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本多夏帆
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一般質問2019年12月「子育て・教育施策の充実と市民参加のあり方向上について」

本多夏帆です。3回目の一般質問ということで、いろいろと改善を重ね、内容をすっきりさせてみました。多くの分野を聞き過ぎると再質問があちこちにいって深めるのが大変だという気付きから。 とはいえいろんなことを聞きたくなってしまうものですが。では、当日読み上げる原稿をそのまま掲載します。 今回の一般質問時の原稿 ワクワクはたらくの本多夏帆です。第六期長期計画の審議を経て、今後の武蔵野市の未来について深く考えたこの半年でした。私自身は「柔軟な働き方と柔軟な保育の実現」をテーマに掲げていますが、今回は子どもプランがちょうど練られているタイミングですので、主に子育て・教育施策と、先日の長期計画審議の中でも触れた市民参加のあり方についてを主題といたします。 1.「第5次子どもプラン中間まとめ」に見る市の子育て・教育観について まず、第5次子どもプランについて、興味深く拝見いたしました。周囲の子育て世代の注目度も高く、子育てに力を入れていくとする武蔵野市の重要なプランのひとつと思います。その中からいくつか気になったことを質問します。 (1)武蔵野市の合計特殊出生率の低さについての考えを伺う。 29年度は1.16と26市で一番低いとのこと。産後の流入ももちろんあるとは思いますが、全国的に少子化が課題となっている中、この数値についてどのように考えているのかを伺いたいと思います。 (2)「不妊治療」に関する記述がないが考えを伺う。 出生率と関連して、武蔵野市をあげて少子化対策に取り組んでいこうとするならば、不妊治療についても検討する必要があるのではないでしょうか。市の見解を伺います。 (3)特に産前産後や乳幼児の子育て期間における父ないしパートナーに関する記述が少ないがその考えを伺う。 プラン全体を見る中でも特に産前産後の部分について、父親あるいはパートナーについての記述が少ないと感じます。たしかに母体保護に関しては母となるでしょうが、そのほかは父母関係なく子育てに関わるわけなので、どちらでもいいものについては記述を統一すべきと思いますがいかがでしょうか。母と子の教室となっていますが、父はどこへいってしまったのでしょうか。 (4)急務である災害対策につき、災害時の子育て世帯に対する具体的施策を伺う。 先日の台風以来よく話題になっているのですが、もし避難所開設などという事態になった場合、乳幼児を抱える世帯は非常に共同生活がしにくいと考えます。例えば夜泣きもありますし、非常に周囲に気を遣い、体力気力ともに大幅に奪われるでしょう。すぐに検討しなけらばならない課題と思いますがいかがでしょうか。 (5)「イエナプラン」を導入した日本初の小学校が長野県佐久穂町にできたが、それに対する教育長の見解を伺う。 新しい教育として海外の教育にも注目が集まる中、先日ニュースでイエナプランを導入した小学校ができたことを知りました。学校教育についても計画策定中と思いますが、こうした新しい教育を公教育に取り入れていくことについて、希望が見えた気がします。教育長のお考えを伺います。 (6)企業の優れた働き方改革を教職員の働き方改革の参考とすべきと考えるが見解を伺う。 先日会派で学校について考える会を開催したところ、市民の方からこうした意見が出ました。学校同士の視察などももちろん有効かと思いますが、働き方改革に取り組む先進的な企業を研究することで、長時間労働の是正や業務の効率化、質の向上など、新たな視点を得られるのではないでしょうか。 (7)教職員の働き方改革について保護者の理解が重要と考えるが見解を伺う。 こちらも会の中で市民の方からいただきました。行政サービスもそうですが、ニーズの多様化という観点から、業務量の増加や複雑化が起きていると思います。もちろん必要なことは行っていくべきと思いますが、なんでもかんでもというわけにはいきません。これ以上教職員の方々の長時間労働が増えることは防がなくてはなりませんし、本来の子どもたちと向き合う時間を確保していかなくてはなりません。子どもプランの中では働き方改革について教職員に向けたものしか記述がなかったように思います。それ以外のところという視点で、どのような取り組みを保護者に対し行っていくつもりか伺います。 2.市民参加のあり方について (1)策定委員会に類する会議体の人材登用につきどのような選定基準を持っているのか伺う。 策定委員会という名前になっていないものもあるので類する会議体としました。有識者などメンバー構成をする際に、どのような基準を持って行っているのでしょうか。 (2)策定委員会に類する会議体が市民により開かれたものとなるための施策を伺う。 市民の方から、委員会の傍聴に行きたいが行けるような日時設定ではなく難しい、中継してもらえたらタイムリーに情報が伝わるのにという意見をいただきました。たしかに、以前より私も学校改築関係のものについてこれから通う世代を巻き込んで欲しいと要望していますが、現状学校整備計画の委員会は平日夜か平日午前中に行われることが多く、子育て世代が容易に行けるものではありません。参加する方々のご予定もあるので調整が難しいのは重々承知なのですが、より開かれたもの、そして広報広聴に資するものにしていくためには、どのような施策が考えられているでしょうか。 以上、ご答弁よろしくお願いいたします。

