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保健センターとこども子育て支援複合施設についての会議(議員全員が参加する全員協議会)がひらかれました。

本件は健康だけでなく広く分野がまたがることから、議会でも各常任委員会に報告があったり、こうした全員協議会の場で議論がなされてきました。

今回は市長が変わり、予算額のめやすが以前示された40億円に比べて70億円規模になってきているということで、急遽報告の場として会議が設けられました。

一言で言えば大荒れの会議となりました。。

会議冒頭から、今日のこの会議をひらいた意図が質疑され、基本計画ができたので議会の意見を聞きたいとのことでしたが、各会派の議員からもこの場で説明を聞いたから内容に了承したというのはやめてほしいという声が相次ぎました。

また、前回までに出ていた意見についても反映されたところがわからず、なんのために意見を聞くと言っているのか、説明資料でも70億円になる積算の内容も詳細には書かれておらず議論するのに実態がわからないなど、厳しい指摘が続きます。

本当に必要な施設なのか?という議論を議会としてもずっと続けてきたことから、あの時あの時…という振り返りとなってしまい、紛糾。。持っている情報量に違いがありすぎて、どう議論をすればいいのか、情報を出すように重ねてお願いをする事態となりました。

<会派ワクワクはたらくから質問したこと>

・そもそもの40億の根拠も見えていなかった、妥当性があったのか

・費用対効果が見えない、事業別にどれくらいのコストがかかるのかをきちんと出してほしい

→カフェ機能の提案もしたがなんら反映されていない、カフェがほしいのではなくその効果を訴えている、効果についての議論はできているのか

・こども子育ては市内に機能が分散する必要もあり、機能の再検討なのか仕様だけの再検討で済むのか

・保健所に児童相談所が入ることになった、もっと連携が取れないのか

・国や都からの補助金はないのか

→1億円くらいしかないことが判明、もっと探してほしいと提案

1人6分しかないのでそんなにたくさんを聞くこともできず、そもそもこんな重大な内容で6分程度で議論できるものでもないと意見しました。

多くの議員が立ち止まるべきという意見を出し、行政側としてはどこまでコストを下げられるか検討中であるとのこと。このあと2月下旬から議会定例会がスタートしますが、そこで示される予算案の議論においても、さらに異論が噴出するのではないかと思われます。

武蔵野市はこれから学校をはじめ、公共施設の大更新時代に突入。入札不調も多発しており、時代の動きとどう向き合いながら施策を打っていく必要があります。

議会定例会に向け、準備を進めます…

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