
武蔵野公会堂について全員協議会が開催されました
武蔵野公会堂の当面の方向性の検討状況をテーマにした、武蔵野市議会全員協議会が開催されました。議員全員が参加し、定められたテーマについて市と議論をする場です。今回は1人6分の会派持ち時間制で実施(我が会派ワクワクはたらくは2人なので12分)。 武蔵野公会堂については、会議棟を中心にバリアフリー対応などを行うリニューアルを行う予定になっていましたが、物資の調達困難や工期遅延への懸念から、小美濃市長が入札中止を判断しました。大きな政治判断だと思います。 先日の総務委員会で報告をされたとき、私は一言目に「悔しい」と言いましたが、この計画に携わってきた方々からすれば、本当に厳しい結果が突きつけられてしまったと感じています。 本来であれば多少高くなっても補正予算でやるというのが、これまでの武蔵野市のスタンスだったと思いますが、今回はホール棟の寿命80年を考えると、会議棟リニューアル工事を行っても利用できる期間が20年をすでに切っていること(工期遅延するとさらに短くなる)、当初予算35億円程度となっていたのが、おそらくは1.5倍ほどになってくることが想定されたことなどが要因となり、また市長も他市が入札中止を行った事例などを見聞きしたことも材料となったようです。 今回はこの状況を踏まえ、武蔵野公会堂をどうしていくのかについて、市側から10の案が示され、それをベースに議論と言いますか、意見交換が行われるような形になりました。 市側から示された10の案は、・原案をグレードダウンするもの(耐震対応あり)・建物はいじらず空調や給排水などに対応するもの(耐震対応なし)・解体し芝生や暫定施設を整備するものというように、大きく3つのパターンに整理されるものです。 それぞれ費用や休館期間、対応内容などが表にまとめられています。◆武蔵野市資料 費用感を見た議員たちからは、解体して暫定施設をという声が多かったようには感じましたが、今日は結論を出す場ではないので、意見としては皆さん控えめな感じです。ここは今日の声を受けて、市がまた庁内で大議論をすることになります。 また、今回大きなポイントになったなと私的に感じているのは、吉祥寺パークエリアの面的整備において、この武蔵野公会堂の「敷地」を利用する可能性があることがはっきりと書面に記載されたことだと考えています。 当然今までにも、長期計画などにおいてずっとこのことは記載されてきたわけですが、実ははっきりとは言語化されていなかったと思っています。武蔵野公会堂の今後含めて議論する、というような、ふわっとした表現にまとめられてきたなと。 それを踏まえると、上記のリンク先にある資料になりますが、検討の前提の部分にはっきりと「敷地の新たな利用」として記載されたのは、ようやく明文化されたのだなと実感をしました。大きな一歩だと思います。確認の質疑したところ文化施設としての継承という話ではありましたが、移転を含めてあらゆる可能性があることはこの場で示されました。 今回の状況を踏まえると、どの案になるにせよ、場所を利用できない空白の期間が長らく生まれることになりました。吉祥寺ならではですが、他の民間施設などもさまざまありますから、利用の補助を出すなどして、文化・コミュニティ活動を止めない施策をお願いしました。 なお、武蔵野公会堂は帰宅困難者のための一時避難施設でしたが、その代替もまだ準備できていないとのことで、備蓄品もそのままになっているので、早急な対応を要望しました。 以上が今日のまとめです。途中途中にも、武蔵野公会堂ができた経緯、その歴史の紹介もあり、それを受け止めながら議論をしていかなくてはならないことを改めて実感する時間になりました。長期計画などとの整合もあり、たくさんの調整が必要になります。 今後の流れとしては、12月議会に向けて案を精査し、予算化を検討するとのことです。13時から会を行い、18時頃に閉会しました。




