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12月の市議会定例会スタート|武蔵野市議会レポート

2023年最後の市議会定例会が始まりました。11月末で市長が辞職したことから、市長不在の議会です。 初日からは議員からの一般質問が行われています。通常時のような議論をすること自体は可能ですが、どうしても内容によって「新市長の意向を確認する」という答弁となります。方針を示す経営者が不在なのですから、当然のことです。 このことから今回私は一般質問を行いませんでしたが、副市長や教育長、各担当部長が連携プレーで答弁を織りなす展開は専門的な情報も多く興味深いものでした。その点においては質問しても良かったのかも…とも思ったり。前回の市長不在時は6名ほどの質問者だったそうですが、今回は15名とびっくりな多さでもありました。 今回の一般質問で特に多かった話題は以下の通り。 ・市長が辞職したことによる市政への影響、住民投票条例検討の今後 ・小中学生の居場所、学校の統廃合、給食費無償化 ・桜堤ケアハウス含む10月の停電等 ・PFAS関連対応 このあとは市からの議案について各委員会で審議を行い、選挙への影響を避けるため12/15に議決し定例会は終了となります。2週間というとてもコンパクトな議会です。 12/24は武蔵野市長選・市議補選の2つが行われます。12/17に立候補の手続きがなされ、投票期間は12/18からスタート。年末の忙しい時期かと思います。ぜひ期日前投票をご活用ください。

