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一般質問2021年6月「心身の健康や保育の質、産業とコミュニティを守ること」

こんにちは、本多夏帆です。4年の任期も折り返しを迎え、6月の議会に突入します。今回の一般質問の通告内容を下記に載せておきます。順番は9番目です。中継(トップページ | 武蔵野市議会 インターネット議会中継 (jfit.co.jp))もありますので、ぜひご覧ください。 ■心身の健康を守ることについて 感染症拡大の影響で、未だ自殺者数は増加しているとの報道がなされている。それを受け、市の自殺防止対策について伺う。 ・市内の自殺者数や判明している原因について、最新の情報を伺う。 ・自殺しようとしたが死亡に至らず、心身に障害を生じたり、植物状態などになってしまったりする人が一定数いるとのことだが、市においてそうした状況を把握しているかを伺う。 ・市の自殺防止対策の実施状況と今後の取り組みについて、市として、また学校においてそれぞれ伺う。 ■保育の質を守り追求する取り組みについて 今年度も待機児童ゼロが達成されたとのことだが、シンプルに数字だけで良し悪しを判断できないのが保育の課題と考え、以下伺う。 ・待機児童数についてはゼロを維持するという目標が示されているが、その他の数値について、例えば旧基準で計った場合、その数値に変化は出ているのかといった、他の指標となり得る数値の推移と、あれば目標を伺う。 ・児童福祉法に基づく認可保育施設・事業(以下「保育所等」という。)について市が負う責任(対園・対利用者・対市民)は何か、また保育所等が市に対し負う責任は何かを伺う。 ・保育所等における以下のような一般的に言われるトラブルについて、市がどう把握し対応しているか伺う。 ①事業所内トラブル(経営状態や人材不足から生じる労務問題やハラスメント、スタッフの一斉退職などの事象) ②事業所外トラブル(交通問題など) ■産業とコミュニティを守る取り組みについて 感染症の影響下での国や都の方針を受け、各事業者の運営についても難しい局面に直面していると考える。それを受け以下伺う。 ・飲食店を始め、休業要請を受けるところでも営業するかしないかで判断が分かれている。このことによる市内での影響はいかがか。 ・昨年は「自粛警察」と呼ばれるような事態も起き、落書きやいたずら、風評被害などさまざまな事象に発展した。市内の治安状況について伺う。 ・事業者においても、またその地域の住民においても、多様な価値観がある。そのうえでそのエリアにおけるコミュニティが分断されないようにしたいと考えるが、市として何かできることはあるのか、行っている取り組みや今後の展望があれば伺う。 ■投票率向上について 都議会議員選挙の執行を目の前に、以下伺う。 ・投票率の向上、特に若い世代への施策を伺う。 ・感染症拡大の影響で投票に行くのが困難な方に対する取り組みを伺う。