本多夏帆
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一般質問2019年9月「未来を向いたまちづくりについて」

本多夏帆です。前回の初めての質問と比べると、完全なる主観ではなく市民の方からの声を反映できたのがポイントです。そうしていけるのが理想だなぁと思います。ぜひ声をお寄せください。 毎度読み上げる原稿をそのまま掲載します。 一般質問時の原稿 7番ワクワクはたらくの本多夏帆です。今回は市民の方々からいただいた声も反映させていただき、「未来を向いたまちづくりについて」質問いたします。 1.子どもたちの暮らしの向上について 【質問1-1】幼稚園・保育園の課題解決へ (1)急速に受け入れ枠が増え、待機児童数も減ってきた。このこと自体は良いことであると考えるが、一方でこの動きに伴い市はどのような課題を抱えているかを伺う。 (2)市の幼保施設において、どのようなトラブルやクレームが発生しているかを伺う。 (3)市民から、幼保施設における職員の人手不足を感じているという声をいただいた。市の認識を伺う。 (4)どの産業においても人手不足が加速していると言えるが、無償化により今後もニーズがより高まると考えられる幼保施設に関し、市はどのような施策を実行していくつもりなのかを伺う。 【質問1-2】事故の危険から子どもを守る (1)市民から、ヘルメットを被っていない乳幼児の自転車同乗がよく見られるとの声をいただいた。確かに私も見かけることがあるし、後ろの席にヘルメットなしの子どもを2人重なるように乗せて走っている姿を先日も見かけた。非常に危険を感じるし、子どもが飛び出しての死亡事故等も後を絶たない。市における現状と、どのような対策を行っているのか、今後どうする予定なのかを伺う。 (2)9月に行われる「令和元年秋の全国交通安全運動」において、子どもの安全な通行の確保や、全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底等が運動の重点の一つとして置かれているが、市として具体的にどのような施策を行うのかを伺う。 (警察との連携はもちろんあると思うが、市の独自の施策にも力を入れていくべきと考える。) 2.柔軟な働き方と柔軟な子育ての実現について 【質問2-1】柔軟な子育て制度の実現へ 前回もテーマにした私の公約とも言える分野です。 (1)定期利用保育事業や地域型保育施設における余裕活用型一時預かり事業の進捗状況を伺う。 (2)上記事業についてのニーズ調査を行う予定があるかを伺う。前回はないというお答えでしたが、その後いかがでしょうか。 (3)春夏生まれの子どもが増えたという報道があった。日経によると、2017年は23区中17区で4~9月生まれの割合が5年前から増えたとのこと。こうなることが予測できていたかというのは難しいと思うが、制度によって思わぬところに影響が出てくるということを実感した。ここで言えることは、生まれた時期によって保育園の入園に際し有利不利ということがなるべくないことが理想なのではないかということ。保育施設の申し込みスケジュールにつき、これまで改善してきたことを伺う。また今後も一括での同時期申し込みのやり方を採用していくのか伺う。 【質問2-2】柔軟な働き方の後押しを (1)働くということに限らない話ではありますが、市民が市内で過ごす時間が増えることにより、経済効果や地域の繋がりが生まれる、または防災上等のメリットがあると考える。市民が市内で過ごす時間を増やすための取り組みを行っているかを伺う。 (2)オリンピック・パラリンピックを踏まえると来年に向けテレワークが推進され、市民が市内で過ごす時間、特に日中仕事をする時間が増えることが予想される。それに向けてどのような施策を考えているのか伺う。 3.未来を見据えた学校整備について 【質問3】 (1)学校整備についての計画を策定する委員会を傍聴していて感じていることを今回取り上げさせていただく。まず、今後の学校整備に対する市長と教育長それぞれの見解を伺う。どのような点を重視されているか、課題は何か等なるべく具体的にお答えいただきたい。 (2)学校整備の今後のスケジュールを伺う。どのように進んでいくのか、大まかにでもいいので先々の部分まで伝えて欲しい。 (3)来年から学校教育や大学入試、英語教育が大きく変化する教育改革が行われます。「2020年教育改革」に対する市長と教育長それぞれの見解を伺う。今回の教育改革についてどのようなお考えを持っているか、期待や課題等詳しくお聞かせください。 (4) 来年から教育改革が行われるのと、学校整備は同時期にどんどんと進められていくことになります。「2020年教育改革」について、どのように学校整備に反映するのかを伺う。 4.市民の政治参加を支えることについて 【質問4】 (1)先日、また選挙が行われました。国政ということで注目度も高かったのではないかと思いますが、投票率があまり伸びなかったことが課題とされていると思います。第25回参院選の市内投票率56.6%をどのように評価しているか伺う。 (2)投票率が低いと言われる若者層への情報発信が期待できるTwitterだが、なぜ開票速報まで選挙に関する情報提供を行わないのか伺う。他自治体においては投票の呼びかけや、投票に関する豆知識等を発信することで投票率の向上に向け動いているのが見受けられます。 (3)投票率向上のために今後どのような施策を行うのか伺う。 以上、質問といたします。今回からネット中継を見られる端末が大幅に広がったので、より多くの市民の方に議論から出てくる情報がタイムリーに届いていくといいなと思っています。ご答弁をよろしくお願いいたします。

