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活動報告

2020年の議員活動を振り返って

年末までにあれこれやらなくちゃ!と決めるのは自分自身で、どんどんと詰め込んでしまうのは毎年恒例なわけですが、あれもこれもやりたいと思えることがたくさんあるのは幸せなことかもしれません。 さて、今年は本当に大変な年でした。1年を振り返り、頭の中を整理したいと思います。ぜひお付き合いいただき、市政や政治に興味を持っていただければ嬉しいです。 1月 広報委員会 国民健康保険運営協議会 賀詞交歓会 ラジオ「はひふへほんだの〇〇教えて!」レコーディング この頃は実際まだ感染症の影響は少ないように思い出す。よく考えてみれば賀詞交歓会なぞ毎日のように集まっていて、本当に「普通」の年始でした。私は大きなお腹を抱えて、皆さんに声をかけていただいたのをよく覚えています。 2月 常任委員会 第二子出産 結果的に委員会は出席でき、外部の会議である三多摩上下水道及び道路建設促進委員会だけ欠席させていただきました。入院中にちょうど感染症の騒ぎが激化し始め、不穏な空気が流れ始めた気がします。 議会日程的にはちょうどいいタイミング?に生まれてくれたため、期限にも間に合い5日間の退院翌日に一般質問の原稿提出へ。「紙が本物」という文化はなんとかしたいところ…。 3月 第1回定例会(本会議・常任委員会・広報委員会・予算特別委員会・自治基本条例審査特別委員会) まなびの森保育園内覧会 ラジオ「はひふへほんだの〇〇教えて!」レコーディング 3月はそもそも予算がありイレギュラーな議会月。感染症の影響が出始める中で、まだまだ不確かな状況において情報の整理も追いつかず、右往左往していたような思い出。休校についてが大テーマでした。 その中でこれまで議論を重ねてきた武蔵野市の自治基本条例が最終段階。特別委員会を経て可決となりました。ここまで突き詰めたものは実際運用においてまたさまざまな課題や新たな展開が出てくると思います。少しずつその様子も最近感じるところ。 ラジオのレコーディングもここが最後になってしまいました。次の手法を考えるなり何なりしなければと思いながらもう年末…これまでに出演くださった皆さまにまずは感謝。Podcastでいつでも聴けます。 4月 広報委員会 本来4月は行事月のため議会はそれほど稼働がありませんが、今年はあらゆるものが中止に。この辺りからすべてのものが止まり始める。 5月 第1回臨時会(本会議) 第2回臨時会(本会議) 常任委員会 三多摩上下水及び道路建設促進委員会(書面審査) 会派オンラインイベント「ワクワクはたらくオンラインミーティング」 私自身は初めての臨時会。しかも同じ月に2回も!感染症対応での補正予算審議がメインです。 自分自身も店舗運営を行っているため、現場として感じることが多数ありました。都の施策に対する疑問、そこから派生する市の施策に対する意見…周囲の方々ともコミュニケーションを取りながら、実際の体験をもとに発言できたのは意味のあることだったと思っています。 会派としてもオンラインイベントを開催してみて、今後に繋げようと。さまざまなところでオンラインツールが爆発的に広がっていった頃です。 6月 第2回定例会(本会議・常任委員会・広報委員会) 議会的には暗黒期に入ったのではないかと思うところ。というのは、通常のことができないので、なんとなく時短、省略、次に回す…といったような行動が多くなりだしたのです。 私自身もそうしなきゃみたいなところもあったし、行政側から情報が出てくるにもなるべく短くみたいな感じになり、とにかく物事が進まず、見えなくなっていく。 7月 第3回臨時会(本会議) 予算ヒアリング 文教委員会懇談会/傍聴 また補正予算をやって、例年通り市長らとの予算についての議論はあるも来年はどうなるか誰にも分からず、その中で文教の懇談会にて2校のICT活用話を聞けたのは希望に思えました。なぜその学校だけということは置いておいたとしても、先生の熱量や工夫が伝わってきて、今の現場を垣間見ることができたと思います。 8月 常任委員会 広報委員会 国民健康保険運営協議会 むくむくみらい保育園内覧会 この夏はまだまだ情報がストップ。委員会では行政報告も少なく、あまりコミュニケーションが取れない。行政側で何が行われているのかが見えないと感じました。少しずつそれに対する議会側の不満も出始め、その流れで決算を迎える… 9月 第3回定例会(本会議・常任委員会・広報委員会・決算特別委員会) ということでこの頃には議会が割と火照っていたように思います。9月議会はもともと決算があるのでこれまたイレギュラー月。議論も多いです。昨年度の事業を評価しようにも、本来出てくる情報がきちんと出てこなかったり(これは作業遅延のためがおおよそ)3月の事業は中止が多かったり、次のことを聞いてもまだわかりませんとなってしまい、本当に難しさを感じました。 