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代表質問2021年3月

こんにちは、本多夏帆です。今年は初めて代表質問をさせてもらいました。会派を代表し、理事者に対して大綱的な質問をします。だいぶ長いですが、原稿をそのまま掲載します。アーカイブもありますので、ぜひご覧いただけますと幸いです。 ■以下、当日の読み原稿です。 ワクワクはたらくの本多夏帆です。代表質問も終盤となりましたが、どうぞよろしくお願いいたします。  昨年の第1回定例会から早1年、おかげさまで第二子も無事1歳になりました。この1年は本当にあっという間で、激しい変化の中を必死にもがき続けているような、そんな気持ちです。ここ数週間はこの議会に立つこともイメージしながら過ごしていましたが、この状況の中で今何を議論したらいいのか、考えれば考えるほど気持ちに焦りが出てきて、もう1年が経ってしまったし、だんだんと私も疲れてきているのかな、周りの人たちも同じだろうけど大丈夫かなと、心配にもなりました。臨戦態勢で頑張り続けるのは、本当にエネルギーが要ると思います。市長はじめ市役所の職員の方々も、そして中継を聴いていらっしゃる市民の方々も、周囲とコミュニケーションを取りながら心身ともに健康でいられるよう、気を付けて過ごして欲しいと思っています。  それでは今回は大綱的な質問ということで、以下順に伺っていきます。 【市政運営の基本的考え】  まずは新型コロナウイルス感染症の影響について伺います。施政方針を作るにあたり、昨年からどのような変化があったでしょうか。これはざっくばらんに、市長のお言葉を頂戴したいと思っています。これだけ変化が激しいと、先を考えるのは非常に大変なことです。本文にも多々そうしたことがありますが、①昨年と比べての想いや考えを伺いたいと思います。  そしてこの中を拝見するに、柔軟性という考えと、長期計画との整合という考えがせめぎ合っているように感じます。例えば「先が見通せない中でも、数週間や数か月単位で解決できることなのか、それとも年単位の長期にわたって対策を講じる必要があるのかという目安を持ちながら様々な対策をとるべきであると考えます」(P3)とこれは感染症対策についてかと思いますが、基本的考えの終わりには「私には、コロナ禍であっても第六期長期計画に基づき、やるべきことをしっかりと行う責任があります」(P9)とあります。どういった視点で、この区別を行っていくか、難しい判断が迫られていると思いますが、どの業界においても、変化に対応しながらも短期・長期的視点を持ち活動をしています。②どのように見直しをしながら調整を行っていくのか、伺いたいと思います。  次に、長期的視点での市政についてです。今回の施政方針においても、少子化と人口減少について触れられています。少子化と人口減少というのは、日本社会の大きな流れですが、それ自体をどのように評価し、どんな未来を描くのかについてはおそらくや人それぞれ違うと思います。 方針の中で市長は、国の少子化対策について「言葉自体に強迫的な感じがしないか、子どもを持たないあるいは持てない人たちへの配慮に欠けていないかと感じる」(P4)と述べられています。個人個人の考え方を尊重するということは非常に大切な考え方であると私も思いますが、市としては少子化対策をどのように考えているのでしょうか。めぐりめぐって少子化対策になっている施策は現在も多数あると思いますが、③市として少子化に対し積極的に対策を講じていくということなのか、市の方向性を考えるにあたり、その価値観をお聞かせいただければと思います。 そして人口減少についてです。これについては「現在の日本には様々な課題がありますが、国をあげて取り組み、解決しなければならないのがこの急速な人口減少への対応だ」(P4)とあります。人口減少の対策としての少子化対策というのも論理関係としては分かるのですが、おそらくこの表現はそれを指しているのではなく、急速な人口減少という事態に対してどう取り組んでいくのかということだと思います。 それを踏まえ、④市はどれくらい先のことを考えて今の施策を構築しているのでしょうか。長期計画では10年先を見て、また先日から取り上げられている都市計画マスタープランでは20年先というワードが出てきます。そんな中、長期計画を策定した際には、参考とあれどこの数十年で基金が0になるシミュレーションも示されています。 先日、「いよいよ肩車社会」という記事を見ました。私の世代はずっと腕をぷるぷるさせながら人を上に乗せたイラストを教科書で見てきましたが、それがいよいよ肩車になったのかと衝撃を受けました。2020年は高齢者1人に対し現役世代が2人、このまま出生率に改善がなければ2060年には1対1の肩車だということです。 私は、この事実があるからさぁ皆子どもを生みましょうと言うつもりはありません。ただ、私たち自身が前向きに生きていくために、未来に期待を持てる社会を皆で作っていく必要があると考えています。 【未来ある子どもたちが希望を持ち健やかに暮らせるまちづくり】  次に、「未来ある子どもたちが希望を持ち健やかに暮らせるまちづくり」の部分です。子育て分野として主な施策の部分も絡めて質問します。  今回の施政方針では、子どもの権利条例制定についてや主な施策としての子育て世代包括支援センターという機能強化を図る組織再編といった、子育て施策にさらに取り組んでいくという方向を伺い知ることができました。子どもと子育て家庭の支援の在り方や新たな複合施設の必要性についても検討するとあり、非常に心強く感じています。  一方で心苦しいことに、昨秋から話題にしている自殺の数字は上がってきています。昨年の自殺者は2万人を超え、11年ぶりに増加に転じました。全体的な自殺対策についてはずっと取り上げていますが、今回は特に子ども・若者に関するデータをたくさん見てきました。国立成育医療研究センターのグループによる「心の状態」の調査では、昨年11月から1ヶ月半の間に4600人の小学4年生以上の子どもや保護者が回答し、小学生4年生以上の15%、中学生の24%、高校生の30%に中等度以上のうつ症状が見られたとしています。また、文部科学省がまとめた自殺の人数については、去年1年間に自殺した児童や生徒の人数は前の年より140人増えて479人となったとのことです。特に顕著なのは高校生で、92人増えて329人、特に女子は67人から138人と倍増したと出ていました。  おそらく子ども関係において最新のまとめではないかと思う、内閣府の「子供・若者育成支援推進のための有識者会議の報告書」を読みました。55ページあるのですが、問題があふれすぎて、めまいがするほどです。家庭、学校、地域社会、IT環境、就業(働く場)における諸問題について、この議会で年間通して耳にする話題もほぼすべて入っているのではと思いました。お時間のある方にはぜひ見ていただきたいのですが、子どもや若者を取り巻く問題・課題はこんなにあるのかと、見ていて辛くなります。しかし、これに立ち向かわなくてはなりません。この報告書においても、真っ先に取り上げられているのが自殺、虐待、性被害等といった課題に対する「子ども・若者の生命・安全の確保」です。  まずはこの⑤子ども・若者の命と安全を守るために、市はどのように取り組んでいくのでしょうか。細かな施策は予算の審議においてと思いますが、横断的な考え、そして市長としてのメッセージをいただきたいと思います。今回の施政方針では自殺というワードは出てきていませんが、「不安」という言葉で引っ張ると高齢者、妊産婦、そして感染し自宅療養している方に向けたメッセージはありますが、子ども・若者にはそうした内容がありませんでした。それでも、以前から申し上げている通り、子ども・若者の死因1位は自殺です。また、今回自殺が急増している高校生世代については、医療費控除の件でも市として注目していると思いますが、おそらく市として実態が掴みにくい世代なのではないかと感じています。⑥高校生世代についてどんな課題があると認識し、どう対応していくのか、大きな方向性でも構いませんのでご意見をいただければと思います。 【コミュニティを育む 市民自治のまちづくり】  次に、コミュニティを育む 市民自治のまちづくりについてです。自治基本条例について、「市民の皆様一人ひとりが、自分たちのまちをつくるということを考えるきっかけになってほしい」(P7)とあり、本当にその通りだなと感じています。この1年は在宅勤務やテレワークが進み、自分の暮らす地域で過ごす時間が以前に比べ大幅に増えたという方が多いことでしょう。遠方へ出かけることも少なくなり、地元の魅力を発見したという声もよく聞かれます。また、例えば学校教育についても、経済施策についても、自治体の判断が自分の暮らしに直結しているのだということもまさに実感となって表れたのではないかと思います。その意味でも、何か一つでも地域に関わるきっかけがあり、自分事としてまちのことを考えられれば、武蔵野市はさらにさらに住みよいまちになっていくのではないかと希望を持っています。  今年はコミュニティ構想の策定から50周年ということで、脈々と繋がってきたこの50年に敬意を表するとともに、私自身この武蔵野市で多数のコミュニティに出会い、日々楽しみ、そして助けられながら生活できていることを、本当に誇りに思っています。私自身は子どもを生み、店を開いたことでようやく地域と繋がった感がありましたが、繋がったと思った瞬間に、ばぁーっと世界が開けたような、ものすごい勢いでアメーバ状に人が繋がったと感じたのも、武蔵野市のコミュニティの特徴なのではないかと思っています。すなわち個人が1つのコミュニティにずっといるのではなくて、いくつかのコミュニティに複層的に関わり、それぞれがまた交わり広がっていると感じています。その意味でも、次の「このまちにつながる誰もが 住み・学び・働き・楽しみ続けられるまちづくり」にも掲げられている「市役所がプラットフォームとなること、つなぎ、広げる」というのは、ぜひ期待をしたい大きな役割とも考えます。市長におかれましては、⑦コミュニティ構想の今後の展望につき、どんなメッセージを発信していこうとお考えですか。市長が感じる武蔵野市ならではのコミュニティの魅力についても聞かせていただければと思います。 さてそんな地域のコミュニティの中で、最近「幸せの因子」というものを教えてもらいました。慶應義塾大学大学院の前野教授によれば、幸せには長続きしないものと長続きするものがあり、長続きしない幸せは金やモノ、地位など人と比べられる財のことで、一定以上の経済的豊かさやモノの豊かさは必ずしも幸せをもたらさないそうです。一方、長続きする幸せは環境に恵まれていることや健康であることのほか、心の要因による幸せが多く含まれているとのこと。 この心の要因の幸せは4つに整理されます。1つ目は自己実現と成長、2つ目はつながりと感謝、3つ目は前向きと楽観、4つ目は独立とマイペース。この中でコミュニティというのは、2つ目のつながりと感謝をメインに考えることが多いと思いかもしれませんが、特に子どもや若い世代においては教育や働く場面で「自己実現と成長」を強く感じることができるでしょうし、「前向きと楽観」という幸せ因子も地域の未来が明るければ、また他人と比べない「独立とマイペース」といった因子においても「多様性を認め合う」と施政方針にもあるように、まちづくりの中で実現していくことができるのではないかと思います。➇こうした幸せの因子、つまり教育や環境といったベースとなるものを作るのに行政は大きく寄与していると思いますが、市長の見解をお聞かせください。 【限りある資源を生かした 持続可能なまちづくり】  基本的な考えの最後にある「限りある資源を生かした 持続可能なまちづくり」においては、「予防保全型の維持管理を適切に行うことにより、インフラ施設の機能を確保し」、また「老朽化が進む公共施設などの保全や改修、耐震化などについては先送りをせずにしっかりと予算を充てていく」(P8)とあります。これが先ほども質問した、長期的視点を持つこと、新型コロナウイルス感染症の影響下であっても取り組んでいかなくてはならないことと繋がってくると思います。学校改築の件については、先日、保育園世代である我が家にもお知らせが届き、広く周知に力を入れてくださっていることが伝わってきました。今年はいよいよ基本設計に入り、目に見える形で表れてくるのだなと楽しみでもあります。  さてこのようなインフラ整備は、行政の重要な役割であり、また効果も、財政にも大きなインパクトを与える事業です。それこそ「限りある資源を生かした」とあるように、財政に余裕があるようには到底思えません。先に述べたように、数十年で基金がゼロになると想定されています。私は今30代ですが、30年後に自分の子どもが今の自分の年になる世代です。そんなに遠い話ではないのです。そのことをどう伝えたらいいだろうか考えていたのですが、一番わかりやすいのが「ゆとり世代」という表現かなと思い、それで説明しますと、私はちょうど中学2年生からゆとり教育が始まったいわゆるゆとり世代のはしりです。高度経済成長の熱狂的な雰囲気も、バブルの羽振りの良さも、知りません。物心ついたときから景気はどんどん悪くなり、少子高齢化が進み、私たちは年金はほとんどもらえない、そんなことばかり言われて生きてきました。皆さんがおそらくや「ゆとり、ゆとり」と話題にしてきた私たちが今、こうしてもう大人になっているのです。時間が過ぎるのはあっという間です。  先日、行財政アクションプランの市民意見交換会に参加しました。あいにくのタイミングで、緊急事態宣言が発令された初日ということもあり、私も含めて参加者は二人だけ。見学しようと思って行ったところがしっかりとお話できる機会には恵まれましたが、これからの市の未来を考える非常に大きなテーマであるのに、もったいないと感じる気持ちもありました。ただそれくらい、まさにこれからの現役世代である私たちの世代、そして子ども・若者世代には、そうした危機感は届いていないのではないか。あるいは社会との関わり、地域社会との関わり自体、持とうとされていないのではないかとも考えられます。⑨市長の行財政改革、また今回も記述のある「説明責任や成果・効率の向上など、行政活動の質をより高めることを主眼に置いた行政評価制度についての検討」(P24)といった、未来を作っていく分野についての熱意を伺います。  長々とですがここまで9点、質問をさせていただきました。おさらいしますと、 施政方針を作成する上での昨年との違い、想い 変化に対する柔軟性と第六期長期計画との整合 少子化に対する価値観 人口減少を踏まえどれくらいの将来から施策を考えているのか 子ども・若者の生命と安全をどう守るのか 高校生世代の課題と対応 コミュニティ構想の今後の展望と武蔵野市ならではのコミュニティの魅力 それぞれが幸せに向かうベースを作ることと行政の関係性 行財政改革や行政評価といった未来を作る分野への熱意 です。 最後に、昨年は予算のテーマが「新たな時代へ挑む予算」、ちなみにおととしは「命を守り育む予算」でした。そして今年は「命を守り次世代へつなぐ予算」となっています。この1年の軸とも言える、タイトルです。今日の私の質問は、この命を守ること、そして次世代へつなぐこと、あらかたこれに沿って市長の考えを聞く内容にさせていただきました。というより、考えていったらそうなっていました。今年1年、向き合っていかなくてはならない課題は、きっと世界的に、似通っているのではないかと思います。 今市中には、「武蔵野市くらし地域応援券」があふれています。私はこの「応援」という言葉が、自分の今年のテーマかなと思っています。応援とは「力を貸して助けること」「励ますこと」という2つの意味があります。もしその時に貸せる力がなくても、励ますというマインドを忘れないようにすることで、よい効果が広がるのではないかと思うのです。予算を使う、制度設計をするだけではなくて、日々の業務の中で励ますというマインドを持ち、市民を励まし、またともに働くチームで励まし合うことが、きっと互いの心の状態をよくします。皆さんにエールを送り、壇上での質問を終わらせていただきます。今年もよろしくお願いいたします。

