を少しでも軽減するための改善を求めました。 今後も、現場の実情を丁寧に伺いながら、より良い教育環境づくりに取り組んでいきます。

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2026年6月定例会前半まとめ|武蔵野市議会レポート

2026年6月の市議会がスタートしました。正式には武蔵野市議会第2回定例会です。 内容は大きく2つで、各議員からの「一般質問」と、市からの議案や市内外から出されている陳情の審査です。まず前半として一般質問が終わり一区切り。20名の議員が質問した主な内容は以下の通りです。 ▼一般質問で出た主な事柄・物価高や資材不足への対応、事業者支援・公会堂改修方針再検討と吉祥寺のまちづくり・自殺総合対策の推進・防犯カメラの活用状況・国民保護計画の実行・ヘルプマークの啓発・高騰する住宅価格、家賃値上げ、生活困窮支援・熱中症対策、マイボトル普及、エアコン助成制度の周知・認知症サポーター・エスカレーターの利用ルール・吉祥寺の地域医療体制確保・更年期障害の理解促進・ケアマネのシャドーワーク軽減・介護保険の負担とサービス水準・高齢者の耳の健康、肺炎球菌ワクチン・動物愛護の推進・ネズミや虫対策・仙川のこれから・民泊事業の安全性・自転車新ルール・ハラスメント防止条例制定提案・新たな行政評価制度の活用・政党機関紙の購読状況 ・子どもの権利条例と新たな課題・ムーベビ(子育て世帯の移動支援)の検証・低出生体重児の現状と課題・学校改築の今後・ジャンボリーやセカンドスクールでの熊対策・部活動の拠点校方式や地域連携の課題・仮設校舎や学校移転での課題・学校への不審者対策・水泳指導の安全対策・学校への自動販売機設置提案・学校における個人情報保護・日本版DBSの運用準備・性犯罪被害への支援・妊娠期の支援・10代の居場所支援・図書館の運用改善・市営プール改築による影響 ▼本多夏帆の質問私自身は今回「こどもと教育の「現場」を大切にすること等について」と題して、主に学校現場で起きていることや仮設校舎への移転経験から感じたことをベースに質問を展開しました。スクールバスの熱中症対策や井之頭小保護者の駐輪場がない問題など、今すぐに解決してほしい内容を多く届けられたと思います。またちょうどこの質問提出日に台風が直撃し、休校の決定基準が話題となったことから、タイムリーなものとして内容に組み込みました。今回の結果を踏まえ、検証し、今後見直しが行われることとなります。 後日録画や議事録がアップされますので、ぜひそちらもご覧いただければと思います。今回も概ね前向きな答弁をいただき、次に繋げられたと感じています。当日の登壇用原稿は前の記事へ。 以上、一般質問についてでした。週明けからは後半戦ということで、市からの提出議案(補正予算や契約など)や市内外からの陳情審議に入ります。そのために振り分けられる「委員会」ですが、このタイミングが毎年入れ替わりの時期ということで、私は総務委員会から今度は厚生委員会所属となりました(会派ごとにくじで割り振りがされます)。厚生は福祉関係や医療、国保、介護保険、ゴミ・環境などが主なテーマ。久しぶりの厚生担当なので、また新しい気持ちで学び取り組んでいきたいと思います。