決算については別の記事も書きましたが、私自身は自殺対策計画を軸に質疑を展開し、一貫性を持たせられたのには意義を感じています。個別の事業について話すのももちろんいいのですが、大きな流れの中で評価をするという軸もぶらさずに持っていきたい。 2年連続で決算の委員をやったことで、焦らずきちんと質疑することもできたと思います。去年の決算時に聞いたことを再度確認することもでき、連続性も大事だなと。議会は都度都度になりがちなこともあって、少し深堀りができた経験になりました。 10月 広報委員会懇談会×2 文教委員会オンライン視察/傍聴 国民健康保険運営協議会 自主視察/池袋の公園事業(IKE・SUNPARK としまキッズPARK) 例年10月は2泊3日で委員会ごとに視察へ行きます。今年は当然に中止。昨年は妊婦ながらも参加しましたが、建設委員会ならではさまざまな施設や駅前広場など見せていただき、議員同士のコミュニケーションも取れて深い話ができ、そういう企画なのだと感じていたところでした。 とはいえオンラインでさまざま情報を集めることも、コミュニケーションを取ることができるようになったことも踏まえると、今後はもっともっとやり方を変えていく必要があると思います。行くとなれば当然お金もかかりますし、工夫していける部分だなと強く感じました。 そんな中お誘いをいただいて、女性議員の集団で池袋の公園事業について視察。抱っこひもで第二子を連れて参加させていただきました。キッズパークは時限ということで手法に大注目。また、インクルーシブ遊具もとても魅力的でした。 11月 常任委員会 広報委員会懇談会 外環委員会勉強会 一中改築説明会 男女平等推進市民協議会議員懇談会 障害者有志の会厚生委員会懇談会/傍聴 エコreゾート内覧会 放課後等デイサービスパレット・ライフデザインつむぎ内覧会 武蔵野市福祉公社視察 空き家セミナー/東京都行政書士会武鷹支部と市の共催 学校施設整備勉強会 あっという間に11月。公共施設も使えるようになってきて、一気にイベントごとが噴出した雰囲気です。年の前半にやっていたものなども延期延期でここに来て実施されるものが多く、ようやくという感じでした。さまざま意見交換ができたり、施設などのリリースが出たりと、少しずつ希望が見えてきたような、そんな気持ちに。 ただ、あまりに情報が一気に来たがために、急ぎ決めなくてはならないものも多くて、議論が十分にできなかったと思うところも多いです。これは来年以降にも引きずってしまうのかもしれないと感じるところ。時間がない中でも的を得た言動をしていかなくては。 12月 第4回定例会(本会議・常任委員会・広報委員会) 歳末パトロール ムーバス勉強会 議員報酬審議会ヒアリング 次年度以降を強く意識した年末の議会が終わりました。あらかた来年のことが見えてきて、議会の動きも変わってきたように思います。大きな方向性を問う質疑が多かった。 15歳から18歳までの医療費助成対象拡大という、市としては大きな条例についても議論がありました。政治的な場面も多く、私自身は是々非々と常に言ってきたことからもとにかくよく考えました。会派でも50代と30代のコンビであることから、年代による価値観や将来への意識、そして施策の位置づけ、この辺りに重きを置いて議論を重ねました。正直、毎日のように流れが変わる展開でした。迷いがあったと思います。 結論として賛成に至ったのは、とかく「子育て世代を応援する」この強い一点です。武蔵野市にお金はない、そう思っているのはおそらくほぼいない、今は誰もが「余裕のあるまち武蔵野市」という認識のはずです。でも、いつかは来ます。少子高齢社会である前提は、武蔵野市も無関係ではいられない。 だからこそ子育てを応援することの重要性が出てきます。今からできることをやっていかなくては、順繰りにガタが来る。しっかりとまず生活基盤を整えていくためにも、将来世代に向けたお金が必要です。「普通に」「今まで通りに」生活していけるのか、私たちの世代は近い未来に向けて、もっともっと行動していかなくてはならないのだと思います。 2021年に向けて 冬はまたダメになるだろう、初夏の時点でそう思いながら過ごしていた方が多いと思います。私もそのうちの一人。やはり、感染拡大は止められていません。 それでも、「正しく怖がる」という行為は、レベルアップしたんではないかと思います。経済活動は止めることはできない。それでいて文化的活動も、私たちが私たちでいるために大切な行為です。 医療現場のことを考えれば予断を許さない状況ですが(友人にも多く切実な声を聞いています)、今年で当たり前になったことを当たり前に対策として続け、さらなる創意工夫で日常を守っていくしかありません。 それぞれができることをしっかりやる、これに尽きると思います。無理は禁物、早めに相談することを忘れないで。少しずつ力を出し合って、支えあっていきましょう。地域の力は無限大です。私は来年も目の前のことに尽力します。 どうかよいお年をお迎えください。皆さまが心身ともに健やかでありますように。

