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2期目への挑戦

私が考えるまちの役割①|2期目への挑戦

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。 前回の記事「準備を始めるにあたり|2期目への挑戦」では自分自身のモチベーションと、幸せのもと(要素)からまちの役割を整理するところまでをお伝えしました。 今回からは私の考えるまちの役割について、2つの記事に分けて、具体的にエピソードを交えながらお伝えします。まずは前半の2つです。 学びやボランティア/事業などさまざまな活動を支援すること 自己実現や成長に欠かせないのは学びやさまざまな活動です。活動についてはボランティアだけでなく事業として、地域活動や民間事業者による経済活動も含まれます。 行政としては創業支援やコロナ禍における事業者支援が行われたことも記憶に新しくあります。 学びというとこどもたちへの教育が想起されますが、それだけでなく大人も学び続ける、この学びというのは何も難しいことを指しているのではなく、日頃のちょっとした気づきや趣味、遊びといったものまで幅広くあると思います。 学びや活動というのは、それぞれが前進する実感を得られるものであるとともに、地域の課題解決にもつながる大切なものであると感じます。 「アントレプレナーシップ」は起業家的行動能力とも訳され、イノベーションをもたらし新しい価値を生み出す思考・行動要素として注目されています。例えばこうした学びを提供することで、地域の課題解決は促進されるのではないでしょうか。 すっかり浸透してきた「SDGs」に関連しても、国際的な課題解決に向けて起業家を育成することは重要だという論調があります。 何もこれは経済活動としてということだけでなく、ボランティア活動なども含めた地域活動へつながるものと思います。 こうした提案を議会でも行うことで、現代における学びの支援とはどういうものか、どんなニーズがあるかといった情報を届けることができました。 議会では唯一の30代ということもあり、若い世代がどのようなことを求めているか、どんな状況にあるかを伝えることも大切な役割であると感じています。 コミュニティや「ゆるいつながり」を支援すること 武蔵野市はコミュニティ活動がとても活発なまちだと評されてきました。町内会のようなものがないという異色の歴史を持つ中で、「コミュニティ構想」から50年、脈々と継がれてきたさまざまな活動がまちの至るところにあります。 私自身は議員になるまで、地域におけるコミュニティ活動を強く意識したことはありませんでした。 それは特段意識をしなくても自然にあるものという感じだったのかもしれませんし、20代まではあまり直接的に地域の活動にかかわることがなかったということもあるかもしれません。 一方で、地域で事業を営み子育てをする中で、コミュニティ活動だと思っていなくても、人と人との「ゆるいつながり」を実感することは多々あり、今ではこれもまたひとつのコミュニティ活動なのだと考えているところです。 今、武蔵野市ではこうしたコミュニティ活動について、これからに繋いでいくにはどうしたらいいのだろう?というテーマがあります。 担い手の高齢化というのも言われますが、そのまま引き継いでいくかたちだけを模索するのではなく、時代の変化に合わせて、少しずつ変容を遂げながら、また今すでに存在している若い世代のコミュニティの新しいかたちにも目を向けて、多彩な活動の支援を行っていくべきだと思います。 活動の見える化が進むことで、かかわりを持ちやすくなるはずです。行政が活動のプラットフォームになるべく、その役割や広報についても引き続き訴えていきたいと思います。 次回は後半、残り2つの役割について書いていきます。