お知らせ

2026年6月一般質問「こどもと学校教育の「現場」を大切にすること等について」|お知らせ

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。 2026年6月は第2回定例会の開催月。今回も一般質問(議員がフリーテーマで市に質問ができる機会)をします。事前の通告内容を掲載するので、ぜひご覧ください。6月11日(木)お昼頃に登壇予定です。 こどもと学校教育の「現場」を大切にすること等について 1.こどもと学校教育の「現場」を大切にすることについて  (1)小中学校の整備計画の進め方  小中一貫の議論、二中と六中の統廃合についての議論といった大きな議論について振り返りを行い、今回の整備計画の議論に活かすべきだと2025年12月の市議会定例会にて一般質問を実施した。その点についての検討や実施の状況を伺う。  (2)仮設校舎でのこどもたちの生活と教育活動の支援  第五小学校・井之頭小学校においては、現在仮設校舎を学び舎としており、またその影響を第一中学校と第五中学校が受けている。先生方もこどもたちも、また保護者もこの状況を前向きに捉えようと創意工夫を行っているが、今後もまだその生活が続くことや、これから同じように仮設校舎での生活を行うことになるであろうこどもたちが市内には多数存在していることから、経験を活かすためにも以下質問する。  ①敷地面積が狭くなることによる影響  ア 小中学校どちらも校地が狭くなることにより、活動に支障が生じている。具体的には、特に運動への課題や安全性、部活動への制限等がある。これらについてどのように受け止めているのか伺う。  イ また、実際に井之頭小では自転車の3年次の交通安全教室についてこれまでのような自転車乗り入れができないことから、ビデオでの座学に変更がされた。移転による機会の損失を実感している。一方、武蔵境自動車教習所に赴き実施される2年次の交通安全教室については、市内東部はそもそも行くことができずに座学であるとも聞いており、市内でもこうした違いがあることについて納得感を得られないでいることも申し添えておく。移転により一時的に活動が制限されることは致し方ないとは思うが、生の体験、経験の機会がなるべく失われないように新たな機会を創出する等、市側にも積極的に協力をしてほしいがいかがか伺う。  ウ さらに、保護者においては駐輪スペースが取れないとして学校へ行くのに自転車利用が制限され、特に井之頭小学区においては御殿山エリア、場所によっては中町からも移動が非常に大変な状況にある。実際に保護者が学校へ行くのは保護者会程度と思われるかもしれないが、日々の送迎のみならず、こどもたちのためのボランティア活動等にも参加しにくいという軽視できないネガティブな影響もある。地域活動団体の方々も同様だろう。周辺の公共施設用駐輪場を使用するのは難しいと思うが、例えばスクールバスの停車場の一部を使用すること等はできないのか伺う。  ②仮設校舎の設備における課題  ア 中学校が使用してからの小学校利用となっており、さまざまなところでガタが来ているとも聞く。安全性や機能面における課題について、どのような認識か伺う。  イ スクールバスでの通学において、トラブルや対策について伺う。また、夏に向けて暑さが心配されるが、バス停には屋根も日陰もない。ピークタイムに何分も待つことになる際、倒れる児童も出るのではないか。対応を伺う。  ③移転時の引っ越し対応についての課題   実際に井之頭小の引っ越しを体験し感じたことは、とにかくマンパワー不足であるということだ。直前期までわからないスケジュール・対応のルール等、待ちの状態が多く、結局のところあまり準備もできないまま引っ越しの時期に突入してしまったと感じた。それにより、地域団体同士のコミュニケーションにも不足があり、処分する/しないのトラブルや、連日のように学校に行って保護者が対応することが発生する等、困難を極めた。さらには移転先の仮設校舎での準備にも追われ、教職員の方々は放課後に移動して作業にあたる等、本当に大変な数週間を過ごされたと思う。引っ越しの物も片付かない中押し寄せる新年度の準備。情報共有や人の手配等、もっとできることはあったのではないかと考えているが、市はどのように考えているのか見解を伺う。  (3)学校における非常変災時の臨時休業等の判断基準   ちょうどこの一般質問を通告する期限の日に、台風が直撃する見込みとなった。その前日に休業の判断基準についての書面がアプリで保護者に展開され、今回は当日朝7時まで判断を待つということになる中、報道においては都内でも多くの自治体で学校等が休業となることが知らされた。その判断がなされた時間は自治体によりさまざまだが、当日の朝7時まで待つということについては学校現場も保護者も、かなりの労力を要するのではないか。特に学童クラブについては、休校の対応を迫られる。イレギュラーな対応とはいえ、こうしたことが現場への大きな負荷、精神的な負担にも繋がるのではないか。また足立区では原則オンライン授業を行うともあった。今回の武蔵野市の判断についての検証、今後の対応を伺う。  2.防虫対策や給水機の設置等、市民からの身近な相談事項等について  (1)市内では、ねずみや害虫等、さまざまなものに悩まされている現状がある。自然との共生という視点もありつつ、一方で治療が必要になることやアレルギー等、人体に大きな影響を及ぼす可能性もある。実際に、昨年や一昨年に市役所付近で大量のケムシに悩まされたという声も届いた。夏を前にして、蚊やボウフラ、また秋口のケムシ等について、今年度の市の具体的な対策について伺う。  (2)クーリングシェルター(むさしのいっとき避暑地)が活躍する季節に入ってきた。先日も給水機について議会で話題になったが、このシェルター一覧にも給水機の有無が掲載されている。給水機について、まずないところに増やす、またマイボトルで汲むことができるスタイルのものなのか、冷水器にしてほしいといった要望等、市の対応状況について伺う。収集頻度の減少によりペットボトルの回収量が減らないことからすると、行動変容を促す別の施策を徹底して打ち出す必要がある。見解を伺う。  (3)ムーバス車内において、ベビーカー利用者向けの音声アナウンスがなされているが、内容が長く、肩身の狭さを感じることがある。原則は利用可能なはずだが、例外時の案内が多いため、そのように感じるのかもしれない。見解を伺う。  (4)地域の大学生の方々と、地域課題について話す機会があった。身近な課題として、道路が狭く自転車で通りにくいことや、銭湯が少ないこと、家賃が高いこと等が学生から挙げられた。道路問題がなぜなかなか解決しないのか、少し前は銭湯がもっとあったこと、他自治体の家賃補助制度と定住施策等説明すると、新たな気づきや学びを得たようだった。私はこのことから、こうした若い世代と地域課題について定期的に考え、また実情を正確に認識してもらうことも含めて、市と交流する取り組みを行っていくことが重要であると考えている。どこでもミーティングの施策拡大、学校への積極的な派遣等、こちらからのアプローチを期待したいが、見解を伺う。  3.防災気象情報や日本版DBS等の国の動きと市の対応について  (1)この5月から、防災気象情報の改善がなされたと気象庁の発表があった。一方、市区町村のシステム対応等がギリギリで大変であるといったこともSNS上で散見された。市の対応状況について伺う。  (2)今年12月から正式に運用が開始となる予定の「日本版DBS」について、過去から取り組みを伺っているが現状はどうか。市民向けの啓発等も今後必要と考えるが、見解と対応状況について伺う。 