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一般質問2020年12月「広報広聴の充実と横断的な相談体制づくりについて」

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。12月議会での一般質問が終わりました。今回は広報広聴と横断的な相談体制の充実をまた主題として質問をしました。 今年はより一層このことが求められていると感じていることから、機会があるごとに取り上げています。 ホームページについては今後さらに使いやすいものになるよう、LINEなどのSNSもあわせて活用しながら進めていくとのこと。トップページの新着のところにパブコメ募集のお知らせを載せて欲しいことや、議事録や資料を会議からなるべく早く掲載、またその抜け漏れがないか担当課をフォローすることもお願いをしました。 横断的な相談体制の整備についてはまず福祉分野において大きく進むものと思われ、今後も子育て分野においても取り組んでいくとのことです。こうした分野に切り分けていくこと自体に難しさや課題もあるため、市民相談として今ある「一般相談」というものをさらにアピール、拡充することを求めました。 また、相談窓口のフィードバックをどう行うかということでは、現状、市長への手紙でも意見をいただいているとのことなので、そうした手段の周知が進むといいと発言しました。対応についてよかったこともそうでないことも、どちらも市長への手紙で届いているそうです。各課へ情報が繋がっていきますので、何かあったらぜひこの手段を使ってみてください。メールでも送れますよ。 最後に、紛争性を帯びた相談についての専門家との連携や添付書類の見直しなどをお願いしました。この辺りの質問がわかりにくくなってしまい反省しているのですが、メッセージとしては1つひとつの対応がリスクをはらんでいること、重みがあることの認識を持っていただきたいということです。 当然ではあるのですが、その感覚を磨くのは割と難しいことと自分の仕事でも思います。今年は市民の方々が手続きや相談を行うことも多かったのではと思い、今一度考えて欲しいということで質問させていただきました。 総括としてまとめましたので全編は中継動画をご覧いただけたらと思います。来週は委員会です。

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決算特別委員会で委員を務めました

今年も決算特別委員会が行われ、昨年に引き続き委員を務めました。同じ会派の宮代議員とどちらかが出ることになるのですが、宮代議員は予算、私は決算を2年連続で担当することにしています。 交代するのもいいのですが、同じものをやるとより深く議論ができるのではないかという考えのもと、常任委員会においても宮代議員が厚生、私が建設を2年連続で担当しています。 さて、今回の決算特別委員会の質疑では「自殺総合対策計画」を取り上げました。決算という場面でテーマを設定するのは珍しいことだと思うのですが、自殺というテーマ自体は非常に横断的、全庁的な課題であり、現状の感染症のことについてもこれが大きなテーマに今後なってくるという考えからです。 費目ごとに進んでいく委員会において、延々と同じ計画について取り上げるのは少し勇気が要りましたが、1つのことについて集中的に質疑することで、議論を深めていくことや、職員の方々の印象にも残ったのではないかと感じています。そうであれば嬉しいです。 以下、決算委員会が終わって本会議場での「討論」をした際の原稿をそのまま掲載します。どのようなことを大切に考えているかが少しでも伝われば幸いです。 ワクワクはたらくを代表し、令和元年度武蔵野市決算の認定、水道事業会計利益の処分及び決算の認定に賛成の立場で討論いたします。 今年は感染症の影響が拡大する中、より一層「行政の役割」について議論することの多い特別委員会でした。私たちの会派は、横断的な相談体制の充実、全庁での連携体制の強化を主に要望し、また財政について中長期的な視点を重視した質疑をさせていただきました。具体的には、みらいをつくるリスクマネジメントや将来の財政状況を踏まえた事業の必要性についての丁寧な発信、そして市民との、また職員同士での充実したコミュニケーションです。 たどり着いた方にとって、市役所は最後の砦です。この数カ月、悲しいニュースを聞くことが増えたように感じています。いのちを守るというのはどういうことなのか、私たち 1 人ひとりが考え、真摯に取り組む必要性があると思います。困っている方に寄り添い、思考を想像した応対、そして広報広聴の施策を求めます。 私が連日取り上げた「自殺総合対策計画」について、この機会に目を通してくださった職員の方、議員の方も多いのではないかと思います。10 代・20 代・30 代の死因の第 1 位は自殺です。また、産後の女性の死因 1 位も自殺です。こんなに悲しいことはありません。今回、感染症の影響による心の病気も問題視されています。課題は山積みですが、想像力をもって、また当事者からの生の声を大切に、日々の業務にあたっていただきたいと切に要望します。 最後になりますが、大変な状況の中、決算に向けてご準備くださり、ありがとうございました。職員の方にとっても健康が第一です。例年に比べ激務となっている方も多いのではと想像します。こういう時こそ「チーム」で働くことの意義が高まります。力を合わせて、周りの人を頼りながら、事業を進めていただければと思います。決して 1 人ではありません。 組織の内外ともに、大切なのはコミュニケーションの充実です。そのことが武蔵野市のさまざまな課題の解決、市民のより良い暮らしに寄与すると思います。引き続きよろしくお願いいたします。

