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2024年2月20日、新市長の方針演説が行われました。施策の方向性や具体的な取り組みについて、要点をまとめました。わかりやすくするため、カテゴリや順序はアレンジしています。

▼小美濃市長による施政方針演説
∟4年間の市政運営における基本姿勢と具体的な施策について

・年始の震災と事故から、市民の命を守ることへの決意
・武蔵野市の市民参加の形である武蔵野市方式を尊重、公約は実現したいが庁内議論と市民参加を経て計画見直しの中で盛り込んでいく
・就任時には職員に向けて①地域にどんどん出て声を聴くこと、②情報を正しくスピーディーに提供することをお願いした
・僅差での当選、選挙が終わればノーサイド、全市民の声を聴き地域課題の解決を図り、助け合い励まし合う日本一のまちを目指す

[基本政策まとめ]
まちづくり
・首都直下地震に備え、家具転倒防止金具等の設置や、建物の耐震診断、補強への助成拡充
・吉祥寺駅南口エリアの将来像を描き、武蔵野公会堂の位置付けも考えていく
・三鷹駅北口の安全な駅前広場と周辺道路の再整備につなげる

こども
・必要な場合にオンライン授業ができるよう、条件整備
・二中と六中について統廃合の議論をするのではなく、一度白紙にし、市全体の学校改築の中で議論
・小中学校の給食費無償化について、質を担保しながら実施できるよう進める、市立以外に通う児童生徒についても支援を研究する
・子育てが楽しいと思えるような支援を行う
・0123施設の機能や配置について、児童福祉法改正等も踏まえ今後のあり方を検討
・産前産後など子育て世帯の移動支援について研究する

福祉・医療
・収入が月5万増えるといった、高齢者の就労を含む社会参加の仕組みを研究
・認知症施策など、まちぐるみでの支え合いの仕組みづくりを進める
・地域共生社会の実現に向け、障害者福祉について特に住まいの課題に取り組む
・吉祥寺地区の病院ベッド数の確保を検討

環境・生活・産業・市民活動など
・ムーバスについて、水素やEVなど環境配慮車両に変更することを検討
・ペットボトル収集を隔週から毎週に戻すことやプラスチック製品の分別収集、資源化を検討
・市内産野菜の給食での活用をさらに進める
・市内産業についてコロナ禍からの立て直しができるよう支援する
・コロナ禍で制限されてきた文化芸術スポーツを思いきり楽しめるよう支援する
・住民投票制度についての議論は期日がないことからいったん止める

[予算規模]
・一般会計 815億円(前年度より86億・11.8%増)
∟気になるポイント…学校改築事業による教育費26億・21.5%増
・国民健康保険事業会計 144億円(前年度比3.9%増)
・後期高齢者医療会計 45億円(前年度比5.1%増)
・介護保険事業会計 129億円(前年度比3.1%増)
・水道事業会計 収益的収入38億円見込み
・下水道事業会計 収益的収入29億円見込み

次回2/22(木)10時~これらの内容について、各会派代表より質疑が行われます(代表質問)ワクワクはたらくからは宮代議員が質疑します、よろしくお願いいたします!