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2026年第1回定例会が終了|武蔵野市議会レポート

2026年第1回武蔵野市議会定例会が終わりました。最終日は予算の議決に加えて、人事案件として副市長の選任の同意、教育委員会委員の任命の同意について、また議員提出議案としての意見書の審議がありました。 伊藤副市長が任期満了により、現総務部長が新たな副市長に、清水教育委員が任期満了により、新たな教育委員が任命されることとなりました。 伊藤副市長は松下市長から小美濃市長への市政の転換の中で、大きな役割を果たされました。清水教育委員は、教育長不在の1年間、職務代理者として多くのご苦労があったことと思っています。御二方のこれまでの市政へのご尽力に感謝申し上げます。 予算の議決については、一般会計、国民健康保険事業会計、後期高齢者医療会計、介護保険事業会計、水道事業会計、下水道事業会計がそれぞれ可決されました。特に最も意見の割れた一般会計における反対は7名で、賛成多数での可決となりました。 [一般会計予算](敬称略) ・賛成16:立憲民主ネット(深沢、川名、藪原、蔵野、菅)、自由民主市民クラブ(与座、道場、きくち、山崎)、公明(落合、浜田、大野)、さこう、小林、ワクワクはたらく(宮代、本多) ・反対7:日本維新(深田、東山)、日本共産(本間、橋本、三島)、山本、下田 ・退席1:西園寺 *木﨑議長は採決に加わらない 昨今、周辺自治体でも予算が通らない、あるいは組み換え動議により内容を変更しての可決といったことが起きており、予算審議の難しさが露呈しています。大きくは物価高騰などの影響が表れていると考えます。 武蔵野市議会においては、もともと与党・野党的なムーブは少ないと思ってはいますが、否決のような大きな動きを取ろうとすると実際取れてしまう会派構成であることから、市の慎重な提案や説明が求められると常日頃感じています。 今回は賛成多数となりましたが、割と戦々恐々な状況であると思っているところです。来春には市議会議員選挙、同年に市長選挙もあることから、このバランスがどのように変化するのか、よくよく注目していく必要があります。 また、今回は一般会計予算に対して、付帯決議というものが全会一致で付きました。土木費の審議中に、誤った情報を前提に答弁が行われ(あるものをないとした)、質疑が正確に行われなくなったということから、そういったことが今後ないように求める内容です。 毎年審議の中で何かしらトラブルがありますが、今回のことはなかなかないトラブルであったように思います。正確な答弁に努めていただきたいです。 予算審議のあとは、議員提出議案として国に対する意見書が2件提案されました。1つ目は「米国とイスラエルの軍事行動の即時中止とそれに伴う報復の連鎖に対し、外交努力による即時停戦を求める意見書」、2つ目は「日本政府に非核三原則の堅持を求める意見書」です。 こうした議員提出議案というものは、提出者が原文を作成し、各会派を回って事前にさまざま調整を行い、文言を修正するなどの対応を行なったうえで最終案が提出されるといったことが武蔵野市議会では通例となっています。俗に言う根回しが行われているわけです。 ここをこう書くなら乗れないとか、こうしてくれれば賛成するといったことが提出前に議論されます。もちろんそこで提出者が折れない場合もありますが、可決に持っていきたいことを考えれば、細かな調整が行われるのは当然とも言えます。 今回の2件の意見書はどちらも賛成多数で可決されました。なお、2件目については会派ワクワクはたらくで賛否が分かれましたが(本多は賛成)、内容というより意見書の位置付けについての見解の相違であり、分かれることを互いに容認しました。 これで約1ヶ月行われた定例会が終了しました。次は4月に議会運営委員会や議会広報委員会が行われ、5月常任委員会等の審議があります。定例会は6月の予定です。