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一般質問2020年9月「日常を守る交通安全や防災、保育や産業振興などについて」

こんにちは、本多夏帆です。今回の一般質問では、シーズンを考えながらの質疑を行いました。感染症のことに目を向けるのは当然ですが、ベースには普段の暮らしがあることを意識したからです。執行部側とのやり取りは動画や議事録をぜひご覧ください。 以下当日の原稿をそのまま掲載します。 こんにちは、「ワクワクはたらく」の本多夏帆です。この半年、もう半年、激動の毎日を過ごしています。皆さんもそれぞれにきっとそうなのではないでしょうか。夏が終わり、秋を迎えようとしていますが、季節の変わり目は心身ともにこたえるタイミングです。今年は特に大変な思いをされている方が多いはず、ぜひご自愛いただきたいと思っております。 さて、今回は何を質問するか、ひどく悩みました。感染症のことも少しずつ状況が変わり、次のフェーズに入ったかに見えます。また、感染症のことを考えるあまりに、他のことが頭の隅に追いやられてしまったようにも感じられます。そこで、感染症の影響下であることを踏まえつつも、この時期ならではのことに想いを馳せ、内容を考えてみました。絞りきれず幅広くなってしまいましたが、交通安全、防災、保育、産業振興、そして選挙の振り返りを題材に質問したいと思います。 まずは交通安全対策についてです。今年も 9 月 21 日から秋の全国交通安全運動が行われます。ちょうど昨年もこの時期に同じテーマを扱いましたが、今年は尚のこと交通安全対策に力を入れていただきたいと考えております。というのも、これまでと違い、感染症の影響下において人々の生活が大きく変化しているからです。 街にはテレワークで自宅や自宅付近にいる方が増え、また子どもたちもいつもとは違う動きをしている場合が多く見受けられます。今はだいぶ元通りになったかもしれませんが、市立だけでなく私立へ行く子どもたちは午後から学校へ行く日があったり、土曜日に通学していたり、さまざまです。保育園では今までと違うスケジュールでお散歩に行っています。また、冬に自粛が要請されるような事態となれば、さらにこれまで通りとはいかなくなります。 先日、恥ずかしながら私の家族のことですが、3 歳の息子が道路に飛び出してしまったことがあります。詳細は省きますが、そのときは車を運転する方が危険予測をしっかりしてくださっていたことで、事故にはなりませんでした。それでもその後しばらくは頭が真っ白になり、冷や汗が止まりませんでした。飛び出してしまったのは八丁通りですが、普段から止まれの大きな標識を無視する車が多く、一方通行も相まってスピードを出す方が多いからです。最近はよく逆走する車も見かけます。 『令和 2 年版交通安全白書』では、緊急かつ重点的に取り組む施策として未就学児を始めとする子どもが関係する事故について大きく取り上げられています。悲しい事故が起きないように、運転者も歩行者もできることをしっかりと行っていくことが大切だと思います。市においては警察と連携しながらさまざまな施策を進められていることと思いますが、この感染症影響下において、現状や課題、対応策について伺います。 次に、防災対策です。昨日9月1日は防災の日でしたが、今年もまた、台風の季節に入りました。気象庁によれば 8 月の記録的高温により、日本の南の海域では海面水温が平均よりかなり高く、今後 9 月下旬までその状態が続くそうです。これにより台風が発達する可能性が高まっていると報じられています。 昨年の 10 月にも大きな台風がこの武蔵野市にも到来し、自宅でさまざま準備したことを思い出します。今年はこの感染症の影響も考えると、避難についてや準備しなくてはならないことも去年とは違うのではないかと感じています。東京都のホームページでは、在宅避難や車中泊についても紹介がありました。限られた方々が避難所に行くことになるのではと予想していますが、本当に避難が必要な方がどれくらいいるのかの調査や、その方々へ向けた避難時の事前案内なども必要なのではないでしょうか。また、避難所の運営マニュアルなども感染症下で新たに用意する必要があると思います。 発災時に大きな混乱を招かないようにするためにも、市からの事前の情報共有が大切だと思います。市のホームページにある「武蔵野市防災安全センターWEB」には緊急情報も掲載されていますが、Yahoo!ブログは昨年 12 月で終了し削除されていました。地域防災計画は掲載されていますが、なるべくわかりやすい情報提供が求められます。これからアクセスが増えると思いますので、どのように周知広報されていくのか気になっています。備えるという意味でも、地域メディア・ブログなどの活用なども考えてはどうかと思いますがいかがでしょうか。防災対策の現状や課題、今後の対応について教えていただければと思います。 次に保育です。毎度テーマにしていることですが、今年も認可保育所・地域型保育事業において、来年度の一斉入所申込みの時期が近づいてきました。待機児童数が減少傾向にある中で、今年の「保育のしおり」配布に向け、制度の中でどのようなことを検討されているでしょうか。また、これまでとの変更点や課題があれば伺いたいと思います。 私的には柔軟な保育と柔軟な働き方をテーマにしてきましたが、今回感染症の影響を受けて働き方の多様化が一気に進み出しました。この動きを見つつ保育制度の設計に反映して欲しいと切に願っています。本当に保育が必要な方に必要な分の保育を提供できるのが望ましいと考えています。まだこれから大きなうねりが出てくると考えていることから今回の質問では制度改革という大きな視点には触れていませんが、第六期長期計画にも「行政には父母・保護者が適切に子育てができるよう環境整備を行う責務がある」と記載があります。今後、地域の保育行政のあり方についてさらに議論していく必要性を感じています。 さて次に産業振興です。地域経済には激震が走っています。私もいち事業者として街の中で過ごしていますが、不動産はどんどん空きが出てきていますし、冬に向けてさらに空きが出るだろうと言われています。この秋まで各種助成金や補助金が出ていたことから、ひとまずはそこまで頑張ろうという雰囲気はありますが、この後の動きには各事業者も不安が多いのではないかと感じています。 一方で、ひとつ良いことと言いますか、価値観に変化が表れていると感じられることがあります。それは地域で過ごすことに前向きになっている方が増えているのではないかということです。テレワーク、在宅勤務により地元で過ごす時間が増えたことにより、地域の中で新たな魅力の発見、そして地域に貢献したいとか、地元で働きたいという声も上がっています。また、オフィスの多摩地域移転の可能性もあるでしょう。今後武蔵野市は大きな変化を遂げる可能性を持っていると言えると思います。 第六期長期計画でも基本施策として「まちの魅力を高め豊かな暮らしを支える産業の振興」とありますが、このように地域経済も大きく揺れ動いている中、計画との整合を取りつつも新たな検討など必要と考えます。まちづくり含め産業振興においてこれからどのように施策を計画し実施していくのかについて伺います。 最後に選挙の振り返りです。7 月に都知事選がありました。毎回選挙の後は施策の振り返りを伺わせていただいているので、今回もお願いしたいと思います。感染症の影響を受ける中での選挙でしたが、今回の取り組みや結果、今後の課題、対応について伺わせてください。 以上、よろしくお願いいたします。

