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【決算特別委員会3日目②|土木費・消防費】
交通、公園、吉祥寺・三鷹駅北口のまちづくり、防災などについて質疑しました。

■EVムーバス、「補助金があるから大丈夫」ではない
補助金が入ることで市の負担が抑えられていても、その補助金も税金です。

導入時にも指摘しましたが、「補助金があるから収支が合う」というだけで事業を評価してほしくありません。

市からも、お金をかけても効果が見込めなければ意味がないとの認識が示されました。

新しい取組だからこそ、導入したこと自体ではなく、どんな効果が生まれたのかを検証していくことが重要です。

■民泊、今はトラブルが少なくても
民泊や旅館事業について、近隣からの問い合わせやトラブルへの対応実績など、過去5年間の資料を求めました。

把握されている問い合わせとしては、ごみ出しに関するものなどで、現時点では大きな問題が多数発生している状況ではありません。

ただ、他地域で民泊をめぐる議論が広がる中、今後の変化も見ておく必要があります。

東京都とも情報共有しながら取り組んでいくとのことでした。

■公園の遊具、もっと「魅力」として発信しては?
市立公園の遊具について、過去10年間の修繕内容や費用などの資料を求めました。

改修・補修・交換と整理していただき、特定の問題が続いているというより、必要に応じて管理されていることが確認できました。

今後は公園緑化リニューアル計画の中で、地域ごとのバランスも考えながら整備。森林環境譲与税を活用した木製遊具の導入なども進めています。

そこで提案したのが、「公園の魅力をもっと発信しては?」ということ。

子どもと出かける場所を探すとき、どんな遊具があるのかは大事な情報です。

DXの取組の中で、緑や公園についても発信を考えていくとのことでした。

■自転車点検、安全教室をもっとわかりやすく
市立小学校では約600台もの自転車点検が行われています。

一方、学校の事情で実施できていないところもあり、低学年から自転車に乗る子どもも多くなっています。

学校だけでなく、市の事業としてもっと広く取り組めないか質問しました。

実際にはイベントに出向いて点検するなど、学校以外でもさまざまな取組を行っているとのこと。

ただ、担当や資料が分かれていて、市民から見ると全体像がわかりにくい。

ここでも「すでにやっている取組をどう見える化するか」が課題だと感じます。

■「NEXT吉祥寺」は今どこにいる?
NEXT吉祥寺は2021年からの10カ年計画。

そろそろ折り返しを迎える中で、「今どこまで来ているのか」を確認しました。

来年度から中間の見直しに入る予定で、これまでの取組や、実現が難しそうなものも含めて改めて協議していくとのこと。

計画をつくったときには、多くの市民や関係者が時間をかけて議論に参加しています。

その後、計画の名前自体を聞く機会が減ってしまえば、「あの議論は何だったのだろう」と感じてしまいます。

計画をつくって終わりではなく、

今どこにいるのか。
何が実現したのか。
何がまだできていないのか。

関わった人たちにも、市民にも、継続して見えるようにすることが大切です。

■三鷹駅北口のまちづくりも「今どこ?」を見えるように
三鷹駅北口街づくりビジョンについても同じ問題意識です。

さまざまな調整事業が進んでいますが、それぞれがビジョンの実現とどうつながっているのか、関係者でなければわかりにくくなっているのではないかと指摘しました。

市からも、そうならないよう取り組んできたものの、さらに情報発信していきたいとの答弁。

今年は久しぶりにオープンストリートも予定されています。

吉祥寺も三鷹駅北口も、「計画があります」ではなく、市民が現在地を共有できるまちづくりにしていきたいです。

■防災訓練、「参加人数」も成果指標に
消防費では、実効性のある防災訓練について。

昨年度の総務委員会視察で、岡山県倉敷市の一斉地震対応訓練について伺いました。

同じタイミングで多くの市民が一斉に訓練に参加する取組で、武蔵野市でも以前から提案してきたものです。

市では現在、まず訓練内容を大きく見直し、市役所側の災害対応体制を整えているところ。

その体制ができた先には、こうした大規模な市民参加型訓練も検討していきたいとのことでした。

■防災の成果を「地域にできる人が何人増えたか」で見る
事務事業評価の指標としても、「地域で防災を担える人がどれだけ増えたか」をもっと重視してはどうかと提案しました。

市からも、防災人材を増やす取組を進めていきたいとの答弁があり、他自治体の事例なども参考にしているとのこと。

防災施策を「行政が何を実施したか」だけで評価するのではなく、

地域に何ができるようになったのか。
担える人が何人増えたのか。

そんな成果の測り方へ。