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代表質問での市長とのやり取り|活動レポート

すべての基盤である「人」を大切にする市政運営へ 会派ワクワクはたらくとしての今回の代表質問では、「すべての基盤である『人』を大切にする市政運営へ」というテーマで、市政のさまざまな課題について取り上げました。 まちづくりや公共施設整備、福祉や地域活動の支援など、市政には幅広い分野がありますが、その一つひとつは、最終的には市民一人ひとりの暮らしにつながっています。だからこそ、制度や計画そのものではなく、そこで生活する「人」を中心に据えて考えることが大切だと改めて感じています。 今回の質問では、命を守るまちづくり、地域の担い手不足、学校改築の進め方、障害福祉、とりわけ移動支援の充実、そして都市農地を守るための支援について取り上げました。 まず、市長の残りの任期の中で特に成し遂げたいことについて尋ねたところ、14万市民の命を守ることが大きなテーマであり、駅周辺のまちづくりや吉祥寺地域の医療体制整備など、時間のかかる課題についても確かな道筋をつけて前に進めたい、との答弁がありました。 市民の安心・安全に直結するこうした課題は、スピード感と同時に、着実さも求められるものです。今後の進捗をしっかり見ていきたいと思います。 また、地域全体における担い手不足についても質問しました。コミュニティや地域活動、市民活動など、地域を支える現場では担い手不足や世代交代が大きな課題になっています。市もその認識を持っており、市民活動のPRやボランティア体験の機会提供、事務負担軽減のサポートなどに取り組んでいるとのことでした。 地域の力は、行政だけで支えられるものではありません。現場で活動する市民の声を受け止めながら、無理なく関われる仕組みづくりを進めていく必要があります。 学校改築については、議論の過程で現場が振り回されている状況があるのではないかという問題意識から、なぜこのような状況になっているのか、一度振り返りが必要ではないかと問いかけました。これに対して市は、学校改築事業は多岐にわたる調整が必要であり、調整がまとまった段階で情報共有を行ってきたとしたうえで、その指摘を真摯に受け止め、第二期学校施設整備基本計画の策定の中で十分に検討したいと答弁しました。 学校は子どもたちの学びの場であると同時に、教職員や地域にとっても大切な場所です。だからこそ、計画の進め方そのものに丁寧さと納得感が求められます。 障害福祉では、特に移動支援について取り上げました。こどもや若い世代が学びや活動の機会を広げていくためには、移動の支えがとても重要です。しかし現実には、必要な支援が十分とは言えない場面もあります。そこで、移動支援のさらなる拡充を求めました。市からは、「移動支援は本当に大切」と考えており、市として何ができるか研究したいとの答弁がありました。 この言葉を前向きな一歩として受け止め、実際の支援拡充につながるよう、引き続き取り組んでいきます。 さらに、防災の観点からも都市農地を守ることの重要性を踏まえ、相続に関わる部分での支援を検討するタイミングに来ているのではないかと質問しました。市からは、副市長レベルでも3市で議論し、国への文書をまとめていること、そして武蔵野の農業を守りたいとの答弁がありました。 都市農地は、農業の場としてだけでなく、防災や環境、地域の景観という意味でも大きな役割を果たしています。こうした価値を次の世代につないでいくためにも、実情に合った支援が必要です。 今回の代表質問を通して改めて感じたのは、どの分野の課題も、結局は「人」をどう支えるかに行き着くということです。大きな政策も、制度の見直しも、現場で暮らす人、学ぶ人、支え合う人たちのためにあるべきです。 これからも、一人ひとりの暮らしに目を向けながら、すべての基盤である「人」を大切にする市政運営を求めていきます。 (当日の原稿はひとつ前の記事に掲載しています)