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一般質問2020年12月「広報広聴の充実と横断的な相談体制づくりについて」

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。12月議会での一般質問が終わりました。今回は広報広聴と横断的な相談体制の充実をまた主題として質問をしました。 今年はより一層このことが求められていると感じていることから、機会があるごとに取り上げています。 ホームページについては今後さらに使いやすいものになるよう、LINEなどのSNSもあわせて活用しながら進めていくとのこと。トップページの新着のところにパブコメ募集のお知らせを載せて欲しいことや、議事録や資料を会議からなるべく早く掲載、またその抜け漏れがないか担当課をフォローすることもお願いをしました。 横断的な相談体制の整備についてはまず福祉分野において大きく進むものと思われ、今後も子育て分野においても取り組んでいくとのことです。こうした分野に切り分けていくこと自体に難しさや課題もあるため、市民相談として今ある「一般相談」というものをさらにアピール、拡充することを求めました。 また、相談窓口のフィードバックをどう行うかということでは、現状、市長への手紙でも意見をいただいているとのことなので、そうした手段の周知が進むといいと発言しました。対応についてよかったこともそうでないことも、どちらも市長への手紙で届いているそうです。各課へ情報が繋がっていきますので、何かあったらぜひこの手段を使ってみてください。メールでも送れますよ。 最後に、紛争性を帯びた相談についての専門家との連携や添付書類の見直しなどをお願いしました。この辺りの質問がわかりにくくなってしまい反省しているのですが、メッセージとしては1つひとつの対応がリスクをはらんでいること、重みがあることの認識を持っていただきたいということです。 当然ではあるのですが、その感覚を磨くのは割と難しいことと自分の仕事でも思います。今年は市民の方々が手続きや相談を行うことも多かったのではと思い、今一度考えて欲しいということで質問させていただきました。 総括としてまとめましたので全編は中継動画をご覧いただけたらと思います。来週は委員会です。