武蔵野市議会議員 本多夏帆【活動報告】2019年9月一般質問について
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2019年9月議会一般質問について

2019年9月3日に本多夏帆が一般質問を行います。今回は市民のみなさんからいただきました声を基に質問を作成いたしました。 議会の一般質問の様子は武蔵野市ページから生中継や録画で確認出来ます。お時間がある方はぜひご確認ください。 本多夏帆一般質問 2019年9月3日に本多夏帆が行う一般質問を記載いたします。 件名 未来を向いたまちづくりについて 1. 子どもたちの暮らしの向上について 【質問1-1】幼稚園・保育園の課題解決へ 急速に受け入れ枠が増え、待機児童数も減ってきた。このこと自体は良いことであると考えるが、一方でこの動きに伴い市はどのような課題を抱えているかを伺う。 市の幼保施設において、どのようなトラブルやクレームが発生しているかを伺う。 市民から、幼保施設における職員の人手不足を感じているという声をいただいた。市の認識を伺う。 どの産業においても人手不足が加速していると言えるが、無償化により今後もニーズがより高まると考えられる幼保施設に関し、市はどのような施策を実行していくつもりなのかを伺う。 【質問1-2】事故の危険から子どもを守る 市民から、ヘルメットを被っていない乳幼児の自転車同乗がよく見られるとの声をいただいた。市における現状と、どのような対策を行っているのか、今後どうする予定なのかを伺う。 9月に行われる「令和元年秋の全国交通安全運動」において、子どもの安全な通行の確保や、全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底等が運動の重点の一つとして置かれているが、市として具体的にどのような施策を行うのかを伺う。 2.柔軟な働き方と柔軟な子育ての実現について 【質問2-1】柔軟な子育て制度の実現へ 定期利用保育事業や地域型保育施設における余裕活用型一時預かり事業の進捗状況を伺う。 上記事業についてのニーズ調査を行う予定があるかを伺う。 春夏生まれの子どもが増えたという報道があった。保育施設の申し込みスケジュールにつき、これまで改善してきたことを伺う。また今後も一括での同時期申し込みのやり方を採用していくのか伺う。 【質問2-2】柔軟な働き方の後押しを 市民が市内で過ごす時間を増やすための取り組みを行っているかを伺う。 オリンピック・パラリンピックを踏まえると来年に向けテレワークが推進され、市民が市内で過ごす時間、特に日中仕事をする時間が増えることが予想される。それに向けてどのような施策を考えているのか伺う。 3.未来を見据えた学校整備について 【質問3】 今後の学校整備に対する市長と教育長それぞれの見解を伺う。 学校整備の今後のスケジュールを伺う。 「2020年教育改革」に対する市長と教育長それぞれの見解を伺う。 「2020年教育改革」について、どのように学校整備に反映するのかを伺う。 4.市民の政治参加を支えることについて 【質問4】 第25回参院選の市内投票率56.6%をどのように評価しているか伺う。 投票率が低いと言われる若者層への情報発信が期待できるTwitterだが、なぜ開票速報まで選挙に関する情報提供を行わないのか伺う。 投票率向上のために今後どのような施策を行うのか伺う。

