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こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。かなりの量の花粉が飛散しているとのこと、せっかくあたたかくなってきたのに外に出るのが億劫になっています。

さて、3月3日は総務委員会が行われ、私も委員として出席しました。案件の多さから深夜までか…という話があったものの、端的に、でも濃い議論がされたと思いますが18時頃に終了しました。

本記事では市からの議案と報告について、主な内容についてまとめていきたいと思います(長くなるため陳情は次の記事でまとめます)。

市からの議案審査

まずは市から出された議案についての審査です。

▼指定管理者の指定の手続きについての条例改正
指定管理者候補審査委員会を設置するというもの。

▼情報公開・個人情報保護審議会と審査会の条例改正
市議会側の条例が制定されたのでその対応を市の条例に反映する改正。

▼事業資金融資あっせん条例の改正
コロナ禍の対応につき、年を越えたため比較する年を変更するための改正。

▼印鑑条例の改正
デジタル法関連の改正対応。具体的には、マイナンバーカードにある電子証明がスマホに搭載されることに伴い、コンビニ交付の際にスマホをかざせばできるようにするためのもの。

とここまでは手続き系が多く、質疑も少なめでスイスイと進みました。

▼補正予算
年度末の補正予算はさまざまな額が確定してくることから盛りだくさん。それぞれが気になるところについて質疑をしました。いくつか私の質疑含めご紹介。

・光熱費当初の1.5倍くらいになっているとのこと、施設関連がやはり大きな影響…その分の補正増あり。

・活性出店支援金、開店時だけでなく6ヶ月後にも受け取ることができるが、閉店してしまった分を補正減。この支援金は商店会に入ることが要件のため、先日商店会で「入ったのは嬉しかったがもうやめてしまった」という声を聞いたのを情報提供。実効的な策を今後も望む。

・市道16号の無電柱化事業にて管理所在不明の埋設管が確認、数ヶ月工事がずれ込むことになり、繰越明許費に計上。周辺住民へ影響するが、工期全体としての遅れはひとまずない見込み。

以上で議案審査が終わりました。陳情については次の記事でと思いますが、時系列的に陳情後にあった行政からの報告についても本記事でまとめておきます。

市からの報告事項

今回の行政報告は3件でした。

▼特別職報酬等審議会からの答申について
市長や副市長、市議会議員の報酬等についての検討が2年に一度行われます。審議会は市内のさまざまな団体の方や税理士などから構成され、私たちも審議会からヒアリングを受け、その後こうして審議会から答申が市長へ提出されます。

今回は現状維持との結論。コロナ禍であるということ、とはいえ物価高騰が起きていることなど、さまざま社会情勢を見ながらの判断ということでした。

市は基本的にこの答申に従うという方針だと報告されました。

▼債権放棄についての報告のやり方について
生活困窮や時効などにより、市が債権を放棄することになる場合の市議会への報告方法について、基本的には9月の議会でまとめて報告があるということが共有されました。

▼男女平等に関する意識調査の報告書について
次の男女平等推進計画を策定するにあたり、その基礎資料となる意識調査の報告書が出ました。
私は男性にも相談窓口の拡充をと訴えてきた際、次のこの調査においてニーズを把握したいという答弁をいただいていたので、熱望していた調査結果です。内容についてはぜひ男女平等に関する意識調査(令和4年度)|武蔵野市公式ホームページ (musashino.lg.jp)からご確認ください。

以上、行政からの報告でした。次回の記事では4件の陳情審査についてまとめます。

3/3総務委員会まとめ~陳情審査編|活動レポート | 武蔵野市議会議員 本多夏帆 オフィシャルサイト (honda-natsuho.info)