2期目への挑戦

準備を始めるにあたり|2期目への挑戦

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。 1期目の4年間が終わろうとしています。次の挑戦に向けて考えを整理し、まずは準備を始めるという意思表示をするために、このシリーズ記事を書くものです。長くなりますがぜひお目通しいただけますと幸いです。 そもそも何のために生きるか-私の場合 私は「変えることでより良い状態を生み出していくこと」に自分の意欲が湧き上がることを自覚しています。 自身が子育てと仕事の両立に悩み、大人もこどももともに過ごせる施設を作って経営してきたこと、そこから議員として1期4年活動してきたこと、これらに共通するのは「課題解決のために行動すること」です。 なぜこうなっているの?と課題に気づいたらそのままにせずどうにかしたい、そのために働きたい。それが私自身の「充足」なのだと思います。 さまざまなフィールドにおいて、より良い状態を生み出すために挑戦を続ける人生を歩みたい、そう考えています。 まちの役割とはなんなのか-幸せのもとから考える 人が幸せを感じるには4つの因子(要素)があるという研究があります。 ①やってみよう!自己実現と成長の因子②ありがとう!つながりと感謝の因子③なんとかなる!前向きと楽観の因子④ありのままに!独立と自分らしさの因子 これを「まちの役割」として考えてみると… ①やってみよう!自己実現と成長の因子→学びやボランティア/事業などさまざまな活動を支援すること ②ありがとう!つながりと感謝の因子→コミュニティや「ゆるいつながり」を支援すること ③なんとかなる!前向きと楽観の因子→インフラ整備や福祉の充実を図ること ④ありのままに!独立と自分らしさの因子→人権を尊重し個々に寄り添うこと このように考えました。おそらく行政が行うほぼすべての施策を網羅できる整理になっていると思います。次の記事では、それぞれにおいて私の持つ視点を具体的にお伝えします。

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一般質問が終わりました|活動レポート

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。 任期最後の一般質問が終わりました(読み原稿はこちら)。全体的に前向きな答弁をいただくことができ(ちょっと拍子抜けする気持ちでもありましたが)職員の方々もご準備をいただき、意見を伝えることができてありがたいと感じています。 何度やっても緊張するのですが、今回もひとつ再質問が抜けてしまって、やり切った!ということにはならず、なかなか難しいところです(ホームページリニューアルのところを聞きたかったのに抜けました…) どうしても時間を気にしながらの質疑になるので、淡々と落ち着いてやるのにはまだまだ訓練が必要です。。 とはいえ今回大きく取り上げた広報力の向上やアントレプレナーシップ教育の促進については非常に前向きな回答で、特に広報の専門人材については予算の重要施策にはなかったものの、早い段階で導入が検討されそうな内容でした。広報目的の達成のために、とても期待をしています。 また、選挙の投票率向上についても、デザインを取り入れた投票済証は今回の市議選から導入予定とのこと、楽しみです。選挙小屋やフェスティバルといった民間の取り組みについても、最新情報として意見交換をすることができました。 市民から多様な取り組みについて相談があった際には、選挙管理委員会としてできる対応はするとのことです。何かあればぜひ選管に相談をしていただければと思います。 そしてメインテーマの情報共有・市民参加・協働のサイクルと計画的な市政運営については、現在さまざまな取り組みが行われている中で、社会変化にどう柔軟に対応していくのかについて議論しました。 具体的事例として吉祥寺東町1丁目の市有地利活用事業を挙げましたが、計画の策定や事業の執行をする中で社会変化が起こった際、どう行政が対応していくのかが課題となっています。 今回この事業では食と相談がテーマとされましたが、コロナ禍を経て本当にそれでいいのか、議会からもさまざま意見が出ていました。さらに物価高騰の影響を受け、市の事業者公募に応募がなく、現在さらなる検討段階にあると考えています。 こうした変化を誰がどう判断するのか、ここが難しいのではないかという結論になりましたが、今後のためにこうした可能性についての議論ができたことは有意義であったと自分では思っています。 計画を策定するのにかなりの労力を割き、市民参加もありながら進めているので、そう簡単に変えてはいけないと思うのは当然です。 それでも社会の変化、ニーズの変化をとらえながら事業を調整していかなくては、本来の目的達成が遠のいてしまうことも想像できます。 今後に残された課題とも言えるかもしれませんが、事業の内容や手法をどう変えながら目的の達成へ進んでいくのか、そのことについて考える時間を少し持つことができたと思います。今走っている事業としても吉祥寺東町の件は、続けて注目をしていきたいと思います。 思い返せば4年前、初めての一般質問はとにかくガチガチでどう質問をすればいいのか分からず、しかもなんとなく対峙するものだみたいな厳しい気持ちで臨みました。 しかし今となっては対立をするということではなく、ここで話していることは市民だけでなく職員の耳にも入っており、どうすれば自分の考えを理解してもらえるか、伝わるか、取り入れてもらえるか、その先のことを考えながら質疑をするようになりました。 それは別に厳しいとか甘いとかそういうことではなくて、意見や要望をどうかたちにしていくのか、その実現可能性を高めるために議員に与えられた機会であると考えられるようになりました。 もちろんこの考え方も議員によって違うでしょうし、この機会をどう活用するか、活用してほしいかというのは市民によっても異なると思います。議員の役割とは何か、この問いに対してそれぞれの答えが異なることと同じです。 年に4回、4年で16回しかない機会でしたが、産後の1回以外はすべて登壇をすることができ、15回毎回それぞれのテーマを取り上げながら深掘りすることができたのは、貴重な体験だったと思います。 過去の回もすべて動画がアーカイブで残っているので、ご興味ある方はぜひ見ていただけたら嬉しいです。実は汗びっしょりになりながら、質疑を展開している姿が見られるかと思います。 答弁の資料を作成する職員の皆さまも、毎回私が事前に出した質問書から意図を汲み取ろうと工夫してくださり、感謝申し上げます。ありがとうございました。 さて、ここからは市からの議案を揉む委員会審議が始まります。3月3日の総務委員会から、ご注目ください。