ポッドキャスト「はひふへほんだの●●教えて!」【活動報告】会派「ワクワクはたらく」の2019年9月一般質問にはどのような想いが込められているか?
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会派「ワクワクはたらく」の2019年9月一般質問にはどのような想いが込められているか?

2019年9月に武蔵野市議会が開催されます。前回6月の議会では、本多夏帆が実現したい政策について一般質問をしましたが、今回は会派「ワクワクはたらく」として、市民の皆さんからいただいた問題点について一般質問し、武蔵野市の今後の対応について確認していく予定です。 会派「ワクワクはたらく」として、どのようなテーマで一般質問するのか?本多夏帆と宮代議員がどのような役割分担で質問するのか?その質問にはどのような想いや意図が込められているのかについて、ポッドキャスト番組「はひふへほんだの●●教えて!」の番外編として、会派「ワクワクはたらく」のメンバーである本多夏帆と宮代一利議員に直接質問してみました。 ポッドキャストで配信 「はひふへほんだの●●教えて!」番外編 本多夏帆へのインタビューはポッドキャスト配信しております。Anchorという配信サービスを使って配信しておりますので、ぜひみなさんお聞きください。 会派「ワクワクはたらく」への主な質問内容 今回番組で質問した内容の一部をご紹介いたします。番組内ではもっと詳細に質問内容について答えていますので、お時間がある方はぜひご確認ください。 Q1. 今回の一般質問は、どのように役割分担をして作成しましたか? 宮代議員: 今回は教育を会派として重点的に質問する予定です。というのは、会派メンバーである本多議員と一緒に、学校建て替えについて検討する委員会に参加した時に このまま進めてしまうと、将来に影響があると感じたので、教育というテーマで質問することにしました。 本多議員には建物建て替え部分などのハード面について、宮代議員は教育の中身のソフト面について質問をすることにしました。 将来に影響があるというのは、戦後から続いていた教育スタイル、机を並べて、プールがあってという今までの流れを変えることなく一部だけ変えようとしている。今回の計画で決めたことは10年間変更することができなく、今後時代の流れで変わる部分がたくさんある中、古いままの形で決めてしまうと影響があると考えているのでそこを分担して質問していきたいと思っています。 Q2. 今回一般質問を作成するにあたり、どのような点を意識して作成していますか? 本多議員: 幼保の施設は大分充実しつつありますが、質についての検討はまだ十分ではないので、現在届いている悩みを元に質問していきたいです。 宮代議員: 現在の行政は、市民の声を拾って施策への落とし込みができていない「歪み」があると思っています。例えば道路問題で、沿線の人の声を行政の施策に反映できていない部分があるので、今回の一般質問だけではなく、継続的に一般質問で質問し行政がどのように対応しているのか確認するようにしていきたいです。 Q3. 今回一般質問を作成するにあたり、どのように市民の声を集めましたか? 宮代議員: 一般質問は自分の視点だけで作成するのではなく、市民の声を数多く聞いて、その声を質問として届けたいと思っています。私は一人でも多くの人と出会い、声を聞いて、一般質問を作りあげています。 本多議員: 私は、Twitterや質問箱でいただいた市民の声をベースに今回の一般質問を作りました。みなさんの声を広く受け取ることができるように、色々なことにチャレンジしたいと思っています。武蔵野市だけではなく、他の地域に住んでいる方でも、遠慮なく疑問や質問など声をいただけると嬉しいです。 皆さんの質問お待ちしています 武蔵野市の市政についての疑問や改善して欲しい点などがありましたら、お気軽に「質問箱」へ質問してください。委員会や議会に反映できるように動いていきます。皆様からの声をお待ちしております。

ポッドキャスト「はひふへほんだの●●教えて!」番外編 本多夏帆への質問
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本多夏帆への質問:一般質問について