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一般質問2020年6月「感染症の影響を受ける産業と子育てを支えることについて」

こんにちは、本多夏帆です。本日無事に一般質問を行うことができました。その際の原稿をアップします。読みながら少々変えることがあるので、正確には録画や議事録をぜひご覧ください。 今回は対応への感謝を伝えるとともに、今後の施策に少しでも希望を見出せるような、そんな情報が出てきたらいいなぁという期待を込めて質問をさせていただきました。 また、コンパクトにするつもりだったので、持ち時間は30分ですが10分程度でやり取りを終えられたことにも満足しています。 以下当日の原稿です。 感染症対応に日々ご尽力いただき、ありがとうございます。なるべくコンパクトにというお話がありましたので、そのように努めます。 1. 感染症の影響を受ける産業を支えることについて公の役割など考えさせられる事態ですが、今苦しんでいる事業者が少しでも希望を感じられたらいいと思い、今後の市の施策を中心に質問します。(1) まず、市内事業者の実情についてどう認識しているか伺います。(2) 次に、市の緊急支援金のように、国や都の施策から漏れてしまう対象者に対し支援するという趣旨は非常に素晴らしいと思いますが、そこからもさらに漏れてしまう事業者に対し今後どのような施策を検討していくのかを伺います。(3) さらに、現状独自施策が飲食業にスポットを当てていると感じますが、それ以外の業種、この業種で考えることに限界も感じますが、どのような施策を考えているのか伺います。(4) 市が行う各種委託業務において、継続的に依頼してきたものが感染症の影響を受け委託できない状況に陥っている場合、委託先に対する補償はあるのかを伺います。例えばカウンセラーや学校の外部指導員など全庁的にある継続的委託業務を想定しています。雇用と違い委託ではありますが、継続的に依頼していたとすればこの状況で困っている方も多いのではないかと思い質問しました。(5) 第 2 波以降を想定し庁内もテレワーク体制を整える必要があると考えますが、今後どのような計画で体制を整備していくのかを伺います。 2. 感染症の影響を受ける子育てを支えることについてこちらは教育について次の宮代議員が細かく質問しますので、私のところにあった問い合わせを中心に質問します。(1) 外出自粛の影響から家庭でのトラブルが懸念されますが、市はどのように実態を把握しているか、また今後の課題と対策を伺います。(2) 保育においては早め早めの対応がなされていたことを評価いたしますが、情報提供時に想定問答も出したほうが良いと思うがいかがでしょうか。例えばこのまま登園自粛をしていても退園の期間要件にはあたらないなど、保護者が不安に思う項目につき先に Q&A を出すことで問合せへの対応負荷も減らせると考えます。この質問については現在の状況では少々あてはまらない部分もあるかと思いますが、今後また同じような事態に陥ることも考えられますので、市の考えを伺います。(3) 最後に、各種子育て施策につき、今後オンライン化を図ろうとしているものがあれば伺います。 以上、よろしくお願いいたします。

本多夏帆
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一般質問2020年2月「柔軟な子育て・市民の市政と政治参加を支えることについて」

本多夏帆です。2020年に入り最初の一般質問、産後に被ることは間違いなかったのでやるかやるまいか、かなり悩んでいました。 結局やることにしたのは「提出が間に合うように生まれてきたから」というなんともよく分からない理由。実際退院日の翌日午前中までが原稿締切で、あと1日遅く生まれていたらもう間に合わないというところだったので、これはやれということだなと勝手に考え決行した次第です。 なんだかんだいって一度も休むことなく、今のところ中座もなく、議会に参加できています。最初は眠すぎて倒れるかと思いましたが…骨の痛みもおさまってきて、なんとか座っています。ありがたいことです。 では、原稿をそのまま掲載します。下記原稿を読み終えたのち席に戻り、答弁に対し再質問をしていきます。そこは議事録が出てくるのをお待ちください。 今回の一般質問時の原稿 ワクワクはたらくの本多夏帆です。私事ですが、今月無事に出産を経て戻ってまいりました。妊娠中はさまざまなご配慮・ご心配をありがとうございました。大袈裟なようですが、何があるか分からないのが出産です。母子ともに元気に戻ってこられたことに幸せを感じております。前回の質問時にも言った通り産後の方が心身ともに大変ですが、皆さまのご理解のもと、こうして役割を担えることに感謝しております。 そんな中我が家では、私が育休を取るのではなく、夫が1年間の育休を取ることを選びました。まだまだ珍しいことかもしれませんが、これまた貴重な経験になると考えています。今まさに直面しているからこそ分かる課題を浮き彫りにし、良い方向へ変えていけるよう、今後も努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 さて、今回は任期が始まって4回目の一般質問です。1年の締めくくり、そして次年度に向けた回であると考え、これまでに質問させていただいた内容を振り返ってみました。保育や教育、産業振興等、数々のテーマを扱ってまいりましたが、今回は私が最も力を入れている「柔軟な働き方と柔軟な子育ての実現について」、そして質問時に前向きなご回答をいただいたと認識しております「市民の市政参加と政治参加を支えることについて」をピックアップして質問をしたいと思います。 1,柔軟な子育てを支えることについて私は、柔軟な子育ての実現のためには、柔軟な働き方の実現が必要と考えております。フルタイムでないと保育園に入れない、落ちたら復職できない、保育園に入りたいからフルタイムで復職する、こんな風に0か100しか選べない、現場ではもはや選べてすらいないのかもしれませんが、そんな状況が全国の待機児童問題に言えると考えます。柔軟な子育てと柔軟な働き方はどちらも密接な関わりがあり、卵が先かニワトリが先か、両側で改革が進められていかないとなかなか状況が変わらないでしょう。そのため、行政、民間企業ともに改革をしていく必要性を感じております。そのうえで以下質問いたします。 ⑴令和2年4月認可保育施設の一斉入所申込につき、結果に対する評価を伺います。次年度に向け、認可保育施設の新規設立や認証保育所の認可化等の施策が行われています。その中で、私の周りでも受かった、落ちたと、一次の結果では喜びだけでなく悲痛な叫びも耳にしました。その後二次の調整も行われた状況ですが、今回の結果について市はどう評価をされているのでしょうか。昨日の代表質問でも何度も出ておりますが、結果に対する評価をお願いしたいと思います。なお、斡旋まで完了していないので現時点での評価で構いません。 ⑵多様な保育ニーズに対応するための定期利用保育事業や地域型保育施設における余裕活用型一時預かり事業につき、進捗を伺います。こちらは待機児童が減っていかないとなかなか難しいという御答弁を以前いただいておりました。柔軟な保育を実現する一つの手法であると大変注目している施策ですので、ぜひ力を入れていっていただきたいと考えておりますが、事業の進捗はいかがでしょうか。 ⑶幼児教育・保育の無償化につき、運用してみての課題や、市民から出た要望とそれに対する市の考え・対応を伺います。昨年10月から始まった無償化ですが、数ヶ月が経ち、運用もある程度落ち着いてきたのではないかと思います。その中でどのような課題が出てきているでしょうか。運用側も利用側も事務が増えているというのは昨日伺いました。他にも何かあれば具体的にお教えください。また、無償化について私のところにも市民の方々からさまざまな声が届いていますが、市へはどのような要望が出ているでしょうか。また、それに対して市はどう考え、対応をされているか、今後するつもりかを伺いたいと思います。 ⑷保育の質・学童の質の向上というのが計画等に頻出しますが、向上したいと考えている質とは具体的に何を指すのか見解を伺います。例えば「保育の質」と調べると、一般的な定義としてはOECDのものが出てきます。「子どもたちが心身ともに満たされ豊かに生きていくことを支える環境や経験」これがその定義です。子どもプランや保育ガイドラインを見ても質の定義については記載がないと認識しています。市の具体的な考えを伺いたいと思います。ここが定義づけされていないと、何を持ってして質が向上したとするのかという検証の問題が出てきますし、またどうやって質を向上するのかという個別的な具体策についても検討が難しいと思います。今も子どもプランや予算案等に具体策は数々出てはいますが、1つ1つ施策がバラバラに出てきているような印象を受けます。策を講じる根拠となる「質」とは何を指すのでしょうか。 2,市民の市政参加を支えることについて第六期長期計画策定の過程にも見られたように、武蔵野市では市民参加の歴史がしっかりと築かれてきました。また、審議中の自治基本条例案の中でも、市民参加の方法について議論が深められたと感じています。その中で、⑴策定委員会に類する会議体が、より市民に開かれたものとなるための施策につき、検討の進捗を伺います。こちらは前回の定例会において質問し、WEB中継等はすぐにというのは難しいものの、資料のホームページ掲載はなるべく早く行えるのではないかといった前向きな御答弁をいただいたと認識しております。その後検討がどうなったか、お聞かせいただければと思います。 3,市民の政治参加を支えることについて政治の世界に飛び込んで約1年、これまでも選挙には必ず行く人間でしたが、あまりに何も知ることなく投票していたなと反省しているところです。私含め議員による議会活動、政治活動を通じて周囲への働きかけを行っていく必要があるのはもちろんですが、市が市民の政治参加を支えることにより、より良い市になっていくことに繋がっていくはずです。そのために2点質問します。 ⑴令和2年度の各種選挙に向け、市民の政治参加を支えるべくどのような施策を行う予定かを伺います。⑵そのうち特に投票率の低い若年層に向けての活動内容を伺います。 以上、御答弁よろしくお願いいたします。 参考にしたもの 保育の質:https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/276807.html 学童の質:https://toyokeizai.net/articles/-/254936

