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活動報告

9月一般質問と議案などのまとめ|武蔵野市議会レポート

武蔵野市議会定例会、最初の3日間が終了しました。 ​​一般質問と提出議案の概要​​9月1日から3日まで、武蔵野市議会定例会の一般質問が行われ、20人の議員が登壇しました。​​防災や浸水対策、PFAS、公共施設の整備、子ども・福祉施策、生成AIや自治体DXなど、現在の市政が抱える幅広い課題について議論が交わされました。3日目には一般質問に続いて、条例改正や工事契約、補正予算などの議案も上程されています。 ​​最初の3日間に取り上げられた主な内容を、まとめて報告します。 ​​9月1日(火)一般質問1日目 ​​▼吉祥寺パークエリアのまちづくり​​三鷹駅北口で行われた「オープンテラス」や、吉祥寺ストリートピクニックなどの取り組みを踏まえ、今後の吉祥寺パークエリアのまちづくりや、まちの文化をどのように育てていくのかが問われました。 ​​▼孤独・孤立支援とウェルビーイング​​社会保障制度やコミュニティ政策をセーフティーネットとして捉え、「承認の保障」と「包摂の重視」を核心に据えながら、市民のウェルビーイングをどのように高めていくのかについて質問がありました。 ​​▼行財政改革、中学生からの提案、税制など​​全国の自治体による行財政改革の事例を競う「行革甲子園」や、中学生議会から生まれた提案に対する市の取り組みが取り上げられました。あわせて、多文化共生や地域プロモーションへの提案、給付付き税額控除が自治体に与える影響についても確認がありました。 ​​▼武蔵野公会堂、防災、障害福祉、屋外プール​​リニューアル工事の入札が中止となった武蔵野公会堂について、今後の改築の方向性が問われました。また、避難所設備の改善、障害者向けグループホームや居場所の拡充を求める質問、市営屋外プールの廃止に反対する立場からの意見もありました。 ​​▼大規模災害被災地支援条例とジャンボリーのクマ対策​​阪神・淡路大震災を契機につくられた「武蔵野市大規模災害被災地支援に関する条例」について、今回の熊本地震との関係や、市長の考えが問われました。あわせて、ジャンボリーにおけるクマ対策についても確認がありました。 ▼​​生成AI、保存樹木、財政援助出資団体への再就職​​生成AIを行政サービスの向上にどう生かしていくのか、保存樹木への支援をどのように拡充していくのかが取り上げられました。また、市職員OBによる財政援助出資団体への再就職について、いわゆる「天下り」ではないかという観点から、そのあり方が問われました。 ​​▼子どもの権利と安全対策​​武蔵野市子どもの権利条例や、子どもの権利を伝えるマスコットキャラクターについて質問がありました。また、喫煙トレーラーハウスを含む、今後の受動喫煙対策も取り上げられました。 ​​▼ごみ削減と子どもの「食」の支援​​生ごみ削減による環境負荷の低減や、フードシェアリングサービスの活用、夏休み中の子どもたちの食を支える取り組みが求められました。武蔵野アール・ブリュットについての質問もありました。 ​​9月2日(水)一般質問2日目 ​​▼豪雨対策、PFAS、子どもたちとの合意形成​​災害時を見据えた排水設備や電力供給体制、PFASの状況と市の見解について質問がありました。また、中学生議会を契機とした提案や、学校裁量予算の考え方も取り上げられました。 ​​▼防災の取り組みの変革と、一人ひとりが選択できる状態づくり​​私からは、自助・共助・公助を固定的に切り分けるのではなく、それぞれが緩やかにつながる仕組みへの見直しを提案しました。​​避難所への集中を避けながら、在宅避難を選ぶ人にも必要な支援が届く体制をどうつくるのか。集合住宅での生活継続や、火山噴火による降灰への備えなども含め、防災の実効性を高めるための「変革」を求めました。​​あわせて、働き方、子育て、教育などの分野で、制度が用意されているだけではなく、一人ひとりが情報や支援に実際に手を伸ばし、自分に合った選択ができる状態をつくることについて、市の考えを問いました。 ▼​​集中豪雨による浸水対策と子育て施設​​集中豪雨による浸水へのさらなる対策を求めるとともに、「0123」や子育てひろばの利用ニーズについて質問がありました。共働き世帯の増加など、時代や生活の変化に子育て施設がどう対応していくのかが問われました。 ​​▼地震災害、障害のある方の生活、学校改築計画​​災害時要援護者対策事業や避難所体制、障害のある方の18歳以降の居場所、日常生活用具の給付拡充などが取り上げられました。また、学校改築に関する審議会のスケジュールや、議論の進め方の見直しを求める質問もありました。 ​​▼ふるさと住民登録制度、友好都市交流、審議会、市制施行80周年​​地域に継続して関わる人を「第2の住民」として捉える制度や、友好都市との交流について提案がありました。また、自治基本条例を踏まえた審議会の位置づけ、市制施行80周年に向けた市の考え方、市民参加による記念事業についても問われました。 ▼​​武蔵野公会堂、熊本地震への対応、市立中学校の魅力​​武蔵野公会堂の入札中止判断に至った経過や、熊本地震発生後の市の初動対応が取り上げられました。また、市立中学校の満足度が高いという実態を踏まえ、その魅力発信や、学校改築、拠点校方式による部活動の課題について質問と提案がありました。 ​​▼短時間豪雨、バス停の蚊、国旗損壊罪、公園での手持ち花火​​8月の豪雨に対する水防体制や対応状況について質問がありました。