ともに考えたい「子どもたちの居場所」
先日、子どもの権利に関する条例の検討委員会を傍聴し、改めて子どもの居場所について考える機会となりました。
皆さんは子どもの居場所と言うとどんなところを思い浮かべますか?きっとそれぞれに、自分も含めて過ごしたことのある場所をいろいろと思い出すと思います。
今でこそさまざまな場所が作られていますが、以前から変わらないのは家庭・学校・地域というカテゴリかもしれません。
それこそ今は子どもの権利という視点、人権についての意識も変わってきたことから、学校に行かなくてもいい、家庭から距離を取ってもいいといった、柔軟な考え方も少しずつ広がってきました。とはいえまだまだではありますが…
こうした中で、子どもの居場所という考え方も多様化しています。
武蔵野市において子どもたちがいられる場所はどれくらいあるでしょうか?また、その情報は子どもたちに伝わっているでしょうか?
行政の議論の中ではどうしても行政の関わる環境しか議論の中に出てこない印象が強く、もっと多彩に、それこそ私自身会社で居場所づくりに取り組んでいますし、民間事業者やまだまだ把握されていない地域での取り組みなども、しっかり情報として集まっていくといいと思います。
地域には行政も民間もその間のような活動も、たくさん存在しています。
暮らしの中で1つでも気に入った居場所があれば、そこで過ごすことの意味はとても大きくなるでしょう。0か1かでは大違い。
皆さんの周りにはどんな居場所がありますか?ぜひまちの中で目にとめて、シェアしていただけたら嬉しいです。そして子どもの権利条例の策定も注視していただき、ぜひアンケートやパブリックコメントへのご協力をお願いいたします。
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