本多夏帆
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一般質問2019年12月「子育て・教育施策の充実と市民参加のあり方向上について」

本多夏帆です。3回目の一般質問ということで、いろいろと改善を重ね、内容をすっきりさせてみました。多くの分野を聞き過ぎると再質問があちこちにいって深めるのが大変だという気付きから。 とはいえいろんなことを聞きたくなってしまうものですが。では、当日読み上げる原稿をそのまま掲載します。 今回の一般質問時の原稿 ワクワクはたらくの本多夏帆です。第六期長期計画の審議を経て、今後の武蔵野市の未来について深く考えたこの半年でした。私自身は「柔軟な働き方と柔軟な保育の実現」をテーマに掲げていますが、今回は子どもプランがちょうど練られているタイミングですので、主に子育て・教育施策と、先日の長期計画審議の中でも触れた市民参加のあり方についてを主題といたします。 1.「第5次子どもプラン中間まとめ」に見る市の子育て・教育観について まず、第5次子どもプランについて、興味深く拝見いたしました。周囲の子育て世代の注目度も高く、子育てに力を入れていくとする武蔵野市の重要なプランのひとつと思います。その中からいくつか気になったことを質問します。 (1)武蔵野市の合計特殊出生率の低さについての考えを伺う。 29年度は1.16と26市で一番低いとのこと。産後の流入ももちろんあるとは思いますが、全国的に少子化が課題となっている中、この数値についてどのように考えているのかを伺いたいと思います。 (2)「不妊治療」に関する記述がないが考えを伺う。 出生率と関連して、武蔵野市をあげて少子化対策に取り組んでいこうとするならば、不妊治療についても検討する必要があるのではないでしょうか。市の見解を伺います。 (3)特に産前産後や乳幼児の子育て期間における父ないしパートナーに関する記述が少ないがその考えを伺う。 プラン全体を見る中でも特に産前産後の部分について、父親あるいはパートナーについての記述が少ないと感じます。たしかに母体保護に関しては母となるでしょうが、そのほかは父母関係なく子育てに関わるわけなので、どちらでもいいものについては記述を統一すべきと思いますがいかがでしょうか。母と子の教室となっていますが、父はどこへいってしまったのでしょうか。 (4)急務である災害対策につき、災害時の子育て世帯に対する具体的施策を伺う。 先日の台風以来よく話題になっているのですが、もし避難所開設などという事態になった場合、乳幼児を抱える世帯は非常に共同生活がしにくいと考えます。例えば夜泣きもありますし、非常に周囲に気を遣い、体力気力ともに大幅に奪われるでしょう。すぐに検討しなけらばならない課題と思いますがいかがでしょうか。 (5)「イエナプラン」を導入した日本初の小学校が長野県佐久穂町にできたが、それに対する教育長の見解を伺う。 新しい教育として海外の教育にも注目が集まる中、先日ニュースでイエナプランを導入した小学校ができたことを知りました。学校教育についても計画策定中と思いますが、こうした新しい教育を公教育に取り入れていくことについて、希望が見えた気がします。教育長のお考えを伺います。 (6)企業の優れた働き方改革を教職員の働き方改革の参考とすべきと考えるが見解を伺う。 先日会派で学校について考える会を開催したところ、市民の方からこうした意見が出ました。学校同士の視察などももちろん有効かと思いますが、働き方改革に取り組む先進的な企業を研究することで、長時間労働の是正や業務の効率化、質の向上など、新たな視点を得られるのではないでしょうか。 (7)教職員の働き方改革について保護者の理解が重要と考えるが見解を伺う。 こちらも会の中で市民の方からいただきました。行政サービスもそうですが、ニーズの多様化という観点から、業務量の増加や複雑化が起きていると思います。もちろん必要なことは行っていくべきと思いますが、なんでもかんでもというわけにはいきません。これ以上教職員の方々の長時間労働が増えることは防がなくてはなりませんし、本来の子どもたちと向き合う時間を確保していかなくてはなりません。子どもプランの中では働き方改革について教職員に向けたものしか記述がなかったように思います。それ以外のところという視点で、どのような取り組みを保護者に対し行っていくつもりか伺います。 2.市民参加のあり方について (1)策定委員会に類する会議体の人材登用につきどのような選定基準を持っているのか伺う。 策定委員会という名前になっていないものもあるので類する会議体としました。有識者などメンバー構成をする際に、どのような基準を持って行っているのでしょうか。 (2)策定委員会に類する会議体が市民により開かれたものとなるための施策を伺う。 市民の方から、委員会の傍聴に行きたいが行けるような日時設定ではなく難しい、中継してもらえたらタイムリーに情報が伝わるのにという意見をいただきました。たしかに、以前より私も学校改築関係のものについてこれから通う世代を巻き込んで欲しいと要望していますが、現状学校整備計画の委員会は平日夜か平日午前中に行われることが多く、子育て世代が容易に行けるものではありません。参加する方々のご予定もあるので調整が難しいのは重々承知なのですが、より開かれたもの、そして広報広聴に資するものにしていくためには、どのような施策が考えられているでしょうか。 以上、ご答弁よろしくお願いいたします。