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代表質問2026|武蔵野市議会レポート

2月26日、武蔵野市議会では、市長の施政方針に対して質問をする「代表質問」が行われました。私も登壇し、持ち時間30分で以下の原稿の通り質疑を行いました。 ▼読み原稿(話しながら付け足したこともあるため中継動画をぜひあわせてご覧ください) 会派ワクワクはたらくを代表し、2026 年度の施政方針に対して質問を行います。今年は年始早々、衆議院における解散総選挙が行われ、社会の揺らぎを大きく感じるスタートになったと思っています。物価高騰、社会保険料や税の負担、人口減少…大きなテーマがずっと先送りにされてきた結果のようにも感じる、昨今の社会情勢です。複雑化・多様化した課題の解決はそう簡単ではありませんが、私たちは政治家として、少しでも社会を良くするための挑戦を続けていかなくてはなりません。 今回の施政方針を受け、まず良かったと感じていることは、広報における着実な成果が出ていることにあります。過去から広報についてはさまざまな提案を行ってきましたが、広報力が上がることにより、市の各種施策が市民にきちんと伝わり、その効果がアップすることは間違いありません。 先日の市議会議員研修会においても、「行政は政策を届ける力が弱い」ということが課題として挙げられていました。プッシュ型の支援にしていくこともひとつの理想ではありますが、広報のさらなるブラッシュアップ、拡大にも引き続き取り組んでいただきたいと要望します。 また、水道や下水道等のインフラ整備への意気込みも強く感じるところです。ここ数年で全国各地、武蔵野市も漏れなく、事故が見える形で生じてきています。あるのが当たり前という状態だからこそあまり注目されてこなかった分野かもしれませんが、それこそインフラは行政の基礎中の基礎であり、ここにこそ持続可能性が求められます。命にかかわるものでもありますので、より一層の尽力をお願いしたいところです。 さて、こうした評価をする中において、市長にまずお伺いしたいことは、任期の折り返しに際し、どこにゴール設定をしているかということです。公約の実現に向けては、計画策定から急ピッチで各事業が進められてきたわけですが、残りの時間も少なくなってきました。来年の施政方針から新しく頭出しをするには、間に合わないこともあるのではないかと思い、そうであるならば今回の施政方針がゴールに向かっての重要な役割を担うものになると考えます。市長が任期中に特に成し遂げたいと考えていること、まずは大きくこの点について質問をさせていただきます。 大枠として 2 つ目の質問です。今回の衆議院選挙においてひとつの論点とされていたのが、補正予算から脱却というものでした。今後この取り組みがどう進められていくのかはまだよくわからないところではありますが、市にはどのような影響があると考えられるでしょうか。 また、補正予算ありきで考えるべきではないというのは、市の予算策定の考え方においても一理あるのではないかと考えていますが、市は補正予算というものをどう捉えていますか。今回の予算案から漏れ、補正予算で対応したいとすでに考えているものはどの程度あるのでしょうか。伺います。 では次に、各テーマについて質問をしていきたいと思います。8 点ありますので、よろしくお願いいたします。 (1)地域における担い手不足の問題について 長期計画策定の段階からずっと課題とされているのがこの担い手不足です。ムーバスの運転手といった各論で取り上げるのみで、全体的な課題として記載がないことを残念に感じています。この数年で一気に噴出している、各現場での大きな課題であると認識しています。このことを原因とする「崩壊」は目前で、地域全体での担い手不足について、全体的な議論、抜本的な改革、対策を打ち出していくことを検討すべきと考えますが、見解を伺います。 (2)学校改築と地域への影響について(施政方針 P6) 学校改築の議論が進められています。井之頭小は今週末の土日で最後の見学会がありますのでぜひお越しください。いよいよ引っ越しですが、まず現に行われている工事による影響や、不確かな状態による影響が少なからず出ています。