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決算特別委員会で委員を務めました

今年も決算特別委員会が行われ、昨年に引き続き委員を務めました。同じ会派の宮代議員とどちらかが出ることになるのですが、宮代議員は予算、私は決算を2年連続で担当することにしています。 交代するのもいいのですが、同じものをやるとより深く議論ができるのではないかという考えのもと、常任委員会においても宮代議員が厚生、私が建設を2年連続で担当しています。 さて、今回の決算特別委員会の質疑では「自殺総合対策計画」を取り上げました。決算という場面でテーマを設定するのは珍しいことだと思うのですが、自殺というテーマ自体は非常に横断的、全庁的な課題であり、現状の感染症のことについてもこれが大きなテーマに今後なってくるという考えからです。 費目ごとに進んでいく委員会において、延々と同じ計画について取り上げるのは少し勇気が要りましたが、1つのことについて集中的に質疑することで、議論を深めていくことや、職員の方々の印象にも残ったのではないかと感じています。そうであれば嬉しいです。 以下、決算委員会が終わって本会議場での「討論」をした際の原稿をそのまま掲載します。どのようなことを大切に考えているかが少しでも伝われば幸いです。 ワクワクはたらくを代表し、令和元年度武蔵野市決算の認定、水道事業会計利益の処分及び決算の認定に賛成の立場で討論いたします。 今年は感染症の影響が拡大する中、より一層「行政の役割」について議論することの多い特別委員会でした。私たちの会派は、横断的な相談体制の充実、全庁での連携体制の強化を主に要望し、また財政について中長期的な視点を重視した質疑をさせていただきました。具体的には、みらいをつくるリスクマネジメントや将来の財政状況を踏まえた事業の必要性についての丁寧な発信、そして市民との、また職員同士での充実したコミュニケーションです。 たどり着いた方にとって、市役所は最後の砦です。この数カ月、悲しいニュースを聞くことが増えたように感じています。いのちを守るというのはどういうことなのか、私たち 1 人ひとりが考え、真摯に取り組む必要性があると思います。困っている方に寄り添い、思考を想像した応対、そして広報広聴の施策を求めます。 私が連日取り上げた「自殺総合対策計画」について、この機会に目を通してくださった職員の方、議員の方も多いのではないかと思います。10 代・20 代・30 代の死因の第 1 位は自殺です。また、産後の女性の死因 1 位も自殺です。こんなに悲しいことはありません。今回、感染症の影響による心の病気も問題視されています。課題は山積みですが、想像力をもって、また当事者からの生の声を大切に、日々の業務にあたっていただきたいと切に要望します。 最後になりますが、大変な状況の中、決算に向けてご準備くださり、ありがとうございました。職員の方にとっても健康が第一です。例年に比べ激務となっている方も多いのではと想像します。こういう時こそ「チーム」で働くことの意義が高まります。力を合わせて、周りの人を頼りながら、事業を進めていただければと思います。決して 1 人ではありません。 組織の内外ともに、大切なのはコミュニケーションの充実です。そのことが武蔵野市のさまざまな課題の解決、市民のより良い暮らしに寄与すると思います。引き続きよろしくお願いいたします。

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一般質問2020年9月「日常を守る交通安全や防災、保育や産業振興などについて」