お知らせ

2/28に一般質問を行います|活動レポート

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。2月28日(火)に市に対してフリーテーマで質疑をする「一般質問」を行います。中継もありますのでぜひご覧ください。また、動画のアーカイブも数日内にアップされます。 以下、読み原稿です。当日は読みながら多少修正をしているため、正確なものは議事録の公開をお待ちください。質問項目は事前に提出をしています。 当日は原稿を読んだ後、残った時間で市の回答に対して再質問を行います。今回は原稿が4000字程度なので、いつもよりは時間に余裕があるかな?と思っています。 読み原稿 ワクワクはたらくの本多夏帆です。感染症の流行の始まりと同じ頃に生まれた娘が、今月3歳になりました。まる3年、本当に長い長い期間であったなぁと思います。 まだ終わりではなく現在進行形ではあるものの、一定情報が出てきた中で、これからは自己判断という部分が大きくなってきます。マスクについてなども、指針がなくなる今後、それぞれの組織ごとにどうするのかが示され始めたところです。 活動ごとのリスクの評価の違いによって、結論が分かれるものと思いますが、そこにあるのはそれぞれの民主主義であり、決定の後にも尊重がある、そうであってほしいと思います。想像すること、自分の想像を超える部分があるということを受容すること、コロナ禍を経ての学びはここにあるのではないかと考えています。それでは質問に入ります。 1.武蔵野市の情報共有・市民参加・協働の循環と計画に基づく市政運営について (1)現在の取り組みについて前回、12月は産後でお休みを頂いたので9月の議会ですが、一般質問で市と市民の関係性をテーマに自治基本条例関連の質疑をいたしました。だいぶ壮大に話を広げたので時間が足りず自分としては消化不良になってしまったのですが、今回は任期最後ということで大切なこととして、改めて取り上げた次第です。 市と市民の関係性について、協働においてこれは対等であるとの答弁をいただきました。車の両輪のように、はたまた、これは最近気に入っている表現なのですが30人31脚のように、横並びになってまちのために取り組んでいく。そんなイメージかと思います。 昨年11月に行われた自治基本条例のシンポジウムでは、条例はこれまで行ってきたことを明文化したものだということが伝えられ、それに対して素晴らしいという考えもあれば、文字にするとやらされている感があるという声もありました。 これはさまざまな条例制定においても同様のことが言えると思います。そんなルールなくても当たり前、そう思うこともあれば、なければ気づかないこともある。きまりになると圧力を感じるかもしれないけれども、考えなくてよいという気楽さもあったりする。 自治基本条例において、まず情報共有がなされ、市民参加が行われ、そして協働に至る。このサイクルを回し続けることが大切であるとして基本原則となっています。この数年まちを考える身となってみるとこのサイクルはよくできたしくみだなぁと思うとともに、課題となるところはどこなのだろうかと深く考えるようになりました。 例えば30人31脚において、前に進むには目的地、そしてスピードや歩幅など手段の情報が共通認識になっている必要があります。目的と手段の共有だけでなく、さらには年齢もライフスタイルもバラバラの30人がまず集まれる、そして参加できるところからの工夫も必要かもしれません。そもそもやりたい、やりたくないといった違いもありそうです。まちという大きな規模で考えれば、このことの難しさは想像に難くありません。 このようにサイクルをさらに細分化してみることで、すぐに解決には至らなくても、少しずつでも課題解決に繋がればと考えています。そこで以下質問します。 ①自治基本条例の基本原則「情報共有・市民参加・協働」の3つのサイクルを回すことで自治を推進していくために、現在市が積極的に行っている取り組みについて伺う。 ②意見交換会やパブリックコメント等の市民参加への取り組みを行う際のより一層の工夫について伺う。これは以前からお尋ねしていますが、コロナ禍を経て少しずつ活動も活発化する中でさらなる工夫がなされているのではないかと思い改めて伺うものです。 ③計画策定に向け熟慮を重ねる間に社会が大きく変化した際、どのような軌道修正が考えられるか、取り得る手段の可能性について伺う。 自治基本条例の基本原則は、情報共有・市民参加・協働に加えて計画に基づく市政運営の4つです。この計画というのが同じ目的地ないしは手段を指すと考えます。