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委員会視察へ行ってきました|活動レポート

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。 時間が経ってしまいましたが、10月の視察報告です。文教委員会で2泊3日、岐阜・大阪・兵庫と駆け巡ってまいりました。4自治体を回るのですが、とにかく間は移動し続けるので割とハードです。 今年もさまざま学びがありましたので、この記事にてシェアさせていただきます。 ◆昨年の総務委員会での視察レポはこちら総務委員会での視察に参加しました|武蔵野市議会レポート | 武蔵野市議会議員 本多夏帆 オフィシャルサイト (honda-natsuho.info) 岐阜市|岐阜市子ども・若者総合支援センター エールぎふ(子ども家庭総合支援拠点) 子ども・若者に関するあらゆる悩み、不安の相談に対応します。ワンストップで総合的に相談・支援します。発達段階に応じて継続的に支援します。 エールぎふ 岐阜市子ども・若者総合支援センター | 未来をつくる子ども・若者を応援します! (yell-gifu.jp) こちらはこども関連の相談拠点。総合相談から入り、5つの係が対応します(乳幼児相談支援係・家庭児童相談係・発達支援係・教育支援係・才能伸長自立支援係)。 岐阜県・岐阜県警・岐阜市・岐阜市教育委員会の連携も館内でなされており、例えば虐待の通報があった場合、それまで機関ごとにばらばらに動いていたのがここで即座に合同会議を実施する流れになっているとのこと。同じ執務室で働いていらっしゃいました。 幼児支援教室やペアレントトレーニング、保護者がざっくばらんに話すコミュニティ的な取り組みなど、多様なソフトメニューが展開されています。 武蔵野市でもこれから保健センターの増改築によりできる子育て支援施設において、このようなワンストップサービスの確立を目指しており、とても勉強になりました。 一方、こうしたひとつの拠点に機能を集めることにより市民にとっての利便性はどうなのかという、武蔵野市では私自身課題だと思っていることについても聞いてみましたが、やはり車文化ということでライフスタイルの違いがあり、その点については課題感はあまりなさそうという印象。 同じ場所でというのは働く組織側には大きなメリットがあるとは思っていますが、武蔵野市においてはサテライトやオンラインの活用など、工夫が必要であると考えています。 寝屋川市|監察課などによるいじめ防止対策 児童・生徒が「いじめ」と感じた時点で、監察課はすぐに動きます。あなたが知っている「いじめ」のことを教えてください。 いじめ相談窓口/寝屋川市 (city.neyagawa.osaka.jp) これまでの主であった教育的アプローチに加えて、監察課による行政的アプローチを並走させることで、ダブルチェックができることや、2つの選択肢を提示できること、役割分担ができることに繋がるというもの。 教育的アプローチのデメリットは人間関係の再構築に長期間を要すること、行政的アプローチのデメリットは人間関係の再構築が困難であること(被害者・加害者の概念を用いる)。 監察課により毎月いじめの通報チラシを配布、毎月内容も変えていて、早期発見や抑止力の効果があると考えているそうです。 被害者がまず何を望んでいるかを確認し、それを尊重。初期で止めることを重視していて、対応困難ケース、長期化ケースを監察課が担うことで教職員の負担軽減にも繋がっているとのこと。予防としては教育プログラムCAPを実施。 この手法は広瀬市長が所信表明の流れから始まった、トップダウンによるもの。現場との軋轢という点では、市長や副市長、執行部の上層部でかなり話をしたうえでスタートしているため、そこまで…という反応でした。 中学生に上がってくると声を出しにくくなる傾向を感じるとのことで、そこが課題であるとのお話もありました。 いじめ防止への取り組みはどこもさまざま悩みながらやっているところですが、こうして成果をあげている形を見せていただくことで新しい手法を学ぶことができました。 武蔵野市でもこどもの権利条例がスタートしましたが、こうした具体的なトラブル、事件となった際に具体的にどうこどもたちへアプローチすることができるのか、まだまだその実状の部分はこれからです。 高石市|小学校での読書推進への取り組み こちらは実際の小学校での授業を見せていただいたので写真はありません。 学力テストの結果がきっかけとなり、読解力や表現力の向上のために読書推進へ注力するように。 教科書で読むものの関連を「並行読書」したり、図書館から300冊もの本を一気に運んで「ひろば読み」なるイベントを学校で開催したり。コンクールの活用や本の総選挙、PTAからの古書の寄贈といった読書にまつわる多様な取り組みを展開されていました。 実際の授業では図書委員が作成したというクイズをオンラインツールを使って早押し大会に!ものすごい白熱っぷりに見ているこちらも楽しかったです。 武蔵野市ではこれから学校の改築の中で、図書室というこれまでのものが大きく変わり、共用スペースに本が多数配置されるなど環境が変化します。 読書というものがどのように行われ、どんなかたちでこどもたちの力やはたまた安らぎといったものにも繋がっていくか、ハードだけでなくソフト面での工夫がやはり大切だと考えさせられました。 川西市|校内サポートルーム 川西市では、学校内の空きスペースを活用し、自分のクラスに入りづらい児童生徒に対し、落ち着いた空間で、学習支援や生活支援を行う「校内サポートルーム」の取り組みを進めています。 校内サポートルームについて|川西市 (city.kawanishi.hyogo.jp) 校内フリースクールとして始まったこちらの取り組み、校外のフリースクールとの住み分けをするため校内サポートルームと改名したばかりだそうです。 全ての児童に使う権利があり、不登校児童のみが対象ではなく、体調不良で少し休むなどもできるとのこと。学校に行けない、学校に行くのはいいけどずっと教室にはいられない、学校は嫌だけど勉強はしたいといったさまざまなニーズ。 これまでさまざまな取り組みをしてきたが不登校は減らず、校内の学びの場を充実させることにしたのがきっかけだそう。 選択肢を増やすこと。オンライン授業・デジタルドリル・宿題なども用意、ただし来て勉強を強要することはない、トランプで遊んでいる子もいる。他の友達と一緒に登校してきて普通にじゃあね〜と分かれていく感じもある、休み時間に集まってサポートルームで遊んでいる子たちもいたりする。人間関係が勝手にできてきて皆でUNOしていることも。 給食は教室に配膳するか職員室に配膳するかなので、そこからもらってきてサポートルームで食べることが多い、自分で取りに行ったり友達が持ってきてくれたりとさまざま、その子に合わせての対応。 始業式や終業式などもオンラインで参加できるようになっている。 校内サポートルーム支援員を配置、子どもたちに寄り添う、話を聴く。→有償ボランティア(1500円/時・年間120万くらいになるので扶養の範囲内に)、人柄の良さを重視し教職資格は不要、結果的に優しい方が揃った、1日4時間にしたことで子育て中の方や学生、PTAなどさまざまな人材が集まったとのこと。 教職員の負担を増やさないことを重視したが、不登校は教室に戻すことが第一なのだという教職員の昔ながらの意識、自分のクラスに不登校はおらず体調不良だと言うなど、いろんなことを現場から言われる実態もある。 こんな大変興味深いお話を伺うことができました。有償ボランティアは割と労働寄りで際どいのではと思い質問しましたがやはりギリギリを攻めているようでした。この辺のリスクの取り方がまた難しいところ。弁護士さんに相談しながら設計しているようです。 現在は校外のフリースクールとの連携を強化するなど、取り組みを広げているとのことでした。 武蔵野市でも一部の学校でこうした校内の居場所づくりの取り組みがあることを聞いています。教室以外にも多様な居場所があること、学びの場を自分で選択できること、こうした取り組みは今後さらに必要とされていくと考えられます。 武蔵野市ではオンライン授業についてもコロナ禍当初から強い要望があるにもかかわらず、まだまだ後ろ向きな現場、といった印象もあります。今回他自治体でもお話を伺って、古い教育観のようなものが根付く存在していること、現場の先生方においてもそれぞれに難しさがあることを改めて感じました。 今回の視察を受け、市内の校内の居場所についても見学ができるよう、調整中です。 まとめ 長くなりましたが今年の委員会視察報告でした。現地まで足を運ぶことで、その空気感のようなものや、そのまちの暮らし・ライフスタイルといったことまで含めて実感できることは、武蔵野市ではどうするかといったその先の議論に繋げるためのひとつのポイントであると考えています。 オンライン視察などもすでに武蔵野市では実現しているので、どうしても現地で聞いて・見てこなくては!というものが今後も委員会視察として残り続けていくのではないかなと思います。 今回ははじめて文教委員会に所属しての視察となったため、一貫してこどもに関連する内容で学びも深まりました(昨年は総務だったので所掌範囲が広すぎてテーマがバラバラに…それはそれで広く学べますが)。 自主的な学びの場もさらに広げていけるよう努めたいと思います。また学びをシェアしてまいります。 最後に、視察を受け入れてくださった自治体の皆さま、ありがとうございました!