もう数年前からずっとこの移転引っ越しについては決まっているはずなのに、作業についての情報は直前まで展開されず、働く方々も保護者も、もちろんこどもたちも、振り回されているように感じてしまいます。 今後は 2 校ずつの展開は難しいという考え方は示されていますが、なぜこのような状況になっているかという振り返りが必要ではないでしょうか。見解を伺います。 また、移転による活動制限は地域コミュニティの存続にも関わる問題です。どんど焼きといった行事、スポーツ団体の活動等、代替の施設をと思っても、いたるところで同時期に施設更新が行われているために、活動のための空間量がそもそも足りていないと考えます。 井之頭小はこれから一中の敷地内の仮設校舎へ移りますが、中央コミセンも4月からお休み、総合体育館も2026年度に休館に入る予定です。行事等行う調整もとても大変です。同じエリアで工事の時期が重なりすぎてはいないでしょうか。縦割りの弊害ではないかと思うのですが、どのように捉えていらっしゃいますか。今後の市内全体における公共施設の更新スケジュールについて、マネジメントが必要と考えますが見解を伺います。 (3)開かれた学校づくり協議会の役割について(施政方針 P6) 開かれた学校づくり協議会についての初期の頃のちらしで「PTA の負担軽減」といったワードを目にした記憶があります。私はこれに対して疑問を抱いており、そもそもこの協議会は PTA の負担軽減のために行われているものではないと考えていますが実際はどうなのでしょうか。 PTAだけではなく学校に関わるさまざまな協議体がある中で、それぞれの負担を軽減するという点を目的に含めているということなのでしょうか。例えば PTA からもこの協議会に人を出しており、その一部を担っています。どちらかと言えばその仕事は増えていることになります。 その他、PTA 会長会においても多様な会議体のあて職があり、会議体が増えていく一方とも言えます。そうしたことを含めて、この開かれた学校づくり協議会の果たす役割、学校に関わるさまざまな会議体の整理が必要と考えますが見解を伺います。そこをやらないと、現場の負担は減らず、担い手不足の問題も解決に向かうことはないのではないでしょうか。 (4)障害福祉サービスの拡充について(施政方針 P5) 事業者における課題についてどのように考えているか伺います。今回、高齢者の介護については事業者支援のかなり具体的な書き込みがありますが、地域の障害福祉を支える事業者に対して、積極的な取り組みが記載されているとは感じられませんでした。 また、障害福祉においては「生活」が前に出ていますが、特に移動支援といった市にある程度の権限があるものや、高校生・大学生世代を含む子どもたちの学びや活動の支援など、若年層からもニーズの高い支援メニューについて、さらなる充実が求められていると考えますが見解を伺います。 障害福祉の分野は、対象者数が介護に比べて少なく、またサービスにおいても画一的ではないことが多い点もあって、その分対応する事業者も少ないことがひとつの課題であると考えています。また、高齢者になると介護分野へ移行することから、障害福祉はそれまでの比較的若い世代やこどものニーズが高くあると思います。すでに、そういったニーズについてたらい回しになっているということも、市内で聞いています。市がより一層力を入れるべき分野であると考え今回質問をいたしました。 (5)コミュニティ施策のさらなる推進について(施政方針 P7) コミュニティ活動はもっと広いものであるにもかかわらず、コミュニティセンターの整備だけがクローズアップされることに課題感を持っています。総論で取り上げた「担い手不足」について、地域にあるそれぞれのコミュニティ活動において同様の状況が続き、さらに拡大すると考えられる中において、早期に取り組みを強化する必要があるのではないでしょうか。 武蔵野市が脈々と大切にしてきた「コミュニティ構想」をベースに置くことに異論はありません。それこそ「不易流行」、いつまでも変わらない本質的な価値であると言えます。がしかし、そこに固執するあまり、可能性を狭めてはいないでしょうか。 今回コミュニティ構想の資料を再度確認しましたが、おそらくはこのポイントにはまり込んでいるのではないかという点があります。