昨今の社会情勢は変化のスピードが早く、また有事の際には当然計画通りにいかないことを私たちは直近で体験をいたしました。 コロナ禍においては事業の延期が多かったように思いますが、そのままずらせば良いものもあれば、社会変化を反映させたほうがいいものもあったのではないかと思います。これまで積み重ねた検討を大きく修正するのにはかなりのエネルギーをまた要するわけですが、過去に計画で定めたからということだけを根拠にするのでは思考が停止してしまいます。 どんどん変更をという考えではなく、必要性が生じた際のためにこの質問をいたしました。そういう時にどのような可能性、選択肢があるかを知っておくことが大切だと思います。ご答弁をお願いします。 (2)「広報専門員」について 次に関連して、具体的な提案を申し上げます。かねてから情報共有、広報が課題であると議論されてきました。市長も施政方針で手を替え品を替えと記載されているように、あらゆる手を打っていくべきだと思います。企業においても広報活動は大変に重要な業務であり、経営にも深くかかわる分野です。 広報媒体が多様化するにつれ、全国でも同様の課題が指摘される中で、自治体広報を強化するために、「広報専門員」といった名称のアドバイザー、専門的知見を有する職員が全国各地で配置されるようになってきました。検索すると兵庫県、神戸市、徳島市などなど、そして最近では杉並区もこうした取り組みを行なっていることがわかります。 東京都では昨年戦略広報部という部署を作り、実務経験のある広報担当を採用しているとのこと。昨年総務委員会で訪問した尼崎市でも、庁内に広報についてアドバイザーが控えており、チラシひとつでも担当課から相談をして、どうすれば対象者に情報が届くか、その先の広報目的の達成まで含めて、逆算して広報活動を行なっているということでした。これらを踏まえ以下伺います。 ①昨年は市のホームページのリニューアルがありましたが、その後の反響について伺う。②市のホームページリニューアル後においても、残された課題は何と認識しているか伺う。③広報専門員を配置することへの見解を伺う。 (3)アントレプレナーシップ教育について 次にアントレプレナーシップについて、アントレプレナーシップは起業家的行動能力とも訳され、イノベーションをもたらし新しい価値を生み出す思考・行動要素として注目されています。先ほど30人31脚を例に、やりたいかやりたくないかといったそもそもの違いもあるかもしれないと述べましたが、地域社会が抱える課題に対して取り組む、かかわるというモチベーションの部分についても、考えていかなくてはならないのだと思います。 次のテーマとしている投票率向上にも通ずる話であり、私が4年前初めての一般質問に際に、SDGsにおいて起業家育成は地域課題の解決にとって必要だとして質疑させていただいたことにも立ち返る話です。当時は起業家育成として創業支援と絡めていましたが、今回は起業家的行動能力ということで、より広く一般的な学びとして取り入れられると考え提案するものです。以下伺います。 ①市の職員に対し、アントレプレナーシップ教育を取り入れることについての市長の見解を伺う。②学校教育において、アントレプレナーシップ教育を取り入れることについての教育長の見解を伺う。③市民に対して、アントレプレナーシップ教育における学びを提供することについての市長の見解を伺う。 2.投票率向上のための取り組みについて 地域社会に対するモチベーションの表れでもある投票。最もシンプルで分かりやすい指標と言えるのが投票率なのかもしれません。 ①第六期長期計画・調整計画の議論においても、「投票率が低い」という言葉が策定委員より出ている。これについての市長と選挙管理委員会委員長の見解を伺う。 ②投票率向上を目指すにあたり、武蔵野市の投票率が平均より高いということに満足せず徹底して取り組みを実施すべきと考えるが見解を伺う。 ③法的に可能なことは1つでも多く取り組んでほしいと考えるが、現状行っていないこととして投票済証にデザインを取り入れることや、投票に来た人にオリジナルグッズなどを渡すなど、今後取り組む予定の具体的な内容を伺う。 ④「選挙小屋」という北欧の取り組みが注目されている。武蔵野市においても候補者が一堂に会し、市民と気軽に交流できるイベントなどを行うことができないか、見解を伺う。 以上が質問となります。最後にお詫びです。令和2年度決算特別委員会において、八丁通りの標識が変更されたと述べましたが、過去まで遡って調べ直したところ工事が行われただけであり標識の変更はされておりませんでした。事実誤認により発言しましたことお詫び申し上げます。より注意をして発言してまいります。