2019年5月1日から武蔵野市議会議員として活動を始めた本多夏帆ですが、1ヶ月半がすぎた現在、今までの活動を振り返り、ポッドキャスト番組「はひふへほんだの●●教えて!」の番外編として、気になる事を直接質問してみました。 ポッドキャストで配信 「はひふへほんだの●●教えて!」番外編 本多夏帆へのインタビューはポッドキャスト配信しております。Anchorという配信サービスを使って配信しておりますので、ぜひみなさんお聞きください。

本多夏帆
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一般質問2019年6月「柔軟な働き方・柔軟な子育ての仕組みづくり等について」

本多夏帆です。初めての一般質問。はっきり言って訳が分かりません…がこれも誰もが通る道。まずは自分の関心事をと詰め込みました。 当日用の原稿をそのまま掲載します。 一般質問時の原稿 皆さま、こんにちは。この度初めての一般質問をさせていただきます、本多夏帆です。宮代一利議員と「ワクワクはたらく」という会派を組み、新人同士互いに研鑽しながら議員生活を送り始めました。 私は「働くこと」と「子育て」にまさに直面する世代として、多様な当事者の声を市政に届けていきたいと考えています。これからどうぞよろしくお願いいたします。 それでは、通告に従いまして質問をいたします。内容は、大きく3つ、柔軟な働き方・柔軟な子育ての仕組みづくりについて、受動喫煙について、投票率についてです。他の議員の方と同じような部分もありますので、そのあたりは答弁を割愛していただいて構いません。 1 柔軟な働き方・柔軟な子育ての仕組みづくりについて  昨今、国を挙げての働き方改革が進められている。長時間労働の是正や同一労働・同一賃金の実現など、企業が行うさまざまな施策がある中で、私たちの暮らしを変える身近なものとしてもリモートワークや副業の解禁など、柔軟な働き方の実践が進められている。これにともない、画一的な制度づくりから、柔軟な制度設計が求められるようになってきた。 【質問1-1】多様化する働き方に対応する保育  施政方針11頁に「多様な保育ニーズに対応していくために、定期利用保育事業や地域型保育施設における余裕活用型一時預かり事業を実施し、保育ニーズへの素早い対応のための取り組みを進めます。」とある。 「多様な保育ニーズ」をどのように調査したか伺う。 調査の結果はどのようなものだったか伺う。 これらの事業の進捗を伺う。 【質問1-2】各保育施策の根拠  施政方針2頁に「認可保育所3園を新設し、定員約200名の増を目指します。」とある。 現時点で認証保育所に空きが出てきているが、それについてどのように考えているか市長の見解を伺う。 認証保育所ではなく認可保育所を希望する理由を何と把握しているか伺う。もし、認可保育所を希望する理由が経済的なものだとすれば、認証保育所へ通う場合の補助を拡充することで弾力的に待機児童を減らせると思うがいかがか。 上述した定期利用保育事業や地域型保育施設における余裕活用型一時預かり事業と新設事業との比較検討はどのように行ったのか伺う。 他に新たな選択肢を検討しているか伺う。 【質問1-3】市民の職住近接について  働き方改革にともない、職場と住まいを近場にするという「職住近接」の実現も進められている。武蔵野市民の職住近接が進むと、平日のさらなる賑わいが期待でき、税収が上がるだけでなく地域の繋がりを強くすることにも繋がる。これは、市長の言う「共助」の取り組みにもなり、災害に強いまちづくり等において非常に重要なことと考える。 市民の職住近接についての市長の見解を伺う。 職住近接を推進するとするならば、市の保有施設を多世代・多目的に開放していくべきと考えるがいかがか。 【質問1-4】創業・事業支援について 『ソーシャル・プロジェクトを成功に導く12ステップ-コレクティブな協働なら解決できる!SDGs時代の複雑な社会問題』には、「一人の起業家のアイデアが人や資金を集めることで、やがて大きな影響力を持つ企業になっていけるように、個人の持つ思いやアイデアが広がり、様々な専門を持つ多数の人たちとつながり、連動することができれば、大きな影響力を持てる可能性があります。」とある。 また、この著者である広石さんの講演を先日拝聴しましたが、そこで「なぜ地域に起業家が必要か、地域が起業家を応援する必要があるか」ということについて、起業家は地域の課題を見つけるからというお話がありました。 スタートアップ企業の誘致や創業・起業支援を行うことで、税収アップが見込めるだけでなく、社会問題の解決の糸口となる可能性もある。