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2022年度の決算審議|武蔵野市議会レポート

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。 ▼決算特別委員会での審議 例年9月は前年度の決算についての集中審議が行われます。 今回は令和4年度ということで、コロナ禍3年目。緊急的な施策とともに、さまざまな事業がようやく前に進められるような状況になっていった年でもありました。会派ワクワクはたらくからは私が委員として審議に参加しました。質疑の際に述べた主な意見を紹介します。 【市が行っているサービス、事業の精度を高めるために】 施策の全体的な考えとして、例えばサービスの使用率が低いのは需要がないのではなくて知られていないのではないか?あるいは行きたいけど行けないとか、制度の狭間に落ち込んでいるとか、どこか使い勝手の悪いところがあるのではないか?という視点を持ち、「疑う」ということをしてほしい。 【広報のさらなる工夫を】 ①中高生が市の情報を取りにくいという声がある。保護者を通じてではなく自分で情報を取る世代。媒体含め工夫してほしい。 ②縦割りでの事業別広報ではなく、例えば公共施設なら公共施設、まちづくりなども含めて一体的にPRをするとわかりやすいのではないか。 ③情報公開とその後の審査請求においては大変に時間がかかる。市民の知る権利の保障、透明性の高い姿勢運営の実現のため、広報と連動させて市民の「知りたい」にタイムリーに応えてほしい。 【安全性を高める取り組みを】 ①保育現場での重大事故、不適切保育などについてデータをいただいた。骨折や公園への置き去りが発生しており、しくみの部分からの改善が求められる。 ②吉祥寺駅周辺での客待ち行為などへのアプローチがいたちごっこになっている。市としての強いメッセージが必要。また、全市的に治安の向上を追求してほしい。 ③公共施設などの更新を多数行っていくにあたり、建築指導課などのチェック体制が重要になってくる。道路陥没でも不安がある。ベテラン職員のノウハウ継承もお願いしたい。 【データの積極的な活用を】 ①ゴミの組成分析を継続して行なっているが、そこからわかっていることは分別が正しく行われていないということ。LINEで分別について聞いても的確な答えはない。ユーザー目線に立ち、地道な改善を。 ②健診結果が悪化傾向にある。コロナ禍でのライフスタイル変化も考えられるが、個人に対してだけでなく全体的な取り組みにもデータ活用を。 ③ふるさと応援寄附では11.4億もの住民税が流出している。寄附された3600万円においてもその約半分は事業実施のための手数料など支出になる。都内からの寄附が多いことなどニーズ捉え、返礼品の拡大を。 【適切・的確な対応を】 ①学校に行けない、行かないこどもたちにとって、ICTの積極的活用を再度お願いしたい。また、起立性調節障害といった症状がある場合もある。こどもも保護者も含めて、医療など専門家との連携を欠かさずに。 ②特別支援学級の教員は児童生徒の人数により配置されることはわかっているが、その教員数が1名である場合引継ぎや特に新任時のフォロー体制は必須である。介助についても専門人材によるサポートなど検討を。 ③武蔵野市開発公社が管理運営するF&Fビルの5階フロア名がずっと「ママ&キッズ」であることについて、時代に合わせ変更を検討、委託先などとも連携して早期に対応してほしい。 【組織的視点での向上を】 ①学校においては市講師などさまざまな施策を追加していただいているが、それにより組織が大きくなる。情報連携などについても業務として定め支払いをし、現場が組織活動を取りやすいようにしてほしい。 ②例えば孤立防止対策について福祉×産業振興という視点で事業者のコミュニティを巻き込むといった、庁内での横断的な連携体制が求められる。経営サイドからさらなる可能性の模索に努めてほしい。 ③採用について、特に技術者の獲得が年々厳しくなってくる。武蔵野市で働くことについて広報の工夫もしていただいているが、定着についてもさらに取り組み、安定した組織づくりをお願いしたい。

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2023年9月定例会での議案と陳情審議|武蔵野市議会レポート