資料冒頭にある「コミュニティについての基本的な考え方」が 4 点示される中で、4 つ目として「市民のコミュニティづくりのために、市は市民施設、生活道路さらに緑のネットワークの適正な計画的行政によってそれに協力する」という記述があります。これが原点となって、市の役割はコミュニティセンターの整備ということになっているのではないかということです。 ぜひとも今回ここから考える機会を持ちたいと思っています。武蔵野市の公式サイトにおいても、コミュニティについての記述、すなわちコミュニティ構想のページにたどり着くためには、トップから「平和・文化・スポーツ」のカテゴリに進み、「コミュニティセンター」というページを押すようになっています。コミュニティセンターのページの中にコミュニティ構想が掲載されているのです。 これは市側の役割の捉え方が表れてしまっていませんか。市民から見れば「コミュニティ」かもしくは「コミュニティ施策」といったページの中にコミュニティ構想があり、またコミュニティセンターのページがあるという状態にするべきではないでしょうか。 これからも地域の素敵なコミュニティが存続し、そして新たなコミュニティが生まれ続けていくためにも、市のかかわり方、考え方について見直しが求められると思いますが見解を伺います。 (6)産業振興分野への取り組み強化について クリエイティブ産業の件が取り上げられるのみであることを残念に感じています。地域の産業を支援することは、武蔵野市のブランディングに大きな影響を与え、将来の人口構成、財政状況にも良くも悪くも変化を生じかねません。その礎となる商店会支援の強化はどこにいったのでしょうか。 防災、防犯、コミュニティといった公共を担う存在であるからこそ、市の考え方、取り組みのアップデートを求めたいと思います。そこが変わらないと、市民へのメッセージもやはり不足すると考えています。今回この施政方針に書き込みがないことは、そういったメッセージという意味でも非常に残念だと思っているわけです。 マナーの悪さによって例えばごみの問題や商店会のエリアで排尿をされたり、吐しゃ物等も絶えないと伺っています。もちろんこれは来街者含めてになりますから、広い市民ということになると思いますが、皆でまちを守っていく、そうした意識の醸成が必要ではないでしょうか。 環境浄化の件含め、商店会が果たしている役割を的確に把握し、公共性の高いものについてさらなる支援、効果的な施策を行っていくことが必要です。これも急いでやっていかないと、担い手不足問題からもう気持ちが続かないと感じています。崩壊してからでは遅いのです。 また、東京都が公式アプリの展開をスタートし、市区町村との連携も視野に入れていると伺った。DX における手続き分野だけでなく、経済活性化にも活用できると考えるが見解を伺います。本件は地域ポイントの予算にも関係するかもしれませんが、まずここで伺っておきたいと思います。 (7)都市農業を守り育むことについて 農業についても今回記載がありませんでした。このまま待っているだけでは、特に相続における問題によって、武蔵野市の農地はほとんどなくなってしまうと思います。農業委員の方々からも、悲痛な叫びを聞いています。地域特性を踏まえた施策が必要であるからこそ、国への要望だけでなく都への取り組みの要望、また市が率先して独自の取り組みを行うことが必要なのではないでしょうか。見解を伺います。 (8)職員の安全確保について(施政方針 P2) 地域にどんどん出ていくこと、現場を見たり、市民と交流したりすることが増えるのは良いことであると考えています。一方、カスタマーハラスメントの問題や、先日は市外ですが強制執行時の殺人事件まで起きてしまいました。相談対応における危険性もあると考えます。私も店舗運営をしていますが、スタッフが危険を感じるようなことはゼロではありません。そうしたことの蓄積がやはり人材の流出にも繋がると思います。職員と市民が接する機会を増やす方針だからこそ、対策の必要性を感じますが、見解を伺います。 以上、冒頭で 2 点、各テーマで 8 点、合計 10 点の質問をさせていただきました。私は今回大局的には、やはり担い手不足の問題、ここが今後すべての分野に派生、課題が噴出すると考えていることから、質問の軸として展開をさせていただきました。今回の予算は「基盤を整え しなやかな未来をつくる予算」という位置づけがなされています。基盤は「人」です。ご答弁をよろしくお願いいたします。