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社会保険労務士の方々との議員懇談会に参加しました|活動レポート

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。 先日、東京都社会保険労務士政治連盟武蔵野統括支部主催の議員懇談会へお招きいただき、参加をしてきました。 私自身は行政書士ですが、母が社会保険労務士ということもあり、議員になる以前からお世話になっている皆さまです。再会できてとても嬉しい気持ちになりました。 初めて参加した議員懇談会でしたが、そのやり方がとってもいいなと感じたので記事にした次第です。 議員懇談会というと、議員がずっと話し続けるのかな…と思っていたのですが、最初にいくつかのテーマについて社労士会の方が説明、その後議員からの質疑というかたちで進められ、業務理解にしっかり繋がっているなと感じました。 武蔵野統括支部は12市(武蔵野市・三鷹市・府中市・調布市・小金井市・小平市・東村山市・国分寺市・狛江市・東久留米市・西東京市・清瀬市)から成っているとのことで、それぞれから議員が参加していましたが、同じ多摩エリアということもあって、状況は割と似たり寄ったりなのではないかと。そのため質疑も聞いていて参考になりました。 説明を受けた各テーマを具体的に記載すると、以下のとおりになります。 社労士の業務についてはよく理解している自負はありましたが、支部として行政に入って行っていることなど、よく理解することができました。 コロナ禍では士業など専門家にいかに頼るかということが大きなテーマだったとも思っており、行政と士業の日頃の繋がりが有事の際に活きると考えています。 引き続き各分野の知見を深めながら、こうした専門家の方と協働しつつ、市民生活の向上に繋げていきたいです。この度はお招きいただきありがとうございました。