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。 2023年9月の定例会が開かれてきましたが、市からの議案と市民からの陳情について、まとめてお伝えします。 ▼議案 市からの議案について、ピックアップしたものをお伝えします。 ・下水道使用料が4年に一度の改定で値上げに 4年に一度見直しのあることになっている下水道使用料、さまざま議論が行われた結果、今後のインフラ整備のためのコストもかさむことから、市から値上げの案が示され、可決されました。 コロナ禍での議論ということもあり、次の4年の中である程度新たな可能性の模索など、広い議論がなされるのではないかという話も出ています。 ・一中の改築工事事業者が入札で決定、契約へ 前回入札不調となった一中改築の件、工期や金額の見直しを行い再入札がなされ、無事に事業者が決まりました。 さらなるスケジュール遅延にならず安心したところではありますが、現在行われている解体工事での杭撤去に追加工事が発生し、さらに5000万円ほどが必要になっています。物価高など今後も影響が見込まれ、引き続きの注視が必要です。 ・御殿山の市民農園が土地の返還のため廃止に もともと借地であったところを返還することとなり、現在の利用期間で終了、廃止となりました。 などさまざまな議案の審議が行われました。 ▼陳情 ・紙の保険証を残すことについて国に意見書を出してほしい→不採択 廃止予定とされている紙の保険証について、現行のまま残すよう市議会から国へ要望してほしいというもの。DX推進のためや代替策が検討されていることから、我が会派も反対、全体としても反対多数で否決されました。 ・境南ふれあい広場公園に芝生等の復活を→不採択 今後再整備が行われることがこの陳情質疑の際にもわかりましたが、陳情の文として芝生という素材や時期が限定されるのではという意見があり、反対多数で否決されました。我が会派は文章の中で芝生等やその他の方法という記載もあったことから、限定的なものではなく、再整備を求めるものとして賛成しました。 その他、吉祥寺東部地区のまちづくり関連、住民投票制度の検討過程、保育園の補助金不正受給といった内容の陳情が審議されましたが、継続となり結論は持ち越しとなっています。

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補正予算の審議について|武蔵野市議会レポート

本日、だいぶざわつきました武蔵野市議会の報告をします。そもそも本日は定例会の会期最終日ということで、例年では決算認定だけをやって終わりなのですが、補正予算が提出されたため、その審議を追加で行うことになりました。 【予算の内容】資料を2点つけますが、予算の主な内容は消防団第2分団の改築にともなう、仮詰所のリース契約の入札が不調となったことから、見積もりを取り直し、約1.5倍に増額をするというものです。 【審議の経緯】最終日ということでこの日しか審議する日がないことから、執行部側からは本会議での即決を求められましたが、本来こうした議案は基本的に委員会へ送り、委員会でじっくり議論するもの。さすがにこれを即決はないだろうということで、議会側の総意で総務委員会を開くこととし、本会議を中断して急遽総務委員会を開会。そこで質疑が行われることになりました。 【会派の意見】私たちの会派ワクワクはたらくは総務委員がいないため、直接質疑をすることはできませんでしたが、議論を拝聴し、金額の適正性が検証されたと言えないこと、今後さまざまな発注の困難さが浮き彫りとなる中でこのやり方を認めてしまってはさらに苦しくなるという未来を見据え、予算に反対をしました。 【審議の結果】結果的には1票差で可決。私たちの考えと似た視点もあれば、吉祥寺東部のまちづくりをとめることはできない、入札をする中でこの予算額よりさらに下がるはずだといった肯定意見もあり、賛成が上回ることとなりました。 【私見】今回の内容は、確かに物価高騰などを踏まえればリスク管理と言える一手かもしれません。しかし、だからといって焦って上程し熟慮せず、また計画のスケジュールを優先するあまり高い金額設定をしていくということは今後の市の事業全体の首を絞めることにもなりかねません。 まちづくりを進めたいのは皆同じ想いです。どこを優先するかということでもありますが、今回はまだもう少し時間的余裕があったことからも、ブラッシュアップしたうえでタイミングを再度はかってほしいと考えていました。予算は通ってしまいましたが、担当課などとも議論を続け、来年の予算にも繋がる話をしていきたいと思います。

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2023年9月一般質問の原稿を掲載します|武蔵野市議会レポート

