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武蔵野市は26市で出生率が一番低い!ということが話題になっていますね。私も以前そのことを議会で質問したことがあります。

なぜ比較して低いのかということについては、若い単身女性の住民が多いからどうしても比率が下がる傾向にあるとの答えでした。

なるほどと思うとともに、それではこの出生率をどうするか(と書きましたが本質的には出生数ですね、ご指摘いただきましたので追記します)という、少子化に対するビジョンはどうなっているのだろうかと考えるようになりました。

市内の出生率(本質的には出生数)を上げるつもりがあるのか、ないのか。これについて言えば、今直接的な取り組みは特にされていないと考えます。

例えば保育園を増やすとか、相談場所を増やすとか、産み育てやすい環境を作るという、間接的な意味での取り組みはされているわけですが、直接的に出生率(数)向上のための取り組みとはなっていないわけです。

これを皆さんはどう考えるでしょうか?

この国の人口減少に歯止めがかからない今、自治体ごとに住民を増やすための取り組みがどんどんと始まってきています。ただ割と多く見るのは、移住してきてね!という人口増の取り組みではないでしょうか。となるとこれはまた出生率(数)を上げる取り組みではないわけで。

このように、人口を増やすということと出生率(数)を上げるということは分けて考える必要があると思います。別々のビジョンに基づくもので、手法が重なるところもありますが、実は別のものなのだと思うわけです。

そう考えた時、武蔵野市は、そしてこの日本という国は、人口減少と少子化という事象に対して、どのようなビジョンを持っているのでしょうか。

私自身常に意識しているテーマで、国を超えてこのビジョンを考察することで、各種先進的と言える取り組みが見えてきます。

ぜひ皆さんと議論していきたいテーマのひとつです。