こんにちは、本多夏帆です。今回の一般質問では、シーズンを考えながらの質疑を行いました。感染症のことに目を向けるのは当然ですが、ベースには普段の暮らしがあることを意識したからです。執行部側とのやり取りは動画や議事録をぜひご覧ください。 以下当日の原稿をそのまま掲載します。 こんにちは、「ワクワクはたらく」の本多夏帆です。この半年、もう半年、激動の毎日を過ごしています。皆さんもそれぞれにきっとそうなのではないでしょうか。夏が終わり、秋を迎えようとしていますが、季節の変わり目は心身ともにこたえるタイミングです。今年は特に大変な思いをされている方が多いはず、ぜひご自愛いただきたいと思っております。 さて、今回は何を質問するか、ひどく悩みました。感染症のことも少しずつ状況が変わり、次のフェーズに入ったかに見えます。また、感染症のことを考えるあまりに、他のことが頭の隅に追いやられてしまったようにも感じられます。そこで、感染症の影響下であることを踏まえつつも、この時期ならではのことに想いを馳せ、内容を考えてみました。絞りきれず幅広くなってしまいましたが、交通安全、防災、保育、産業振興、そして選挙の振り返りを題材に質問したいと思います。 まずは交通安全対策についてです。今年も 9 月 21 日から秋の全国交通安全運動が行われます。ちょうど昨年もこの時期に同じテーマを扱いましたが、今年は尚のこと交通安全対策に力を入れていただきたいと考えております。というのも、これまでと違い、感染症の影響下において人々の生活が大きく変化しているからです。 街にはテレワークで自宅や自宅付近にいる方が増え、また子どもたちもいつもとは違う動きをしている場合が多く見受けられます。今はだいぶ元通りになったかもしれませんが、市立だけでなく私立へ行く子どもたちは午後から学校へ行く日があったり、土曜日に通学していたり、さまざまです。保育園では今までと違うスケジュールでお散歩に行っています。また、冬に自粛が要請されるような事態となれば、さらにこれまで通りとはいかなくなります。 先日、恥ずかしながら私の家族のことですが、3 歳の息子が道路に飛び出してしまったことがあります。詳細は省きますが、そのときは車を運転する方が危険予測をしっかりしてくださっていたことで、事故にはなりませんでした。それでもその後しばらくは頭が真っ白になり、冷や汗が止まりませんでした。飛び出してしまったのは八丁通りですが、普段から止まれの大きな標識を無視する車が多く、一方通行も相まってスピードを出す方が多いからです。最近はよく逆走する車も見かけます。 『令和 2 年版交通安全白書』では、緊急かつ重点的に取り組む施策として未就学児を始めとする子どもが関係する事故について大きく取り上げられています。悲しい事故が起きないように、運転者も歩行者もできることをしっかりと行っていくことが大切だと思います。市においては警察と連携しながらさまざまな施策を進められていることと思いますが、この感染症影響下において、現状や課題、対応策について伺います。 次に、防災対策です。昨日9月1日は防災の日でしたが、今年もまた、台風の季節に入りました。気象庁によれば 8 月の記録的高温により、日本の南の海域では海面水温が平均よりかなり高く、今後 9 月下旬までその状態が続くそうです。これにより台風が発達する可能性が高まっていると報じられています。 昨年の 10 月にも大きな台風がこの武蔵野市にも到来し、自宅でさまざま準備したことを思い出します。今年はこの感染症の影響も考えると、避難についてや準備しなくてはならないことも去年とは違うのではないかと感じています。東京都のホームページでは、在宅避難や車中泊についても紹介がありました。限られた方々が避難所に行くことになるのではと予想していますが、本当に避難が必要な方がどれくらいいるのかの調査や、その方々へ向けた避難時の事前案内なども必要なのではないでしょうか。また、避難所の運営マニュアルなども感染症下で新たに用意する必要があると思います。 発災時に大きな混乱を招かないようにするためにも、市からの事前の情報共有が大切だと思います。市のホームページにある「武蔵野市防災安全センターWEB」には緊急情報も掲載されていますが、Yahoo!ブログは昨年 12 月で終了し削除されていました。地域防災計画は掲載されていますが、なるべくわかりやすい情報提供が求められます。これからアクセスが増えると思いますので、どのように周知広報されていくのか気になっています。備えるという意味でも、地域メディア・ブログなどの活用なども考えてはどうかと思いますがいかがでしょうか。防災対策の現状や課題、今後の対応について教えていただければと思います。 次に保育です。毎度テーマにしていることですが、今年も認可保育所・地域型保育事業において、来年度の一斉入所申込みの時期が近づいてきました。待機児童数が減少傾向にある中で、今年の「保育のしおり」配布に向け、制度の中でどのようなことを検討されているでしょうか。また、これまでとの変更点や課題があれば伺いたいと思います。 私的には柔軟な保育と柔軟な働き方をテーマにしてきましたが、今回感染症の影響を受けて働き方の多様化が一気に進み出しました。この動きを見つつ保育制度の設計に反映して欲しいと切に願っています。本当に保育が必要な方に必要な分の保育を提供できるのが望ましいと考えています。まだこれから大きなうねりが出てくると考えていることから今回の質問では制度改革という大きな視点には触れていませんが、第六期長期計画にも「行政には父母・保護者が適切に子育てができるよう環境整備を行う責務がある」と記載があります。今後、地域の保育行政のあり方についてさらに議論していく必要性を感じています。 さて次に産業振興です。地域経済には激震が走っています。私もいち事業者として街の中で過ごしていますが、不動産はどんどん空きが出てきていますし、冬に向けてさらに空きが出るだろうと言われています。この秋まで各種助成金や補助金が出ていたことから、ひとまずはそこまで頑張ろうという雰囲気はありますが、この後の動きには各事業者も不安が多いのではないかと感じています。 一方で、ひとつ良いことと言いますか、価値観に変化が表れていると感じられることがあります。それは地域で過ごすことに前向きになっている方が増えているのではないかということです。テレワーク、在宅勤務により地元で過ごす時間が増えたことにより、地域の中で新たな魅力の発見、そして地域に貢献したいとか、地元で働きたいという声も上がっています。また、オフィスの多摩地域移転の可能性もあるでしょう。今後武蔵野市は大きな変化を遂げる可能性を持っていると言えると思います。 第六期長期計画でも基本施策として「まちの魅力を高め豊かな暮らしを支える産業の振興」とありますが、このように地域経済も大きく揺れ動いている中、計画との整合を取りつつも新たな検討など必要と考えます。まちづくり含め産業振興においてこれからどのように施策を計画し実施していくのかについて伺います。 最後に選挙の振り返りです。7 月に都知事選がありました。毎回選挙の後は施策の振り返りを伺わせていただいているので、今回もお願いしたいと思います。感染症の影響を受ける中での選挙でしたが、今回の取り組みや結果、今後の課題、対応について伺わせてください。 以上、よろしくお願いいたします。