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。 先日行った一般質問の読み原稿を掲載します。話しながら少しずつアレンジしていたりもするため、メモのような内容で恐縮です。 正確なものは議事録掲載をお待ちください。中継動画はこちらからご覧いただけます。あわせてご活用ください。 以下登壇した際に読んだ原稿です。 ワクワクはたらくの本多夏帆です。夏の思い出についてひとつ、今年は武蔵野市議会での友好都市訪問ということで、市議会としては7年ぶり、私にとっては初めての長野県安曇野市へ行くことができました。 0歳児を育てている身として、参加をほぼ諦めているような状況でしたが、こどもと一緒にでも参加ができるようにと議長をはじめ皆さんが動いてくださり、安曇野市議会の皆さまもあたたかく迎え入れてくださって、視察への参加が実現しました。  こうした機会について無理して行かなくてもいいんだよという考えもあったり、オンラインでもいいんじゃないということもあったりします。 もちろんケースバイケースだとは思いますが、同じ組織に属する者として、同じ経験をし認識を合わせておくというのは、組織の成長、発展にとっても重要なことであると考えています。だからこそ参加できるなら参加したいと考え、これまでもそうしてきました。  私は議員としてこうしたことを当たり前にしたいという気持ちはあれど、周囲の理解、協力があってこそいろんな人がいろんな活動ができる、要所要所で助け合いながら生きている、武蔵野市議会そして議会事務局をはじめとする武蔵野市の寛容さを改めて実感した経験となりました。この場を借りてお礼申し上げます。  さて、そんなひと夏を過ごす中で、地域においてまたさまざまなふれあいがありました。そこからの着想で重たい内容にはなりますが、今回は命を大切にする武蔵野市の多様な取り組み等についてといタイトルで大きく3つ質問をしたいと思います。  「いのちを大切にする」武蔵野市の多様な取り組み等について 生と死に向き合う市民に武蔵野市ができることについて  どちらかというとこれまで妊娠出産や育児といった、いのちの始まりの部分にフォーカスした質疑を多くしてきましたが、地域の中にいると、当然にそれと同じくらい「死」と向き合う場面があります。  行政書士という仕事柄、相続や成年後見といった手続きのお話を伺うこともありますが、現在の市役所もそれは同様ではないでしょうか。市のホームページでも、お悔やみのページには手続きや葬儀、戸籍についてといった事柄が並んでいます。 これまでも多くの議員からお悔やみコーナーの設置や、手続きをわかりやすくすることなどの指摘はなされてきています。これはこれでとても大切なことだと思いますが、今回テーマにしたいのは別の視点、もうひとつの福祉です。  もうひとつの、と申したのは、今回改めて考えてみた福祉の意味にあります。こうした自らの死や身近な人の死に向き合うことを考えたとき、武蔵野市のどこで相談したらいいのだろうと考えると、おそらくは福祉総合相談窓口になるのではないかと思います。そもそもこの窓口はどこに相談したらいいかわからないとか、複合的な問題を抱えているといった場合に相談することができるものです。 困りごとや生活への不安をコーディネーターの方に聞いてもらうことができ、課題の解決に向けて分野横断的に連携対応するという体制になっています。  総合して相談できるということになっているのはとてもありがたいことなのですが、そもそもこの福祉というのは一体なんなんだろうと。議員としてここにいると、当たり前のように使う言葉ですが、生活している中で福祉という言葉ははっきりと中身がわかるものなのか?疑問がわきました。 市のホームページでもこの相談窓口について、福祉に関してという前置きがついていますが、どこからどこまでが福祉なのか、その具体的内容というのは一般にイメージできるものなのでしょうか。  福祉という熟語は、福も祉も、しあわせ、さいわいを意味する漢字から成り立っています。英語でいうとwelfareよく生きるという単語が近いものとされていますが、これを調べているときに見つけた社会福祉法人伊豆の国市社会福祉協議会の解説はいたってシンプルで、「ふだんのくらしをしあわせに」と福祉の頭文字をとって書かれていました。 なるほど〜と思いました。ふだんのくらしをしあわせにするために、困っていることや不安なことについて相談できるのが福祉総合相談窓口である、これが本来的な意味合いなのではないかと。 次のテーマでもあるこどもの権利条例の部分とも重なりますが、これくらいわかりやすくあるいは大きな風呂敷を広げておかないと、困っている市民となかなか繋がることができないのではないかと思います。  このように、福祉的な相談といったとき、今回のテーマにしている死というものにおいても、手続きや支援制度云々といったことだけでなく、精神的な部分での支援、市民の幸せを実現するための体制、取り組みが必要と考えています。これは分野的に言えば心の健康ということでもあります。  おそらくこういった相談が仮に総合相談に来た際、健康分野に連携されるのだと思いますが、相談したところからは、どうなるのでしょうか。そもそも、武蔵野市はこういったケースに対応しているのか? 死というものに向き合ったとき、その不安を吐露できる場所があるのか。ただただ辛い、怖い、悲しいといった感情を出せるところはあるのか。健康のための予防的取り組みは多数見ます。体操もあります。でも病気になって行けなくなってしまう。もう治る見込みもない。余命宣告を受ける。参加していたコミュニティーから離れてしまう。 そのままもうできることはないのか?死ぬまでがふだんのくらしではないのか?市の書類のどこを見ても予防、認知症を知る、障害を知る、最後まで安心して住み続けられる、そこまでです。そこまでもとっても大事ですが、私は最後まで、市民の幸せを考えられる、市民のいのちを大切にする市政であってほしいと思い、今回の質問をすることにしました。  (1)市民が「死」について考える取り組みが市によって行われているか伺う。  (2)死を目前とした市民のQOL向上のための市の施策について伺う。  (3)身近な人の死に向き合う市民に対する市のサポート体制について伺う。  武蔵野市子どもの権利条例の実効性を高めることについて  この4月から、こどもの権利条例が施行されたわけですが、次の動きとしてはこどもプランの策定というのが大きなところかと思います。条例の推進体制としても、目標設定や検証について、8月にリリースされた逐条解説でも説明がなされています。そこで、  本条例が施行されてからの武蔵野市の取り組みの変化を伺う。  施行後の反応はどうでしょうか。特にこどもたちの反応は気になるところです。第六期長期計画・調整計画の策定プロセスにおいて実施された、住んでる住みたい武蔵野市を中高生世代が考えようというワークショップが5月にありました。 その報告書を見ますと、こどもの権利条例ができたがどうかという問いかけに対して、難しそうとか、何か自分たちにプラスがあったかというとそんなに出てこない、正直に言うとあるんだなと知っているくらいといった反応があったようです。  当然これはこの参加者の中でという声にはなりますが、まだまだその変化というものは見えるかたちにはなっておらず、これからだというタイミングなのはつくる側の視点であり、私としてはせっかく世に出したのだから、そのタイミングを逃さず啓発やPRなどしていくのも体感を広げるには良いのではないかなと思ったりします。  他にも、このワークショップでの中身には、興味深い声が多数ありました。少し紹介をしますと、学校の相談室や保健室は悩みがあっても気軽に行けない、自分の弱みを握られるという感覚があるそう、また武蔵野市のホームページを見に行ったことはないとか、こども向けのイベントはたくさんあるが中高生向けのものを探すのはかなり困難であったとか。 こうした点はこれまでも議会でも話が出ていたと思いますが、すぐに改善することができるものもあるのではないでしょうか。そこで、  (2)第六期長期計画・調整計画策定プロセスにおけるワークショップ「住んでる・住みたい武蔵野市を中高生世代が考えよう」や第三期産業振興計画策定プロセスにおける市民等ワークショップなどにおいて、若い世代の声が生々しく可視化されているものと考えるが、市としての分析、気づきについて伺う。  そして、以前からこのこどもの権利条例を策定するにあたり、何度もテーマとして出てきたと感じているのが、自分たちの声を言葉にすることが難しい幼少期のこどもたちについてどう動いていくのかということです。  (3)声として可視化されにくい幼少期のこどもたちの価値観については、どういった調査や分析を行い、施策へ反映するのか伺う。  こどもたちの考え、好き嫌いといったさまざまなものをひっくるめて価値観という言葉を使いましたが、かなり広い、また意思というものとも少し意味としては離れるかもしれません。がしかしそれくらい幼少期のこどもたちの声を分析するというのは難しいことだと思っています。取り組みについてお聞かせいただければと思います。  子育て支援におけるハード面の整備について  (1)おむつ替えや授乳スペースなど、子育てに必要なハード面の整備について、現在不足していると認識しているところがあるか、またその改善予定について伺う。  →公園のそばにトイレやベビールーム的なものがないことで困っているという声  (2)公共施設において、例えば女性トイレにあるおむつ替えシートが男性トイレにはないといった、保護者の性別により子育てを阻害しているところがないか伺う。  →トイレ、幼児用の小便器、おむつ替え台、武蔵野総合体育館は多目的更衣室ある、プールは?  (3)ハードが多数整備されていたとしてもその情報が子育て世帯に届かないと利用に繋がらないが、市公式サイトの施設マップなどでの工夫を伺う。  →市関連施設のページでマップが見られる、施設ごとにアイコンで説明があるが、機能から検索できないので不便…これは子育て世代だけの問題ではない…平成30年度決算特別委員会でも指摘したが、サイトリニューアルで変わらなかった点。授乳やおむつ替えであればすくすくにMAP掲載あるがそこへの導線はどうか。