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2026年施政方針の要点|武蔵野市議会レポート

2月24日、第1回定例会がスタートしました。初日は、2026年度の市政運営において、市長がどのような考えを持っているか、基本姿勢や基本政策を述べる「施政方針演説」が行われました(1時間ほどの読み上げ、テキスト資料公開されています)。 施政方針に対する各会派代表質問は、2月26日に実施される予定です。 方針の要点を簡単にまとめました。 [施政方針] ・2025年は昭和100年、戦後80年・「不易流行」の精神を重視・国際社会の連携が必要・物価高騰による影響、入札不調による計画変更といった深刻な状況がある・職員と市民がふれあう機会さらに充実させたい・施策や計画の策定への市民参加の拡充・広報は実績出てきている・定量的な行政評価制度試行導入・長期計画の議決事項の議論・14万人の命を守る市政 ▼市民に寄り添い、暮らしの負担を軽減 ・物価高騰の影響・基礎自治体として病院や交通インフラへの助成、学校給食への対応・国からの予算に上乗せし、5,000円のギフトカード配布・都による夏の水道料金(基本料金)無償化への対応 ▼市民の命と健康を守る、地域医療の未来へ ・新病棟が完成した武蔵野赤十字病院への支援・吉祥寺南病院の後継への支援、病床数の確保・熱中症対策(学校施設での対策、生活困窮世帯へのエアコン購入費助成等) ▼つながり支え合い、自分らしく暮らせる社会へ ・ケアマネのシャドーワーク解消に向けた取り組み・たんの吸引等を行う訪問介護事業所への補助・住宅確保要配慮者等への住まい探しや見守り・精神障害者の長期入院問題 ▼親子に寄り添い、子どもの声を形に ・移動支援としてタクシーチケット2万円分を補助(妊娠~子どもが1歳になるまでに申請)・産後ケア手続きの電子化、日帰り型拡充・学童保育での長期休業中配食弁当事業を本格実施 ▼すべての子どもに学びの保障を ・第二期学校施設整備基本計画への審議会での議論・チャレンジクラスの実施・開かれた学校づくり協議会のさらなる構築 ▼命を守る防災、3年目の挑戦 ・感震ブレーカーの全戸配布・災害用トイレトラックの導入と平時の運用・実効性を高める訓練・スフィア基準に基づいた避難所環境の改善 ▼安全・安心を築き、暮らしを見守る ・街頭防犯カメラの増設・吉祥寺イーストエリアにおける夜間パトロールや街路灯照度アップ・本町コミセン移転と複合化施設整備の実施 ▼市民自治を支える、コミュニティの力 ・中央コミセンのバリアフリー化・本宿コミセン、吉祥寺西コミセン、けやきコミセンの改修・吉祥寺南町コミセンの移転、代替施設での活動 ▼芸術文化・スポーツで、心豊かに生きる ・クリエイティブ活動への支援・市民会館、武蔵野総合体育館の改修・市営プールの設計 ▼緑を守り、快適で持続可能なまちへ ・7月からペットボトル回収を毎週へ・マイボトルの普及啓発、給水拠点の拡充・エネルギー地産地消プロジェクトの拡充 ▼安全なまちづくりを支える持続可能な下水道 ・下水道施設の豪雨対策(善福寺川周辺)・雨庭の普及、雨水タンク助成額引き上げ・下水道施設の点検、調査、修繕 ▼未来へつなぐ、駅周辺のまちづくり ・吉祥寺パークロードでの社会実験、まちの将来像策定への議論・建物附置義務駐輪場の調査・三鷹駅北口ロータリー改修への検討・境南ふれあい広場公園の整備・外環道路工事に対する安全確保の要望・ムーバス等の運転手不足対策、運営再構築 ▼都営水道一元化へ前進、水道水の安定供給 ・都営水道への早期統合への実現に向けた取り組み・老朽化した水道管の更新 ▼デジタルの力で便利な市役所へ ・公共施設予約システムの一元的構築・行かない窓口、書かない待たない窓口へ・問合せ対応の効率化 ▼予算編成方針 ・「基盤を整え しなやかな未来をつくる予算」と位置付けた・一般会計予算942億2700万円(前年度比7.0%増) 歳入:個人市民税増、法人市民税増、固定資産税横ばいの見込み 歳出:武蔵野公会堂改修・保健センター増改築・学校改築等の大規模事業あり ・国民健康保険事業会計137億1748万円(前年度比1.2%減)・後期高齢者医療会計50億5195万円(前年度比9.6%増)・介護保険事業会計135億5782万円(前年度比3.0%増)

お知らせ

2026年第1回定例会のお知らせ|武蔵野市議会

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。 いよいよ今年も定例会が始まります。定例会はまるひと月ほど議会を開くもので、年に4回あり、今回は2026年の第1回で2月24日~3月27日まで。年初めの定例会は予算特別委員会が含まれるため、いつもより少し長めの会期です。 2月24日・26日 まず市長から「施政方針演説」として次年度の予算編成方針が発表され、それに対する質疑を行う「代表質問」があります。こちらは会派という、議員のグループそれぞれから代表者が行うもの。私は久しぶりにこの代表質問を担当します。 2月27日・3月2日・3月3日(予備) 次に各議員がそれぞれ自由なテーマで行う「一般質問」。今回は代表質問があるので、それ以外の議員が質問可能。事前に提出した要旨に沿って質疑を展開します。 3月5日・6日・9日・10日・11日・13日 ここまで終わると今度は市から「議案」といって契約や補正予算などの提案が出され、分野ごとに常任委員会へ振り分けて委員会での審議を行います(11日は外環道路特別委員会)。私は今年度総務委員会に所属しているので、そちらに付託された議案を審議し、また委員会から全体の本会議へと議案を戻して議決へと進みます。他の委員会も同様です。 3月13日(説明のみ)・16日・17日・19日・23日・24日・27日(本会議) いつもはここで議会が閉じますが、今回はここから予算特別委員会を立てて、次年度予算を集中審議します。施政方針演説に対する代表質問からの流れを汲みつつ、委員会は朝から晩まで実質5日間を使ってじっくり質疑をします。私の会派ワクワクはたらくからは宮代議員が委員になる予定です。最後にまた本会議を開き、予算を議決して会期が終了となります。 このように今回はみっちりと1ヶ月開かれる議会になりますので、ぜひインターネット中継などチェックしていただけたら嬉しいです。 市議会ホームページはこちら