お知らせ

2023年2月一般質問について|活動レポート

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。2月20日から約1か月間の議会(定例会)がスタートします。 今回は4年間の任期最後の議会会期となります。市長の予算編成方針である施政方針に対して質疑する「代表質問」は会派代表である宮代議員が担当し、私は一般質問にて以下の内容を質疑します。 来年度の予算が決まる今回の議会、ぜひご注目ください。 武蔵野市の情報共有・市民参加・協働の好循環を生み出すために等について (要 旨) 武蔵野市の情報共有・市民参加・協働の循環と計画に基づく市政運営について (1)現在の取り組みについて ①自治基本条例の基本原則「情報共有・市民参加・協働」の3つのサイクルを回すことで自治を推進していくために、現在市が積極的に行っている取り組みについて伺う。 ②意見交換会やパブリックコメント等の市民参加への取り組みを行う際のより一層の工夫について伺う。 ③計画策定に向け熟慮を重ねる間に社会が大きく変化した際、どのような軌道修正が考えられるか、取り得る手段の可能性について伺う。 (2)「広報専門員」について  自治体広報を強化するために、「広報専門員」といった名称のアドバイザー、専門的知見を有する職員が全国各地で配置されるようになってきた。 ①市のホームページリニューアル後の反響について伺う。 ②市のホームページリニューアル後においても、残された課題は何と認識しているか伺う。 ③広報専門員を配置することへの見解を伺う。 (3)アントレプレナーシップ教育について  アントレプレナーシップは起業家的行動能力とも訳され、イノベーションをもたらし新しい価値を生み出す思考・行動要素として注目されている。 ①市の職員に対し、アントレプレナーシップ教育を取り入れることについての市長の見解を伺う。 ②学校教育において、アントレプレナーシップ教育を取り入れることについての教育長の見解を伺う。 ③市民に対して、アントレプレナーシップ教育における学びを提供することについての市長の見解を伺う。 投票率向上のための取り組みについて ①第六期長期計画・調整計画の議論においても、「投票率が低い」という言葉が策定委員より出ている。これについての市長と選挙管理委員会委員長の見解を伺う。 ②投票率向上を目指すにあたり、武蔵野市の投票率が平均より高いということに満足せず徹底して取り組みを実施すべきと考えるが見解を伺う。 ③法的に可能なことは1つでも多く取り組んでほしいと考えるが、現状行っていないこととして投票済証にデザインを取り入れることや、投票に来た人にオリジナルグッズなどを渡すなど、今後取り組む予定の具体的な内容を伺う。 ④「選挙小屋」という北欧の取り組みが注目されている。武蔵野市においても候補者が一堂に会し、市民と気軽に交流できるイベントなどを行うことができないか、見解を伺う。