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どうする?学童クラブでの昼食提供ー他の議員の質疑から|武蔵野市議会レポート

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。 こちらの学童クラブでの昼食提供についても6月議会でさまざま議論が噴出、今回にも続いている内容です。 市内でもさまざまクラブごとに対応がなされている状況で、家からの持参のみのところもあれば、保護者が主体となって注文したお弁当を配布する取り組みをしているところもあります。 現状、クラブ側ではスタッフの業務範囲を超えることから配食に保護者の立ち会いが必要となっていて、そうしたことも負担ではといった議論がなされているところです。 これも他の自治体で動きがどんどんと出てきていて、市が取りまとめて注文をしたり、全ての日ではないにしても給食を提供したりし始めていることから、業務範囲やアレルギー対応など、課題をクリアしながら進んでいくものと感じています。 8月の文教委員会でも給食についての議論があり、今後学校だけでなく市立保育園への給食提供がされるようになる見込みとの報告がありました。バランスの取れた質の高い給食が、市内のさまざまなところで安価に供給されるようになるならば、これはこども子育て支援に大きく繋がるものと考えています。 現在提供されていないチャレンジルームなどのこどもたちの居場所や、幼保施設に通っていないこどもたちにも、食にアクセスできる状態が作れると良いのではと提案をしています。 武蔵野市の給食は財団が担っているため、少子化を考えるといかに提供の裾野を広げていくかといったことも、今後の事業計画として必要ではという指摘もありました。 法的な枠組みなどもあるとは思いますが、公共サービスにおける食事提供というのは非常に大きな役割・生活の根本の部分を担うものであるため、効率化を図りながら拡充をしていってほしいと考えています。 その他、関東大震災から100年を受けての防災対策や特別支援教育における体制、保育園整備の補助金不正受給などさまざまな質疑がありました。補助金不正受給については今回の文教委員会で報告があるとのこと、また詳細をお知らせします。