本多夏帆
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一般質問2019年9月「未来を向いたまちづくりについて」

本多夏帆です。前回の初めての質問と比べると、完全なる主観ではなく市民の方からの声を反映できたのがポイントです。そうしていけるのが理想だなぁと思います。ぜひ声をお寄せください。 毎度読み上げる原稿をそのまま掲載します。 一般質問時の原稿 7番ワクワクはたらくの本多夏帆です。今回は市民の方々からいただいた声も反映させていただき、「未来を向いたまちづくりについて」質問いたします。 1.子どもたちの暮らしの向上について 【質問1-1】幼稚園・保育園の課題解決へ (1)急速に受け入れ枠が増え、待機児童数も減ってきた。このこと自体は良いことであると考えるが、一方でこの動きに伴い市はどのような課題を抱えているかを伺う。 (2)市の幼保施設において、どのようなトラブルやクレームが発生しているかを伺う。 (3)市民から、幼保施設における職員の人手不足を感じているという声をいただいた。市の認識を伺う。 (4)どの産業においても人手不足が加速していると言えるが、無償化により今後もニーズがより高まると考えられる幼保施設に関し、市はどのような施策を実行していくつもりなのかを伺う。 【質問1-2】事故の危険から子どもを守る (1)市民から、ヘルメットを被っていない乳幼児の自転車同乗がよく見られるとの声をいただいた。確かに私も見かけることがあるし、後ろの席にヘルメットなしの子どもを2人重なるように乗せて走っている姿を先日も見かけた。非常に危険を感じるし、子どもが飛び出しての死亡事故等も後を絶たない。市における現状と、どのような対策を行っているのか、今後どうする予定なのかを伺う。 (2)9月に行われる「令和元年秋の全国交通安全運動」において、子どもの安全な通行の確保や、全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底等が運動の重点の一つとして置かれているが、市として具体的にどのような施策を行うのかを伺う。 (警察との連携はもちろんあると思うが、市の独自の施策にも力を入れていくべきと考える。) 2.柔軟な働き方と柔軟な子育ての実現について 【質問2-1】柔軟な子育て制度の実現へ 前回もテーマにした私の公約とも言える分野です。 (1)定期利用保育事業や地域型保育施設における余裕活用型一時預かり事業の進捗状況を伺う。 (2)上記事業についてのニーズ調査を行う予定があるかを伺う。前回はないというお答えでしたが、その後いかがでしょうか。 (3)春夏生まれの子どもが増えたという報道があった。日経によると、2017年は23区中17区で4~9月生まれの割合が5年前から増えたとのこと。こうなることが予測できていたかというのは難しいと思うが、制度によって思わぬところに影響が出てくるということを実感した。ここで言えることは、生まれた時期によって保育園の入園に際し有利不利ということがなるべくないことが理想なのではないかということ。保育施設の申し込みスケジュールにつき、これまで改善してきたことを伺う。また今後も一括での同時期申し込みのやり方を採用していくのか伺う。 【質問2-2】柔軟な働き方の後押しを (1)働くということに限らない話ではありますが、市民が市内で過ごす時間が増えることにより、経済効果や地域の繋がりが生まれる、または防災上等のメリットがあると考える。市民が市内で過ごす時間を増やすための取り組みを行っているかを伺う。 (2)オリンピック・パラリンピックを踏まえると来年に向けテレワークが推進され、市民が市内で過ごす時間、特に日中仕事をする時間が増えることが予想される。それに向けてどのような施策を考えているのか伺う。 3.未来を見据えた学校整備について 【質問3】 (1)学校整備についての計画を策定する委員会を傍聴していて感じていることを今回取り上げさせていただく。まず、今後の学校整備に対する市長と教育長それぞれの見解を伺う。どのような点を重視されているか、課題は何か等なるべく具体的にお答えいただきたい。 (2)学校整備の今後のスケジュールを伺う。どのように進んでいくのか、大まかにでもいいので先々の部分まで伝えて欲しい。 (3)来年から学校教育や大学入試、英語教育が大きく変化する教育改革が行われます。「2020年教育改革」に対する市長と教育長それぞれの見解を伺う。今回の教育改革についてどのようなお考えを持っているか、期待や課題等詳しくお聞かせください。 (4) 来年から教育改革が行われるのと、学校整備は同時期にどんどんと進められていくことになります。「2020年教育改革」について、どのように学校整備に反映するのかを伺う。 4.市民の政治参加を支えることについて 【質問4】 (1)先日、また選挙が行われました。国政ということで注目度も高かったのではないかと思いますが、投票率があまり伸びなかったことが課題とされていると思います。第25回参院選の市内投票率56.6%をどのように評価しているか伺う。 (2)投票率が低いと言われる若者層への情報発信が期待できるTwitterだが、なぜ開票速報まで選挙に関する情報提供を行わないのか伺う。他自治体においては投票の呼びかけや、投票に関する豆知識等を発信することで投票率の向上に向け動いているのが見受けられます。 (3)投票率向上のために今後どのような施策を行うのか伺う。 以上、質問といたします。今回からネット中継を見られる端末が大幅に広がったので、より多くの市民の方に議論から出てくる情報がタイムリーに届いていくといいなと思っています。ご答弁をよろしくお願いいたします。

本多夏帆
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一般質問2019年6月「柔軟な働き方・柔軟な子育ての仕組みづくり等について」