活動報告

2022年の議員活動を振り返って|活動レポート

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。毎年言っていますが、あっという間に年の瀬となりました。今年はずいぶんと冷え込みが厳しい気がしますが、皆さま体調はいかがでしょうか。 さて毎年恒例、ブログでの1年の振り返りを行いたいと思います。ちなみに2021年の記事はこちらから。 1月 年明け早々すごい雪が降りましたね。感染症の影響は大きく、市の賀詞交歓会も中止に。行事が少ないこともあってか、例年あまりない委員会主催の勉強会が多数開催されました。 ■議会広報委員会参加■厚生委員会懇談会、文教委員会勉強会(ふるさと歴史館)、文教委員会勉強会(ICT)参加■一中改築説明会参加■会派で議会報告会開催■みんなで書こう!パブリックコメントイベント開催 2月 ■閉会中委員会参加■武蔵野市福祉公社40周年式典オンライン参加■2022年度第1回定例会参加 3月 ■2022年度第1回定例会(予算委員会あり)参加■男女平等推進協議会議員懇談会参加■土地開発公社評議員会参加■環境フェスタ参加■レポート発行↓ 4月 第三子妊娠が判明、幸いつわりも軽く、3度目の妊娠期間へ。 ■議会広報委員会参加■武蔵境活性化委員会活動報告会オンライン参加 5月 議会としては新たな1年のスタート月、抽選を経て厚生委員会から総務委員会に移りました。 ■閉会中委員会参加■土地開発公社評議員会参加■保健センターの機能充実検討有識者会議見学 6月 ■2022年度第2回定例会参加■全員協議会(保健センター増改築・子ども子育て支援施設)参加■武蔵野市視覚障害者福祉協会総会参加■三鷹駅北口交通街づくりワークショップ見学■公益社団法人日本青年会議所武蔵野大会式典参加■レポート発行↓ 7月 ■議会広報委員会参加■会派から市長/執行部への予算要望■玉川上水作業説明会(東京都事業)参加 8月 ■閉会中委員会参加■全員協議会(保健センター増改築・子ども子育て支援施設)参加■建設委員会行政視察(吉祥寺まちづくり)参加■吉祥寺東町1丁目市有地庁内検討委員会報告書市民説明会見学■はらっぱ防災フェスタ見学■一中仮設校舎内覧会参加■第ZERO回武蔵野映像祭り参加 9月 ■2022年度第3回定例会(決算委員会あり)参加■吉祥寺東町1丁目市有地利活用意見交換会見学■地域防災計画意見交換会見学■公会堂改修有識者会議見学■三鷹駅北口交通環境基本方針研究会見学■レポート発行↓ 10月 2年間中止となっていた行政視察にようやく行くことができました。お腹はだいぶ大きい状態でしたが、議員の皆さんや議会事務局の方々のサポートを経て、現地でも多くの方に助けていただきました。ありがとうございます。 ■総務委員会行政視察参加■外環道路特別委員会行政視察参加■教育委員会定例会見学■市政報告オンラインイベント開催■第六期長期計画調整計画策定員会オンライン傍聴 11月 市民と議会の意見交換会が開催され、私は出産にあたりちょうど参加できませんでしたが、40名ものご参加があったとのこと、活発なコミュニケーションの場となり本当に良かったです。 また、農業委員の皆さまと総務委員会の意見交換についても欠席となり申し訳ございません。会派にて情報共有を行いました。 ■閉会中委員会参加■市政施行75周年記念事業・自治基本条例シンポジウム参加■旧赤星邸議員見学会参加■農産物品評会×CO+LAB MUSASHINO参加■さかいマルシェ参加■Teesn Townむさしのイベントこどものまち見学■三鷹駅北口むチューイルミネーション事業点灯式見学■市政報告Youtubeライブ配信イベント開催 12月 11月末に出産したため、大事をとって定例会最初の3日間(一般質問の期間)はお休みをさせていただきました。その後担当の総務委員会から復帰、子連れ登庁でこれまた第二子の時同様、他の議員の皆さんのご理解のもと控室にて授乳など行いました。 ■2022年度第4回定例会参加 ※第三子出産のため一般質問はお休み■第六期長期計画調整計画策定員会オンライン傍聴■レポート発行↓ 以上、書ききれていないこともあるかもしれませんが、ざっと1年間のまとめです。詳細について過去ブログにて記載しているものも多数ありますので、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。 また、発行したちらしのデータはDropboxにて共有しておりますので、上記見にくい場合はそちらもご活用ください。今年はYoutubeもスタートし、まだまだ不慣れではありますが発信手段を増やすことができたかなと思います。 ◆資料公開用フォルダについてhttps://www.honda-natsuho.info/%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/1342/ ◆Youtubeチャンネルについてhttps://www.honda-natsuho.info/%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/1339/ ◆公式LINEの友達追加で最新情報をぜひお受け取りください!@740ouxev(https://lin.ee/E8Ah56Q) 2023年は4年の任期が終わり、4月に市議会議員の選挙があります。武蔵野市でのさまざまな活動も活発になってきた印象です。身近な地元の政治、興味を持っていただけるように私も活動を続けていきたいと思います。 今年も1年たくさんの声を聴かせていただき、ありがとうございました。なかなか分かりにくい政治・行政についていかに分かりやすく伝えるか、これが一番の課題であると感じています。 来年も多くの方とかかわりながら、武蔵野市がより良い状態になっていくよう、尽力したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。寒さの厳しい折、皆さまどうぞご自愛ください。よいお年を。