また、ムーバスのバス停周辺における害虫対策、市立公園での手持ち花火の試行運用について、過去の質疑を受けた取り組みが確認されました。国旗損壊罪の施行に伴う市の対応についても取り上げられました。 ▼​​民泊、交通DX、生成AIと教育、災害対策​​民泊に関する法令見直しを受けた市の対応や、吉祥寺で発生した民泊火災のその後について質問がありました。自動運転や見守りセンサーなどの交通DX、教育分野での生成AI活用、地域防災計画の検討経過や浸水対応についても提案・確認が行われました。 ​​9月3日(木)一般質問3日目 ​​▼自治体DXと生成AI、入退院・没後サポート、防災計画​​自治体システム標準化の進捗や、行政における生成AIの位置づけについて質問がありました。また、入退院時の支援や没後サポートをさらに発展させるための課題、地域防災計画を継続的にアップデートする必要性について提案がありました。 ▼​​核兵器廃絶、平和施策、修学旅行、玉川上水沿いの安全対策​​非核三原則の堅持など、さらなる平和施策を求める質問がありました。また、平和について学ぶ機会にもなる修学旅行費の無償化や、桜堤2丁目の玉川上水沿い道路について、道路が狭く信号もない現状を踏まえた新たな安全対策が求められました。 ​​▼大規模災害被災地支援条例、都市型水害、公共施設整備​​大規模災害被災地支援条例の適用基準や、他自治体との広域連携について質問がありました。また、武蔵野公会堂のリニューアル案を絞り込む際の基準、今後の公共施設整備、一人当たりの公共施設保有量を判断基準とすることの妥当性についても確認がありました。 ​​▼災害に強いまちづくり、PFAS、市営プール​​上下水道の耐震化や避難所環境の改善を求める質問がありました。PFASについては、実態把握のための健康調査を求める意見が出されました。また、市営プール改築の議論で用いられている利用人数の想定に疑問を示し、検証を求める指摘もありました。 【​​3日目には提出議案も上程】​​一般質問終了後には、今定例会で審議される条例改正、工事契約、補正予算などの議案が上程されました。 ​​▼法改正に対応する条例改正​​国などの法令改正を受け、次の条例改正案が提出されています。​​・武蔵野市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例​​・武蔵野市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例​​・武蔵野市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例​​・武蔵野市乳児等通園支援事業の設備及び運営に関する基準を定める条例​​・武蔵野市下水道事業の設置等に関する条例 ​​▼制度や運用内容の変更​​高齢者福祉サービスの利用料見直しに関する条例改正、名称変更に伴う東京都市公平委員会共同設置規約の変更、一般質問の通告日変更に対応する市議会会議規則の改正が提案されています。 ▼​​工事契約​​武蔵野市障害者福祉センターの改築に伴う建築・電気設備・機械設備の各工事契約をはじめ、次の契約議案が提出されました。・​​市庁舎非常用発電機更新工事・​​北町調理場調理室空調設備設置工事・​​境南ふれあい広場公園改修工事 ​​▼物品の購入​​学校給食などで使用する「コンテナイン消毒保管機」の買い入れが提案されています。​​▼補正予算​​一般会計補正予算(第3回)は、物価高騰対策が中心です。​​主な事業として、「むさしの食と暮らし応援事業」のギフトカード配布第2弾が提案されています。現在のギフトカードは10月末までが利用期限となっていますが、今回はその後の11月から使えるものとして実施する予定です。前回は一人当たり5,000円でしたが、今回は原則として一人当たり3,000円が予定されています。物価高騰が長期化する中、市民生活をどのように支えるのか、事業費や配布方法、効果などを含めて確認していく必要があります。 ​​このほか、介護保険事業会計補正予算(第1回)と、水道事業会計補正予算(第2回)も提出されています。 ​​▼陳情​​「愛の手帳」3度・4度の方の医療費負担を軽減するよう、東京都に意見書を提出することを求める陳情が提出されました。​​なお、前回から継続審議となっていた「中東情勢に伴う石油関連製品の価格高騰・不足等に対する対応」を求める陳情については、総務委員会にて趣旨に添うように善処をといった意見付き採択となり、本会議でもそのまま可決されました。 ​​​​またその他、議案として上程された人権擁護委員の候補者につき意見を求めることについての諮問(再任3件)は、委員会付託を省略し、この場で異議なしと可決されました。委員候補の方々は、このまま法務大臣へ推薦されます。​​【これから委員会審査へ】​​今回の一般質問では、防災や豪雨対策、PFAS、公共施設の再整備、子どもや障害のある方への支援、生成AI・自治体DXなど、これからの武蔵野市を考えるうえで重要な論点が数多く取り上げられました。​​特に防災については、近年の地震や集中豪雨を受け、施設や設備を整えるだけでなく、市民への情報提供、在宅避難者への支援、行政と地域の連携など、実際に機能する仕組みへ変えていく必要性が、さまざまな角度から示された3日間だったと感じます。 ​​上程された議案や陳情は、今後、各委員会などで詳しく審査されます。物価高騰対策のギフトカード事業をはじめ、市民生活に直接関わる内容も多く含まれています。 ​​引き続き、一つひとつの議案を確認しながら、議会での議論や審査の状況を報告していきます。