本多夏帆です。初めての一般質問。はっきり言って訳が分かりません…がこれも誰もが通る道。まずは自分の関心事をと詰め込みました。 当日用の原稿をそのまま掲載します。 一般質問時の原稿 皆さま、こんにちは。この度初めての一般質問をさせていただきます、本多夏帆です。宮代一利議員と「ワクワクはたらく」という会派を組み、新人同士互いに研鑽しながら議員生活を送り始めました。 私は「働くこと」と「子育て」にまさに直面する世代として、多様な当事者の声を市政に届けていきたいと考えています。これからどうぞよろしくお願いいたします。 それでは、通告に従いまして質問をいたします。内容は、大きく3つ、柔軟な働き方・柔軟な子育ての仕組みづくりについて、受動喫煙について、投票率についてです。他の議員の方と同じような部分もありますので、そのあたりは答弁を割愛していただいて構いません。 1 柔軟な働き方・柔軟な子育ての仕組みづくりについて  昨今、国を挙げての働き方改革が進められている。長時間労働の是正や同一労働・同一賃金の実現など、企業が行うさまざまな施策がある中で、私たちの暮らしを変える身近なものとしてもリモートワークや副業の解禁など、柔軟な働き方の実践が進められている。これにともない、画一的な制度づくりから、柔軟な制度設計が求められるようになってきた。 【質問1-1】多様化する働き方に対応する保育  施政方針11頁に「多様な保育ニーズに対応していくために、定期利用保育事業や地域型保育施設における余裕活用型一時預かり事業を実施し、保育ニーズへの素早い対応のための取り組みを進めます。」とある。 「多様な保育ニーズ」をどのように調査したか伺う。 調査の結果はどのようなものだったか伺う。 これらの事業の進捗を伺う。 【質問1-2】各保育施策の根拠  施政方針2頁に「認可保育所3園を新設し、定員約200名の増を目指します。」とある。 現時点で認証保育所に空きが出てきているが、それについてどのように考えているか市長の見解を伺う。 認証保育所ではなく認可保育所を希望する理由を何と把握しているか伺う。もし、認可保育所を希望する理由が経済的なものだとすれば、認証保育所へ通う場合の補助を拡充することで弾力的に待機児童を減らせると思うがいかがか。 上述した定期利用保育事業や地域型保育施設における余裕活用型一時預かり事業と新設事業との比較検討はどのように行ったのか伺う。 他に新たな選択肢を検討しているか伺う。 【質問1-3】市民の職住近接について  働き方改革にともない、職場と住まいを近場にするという「職住近接」の実現も進められている。武蔵野市民の職住近接が進むと、平日のさらなる賑わいが期待でき、税収が上がるだけでなく地域の繋がりを強くすることにも繋がる。これは、市長の言う「共助」の取り組みにもなり、災害に強いまちづくり等において非常に重要なことと考える。 市民の職住近接についての市長の見解を伺う。 職住近接を推進するとするならば、市の保有施設を多世代・多目的に開放していくべきと考えるがいかがか。 【質問1-4】創業・事業支援について 『ソーシャル・プロジェクトを成功に導く12ステップ-コレクティブな協働なら解決できる!SDGs時代の複雑な社会問題』には、「一人の起業家のアイデアが人や資金を集めることで、やがて大きな影響力を持つ企業になっていけるように、個人の持つ思いやアイデアが広がり、様々な専門を持つ多数の人たちとつながり、連動することができれば、大きな影響力を持てる可能性があります。」とある。 また、この著者である広石さんの講演を先日拝聴しましたが、そこで「なぜ地域に起業家が必要か、地域が起業家を応援する必要があるか」ということについて、起業家は地域の課題を見つけるからというお話がありました。 スタートアップ企業の誘致や創業・起業支援を行うことで、税収アップが見込めるだけでなく、社会問題の解決の糸口となる可能性もある。また一方で、中小零細企業では後継者不足の問題もある。 創業・事業等の支援について市長の見解を伺う。 武蔵野市における後継者不足・人手不足の問題はどうなっているか。また、どのような対策を考えているか伺う。 【質問1-5】産業振興について  第二期産業振興計画51頁において「就労を希望する若年層や女性の採用・育成に積極的な企業情報等の収集・提供や就業機会の充実を図ります。」とある。 これは新しい働き方への対応として、いくつか挙げられている施策の中の1つです。「結婚・出産や介護による離職を減らし、地域で子育てや介護をしながら仕事を続けられるための支援策を検討するとともに、事業者を対象に多様な人材の能力を活かす勤務制度や兼業・複業を可能とする制度の導入と制度活用者増加への対応などに関する啓発事業を検討します。」と書かれています。並列されているのは女性・若者・高齢者・障害者・外国人労働者です。とするならば、 女性という意味合いではなく、子育てや介護、障害や病気を持つご家族のケア等に直面しながらも就労したいという状況の方に向けた施策であるべきと考えるがいかがか。  同56頁に人材の育成と活用の施策として「武蔵野地域5大学等と連携を活かし、大学生が多様な分野でまちづくりに関わる場を増やしていきます。」とある。 人材の育成として大学生の活躍の場づくりを行うのであれば、武蔵野市で働くということに関心を持ってもらう必要があると考える。これまで武蔵野商工会議所や武蔵野法人会等と連携して実施されたインターンシップの受け入れはどれくらいあるのか。また今後、具体的にどのような場づくりを行っていくのか伺う。 昨今、高卒人材にも注目が集まっている。 というのも、これまでハローワークと学校を中心に就職・採用活動が行われていたのが、大学生の就活のように、多様な選択肢を知って自分で主体的にキャリアを考えていこうとする機運が高まっているからです。 武蔵野市ではこれまであまり多くはないと言えるが、働き方が多様化するのに伴って、高校卒業後に大学進学するのではなく、一度就職してみるというケースも増えてくるのではないか。こうした中で、高校生とまちの関わりも重視されるがそれについて市長の見解を伺う。 2 受動喫煙について  オフィスビルや店舗などが設置する喫煙所が道路に面しており、公道にまでたばこの煙が充満している。例えば三鷹駅北口のオフィスエリアにおいて、喫煙所が点在しており、駅の往来に多くの市民が行き交う場所で、終日煙が立ち込めている状態である。 例えば私もこのエリアをよく使いますが、ベビーカーで駅へ向かおうとすると、たばこの煙を避けるために何度も道を渡り直さなければならず非常に不便ですし、ビルの敷地内ではなく歩道に広がって喫煙されている場所も見受けられます。 【質問2-1】煙草による健康被害や喫煙所による景観 この状況について市長の見解を伺う。 2019年はラグビーワールドカップ、2020年はオリンピック・パラリンピックの開催と海外や市外からの来訪も多く見込まれる。早急な対策が必要と考えるが市長の見解を伺う。 3 投票率について  先日行われた市議会議員選挙において、投票率がほぼ横ばいというものの46.96%から46.66%に低下した。なお、期日前投票の利用者数は10,642名から12,875名へ増えている。 特に前半の伸びが顕著で、初日の月曜日が4倍、約500名も増えています。期日前投票の認知度が向上しているのではないでしょうか。 【質問3-1】投票率の向上 この状況について市長と選挙管理委員会委員長の見解を伺う。 そして、今後も投票率を向上させるためには、世代ごとの課題を分けて考えていく必要があると思います。 世代ごとの投票率向上のため、どのような施策を考えているか伺う。 以上で壇上からの質問を終わります。ご答弁よろしくお願いいたします。 ~初めてなので締めも用意していきました~ (締め)ご答弁ありがとうございました。私は民間で事業を行うにあたり、スピード感をもって取り組む、まずはやってみるということを大切にしてきました。ただ、市政という部分では、税金を使っての事業展開なので、まずやればいいということではないこと、調査と検証をきちんと行って、足固めをしてから長いスパンで物事を考えていかなくてはならないことを今強く実感しています。とはいえ、時代はものすごいスピードで変わっていきます。ニーズを正確に把握するためには、市民とのコミュニケーションが欠かせません。私自身それをしっかり役割として捉え、今後の一般質問に反映していきたいと思います。以上です、ありがとうございました。