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こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。

2023年9月の定例会が開かれてきましたが、市からの議案と市民からの陳情について、まとめてお伝えします。

▼議案

市からの議案について、ピックアップしたものをお伝えします。

・下水道使用料が4年に一度の改定で値上げに

4年に一度見直しのあることになっている下水道使用料、さまざま議論が行われた結果、今後のインフラ整備のためのコストもかさむことから、市から値上げの案が示され、可決されました。

コロナ禍での議論ということもあり、次の4年の中である程度新たな可能性の模索など、広い議論がなされるのではないかという話も出ています。

・一中の改築工事事業者が入札で決定、契約へ

前回入札不調となった一中改築の件、工期や金額の見直しを行い再入札がなされ、無事に事業者が決まりました。

さらなるスケジュール遅延にならず安心したところではありますが、現在行われている解体工事での杭撤去に追加工事が発生し、さらに5000万円ほどが必要になっています。物価高など今後も影響が見込まれ、引き続きの注視が必要です。

・御殿山の市民農園が土地の返還のため廃止に

もともと借地であったところを返還することとなり、現在の利用期間で終了、廃止となりました。

などさまざまな議案の審議が行われました。

▼陳情

・紙の保険証を残すことについて国に意見書を出してほしい→不採択

廃止予定とされている紙の保険証について、現行のまま残すよう市議会から国へ要望してほしいというもの。DX推進のためや代替策が検討されていることから、我が会派も反対、全体としても反対多数で否決されました。

・境南ふれあい広場公園に芝生等の復活を→不採択

今後再整備が行われることがこの陳情質疑の際にもわかりましたが、陳情の文として芝生という素材や時期が限定されるのではという意見があり、反対多数で否決されました。我が会派は文章の中で芝生等やその他の方法という記載もあったことから、限定的なものではなく、再整備を求めるものとして賛成しました。

その他、吉祥寺東部地区のまちづくり関連、住民投票制度の検討過程、保育園の補助金不正受給といった内容の陳情が審議されましたが、継続となり結論は持ち越しとなっています。