また一方で、中小零細企業では後継者不足の問題もある。 創業・事業等の支援について市長の見解を伺う。 武蔵野市における後継者不足・人手不足の問題はどうなっているか。また、どのような対策を考えているか伺う。 【質問1-5】産業振興について  第二期産業振興計画51頁において「就労を希望する若年層や女性の採用・育成に積極的な企業情報等の収集・提供や就業機会の充実を図ります。」とある。 これは新しい働き方への対応として、いくつか挙げられている施策の中の1つです。「結婚・出産や介護による離職を減らし、地域で子育てや介護をしながら仕事を続けられるための支援策を検討するとともに、事業者を対象に多様な人材の能力を活かす勤務制度や兼業・複業を可能とする制度の導入と制度活用者増加への対応などに関する啓発事業を検討します。」と書かれています。並列されているのは女性・若者・高齢者・障害者・外国人労働者です。とするならば、 女性という意味合いではなく、子育てや介護、障害や病気を持つご家族のケア等に直面しながらも就労したいという状況の方に向けた施策であるべきと考えるがいかがか。  同56頁に人材の育成と活用の施策として「武蔵野地域5大学等と連携を活かし、大学生が多様な分野でまちづくりに関わる場を増やしていきます。」とある。 人材の育成として大学生の活躍の場づくりを行うのであれば、武蔵野市で働くということに関心を持ってもらう必要があると考える。これまで武蔵野商工会議所や武蔵野法人会等と連携して実施されたインターンシップの受け入れはどれくらいあるのか。また今後、具体的にどのような場づくりを行っていくのか伺う。 昨今、高卒人材にも注目が集まっている。 というのも、これまでハローワークと学校を中心に就職・採用活動が行われていたのが、大学生の就活のように、多様な選択肢を知って自分で主体的にキャリアを考えていこうとする機運が高まっているからです。 武蔵野市ではこれまであまり多くはないと言えるが、働き方が多様化するのに伴って、高校卒業後に大学進学するのではなく、一度就職してみるというケースも増えてくるのではないか。こうした中で、高校生とまちの関わりも重視されるがそれについて市長の見解を伺う。 2 受動喫煙について  オフィスビルや店舗などが設置する喫煙所が道路に面しており、公道にまでたばこの煙が充満している。例えば三鷹駅北口のオフィスエリアにおいて、喫煙所が点在しており、駅の往来に多くの市民が行き交う場所で、終日煙が立ち込めている状態である。 例えば私もこのエリアをよく使いますが、ベビーカーで駅へ向かおうとすると、たばこの煙を避けるために何度も道を渡り直さなければならず非常に不便ですし、ビルの敷地内ではなく歩道に広がって喫煙されている場所も見受けられます。 【質問2-1】煙草による健康被害や喫煙所による景観 この状況について市長の見解を伺う。 2019年はラグビーワールドカップ、2020年はオリンピック・パラリンピックの開催と海外や市外からの来訪も多く見込まれる。早急な対策が必要と考えるが市長の見解を伺う。 3 投票率について  先日行われた市議会議員選挙において、投票率がほぼ横ばいというものの46.96%から46.66%に低下した。なお、期日前投票の利用者数は10,642名から12,875名へ増えている。 特に前半の伸びが顕著で、初日の月曜日が4倍、約500名も増えています。期日前投票の認知度が向上しているのではないでしょうか。 【質問3-1】投票率の向上 この状況について市長と選挙管理委員会委員長の見解を伺う。 そして、今後も投票率を向上させるためには、世代ごとの課題を分けて考えていく必要があると思います。 世代ごとの投票率向上のため、どのような施策を考えているか伺う。 以上で壇上からの質問を終わります。ご答弁よろしくお願いいたします。 ~初めてなので締めも用意していきました~ (締め)ご答弁ありがとうございました。私は民間で事業を行うにあたり、スピード感をもって取り組む、まずはやってみるということを大切にしてきました。ただ、市政という部分では、税金を使っての事業展開なので、まずやればいいということではないこと、調査と検証をきちんと行って、足固めをしてから長いスパンで物事を考えていかなくてはならないことを今強く実感しています。とはいえ、時代はものすごいスピードで変わっていきます。ニーズを正確に把握するためには、市民とのコミュニケーションが欠かせません。私自身それをしっかり役割として捉え、今後の一般質問に反映していきたいと思います。以上です、ありがとうございました。