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2026年第1回武蔵野市議会定例会が終わりました。最終日は予算の議決に加えて、人事案件として副市長の選任の同意、教育委員会委員の任命の同意について、また議員提出議案としての意見書の審議がありました。

伊藤副市長が任期満了により、現総務部長が新たな副市長に、清水教育委員が任期満了により、新たな教育委員が任命されることとなりました。

伊藤副市長は松下市長から小美濃市長への市政の転換の中で、大きな役割を果たされました。清水教育委員は、教育長不在の1年間、職務代理者として多くのご苦労があったことと思っています。御二方のこれまでの市政へのご尽力に感謝申し上げます。

予算の議決については、一般会計、国民健康保険事業会計、後期高齢者医療会計、介護保険事業会計、水道事業会計、下水道事業会計がそれぞれ可決されました。特に最も意見の割れた一般会計における反対は7名で、賛成多数での可決となりました。

[一般会計予算](敬称略)

・賛成17:立憲民主ネット(深沢、川名、西園寺、藪原、蔵野、菅)、自由民主市民クラブ(与座、道場、きくち、山崎)、公明(落合、浜田、大野)、さこう、小林、ワクワクはたらく(宮代、本多)

・反対7:日本維新(深田、東山)、日本共産(本間、橋本、三島)、山本、下田

*木﨑議長は採決に加わらない

昨今、周辺自治体でも予算が通らない、あるいは組み換え動議により内容を変更しての可決といったことが起きており、予算審議の難しさが露呈しています。大きくは物価高騰などの影響が表れていると考えます。

武蔵野市議会においては、もともと与党・野党的なムーブは少ないと思ってはいますが、否決のような大きな動きを取ろうとすると実際取れてしまう会派構成であることから、市の慎重な提案や説明が求められると常日頃感じています。

今回は賛成多数となりましたが、割と戦々恐々な状況であると思っているところです。来春には市議会議員選挙、同年に市長選挙もあることから、このバランスがどのように変化するのか、よくよく注目していく必要があります。

また、今回は一般会計予算に対して、付帯決議というものが全会一致で付きました。土木費の審議中に、誤った情報を前提に答弁が行われ(あるものをないとした)、質疑が正確に行われなくなったということから、そういったことが今後ないように求める内容です。

毎年審議の中で何かしらトラブルがありますが、今回のことはなかなかないトラブルであったように思います。正確な答弁に努めていただきたいです。

予算審議のあとは、議員提出議案として国に対する意見書が2件提案されました。1つ目は「米国とイスラエルの軍事行動の即時中止とそれに伴う報復の連鎖に対し、外交努力による即時停戦を求める意見書」、2つ目は「日本政府に非核三原則の堅持を求める意見書」です。

こうした議員提出議案というものは、提出者が原文を作成し、各会派を回って事前にさまざま調整を行い、文言を修正するなどの対応を行なったうえで最終案が提出されるといったことが武蔵野市議会では通例となっています。俗に言う根回しが行われているわけです。

ここをこう書くなら乗れないとか、こうしてくれれば賛成するといったことが提出前に議論されます。もちろんそこで提出者が折れない場合もありますが、可決に持っていきたいことを考えれば、細かな調整が行われるのは当然とも言えます。

今回の2件の意見書はどちらも賛成多数で可決されました。なお、2件目については会派ワクワクはたらくで賛否が分かれましたが(本多は賛成)、内容というより意見書の位置付けについての見解の相違であり、分かれることを互いに容認しました。

これで約1ヶ月行われた定例会が終了しました。次は4月に議会運営委員会や議会広報委員会が行われ、5月常任委員会等の審議があります。定例会は6月の予定です。