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一般質問2020年6月「感染症の影響を受ける産業と子育てを支えることについて」

こんにちは、本多夏帆です。本日無事に一般質問を行うことができました。その際の原稿をアップします。読みながら少々変えることがあるので、正確には録画や議事録をぜひご覧ください。 今回は対応への感謝を伝えるとともに、今後の施策に少しでも希望を見出せるような、そんな情報が出てきたらいいなぁという期待を込めて質問をさせていただきました。 また、コンパクトにするつもりだったので、持ち時間は30分ですが10分程度でやり取りを終えられたことにも満足しています。 以下当日の原稿です。 感染症対応に日々ご尽力いただき、ありがとうございます。なるべくコンパクトにというお話がありましたので、そのように努めます。 1. 感染症の影響を受ける産業を支えることについて公の役割など考えさせられる事態ですが、今苦しんでいる事業者が少しでも希望を感じられたらいいと思い、今後の市の施策を中心に質問します。(1) まず、市内事業者の実情についてどう認識しているか伺います。(2) 次に、市の緊急支援金のように、国や都の施策から漏れてしまう対象者に対し支援するという趣旨は非常に素晴らしいと思いますが、そこからもさらに漏れてしまう事業者に対し今後どのような施策を検討していくのかを伺います。(3) さらに、現状独自施策が飲食業にスポットを当てていると感じますが、それ以外の業種、この業種で考えることに限界も感じますが、どのような施策を考えているのか伺います。(4) 市が行う各種委託業務において、継続的に依頼してきたものが感染症の影響を受け委託できない状況に陥っている場合、委託先に対する補償はあるのかを伺います。例えばカウンセラーや学校の外部指導員など全庁的にある継続的委託業務を想定しています。雇用と違い委託ではありますが、継続的に依頼していたとすればこの状況で困っている方も多いのではないかと思い質問しました。(5) 第 2 波以降を想定し庁内もテレワーク体制を整える必要があると考えますが、今後どのような計画で体制を整備していくのかを伺います。 2. 感染症の影響を受ける子育てを支えることについてこちらは教育について次の宮代議員が細かく質問しますので、私のところにあった問い合わせを中心に質問します。(1) 外出自粛の影響から家庭でのトラブルが懸念されますが、市はどのように実態を把握しているか、また今後の課題と対策を伺います。(2) 保育においては早め早めの対応がなされていたことを評価いたしますが、情報提供時に想定問答も出したほうが良いと思うがいかがでしょうか。例えばこのまま登園自粛をしていても退園の期間要件にはあたらないなど、保護者が不安に思う項目につき先に Q&A を出すことで問合せへの対応負荷も減らせると考えます。この質問については現在の状況では少々あてはまらない部分もあるかと思いますが、今後また同じような事態に陥ることも考えられますので、市の考えを伺います。(3) 最後に、各種子育て施策につき、今後オンライン化を図ろうとしているものがあれば伺います。 以上、よろしくお願いいたします。