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市制施行75周年記念事業と自治基本条例シンポジウムへ|活動レポート

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。 11月3日は市民文化会館にて開かれた、武蔵野市の75周年記念式典に行ってきました。子どもたちによる合唱や吹奏楽あり、素晴らしかったです。 そのあとには自治基本条例のシンポジウム。こちらはようやく開催できたものでひとまずはホッとしましたが、やはり中身についてはいろいろと考えさせられるなと。これからの課題を再認識した時間でした。 シンポジウムでのパネルディスカッションでは、以下の内容が出ました。簡単なメモになりますが掲載します。 ・自治基本条例ができたことの意義は?・これからそれによりどうなる?・自治基本条例は行政の透明性を高める・情報なければ参加なし・武蔵野市で活動するようになったきっかけは?・活動してよかったことは? ・住民同士の協働と住民と行政の協働・やってきたことを条文に落とし込んだ・平和が入っているのは特徴的・市民としてこの条例をどう受け止めているか? →難しい、かたい印象、やってきたことを言語化されると乗せられているような?個人で参加できる権利がある実感、シンプルで論理的 ・若い世代どう関わるか・やってくれないと先に線を引きがち・町田で団地の役員に中学生が手を挙げた事例・市報の改善?・この条例は市と市議会を縛るもの・制定は目的でなくツールに・いざというときの住民投票 以上が聴きながらメモした内容です。全体として条例の作り手からの視点、市民として活動している方々からの視点、そして市長とがさまざま発言するという流れでした。 最後にちらっと住民投票制度について市長が発言したことで、報道により再上程が近いという印象を持たれた方も多いかと思います。現状として議員のところにはなんら説明や調整など来ておりません(少なくともうちの会派にはありません)。 一方で再上程が今後行われないということではないため、それについても疑問視する意見をいただきます。これは今後市も議会も、そして市民の皆さんとも皆で議論していくべきことであり、突然急にどうこうなるということではなく、1つひとつ段階を経ながらどうなるか進めていくものです。 前回案が議会に上程されるに至るまでも、庁内検討が済みその状況が私たち議員や市民の皆さんに向けて明らかにされてから、実際の上程まで約1年がかかっています。 住民投票制度にそもそも反対というお考えもあれば、制度内容によるというご意見など、現在は市内外からさまざまな意見が飛び交っている状況です。市がどのように検討を進め、次の案を練っているかは現段階では分かりませんが、情報が出て来次第また適宜展開していきたいと思います。

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旧赤星邸の見学へ|活動レポート

こんにちは、武蔵野市議会議員の本多夏帆です。11月10日は議員対象の旧赤星邸見学会に参加してきました。お天気にも恵まれ、清々しい気持ちでの見学会です。 当時の建築技術において先進的であった点などを多々ご説明いただきました。館だけでなく自然豊かなところも魅力的です。 市が取得するに至った経緯などは下記ホームページが詳しいので、ぜひご覧ください。現在は有識者会議も始まり、これからの利活用に向けて議論がスタートしています。 私自身は三鷹市の山本有三記念館に子ども時代入り浸っていた記憶があり、なんとなくその雰囲気に似ているなと感じています。これからさまざまワークショップや意見募集なども行われるでしょうから、その際は皆さまぜひご参加を! ◆武蔵野市ホームページはこちら