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本多夏帆

こんにちは、武蔵野市議の本多夏帆です。雪もちらつくようになり、本格的に冬ですね。

さて、先日武蔵野市の行財政改革に関する市民意見交換会に参加してきたので、報告記事を書きたいと思います。市民意見交換会ってどんなことをするの?という疑問にもあらかた答えられるようにしてみます。

今回の市の案内ページはこちらです↓
第六次武蔵野市行財政改革を推進するための基本方針・アクションプラン 中間まとめ
http://www.city.musashino.lg.jp/shisei_joho/public_comment/boshu/1030762.html

パブリックコメントの募集とともに、市民意見交換会が実施されました。双方が必ず行われるわけではなく、長期計画や市政運営全般に関わる条例など、重要度の高いものについては開催されることになっています(自治基本条例)。

で、これは今後のホームページリニューアルに期待したいですが、なかなかこの会の情報を得るのは難しいかもしれません。開催される場合、パブコメのページにたどり着かないと発見が遅れます…(今回私も、どこかで見た記憶が…どこだっけ?としばらく探しました)

cold dark eerie environment
Photo by Pixabay on Pexels.com

今回は三鷹駅北口そばの芸能劇場にて開催でした。金曜夜という設定で、本当はいろんな方にご参加いただきたかったのだと思いますが、緊急事態宣言が発令された初日…タイミングが悪かったと職員の方々もおっしゃっていて、参加者は私のほかに1名のみ、職員は5名でした。

人数が多いときはそうもいかないようですが、今回はきっと少ないだろうとの見込みで、職員と市民がぐるっと向き合って話ができるようなテーブル配置になっていました。長方形で10名ほどが顔を合わせて話せます(会場写真を撮らせてもらえばよかった)。

昨今の状況を踏まえ、座ると前にも横にもアクリル板があるという状態。もちろん検温と手指消毒を入り口でしています。

市民意見交換会なのでなるべくざっくばらんに、いろんな方が発言し、互いの考えを知ったり、議論を深めたり、要望したり、分からないことを職員の方に説明してもらい理解を深めたりというのが、会の中身です。

毎回細かなルールは違うようですが、今回は1人ずつ1回の発言は5分までで区切り、それに対して職員が答えるというのの繰り返し。2人で1時間もあると思いましたが、あっという間に終わってしまいました。

photo of people doing handshakes
Photo by fauxels on Pexels.com

本来は議員は見学という立場が多いのですが、今回はさすがに2人しかいなかったので私も少し質問させていただきました。

今回は行財政改革の基本方針とアクションプランについてだったので、市政の未来を見据えた質問や、市の価値観を問うものが多く話されたと思います。

・ICT活用による業務の効率化をどのように考えているか(確認)
・行財政改革だからこそ横断的なアクションプランが欲しい(提案)
・セーフティーネットを重視とあるがどういう考えなのか(確認)

などなど、こんなような形です。ここで出されたものはパブコメと一緒に回答がまとめられ、後日公表されます(発言者の名前は出ません)。計画の中に盛り込まれるものももちろんありますし、直接的に反映されなくても他の場面で議論となったり、議員が議会で取り上げたりもします。

当日発言するのが難しいなぁと思う場合であっても、ぜひそこでの議論を踏まえて後日ゆっくりパブコメを出すこともできますし、多様な議論がなされるのでいろいろと考えるいい機会になるのではないかなと思います(ちなみに今回は会が1月8日でパブコメ期限が15日)。

blue sky with white fluffy clouds
Photo by Ryutaro Tsukata on Pexels.com

まだまだ多様な意味では参加者も少ないですし、私としてはオンライン配信や参加含め、もっといろんな方が参加しやすい環境を作っていくことも急務と思います。いろんな日程でやってはくださっていますが、私も子どもをほっぽって(=家族に任せて)参加するしかないので、常にリアルで参加するというのも難しいところです。

パブコメや市民意見交換会って自分も関われるの?と思っている方も多いのではと思い、今回は大まかな流れとともに書いてみました。参考になれば幸いです。