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会派ワクワクはたらくの議会レポートができました!

1年間の集大成、議会レポートを作成しました。もっと前から作ろうと話していたものの、目の前のことで手一杯な私たち…ということでようやく3月発行です。 世の中はこの騒ぎ、まだまだ長いトンネルの中を歩いているようですが、いずれ出口が来ます。 あまりに情報が多く、疲れてしまうこともあろうかと思いますが、まずは皆さま自分自身とご家族の健康を第一に。お困りごとはお寄せください。 こうした状況の真っただ中で議員ができることはそう多くはありませんが、やれることをやり、より良い方向へ市政を促していけたらと思います。 それぞれの持ち場で頑張りましょう。

ポッドキャスト「はひふへほんだの●●教えて!」ゲスト 川崎市議会議員 秋田恵さん
Radio / Podcast

川崎市議会議員 秋田恵さん

45回目ゲストは秋田恵さん 川崎市議会議員の秋田恵さんをゲストにお招きし、経歴、議員を目指すきっかけ、大切にしている想い、議員として大切なものなどについて色々と語っていただきました。 ポッドキャストで配信 「はひふへほんだの●●教えて!」は市川うららFMだけではなく、ポッドキャストでも配信しております。Anchorという配信サービスを使って配信しておりますので、ぜひみなさんお聞きください。 ゲスト:秋田恵さんについて 秋田恵さんは、幼少時代は転勤族で入学から卒業まで、1つの地域に止まることはなく、関西エリアの様々な地方へ移動していました。ご両親と一緒に海外旅行に行くころが楽しみでした。中でも印象的だったのは、家族とよく訪問するオーストラリアのグレートバリアリーフの年々サンゴ礁の色味を無くして行く姿をみて、心を痛めていました。そんな思いから、神戸女学院大学環境科学科に入学し様々なことを学びました。 卒業後はみずほ銀行に入行しその後結婚。ご主人の異動に伴い、一緒に関東へ移住。三井物産系列の会社に入社し働いていましたが、第1子、第2子を出産し、会社を退職。その後フリーランスとしてはらたきますが、保育園に預けることも出来ない現状はおかしいと思い始め、政治の道に進むことを決意。2019年統一地方選挙で川崎市議会議員に当選。現在は子育てで悩んでいるママさんたちを少しでも支援できるように日々奮闘しています。