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どうなる?給食費無償化〜他の議員の質疑から|武蔵野市議会レポート

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。 他自治体で広がる給食費無償化。6月の議会でも多くの議員が取り上げ、今回も話題になりました。 答弁からは市長は実施したいという考えだが、武蔵野市は計画重視の市政であるため、市民や議会の理解を得なくてはならないとのこと。現在は長期計画の議論の中で、有識者や市民に意見交換をしてもらっている段階だそうです。 私自身、質を低下させない給食費無償化については選挙時のちらしにも掲載し、子育て支援の取り組みとして賛同するところではありますが、実際にかかる費用として毎年約5億円。子どもたちについての優先順位として、ここから着手するのが良いのかどうか?考えていかなくてはならないと思います。 5億円あれば学校でこどもたちとかかわる大人を何人増やすことができるでしょうか?具体的に考えると、例えば1名あたり年間500万円として、新たに100人採用できます。小学校12校、中学校6校、それぞれの学校に5名ずつ、フルタイムでないとするならばさらに人数を増やすこともできる金額です。 財源の考え方として、当然他の分野から子育てに持ってくれば、給食無償化も人員増加も両方ともできるのかもしれません。少子化が止まらないことを鑑みれば、できることはなんでもやりたい、私もそう思っています。 ただしそれには相当な調整の積み重ねが必要で、かつ今の財政状態は良くても、今後の学校改築や他の公共施設改修により武蔵野市の貯金はほぼ使い切ることになるのが見えています。人口減少社会の中で、どこに税金を投入していくのか、きちんと議論をしなくてはならないのは間違いありません。 23区において一気に給食無償化が広まり、このままだと「多摩格差」と言われる状態になってしまうとも評されています。 そもそも区とはリソースが全く異なるため、それをどう考えるのか、はたまた東京都や国といった大きなところで一律に議論すべきことではないかとも言われています。武蔵野市の動きに注目するとともに、この国全体での少子化、こども子育て支援の議論へも働きかけていく必要があると思います。

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「命を大切にする市政へ」一般質問を行いました|武蔵野市議会レポート

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。9月の市議会定例会がスタートしました。 議員がそれぞれ考えて質疑を展開する「一般質問」。今回はこの夏に感じたことをベースに大きく3つのテーマで市と議論しました。 全体的に前向きな回答をいただくとともに、市の考え方についての理解が深まったので、今後のさらなる提案に繋げていきます。以下、主なポイントです。 ①死と向き合う市民に市ができること 地域で過ごす中で、生まれる命もあれば死を迎える場面に居合わせることもあります。市の取り組みでは相続など手続きのことばかりがテーマになりますが、最後の最後、不安や悲しみを吐露する場はないのか、死と向き合うことに、コミュニティのちからを活かすことはできないのか、これからの新たな視点としての提言を行なったつもりです。 市からは「市民に真に寄り添う体制づくりを検討する」という答弁をもらいました。私たち自身が、身近な人の最後とどのようにかかわるか、自分の最後をどう受容していくのか、大きな課題であると考えています。 ②子どもの権利条例の実効性を高めよう! 4月から施行された子どもの権利条例を受けての市の取り組みの変化はどうか伺い、中高大生の参加した市のワークショップでの声を聴き、すぐに改善できるようなことへの後押し、親になる世代への啓発などもお願いをしました。 新しい取り組みが多数生み出されることになると思います。学ぶ当事者であり続けなくてはと思うばかりです。 ③子育てに必要なハードの整備は十分? おむつ替えや授乳スペース、公園でのトイレなど、子育てに必要な機能が整備されているのかということについて質疑しました。 武蔵野市は公共施設の配置基準がありますが、機能やサービスについての配置というのはあまり検討にあがらない印象を持っています。私の生活する三鷹駅北口はいくつかの公共施設がありますが、授乳スペースはいっこうにできません。 機能面からの配置というのはどうやらこれまでの考え方にはないようなので、このあたりは考え方として今後深掘りをしてみたいと思います。また、設備があっても周知広報がうまくいかなければ使用率は上がらないので、その工夫もお願いしました。 事前に提出した質問については、ひとつ前のブログで紹介しています。数日内に録画もアップされますので、市議会中継ページをぜひご覧ください。読み原稿は2023年9月一般質問の原稿を掲載します|武蔵野市議会レポート | 武蔵野市議会議員 本多夏帆 オフィシャルサイト (honda-natsuho.info)へ。