ポッドキャスト「はひふへほんだの●●教えて!」ゲスト 元横浜市議会議員 伊藤大貴さん
Radio / Podcast

元横浜市議会議員 伊藤大貴さん

44回目ゲストは伊藤大貴さん 元横浜市議会議員の伊藤大貴さんをゲストにお招きし、経歴、議員を目指すきっかけ、大切にしている想い、議員として大切なものなどについて色々と語っていただきました。 ポッドキャストで配信 「はひふへほんだの●●教えて!」は市川うららFMだけではなく、ポッドキャストでも配信しております。Anchorという配信サービスを使って配信しておりますので、ぜひみなさんお聞きください。 ゲスト:伊藤大貴さんについて 伊藤昌宏さんは、早稲田大学大学院理工学部を卒業し、他の友達がドコモやauなどの通信系の企業ではなく、技術ジャーナリズムを標榜している日経BPに入社し、記者としてのキャリアを進むことになりました。 しかし記事を書くスキルは特に高かった訳ではなかったので、入社してからものすごく苦労をされたそうです。自分が書いた記事を先輩にみてもらうと、自分の最後の署名以外は自分が書いた記事の痕跡がないこともしばしば。諦めずにいっぽすつ前に進んでいきました。 記者として戦力になったあるとき、白内緒で一時期仕事から離れ、社会に役立つ仕事をもっとやりたいと思い、政治家への道を目指すことになります。横浜市議会議員選挙に出馬し、無所属→みんなの党という変遷をへて議員として10年活動をします。今は議員の経験を生かして、民間と行政をつなぐ会社を起業。数多くの自治体と企業をつなぐために日々奔走しています。

ポッドキャスト「はひふへほんだの●●教えて!」ゲスト 武蔵野市議会議員 宮代一利さんと本多夏帆さん
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武蔵野市議会議員 宮代一利さん&本多夏帆さん

43回目ゲストは宮代一利さんと本多夏帆さん 武蔵野市議会議会議員の宮代一利さんと本多夏帆さんをゲストにお招きし、議員1年目最後の代表質問・一般質問の質問の意図や思い、振り返りについて赤裸々に語っていただきました。 ポッドキャストで配信 「はひふへほんだの●●教えて!」は市川うららFMだけではなく、ポッドキャストでも配信しております。Anchorという配信サービスを使って配信しておりますので、ぜひみなさんお聞きください。 議員1年目最後の3月議会を振り返って 宮代一利さん、本多夏帆さんが議員活動1年間最後の代表質問や一般質問にこめた思いや振り返りの一部を下記に記載します。詳細はポットキャストを確認ください。 今回の質問のテーマ:本多夏帆さん 今回は1年間の振り返りという意味をこめて、以前質問した内容について進捗がどれくらいあったのかを確認するために、同じ質問をしました。最初の質問のときよりも進捗している事案もいくつか確認することが出来たので非常によかったと思います。今後も質問して終わりということではなく、継続して状況を追いかけていく形を進めていきたいとおもいます。 今回の質問のテーマ:宮代一利さん 今回私は一般質問ではなく、代表質問をいたしました。今はコロナ問題の対応が市でもかなり忙しいのですが、武蔵野市からの情報提供が厚生労働省や会議資料などの引用ではなく、小学生もコロナ対応などについて調べることもあると思うし、どんな市民でもわかるように武蔵野市のページに掲載するようにしてほしい胸質問しました。

ポッドキャスト「はひふへほんだの●●教えて!」ゲスト 前品川区議会議員 伊藤昌宏さん
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前品川区議会議員 伊藤昌宏さん

42回目ゲストは伊藤昌宏さん 前品川区議会議員の伊藤昌宏さんをゲストにお招きし、経歴、議員を目指すきっかけ、大切にしている想い、議員として大切なものなどについて色々と語っていただきました。 ポッドキャストで配信 「はひふへほんだの●●教えて!」は市川うららFMだけではなく、ポッドキャストでも配信しております。Anchorという配信サービスを使って配信しておりますので、ぜひみなさんお聞きください。 ゲスト:伊藤昌宏さんについて 伊藤昌宏さんは、昭和36年福島県郡山市に生まれます。小学校、中学校、高校は福島で過ごし、社会の倫理に興味を持ち始めました。高校時代は倫理を教えていきたいという思いを胸に抱くようになり、国士舘大学の文学部教育科に進学し、教員を目指し頑張ります。地元の中学校で教育実習を終え、教員免許を取得しましたが、時の総理大臣田中角栄氏のロッキード事件の逮捕でものすごくショックを受けます。 このままの政治では日本がダメになってしまう。そう思った伊藤さんは、福島県人会のご縁より新井将敬衆議院議員の秘書を務め、政治について色々と学びました。その後、品川区の地盤を引き継ぎ品川区議会議員として出馬し当選。25年以上政治の世界で生き抜いてきました。現在は捲土重来を目指し日々奔走しています。