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市議会Note2023夏発行|活動レポート

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。台風の影響が出てきています。被害に遭われた皆さまにお見舞い申し上げます。私自身もどうしても後回しにしてしまいがちですが、今後に備えて、身近なところから防災に取り組んでいきたいものです。 さて、武蔵野市議会Noteの最新号を発行しました。画像データのため、そのあとにテキストをそのまま掲載します。 6月議会まとめ 補正予算では物価高対応や園バス安全対策支援、自転車ヘルメット購入助成、西久保はらっぱ公園拡充などが、また五中の改築工事請負契約や下水道施設の長期包括業務委託に向けた事業者選定準備のための議案などが可決されました。 一中の改築については入札不調が起こったため、時期をずらすための補正対応も今回の議会で行われています。 陳情ではインボイス制度延期について会派として反対しましたが、これは2021年に出された関連陳情から一貫して、すでに準備している事業者も多く今からストップするのは混乱をきたすと考えるためとしています。 制度運用の中で不備はおそらく出てくると思いますが、都度修正が必要であり、見直しを求めることには賛同する立場です。その他、全国霊感商法対策弁護士連絡会の不当な声明に対する陳情含め、議会では不採択(否決)となっています。 「学童の育休退所要件について」などを市に質問しました! 毎回の議会定例会で議員が自分の決めた内容を市に質疑できる一般質問。今回私は学童や認可保育の要件、小中学生の荷物重い問題、産後ケアの拡充などをテーマに質疑を展開しました。 概ね前向きな回答をいただけたあるいは問題提起になったかと思います。中継の録画もありますのでぜひラジオ的にチェックしていただければ幸いです。 世田谷区「うめとぴあ」を視察しました! 超党派議員の有志団体「東京若手議員の会」の研修会に参加し、世田谷区の保健医療福祉の拠点うめとぴあ内、保健医療福祉総合プラザを中心に視察しました。 武蔵野市で現在進められている保健センターとこども子育て支援施設の事業とも通ずるところがあり、スペースの考え方や行われている取り組みなどを知ることができ良かったです。 現在動きのある公共施設関連まとめ 施設やまちづくりなど土地建物関連の大きな事業について紹介します! 建て替えなど 保健センターとこども子育て支援施設 実際の設計を行うべく、近接・近隣住民の方への説明会などを開催。旧図書館跡地を増築場所とするため、日照権などの議論が生じています。 小中学校(一中・五中・五小・井之頭) 五中は新築工事へ。一中は入札不調により条件の組み直しを行い再入札へ。伴って一中と井之頭小のスケジュールに遅延が発生。こどもたちや地域住民への影響を最小限にとどめてと各所から要望あり。 武蔵野公会堂 周辺のまちづくりの進捗を踏まえ、ひとまずの改築として耐震化とバリアフリー対応がなされます。これから設計事業者が決まり、実際にどのような設えになるか具体化されていく予定。 高齢者総合センター・障害者福祉センター 順に改築を行うため、中町の旧自転車保管所の土地をサービス提供代替地として整備中。エレベーター無しで設計できるようにということで広い市有地に。平屋のプレハブが建つことになっています。 市有地の利活用 旧赤星鉄馬邸 吉祥寺本町4丁目、大規模住宅と広い庭で構成され、 建物は登録有形文化財として登録されました。市HPにアンケートあり。 吉祥寺東町1丁目市有地 旧平井医院跡地、意見交換を踏まえ内容決定後、事業者募集を行ったが応募なし。現在庁内で検討中です。 吉祥寺南町3丁目市有地 看護小規模多機能型居宅介護事業所が整備されます。 まちづくりや交通関連 吉祥寺パークエリア将来像立案へ 公園口の面的な整備に向けて、新たなバスロータリーとなる交通広場だけでなく一体的にイメージを構想中。オープンハウスなど今後への広報活動が行われています。 三鷹駅北口交通環境基本方針策定へ 2ロータリー化や広場の拡張などさまざまな案が出され、ワークショップも開催されてきました。現在庁内で方針検討中。 7年ぶりの友好都市訪問へ~武蔵野市議会で安曇野市を訪れました! 昭和の時代、旧豊科町から長らく続く友好関係のある安曇野市、中道通りのアンテナショップ麦わら帽子でも特産品がたくさん並んでいるのを見たことがある方もいるのではないでしょうか。わさびやりんご、玉ねぎなどが有名だそうです。 今回は任意参加の視察でしたが、前期もコロナ禍で機会がなく初めてであったため、参加させていただきました。 あづみ野祭りへの参加や市内各所の訪問、さらには安曇野市議会基本条例研修にて、武蔵野市議会にはない、議会報告会や市長への政策提言などさまざまな取り組みについて教えていただき、今後の議会改革に繋がるアイデアを多数いただきました。 詳しい視察レポートはこちら 過去のレポートが格納されたDropboxはこちら